らでぃっしゅぼーや(本社東京都)は、NTTドコモとの連携を強化する。12月からNTTドコモが運営する「dショッピング」で販売を開始するほか、11月中旬からは首都圏のドコモショップで、タブレット端末でらでぃっしゅぼーやの会員登録や資料請求が行える制度も始めた。また、来春をめどにネット通販と宅配、dマーケットで共通利用できるIDシステムを導入していく。
「dショッピング」で顧客接点拡大
「dショッピング」では、らでぃっしゅぼーやがNTTドコモに商品を卸す形で販売展開する。同社の会員でなくてもドコモのユーザーであれば、商品を自由に購入することができるという仕組みだ。
宅配便で自宅まで配達する。
取扱商品は、宅配やネット通販より少なくするため、当社のサービスを知ってもらうための販売チャネルとして展開していく。
ドコモショップでの販促も開始
11月14日からは、首都圏のドコモショップで新規入会や資料請求の受付を開始した。
自社便で配送できる首都圏エリアのドコモショップ41店で試験的に実施し、今後全国に拡大していく考え。自社便で配達できない地域の会員は、ネット通販「らでぃっしゅぼーやオンラインストア」へ誘導する。
ドコモショップ内にらでぃっしゅぼーや専用ブースを設置した。店員がタブレット端末で入会案内を行う。タブレット端末でオンライン登録ができる仕組みも導入した。
ドコモユーザーであれば、住所などのデータを新たに入力する必要がない。その場で会員登録ができるほか、簡単に資料請求できる。
店頭で有機野菜を販売することも検討していくほか、待ち時間にジュースなどの試飲もできるようにしてサービスPRに役立てていく。
・らでぃっしゅぼーや
→ http://www.radishbo-ya.co.jp/index.html
・「dショッピング」(NTTドコモ)
→ http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2012/10/11_02.html
※記事内容は紙面掲載時の情報です。
※画像、サイトURLなどをWeb担当者Forum編集部が追加している場合もあります。
※見出しはWeb担当者Forum編集部が編集している場合もあります。
※週刊『日流eコマース』は、2011年6月23日より『日本ネット経済新聞』へとリニューアルしました。
バックナンバー
この記事の筆者
「日本ネット経済新聞」は、インターネットビジネスに関連する宅配(オフィス配)のニュース情報紙です。日々変化するネット業界の情報をわかりやすく詳しく伝え、新しいビジネスヒントを提供していきます。前身のネット通販専門紙「週刊日流eコマース」(2007年1月創刊)の取材活動で培ってきた情報ネットワークをさらに拡大し発展させています。
このコーナーでは、日本ネット経済新聞編集部の協力により、毎号からピックアップしたEC関連のニュースや記事などをお届けしていきます。
筆者の人気記事
楽天が「楽天24」事業をケンコーコムに譲渡 日用品EC市場拡大で関与弱める
2013年12月19日 7:00
化粧品ECのイノベートが薬事法違反 商品自主回収へ
2010年8月26日 7:00
ヤフー+ローソンが食材宅配「スマートキッチン」開始 スマホ・タブレットで注文可能
2013年2月6日 7:00
武雄市がFacebookで特産品販売「F&B良品TAKEO」で年商10億円目指す
2011年11月28日 7:00
ピジョン 英ベビーブランドMamas&PapasのECサイト開設
2010年3月17日 8:00
楽天スーパーセール流通額260億円 目標届かず セール慣れの指摘も
2013年1月9日 7:00
