電通総研、35~64歳男性のライフスタイル調査で「ワークライフバランス派」に注目

最も生活が充実、消費意欲も高く男性市場の新しい消費ターゲットに

電通グループの研究機関、電通総研は、35~64歳男性の意識・ライフスタイル調査の結果を5月19日発表した。「仕事中心派」「ワークライフバランス派」「私生活中心派」の3つのタイプに分けて特徴を分析。最も充実した生活を送っているのはワークライフバランス派で、消費意欲が高く男性市場の新しい消費ターゲットとして注目されるという。調査は2月に首都圏1都3県の300人にインターネットで実施した。

全体の41%を占める仕事中心派は、ストレスが高く、仕事への閉そく感や情報の受け身の態度から停滞・行き詰まり感がある一方、同33%のワークライフバランス派は、仕事に能動的に取り組み、家族とのコミュニケーションも充実し、さまざまな面で積極的な意識を持っていた。私生活中心派は26%あり、個人の生活を重視するものの、充足度は高くなかった。

情報への意識に関して、ワークライフバランス派は自分の視点で深掘りし、インターネットを使いこなしてさまざまなジャンルをチェックしている一方、仕事中心派は何となく受動的に得ることが多く、私生活中心派は興味のある分野が限られている。消費意識では、ワークライフバランス派が最も買い物好きで、消費にメリハリがあり、通販、ネットオークションを活用してほしい物を我慢しない積極的な傾向が見られた。

電通総研
http://www.dentsu.co.jp/di/

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