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粗悪な被リンクをチャラにして301リダイレクトすることは可能か?

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粗悪な被リンクをチャラにして301リダイレクトすることは可能か?
★★★★☆ 無理、正も負も両方引き継いでしまう (WebmasterWorld)

ブランディングに適した短い名前のドメイン名を取得した。そのドメイン名へのアクセスを、現在所有しているメインのドメイン名のサイトに301リダイレクトしてユーザーを自動的に転送したい。

ところがその短いドメイン名の以前の所有者がブラックハットなSEOを過去にやっていたようで、スパムリンクがたくさん張られている。

スパムリンクの悪評価を引き継ぐことなくリダイレクトすることは可能だろうか?

このような質問がWebmasterWorldに投稿された。

フォーラム管理者は次のようにアドバイスした。

転送先のドメイン名にリンクの資産を引き継ぐことなく、また他の影響を移転することなしに301リダイレクトすることはできない。

今すぐ、あるいは少なくとも自分のコンテンツを作ったら直ちにドメイン名の所有者が変わったことを再審査リクエストから伝えスパムリンクを無効化するように申請した方がいい。マット・カッツや他のグーグル社員が推奨する方法でもあるし本当にうまく行ったケースを私は1つ知っている。

301リダイレクトは通常、被リンクや運用歴のような正の遺産はもちろんのことペナルティの要因になるような負の遺産も両方とも転送先のURLに引き継いでしまう。

ユーザーを誘導したいだけならばリダイレクト時にX-Robots-Tag HTTPヘッダーでnofollowを指定するという手が効くかもしれないが、上記のように、それまでの履歴をリセットして新たなドメイン名としてスタートするように再審査リクエストで依頼するのがいいだろう。

新規にドメイン名を取得したときは、過去に別の所有者がいなかったかどうかをWayback Machineを使って念のため調べ、別の所有者が過去に怪しいことを行っていたことが判明したときは。上記のように対応することを忘れないようにしたい。

ついつい犯しがちなコピーライティングの3つの大きな間違い
★★★★★ 効果的と思ってるのは本人だけ (SEO Copywriting)

コンテンツのコピーライティングでやってはいけないありがちな3つの勘違いを指摘した記事。大切なポイントを要約する。

  1. 会社の企業理念をトップページに掲載する

    ほとんどの訪問者は企業理念など気にしない。読まれたからといって印象が良くなるわけでもないし儲けが増えるわけでもない。

    企業理念はトップページではなく企業案内ページに書くべきコンテンツ。トップページには、訪問者のために提供できることを書くようにする。

  2. 話の一部分しか書かない

    サイト上では製品やサービスの説明を一部分しか書かずに、すべて知りたければ問い合わせるように要求するサイトがある。途中までのコンテンツを見せることで問い合わせメールやリード獲得が増えると勘違いしている人がいるが、そんなことがあるはずがない。

    また特に競争が激しい業界ではライバルに盗まれるのではないかと心配して無償で情報を出すことを怖がる人がいる。しかしユーザーは、そのサービスが自分に十分合っているかどうか知ってからコンタクトを取ろうとするものだ。ユーザーが知る必要がある情報を与えなければならない。

  3. 高尚に見せるために技術的なコンテンツを書く

    B2Bに特に多い病的な間違い。技術者向けに書くなら問題ないが、サイトとしては一般読者が理解できるコンテンツを書くことが重要だ。格好良く見えるように書いたつもりでも、必ず裏目に出る。

    偉そうな言葉や長い文はほとんどの読者が理解できない。責任者ではなく事務員や経理が訪問することもあり、技術的な説明だと適切かどうか判断できなくなるものだ。

    対象となるユーザーが理解できるように書かなければならない。

筆者の経験から言っても、どれもありがちな勘違いだ。良かれと思ってやっていないかチェックしてみてほしい。

いつでもどこでもGoogleアナリティクスでアクセス解析
★★★★☆ ウェブ担当者は息つく暇もなし (Analytics Blog)

GoogleアナリティクスのAndroidアプリが登場した。Google Playから無料でダンロードできる。

訪問数や目標のコンバージョン率を見られるマイレポートのほか、リアルタイルレポートや自動アラートの確認ができる。マイレポートは各種レポートを追加してカスタマイズ可能だ。

GoogleアナリティクスAndroidアプリのレポート
GoogleアナリティクスAndroidアプリのリアルタイムレポート

電話回線やWiFiが繋がってさえいれば電車の中でも待ち時間でもさっとスマホを取り出してサイトのアクセス状況をチェックできる。いつでもどこでもアクセス解析ができることが本当にいいのかどうかは判断に迷うところだが、Androidスマートフォンを所有しているウェブ担当者はインストールしてみてはいかがだろうか。

Googleアナリティクスに「$インデックス」が復活
★★★☆☆ 新バージョンのGAから消滅した指標 (Google Analytics (googleanalytics) on Twitter)

続けてもう1つGoogleアナリティクス関連のトピックをお伝えする。

Googleアナリティクスには「$インデックス($Index、ダラーインデックス)」といってユーザーがセッション開始からコンバージョンの目標ページや、e コマース トランザクションレポート用の設定をしたゴールページに到達するまでにアクセスしたページの平均価値を示す指標がある。

$インデックスは、現在のバージョンのGoogleアナリティクスになって消滅していたのだが、復活したことをGoogleアナリティクスのツイッター公式アカウントがアナウンスした。

すでにGoogleアナリティクスのレポートに反映されている。

名称は「平均訪問単価」に変わっている。

$インデックスを分析に利用していたウェブ担当者もいたはずだ。嬉しいニュースではないだろうか。

ウェブマスターツール登録サイトの協力者としてYouTube管理者を承認する機能が登場
★★☆☆☆ 双方の管理者が違う場合に好都合 (Official Google Webmaster Central Blog)

グーグルウェブマスターツールに「協力者」という機能が登場した。ウェブマスターツールのユーザーとして追加された場合とは異なり、協力者として追加されたユーザーは、ウェブマスターツールの操作はできないが、ウェブマスターツールに登録してあるサイトの承認を得たユーザーとして他のグーグルのサービスを提供できる。

たとえば、YouTubeチャネルのユーザーを協力者としてウェブマスターツールに追加できる。

協力者を追加

手順の詳細はヘルプを読んでいただきたい。

なお承認されたサイトをYouTube側で追加する必要があるが、筆者の環境ではまだそのメニューが「設定」に出てきていない。

Associated Websiteメニューがない
赤枠のところに「Associated Website」(日本語では「関連するウェブサイト」?)というメニューが出てくる。

ウェブマスターツールの管理者(=サイトの管理者)とYouTubeなど別のグーグルサービスの管理者が違うときに使いたい機能である。

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