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ウェブマスターツールを他のユーザーも見られるようになった!

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ウェブマスターツールを他のユーザーも見られるようになった!
★★★★★ 待ち望んでいたウェブ担当者も多いはず (Google Webmaster Central Blog)

利用ユーザーが実行可能な操作を制限できる機能がGoogleウェブマスターツールに登場した。

Googleウェブマスターツールの「ユーザーを追加削除」

従来は、登録したユーザーはウェブマスターツールのすべての操作を実行できた。

権限の割り当ては以下の3タイプに分かれる。

  • サイト所有者(オーナー) ―― これまでの管理者と同じで完全な管理権限を持つ。
  • フル ユーザー ―― ユーザーの管理やサイトの設定など一部を除くほぼすべての操作を実行できすべてのレポートを閲覧できる。
  • 制限付きユーザー ―― ほとんどのレポートを閲覧できるが実行可能な操作は限られている。

権限割り当ての詳細ユーザーの追加方法は、ヘルプを参照いただきたい。

データだけを見せたい社員が社内にいる場合や、外部のSEO会社に委託している場合など、管理権限まで与えたくない状況ではこれまでは実現が不可能だった。しかし権限の割り当てが可能になり、Googleウェブマスターツールを柔軟に利用できるようになったはずだ。

グーグルがウェブマスターツール経由で今年送ったメッセージはすでに70万通以上
★★★★☆ たった2ヶ月でこんなに! (Search Engine Land)

グーグルがウェブマスターツール経由で送信したメッセージは、2012年1月~2月で70万通以上にのぼるという。2月28日~3月1日に米サンノゼで開催されたSMX Westという検索エンジンマーケティングのカンファレンスでグーグル社員のティファニー・オビロイ氏が明らかにした。

昨年1年間に送ったメッセージの数を、この2か月間ですでに上回っている状況だ。グーグルはウェブマスターとのコミュニケーションに力を入れ、ペナルティの透明化にも努めている。その表れだと言えるだろう。

グーグルが送ってきてくれたメッセージを見過ごすことなく自分のメールアドレスで確実に読めるように、「メッセージ転送」は必ず設定しておくようにしてほしい。

グーグル、ヴェニス・アップデートを実行、ローカルとウェブの評価が接近
★★★★☆ ローカル検索がウェブ検索の影響を強く受ける (Small Business Search Marketing)

グーグルは検索向けの公式ブログで、2月に実行した検索品質向上のための40個の改善を公表した。そのなかに、ユニバーサル検索に差し込まれるローカル結果(地域の店舗や会社)の指標が通常のウェブ検索のランキングにこれまで以上に依存するようになったことが含まれている。「Venice(ヴェニス)」というコードネームで呼ばれるアップデートだ。

グーグルは2010年10月にプレイス検索と称して、ウェブ検索とローカル検索の融合を推し進めた。この時点でウェブ検索の影響力が増したと推測されるが、ヴェニス・アップデートによりさらにウェブ検索の依存度が高まったのであろうか。ウェブ検索で評価されるサイトは、プレイス検索にも強くなりそうだ

ランキングダウンはスパムリンクが原因……ではなかった
★★★★☆ 自分やった不正なリンクが原因 (Google Webmaster Central Help Forum)

検索順位が大きく下がってしまった原因は、特定できない第三者が張ったスパムリンクに違いない。どうしたらいいのだろうか。

米国版のグーグル公式ヘルプフォーラムでこのようなヘルプを求めたサイト管理者に対してグーグル社員のジョン・ミューラー氏は次のようにコメントした。

入念にチェックしたところ、そういったスパムリンクは私たちのアルゴリズムによって適切に処理されているように見える。ひょっとすると過去に評価されていたリンクが以前のようには評価されていなくなったのかもしれない。

ランキングを操作するためにリンク交換や有料リンクなど不正なリンクを利用してはいけない。もしガイドライン違反を見つけたら、修正して再審査リクエストを送信するといい。

一般的に言って、第三者によるスパムリンクでネガティブな影響を受けないように私たちは一生懸命に取り組んでいる

スパムリンクが原因ではなく、自分の手による不正なリンクが評価されなくなったため順位が下がった可能性があるとミューラー氏は指摘しているのだが、質問者は「ありがとう」とお礼を言っているので心当たりがあるのかもしれない。

第三者によるスパムリンクで被害を受けたと憤慨しているサイト管理者は、実は不正なSEOを犯していたということが少なくないように筆者には思える。

rel="prev/next"はうまく機能しているのか?
★★★☆☆ 前向きに検討してよさそう (Search Engine Roundtable)

ページネーション(ページ分割)を適切に処理するために、rel="prev"とrel="next"のサポートを昨年12月にグーグルは開始した。

どのくらい期待どおりにrel="prev/next"が機能しているのかの評価をまったくと言っていいほど筆者は聞かないのだが、ようやく知ることができた。1つ前の記事でも出てきたSMX Westでセッションスピーカーの1人がレポートしていた。

彼のテストにおいては、rel="prev/next"は非常によく働いていたとのことである。

筆者は、関わっているなかの2、3の案件でrel="prev/next"の実装を始めている。施策してからの日がまだ浅いせいもあってか、目に見える成果は感じられないものの少なくとも想定外の悪影響が発生していないことは確かだ。導入を様子見しているとしたら、前向きに検討していいかもしれない。

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