サイバーエージェント子会社のAJAがプライベートマーケットプレイス「AJA PMP」開始

広告主企業とメディアのブランドを保護、ビューアブルインプレッションだけが課金対象

インターネット広告のサイバーエージェント子会社で広告技術事業のAJA(アジャ)は、広告主企業とメディアのブランドを保護するプライベートマーケットプレイス(PMP)「AJA PMP」の提供を始めた、と5月18日発表した。PMPは参加する広告主とメディアが限定された広告取引で、AJA PMPはサイバーエージェントがウェブサービス「Ameba」などのメディア運営で蓄積した広告配信のノウハウと技術を取り入れた。広告主はビューアビリティ(可視性)が低いページや不適切なコンテンツ掲載メディアへの配信が、メディアは法令に違反する広告が排除できる。

広告掲載予定ページのコンテンツを事前に解析し、広告主企業の業種別のリスク度を可視化し、メディアからのビッド(入札)リクエスト時に警告する機能を実装。広告のインプレッション(表示回数)ではなく、ユーザーが広告視認可能だったビューアブルインプレッションだけを課金対象にする。ディスプレイ広告の場合、広告面積の50%以上が表示され、1秒間以上閲覧可能だった状態と定義する。Amebaと同様、24時間有人監視して公序良俗に反するコンテンツを削除するとともに、コンテンツを自動的に解析してカテゴリ分類や迷惑行為判定をシステムで実施する。

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