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検索エンジンがおそらく進むはずの進化の方向性

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いま、Read/WriteWebで「次世代ウェブの10トレンド」という記事が出ている。そこで、検索エンジンの技術がどう新しくなっていくのか、僕の考えを披露するには絶好のタイミングではないかと考えた次第だ。

  1. 検索クエリの意図を割りだす
    大手の検索エンジンはどこも、検索クエリに込められたユーザーの意図を自動で割り出す試みのために、曖昧性の除去は控えるようにしているようだ。ユーザーデータがしっかりしたものになり、分析とデータマイニングの能力が上がることで、パーソナライゼーションや意図の推測がさらに進むのではないかな。

  2. 検索語のパターン解析
    過去に行った検索を基にした、検索結果と順位の微調整が今よりも増えることになるだろう。また、広告の提供やトラッキングは、訪問者の検索パターンを基に行われるようになると思う。たとえば、Googleアドワーズ広告のインターフェイスで、過去30日の間に「中古車」「シアトル」を含む語句で検索したことのある訪問者をターゲットできるようになる。効果的だよね。

  3. 垂直検索サービスの成長
    Askが「3D」と呼ぶインターフェイスが垂直検索による結果表示の未来であることは確かだけど、だからといって需要曲線の最高点に位置する数多くの検索者にとって、Askの提供する検索結果が断然「最高」のものかというと、そうとは言い切れない。レシピ、地域情報、ニュース、動画、画像、飛行機などと検索結果の分化が進む中、ほかの検索エンジンはAskに追い付くのではなく、Askを超えることを試みるのではないかな。おそらくは、まったく新しいインターフェイスが誕生し、検索マーケティング担当者はまったく新しい課題に取り組むことになる。

  4. ソーシャルデータの取り込み
    Robert Scoble氏には言いたいことがたくさんある。彼のアイデアがまったくの無価値というわけじゃないけど、彼の予測はかなり的を外しているのではないかと思う。Facebookや、Del.icio.us、Digg、Reddit、Newsvine、Techmemeといったサイトからのデータは最終的に、関連性の割り出し(行為と意図に連関を見いだす)とランキング(特定時期のデータ、人間的の嗜好、および共有情報の活用)の双方で役立てられることになるのではないかと僕は推測する。

  5. 検索と発見への提案
    StumbleUponやDiggの成功を見るにつけ、検索エンジンはこの分野で実験を行っているに決まっていると思わずにいられない。検索エンジンのユーザーに「発見」型の情報、検索、提案などの提供を試みる取り組みは、すでになされていると思う。Googleに新しいタブでができて、検索履歴やその他のプロファイリングデータを基に「興味を持ちそうな検索語句」が表示される、なんてことが考えられる。

  6. リンク数よりリンクパターンを重視
    PageRankは間違いなく大きな革新だった。しかし、やみくもなリンクジュースもついには、サイトやページがいつ、どこへ、どのようにがリンクするかを扱った、高度な分析に取って代わられるかもしれない。

  7. 垂直検索サービスで検索エンジンが細分化
    不動産検索のZillowがありながら、Yahoo!やGoogleで不動産検索を行う理由があるだろうか。地域検索だったらYelpがある(実はうちのクライアント)。法曹関係のAvvoはどうか。ブログ界ではテクノラティ(またはほかのどこか)に可能性があるのか。大手検索エンジンが垂直検索の一部をごっそりともっていかれる可能性は、確実にある。

  8. 検索結果より回答を重視
    韓国のNaverは、うまくやれば人間の回答の集合が、関連性で割り出したウェブページのリストに勝てることを示して見せた。これは検索エンジンの細分化のもう1つの道になるかもしれない。垂直検索化がさらに進むことになるかもしれないし、まったく違うタイプの検索エンジンが生まれる可能性もある。将来性が高まっているなと僕が見ているのは、増加しているモバイル検索だ。この市場はまだまだサービスが行き届いていない。

  9. 意味を解析する人工知能
    ページを読むだけでなく、内容を「理解する」Googlebotを想像してほしい。本当の意味で知能をもった検索エンジンが出てくるのは、おそらくは10年以上は先のことになるだろう。でも、文脈理解の面で急激な前進があれば、そのたびに検索エンジンがはじき出す結果はどんどんよくなっていく。

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わかってる。これで9個だ。でももう時間も遅いし、投資説明書も作らなきゃいけない。今日は、SEOにサイトのアーキテクチャを活用している人全員にDan Thien氏のすばらしい記事「nofollowを使ってインデックス化されるページを増やす方法」を読むことを勧めておこう。それから、metaタグを使ったキーワード設定が気になっていたり実際に行っている人がいて、やめるように説得しなきゃいけない人は、Danny Sullivan氏が判断の基準となるすばらしい記事を書いているからぜひ読んでほしい。

検索や検索エンジンの進化について、みんなの考えを自由に披露してほしい。投稿が気が利いているということで、僕の旧友のJohn Mu氏みたいに、Googleで働くことになるかもしれないよ(笑)。

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