ロックオン、ユーザーの行動履歴を可視化して評価する機能「カスタマージャーニー分析」正式販売

ロックオンのマーケティングプラットフォーム「アドエビス」、モニターの検証で評価

マーケティング自動化システムのロックオンは、同社のマーケティングプラットフォーム「アドエビス」で、ユーザーの行動履歴(カスタマージャーニー)を可視化して評価する機能「カスタマージャーニー分析」の正式販売を6月21日に始めた、と同日発表した。ユーザーの接触履歴から人に合わせてマーケティングが評価できる。従来にない考えに基づく独自機能のため、2月から約3ヵ月間、16社のモニターが検証した。その結果、潜在層向けマーケティングの改善に活用できると評価されたため、販売を始める。

カスタマージャーニー分析は、新規施策がある場合とない時を比べ、どの指標がどのように変化するか把握できる。モニター検証は不動産、製薬、アパレル、通信、大学、広告代理店などカスタマージャーニーがそれぞれ異なる環境で実施した。これまで分からなかったマーケティング施策の成果が可視化でき、今後の施策につながるサービスと確認した。アパレル通信販売サイトでは、一度商品を購入したユーザーに追加して広告を見せると、平均購入単価が1.5倍になった。機能追加・改善版を8月をめどに投入する。

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