Webブランド力総合1位は「Yahoo! JAPAN」、日経BPが2017年のWebブランド指数ランキングを公開

態度変容:企業活動のトップ3は日立製作所、ファイザー、GSKグラクソ・スミスクライン
岩佐 義人(Web担 編集部) 2017/12/21 12:28

情報通信、電子機器などのコンサルティングを行う日経BPコンサルティングは、3万人以上のネットユーザーが国内500のサイトを評価する「Webブランド調査2017-秋冬」の結果をまとめ、12月20日に調査報告書を発行・発売した、と同日発表した。調査はWebサイトのリニューアルの効果や製品への関心、企業の好感度への影響を明らかにするもので、総合ランキングは2017-春夏調査に続き、2回連続で「Yahoo! JAPAN」だった。新設した項目「態度変容:企業活動」のトップ3は「日立製作所」「ファイザー」「GSKグラクソ・スミスクライン」だった。調査は10月10~17日に、全国、20歳以上のインターネット・ユーザーを対象に、インターネットによって行った。有効回答数は3万5,868件だった。

総合ランキングは第1位がYahoo! JAPAN、2位が「楽天市場」、3位は「Amazon.co.jp」で、前回と同じ順位だった。Yahoo! JAPANは、「態度変容:製品・サービス」、「行動喚起」、「態度変容:企業活動」の低下が目立ったものの、「アクセス頻度」が高く、「サイト・ユーザビリティ」「サイト・ロイヤルティ」で500サイト中トップを獲得し、総合第1位となった。一般企業サイトのトップ3は「サントリー」「ヤマト運輸」「森永乳業」の順だった。ヤマト運輸は「アクセス頻度」「サイト・ロイヤルティ」を中心に高い評価を維持。サイトへの自由意見では、荷物の追跡や再配達、会員制サービスへの言及が多く、ユーザーから好評を得ていることが分かった。

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