日本ネット経済新聞ダイジェスト
「やさい便」でクックパッドが有機野菜ECに参入 初年度会員数1万人目標
会員に材料を販売することで、主力のレシピサイト利用との連動を強化させるのが狙い
2011/11/15 7:00 EC/ネットショップ | 解説/ノウハウ
※2011-11-18修正 やさい便の開始時期は12月中旬を予定しているとのことで、本文の記述も修正いたしました。
日本最大の料理レシピサイトを運営するクックパッドがEC事業に参入する。12月中旬から野菜の定期宅配ボックスの販売を開始。農事組合法人の和郷園と共同開発し、「クックパッドのやさい便」として販売する。初年度会員数1万人の獲得を目指す。会員に材料を販売することで、主力のレシピサイト利用との連動を強化させるのが狙い。
販売する商品は「和郷園OTENTOセレクト 旬の新鮮野菜定期ボックス」。旬の野菜を8品目と果物1~2品を詰め合わせる。価格は1980円(税込)。
配送はヤマト運輸を利用。まず都内23区内を営業エリアに展開し、全国に拡大する。将来的には取り扱い商材を増やすことで、レシピの利用との連動を強化していく考えだ。
同社によると、年間1476万人の会員が料理を行い、推定で年間3.4兆円の食材購入市場を創出しているという。
レシピの提供にとどまらず食品の定期販売を始めることで、生産者と消費者の距離を縮めていく。
・クックパッドのプレスリリース(PDF)
・やさい便サイト
→ http://shop.cookpad.com/
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