総合飲料メーカーが一般企業サイトの「Webブランド指数」トップ3を独占、「Webブランド調査2015-春夏」
日経BPコンサルティングは、3万人以上のネットユーザーが国内500サイトを評価する「Webブランド調査2015-春夏」を実施し、結果をまとめた、と6月29日発表した。リニューアル効果や製品への関心、企業の好感度への影響を明らかにする調査で、調査報告書は6月26日に発行・発売した。インターネット専業企業を除く一般企業サイトランキングでは「サントリー」「アサヒビール」「キリン」の総合飲料メーカーがトップ3を占めた。スコア上昇ランキングの上位は「アイ・オー・データ機器」「NEXCO 中日本」「NEC」の順となった。調査は4月8~20日に、企業や団体が運営する日本の主要500サイトについて6つの要素をインターネットユーザーが評価して行った。有効回答数は3万5820だった。
一般企業サイトのトップとなったサントリーは、3年前の「2012-春夏」調査以来、7回連続で首位となった。今回は会員ページやキャンペーン利用が増え「コンバージョン」が上昇。サイト内容のクチコミも増加し「波及効果」も伸びた。2位のアサヒビールは、トップページを大幅にリニューアル。会員サイト「アサヒパーク」やキャンペーン情報、お酒を楽しむコンテンツ、ソフトドリンクなど関連会社の製品カテゴリなどを製品や食卓の写真で紹介するなどの結果、製品への関心や購入意向、企業への好感が上昇した。スコア上昇幅がもっとも大きかったアイ・オー・データ機器は、製品への関心や購入意向が高まり「態度変容」が急上昇。トップページ上部でスティック型PCなど特徴ある製品を紹介し、簡潔なキャッチコピーが関心を高めた。
日経BPコンサルティング
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