Drupalを情報系システム基盤として活用。「Drupal&HTML5推進室」をアウトソーシングテクノロジーが設立
HTML5とオープンソースCMS「Drupal(ドゥルーパル)」を中心とした各種オープンソース・ソフトウェアに対応する企画開発エンジニアを組織化し、情報系システム事業を進める「Drupal & HTML5推進室」を設立したことを、アウトソーシングテクノロジーが6月20日に発表した。
また、推進室の設立を記念した「Drupalビジネス戦略セミナー」を7月7日に開催する。
Drupalを情報系システムの基盤として活用推進
DrupalはホワイトハウスやNASA、テスラモーターズなどが利用するWeb CMSとして知られるが、実際にはWeb専用ではなく、大規模なアプリケーション・プラットフォームとして汎用的に利用できるオープンソースのソフトウェア。
エンジニアの特定派遣と開発業務請負を行っているアウトソーシングテクノロジーは、Drupalを利用した国内外での導入支援やシステム構築などの100件を超える実績をもとに、「Drupal & HTML5推進室」においても情報系システム構築に対応していく。
推進室では、Drupalに特化したエンジニア15名を中心に総勢50名を超えるエンジニアを組織化し、オープンソース・ソフトウェアの技術レベルの向上と実用的なシステム構築に専念することで、よりスピーディで信頼性の高い情報系システム構築を行う体制を作っていくとしている。
国内外への情報発信とパートナー拡大
Drupal & HTML5推進室では、次の活動を行っていくとしている:
Drupalを基盤とし、高付加価値をプラスした技術サービスの提供 ―― 業種や用途に合わせた設計コンサルティングやサポート体制を提供。
エンタープライズ統合情報基盤の適用に向けたDrupalの利用と実績蓄積 ―― 同社のWebサイト「Web Go! Go!」を通じて、Drupalを利用して企業内の情報系サーバーを統合する事例とノウハウや、Drupalに関する全般的な情報を発信していく。
海外とのDrupal情報交流 ―― アジア地域におけるアウトソーシングテクノロジーの開発拠点も含めたDrupal技術者との情報交流を積極的に促進し、海外から情報を収集し国内へ展開する。また海外に向けても技術情報を提供していくことでDrupalコミュニティの活性化に貢献する。
パートナー企業との戦略的協業の推進 ―― Drupalをベースとしたシステム構築において、最適なプラットフォームと高度なサポートサービスを提供していくために、さまざまなパートナー企業との戦略的協業を推進していく。
「Drupalビジネス戦略セミナー」を7月7日に開催
また同社では、Drupal & HTML5推進室の設立にともない、無料セミナー「Drupalビジネス戦略セミナー」を7月7日(木)に丸の内で開催する。
セミナー概要
- イベント名称: Drupalビジネス戦略セミナー「日本市場における Drupal の最新ビジネス動向」
- 開催日時: 7月7日(木)15:00~18:00
- 開催場所: 株式会社アウトソーシングテクノロジー
東京都千代田区丸の内1-8-3丸の内トラストタワー本館5階 大会議室 A、B - 参加費: 無料
- 定員: 50名
- 主催: アウトソーシングテクノロジー
- 詳細情報と参加申し込み: http://www.webgogo.jp/seminar/entry/20160707/
プログラム予定
- Drupal ビジネス動向 in Japan
講師:池田 秀一 氏(Drupal ビジネス・コンソーシアム・ジャパン副理事) - OSTechのDrupalビジネス戦略(仮)
講師:谷峰 修(アウトソーシング テクノロジー Drupal & HTML5 推進室室長) - IBM SoftLayer 上での Drupal Tips(仮)
講師:小薗井 康志 氏(日本アイ・ビー・エム株式会社 IT Specialist) - 質疑応答
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