日経BPコンサルティング、「Webブランド調査2014-春夏」でトラベル系2サイトが急上昇

「全体ランキング」トップ3は「Yahoo!JAPAN」「楽天市場」「Amazon.co.jp」の順
岩佐 義人(Web担 編集部) 2014/6/28 15:19

日経BPコンサルティングは、インターネットユーザーが国内500のサイトを評価する「Webブランド調査2014-春夏」をまとめ、6月27日に調査結果報告書を発行した。インターネットユーザーがサイトのブランド力を評価する「Webブランド指数」が今回もっとも上昇したのは「じゃらんnet」で、第2位は「JTB」だった。ゴールデンウィーク向けのプロモーションが奏功し、サイトの利用が増え、ユーザーの好感度やサイトの信頼性が高まった。「全体ランキング」トップ3は「Yahoo!JAPAN」「楽天市場」「Amazon.co.jp」の順で、楽天市場は前回まで3回連続の首位から1ランクダウンの2位となった。Webブランド調査は、企業や団体が運営する日本の主要500サイトについて、「アクセス頻度」「サイト・ユーザビリティ(Webサイトの使いやすさ)」「コンバージョン(会員登録や商品購入などサイト内で実際に行われた行動)」などの6つの要素をインターネットユーザーが評価する。半年ごとに実施し、今回の調査期間は4月9~22日で、有効回答数は3万6330だった。

全体ランキングの首位を陥落した楽天市場は、「態度変容」のポイントを大きく下げ、製品・サービスへの関心や購入意向、企業への好感度など、すべての項目で得票率が低下した。「サイト・ロイヤルティ」の「信頼性」も大きく下がっている。第1位のYahoo!JAPANは、「コンバージョン」が大きく伸びた。上位3サイトともコンバージョンが10ポイント以上上昇するなか、Yahoo!JAPANはキャンペーン、メールマガジンや会員ページの利用が好調で21.4ポイント増と、もっとも伸び幅が大きかった。業種別Webブランド指数で平均スコアが大きく上昇したのは「情報通信」「電機、電子、精密機器、コンピュータ」だった。情報通信はスマートフォンの新規顧客獲得合戦の影響からか、キャンペーンやメールマガジン、会員ページの利用が増加した。電機、電子、精密機器、コンピュータでは、増税前の家電駆け込み需要を背景に、製品・サービスへの関心が伸びた。

日経BPコンサルティング
http://consult.nikkeibp.co.jp/

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