サイバーエージェント、ダイナミックリターゲティング広告「Dynalyst for Games」を提供

スマートフォンゲームアプリに特化、ユーザーの利用状況に合わせて最適化した広告を配信

山川 健(Web担 編集部)

2015年1月9日 21:05

インターネット広告のサイバーエージェントは、広告技術分野のサービス開発を行う同社のエンジニア横断組織、アドテクノスタジオがスマートフォンゲームアプリに特化したダイナミックリターゲティング広告「Dynalyst for Games(ダイナリストフォーゲームス)」の提供を始めた、と1月9日発表した。広告主企業が保有する自社ゲームアプリのユーザー行動情報と連携して分析。ユーザーのゲームアプリ利用状況に合わせてそれぞれに最適化したバナー広告がリアルタイムに配信できる。

スマートフォンゲーム市場が成長を続ける中、アプリのダウンロードを目的にしたゲーム提供企業の広告施策が進展する一方、ユーザーのアプリ利用を活性化する対策が整備されていないことから開発した。アプリ内の行動データからリアルタイムにユーザーのセグメントを自動生成し、ユーザー1人1人に適したバナー広告を配信してアプリ利用やゲーム内のアクションを促進する。専用SDK(ソフト開発キット)を導入するとアプリだけでなくウェブ面にも配信可能になり、幅広く訴求できる。

サイバーエージェント
http://www.cyberagent.co.jp/

この記事をシェアしてほしいパン!

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る

今日の用語

エコーチェンバー
「エコーチェンバー」(Echo Chamber。エコーチャンバー)とは、「似たような意見・思想を持った人たちがコミュニティを形成した結果、意見が偏ってしまう現象」を指す。もともとは音響用語で、録音などで残響が強く残る“残響室”の意味だった。 SNSなどで自分と似たようなユーザーや好ましいと感じるユーザーばかりをフォローした結果、目にする投稿が世間一般・全世界で肯定されている意見と思い込んでし 用語集 を見てみる