DNPがアイトラッキング技術とID-POSデータを活用したマーケティングサービスを開始
課題抽出と効果検証を実施、店舗での調査・分析でパッケージデザインや販促物を評価
2015/2/16 17:22 マーケティング/広告
大日本印刷(DNP)は、商品パッケージや販促物などを見る際の眼球の動きを測定・分析するアイトラッキング技術と、POS(販売時点情報管理)データに個人認証用のID情報を加えたID-POSデータを活用したマーケティングサービスを始める、と2月13日発表した。実店舗での調査・分析でパッケージデザインや販促物などのマーケティングを評価する。購買行動プロセスの把握、問題点抽出の「課題抽出サービス」と、パッケージや販促物などの「効果検証サービス」を行う。両サービスとも300万円(税別)から。
静岡鉄道が発行するポイント・乗車・クレジットカード「しずてつカードLuLuCa」会員を対象に、同社グループのスーパー「しずてつストア」の一部店舗で2月にサービスを開始する。課題抽出では、アイトラッキング用の機器を装着したモニターが普段通り買い物をすることで、商品の購買決定プロセスや、商品パッケージ・販促物の課題のデータを蓄積。効果的なパッケージデザインや販促物企画、陳列などを提案する。効果検証は、新製品などをテスト販売し、ID-POSデータの解析や出口調査で効果を調べる。
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