Kaizen Platformとペンシルが業務提携、A/Bテストで商品の訴求軸を見つけ出す「Value Explorer」提供開始

Kaizen Platformに登録している4,000名のグロースハッカー活用でA/Bテストをスピーディーに実施可能

ユーザーインターフェース改善のKaizen Platformとコンサルティング事業のペンシルが業務提携を行い、メーカーが運営する通販サイトのマーケティング戦略全体を支援するソリューション「Value Explorer」をペンシルが8月25日に提供開始した。

Value Explorerは、メーカーの単品通販サイトにおける「訴求軸の検証・改善」に特化したソリューション。「顧客心理に刺さる訴求軸がなかなか見つからない」「訴求のアイデアが枯渇している」といった通販サイトのマーケターの悩みを解決するため、ペンシルの20年以上にわたるWebサイト改善・分析のノウハウと、Kaizen Platformがもつ世界中のグロースハッカーのネットワークを融合。スピーディーに商品の訴求軸を発見し、販売促進を高めることを支援する。

Value Explorerを利用した訴求開発の例

同ソリューションの特徴は次の3つ。

  • Kaizen Platformに登録している4,000名のグロースハッカーを活用することにより、通常は準備に1か月ほど必要なA/Bテストを1週間程度でスピーディーに開始可能
  • 短期的なCVRアップやLPOを目的としたA/Bテストと異なり、中長期の改善活動を支援。商品のもつ訴求軸を見つけ出すことを目的とするのでページの流入数が少ない場合でも実施可能
  • ペンシルの戦略的サイト分析ツール「スマートチーター」を分析に活用し、テレビCMやインフォマーシャルなどオフラインのマーケティング戦略にもフィードバック可能

利用料金は、おおよそ6か月120万円から。価格は利用条件によって異なるので、詳細はペンシルに問い合わせて確認が必要。同社は、2016年度中にEC事業者20社への導入を目指すとしている。

この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

SSP
広告関連の用語。媒体社(サプライサイド、供給側)が広告枠を販売するためのプラッ ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]