米グーグルは10月7日、自社で提供する検索連動型広告「グーグルアドワーズ」のサービス開始から10周年を記念した発表会を都内で開催した。
アドワーズの広告主は、09年に全世界で100万件を突破しており、日本国内の売上規模(非公開)も「さらなる成長が期待できる
」(製品管理部門ディレクターのニック・フォックス氏=写真)と、現状の認識を示した。自社の動画共有サービス「ユーチューブ」と連動した広告展開の強化などで、より広告主の利便性を高めていく方針も明らかにした。
グーグルアドワーズは、表示したいキーワードに入札し、一定の基準に達した複数の広告主が落札できるという仕組み。この基準は、「品質スコア」という独自のCTR(クリック率)が決め手となっており、価格よりも、どれだけユーザーに関連性のある広告が表示されるかが重視されている。国内の和菓子やお米のネットショップなどの成功例を紹介した。
・Googleアドワーズ広告
http://www.google.co.jp/adwords
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