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サンドラッグの2025年3月期EC売上は約143億円で10.6%増、EC化率は1.8%

6ヶ月 ago

ドラッグストアを運営するサンドラッグの2025年3月期におけるEC売上高は前期比10.6%増の142億9300万円だった。EC化率は同0.1ポイント増の1.8%。

サンドラッグの2025年3月期EC売上は約143億円で10.6%増、EC化率は1.8%
品ぞろえ強化と新規出店、物流関連などを進めた(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

2025年3月期は品ぞろえの強化と新規出店を進めた。2025年3月期末の取り扱いSKU数は前期比34.4%増の5万8774と拡大。今後も既存カテゴリーのほかペット・DIY・家電など多様な品ぞろえ強化を進める。2027年3月期末には取り扱いアイテム数を約8万まで増やす考え。新規出店では、2024年10月に「dショッピング」に新規出店、さらに同11月には「JAL Mall」、同12月には「ANA Mall」に売り場を広げている。

そのほか、利便性向上のための物流関連を強化した。店頭受取比率は前期比77%増。当日配送比率は33.5%、置き配指定割合は31.0%となった。

海外対応も強化している。自社ECサイトでは6か国語に対応し196カ国へ販売する体制に。新たな動きとして2025年4月には「We Chat」に新規出店。海外展開の強化を進めている。

※読者の皆さんへのお知らせ【交流会も実施します】良品計画、ヤマダデンキ、オイシックス、UA、TSI、ヤッホーブルーイング、資さんなどが登壇のリアルECセミナー(5/27+28@東京)

ネットショップ担当者フォーラムは「ネットショップ担当者フォーラム 2025 春~ eコマースコミュニケーションDay ~」を、5/27(火)11時00分~17時35分、28(水)10時30分~17時5分にオフラインで開催します。登壇者・聴講者と交流できる懇親会も実施。すべての講演を無料で聴講できます!

「無印良品」の新たなマーケティング、ヤマダデンキさんの自社EC+実店舗+モール戦略、脱"安売り"で最高益を実現する食文化さんの施策、「資さんうどん」のファン作り+OMO+EC販路改善策、TSIさん&UAさんが語るアパレルECの未来など、さまざまなセッションをご用意しています。

良品計画、オイシックス・ラ・大地、ヤマダデンキ、資さん、サザビーリーグ、ヤッホーなど登壇【ネッ担2025春 5/27+28開催】

【EC事業者限定】渋谷でリアル開催。ECマーケティング、オムニチャネル、顧客体験、OMO、D2C、ECモール攻略、成長の極意などECの未来を語る2日間
4/22 12:00 443 5 0
鳥栖 剛

売れる文章テクニック+オイシックスの成長秘話+"脱"最安値で利益が大幅増の食文化の事例などが学べる! 交流会ありのリアルイベント【5/27+28開催】

6ヶ月 ago
著名EC実施企業の担当者や有識者が、参加者の事業成長のヒントにつながる知見をお届けするオフラインイベント「ネットショップ担当者フォーラム 2025 春」を5月27日(火)+28日(水)に開催。すべてのセミナーを無料で聴講できます

5月27日(火)+28日(水)に大型オフラインECイベント「ネットショップ担当者フォーラム 2025 春 ~eコマース コミュニケーションDay~」を東京・渋谷ソラスタコンファレンスでリアル開催。オイシックス・ラ・大地、食文化、良品計画、資さん、ヤマダデンキなど著名企業の実践的事例や知見を学べるセミナーを多数用意しています。さまざまなテーマのセッションは、すべて無料!(事前登録制、ECを実施している企業のみの限定イベントです)。まだお申し込みをしていない方のために、編集部おすすめの講演の見どころをご紹介します。

ネットショップ担当者フォーラム 2025 春

見どころ⑤ Oisixのこれまでとこれからと

5月27日 13:00~13:45 A1-3 特別講演

2024年にオイシックス・ラ・大地に入社し、EC事業本部(Oisix事業)の戦略室担当として、次年度および中長期のOisix事業における戦略立案をリードする馬場康輔氏が登壇。今年25周年を迎える「Oisix(オイシックス)」のこれまでの取り組みをお話しします。

食に関するさまざまな課題をビジネスの手法で解決することに取り組んできまたオイシックス・ラ・大地。過去25年どのような課題に対して何を提供してきたのか、現在直面している課題は何で、どう乗り越えようとしているのかについて具体例を交えて解説します。

食や農業に関する課題をどうビジネスに落とし込むかのイメージができます。

オイシックス・ラ・大地株式会社 OisixEC事業本部戦略室 室長 馬場 康輔氏
オイシックス・ラ・大地株式会社 OisixEC事業本部戦略室 室長 馬場 康輔氏
2024年にオイシックス・ラ・大地株式会社に入社。EC事業本部(Oisix事業)の戦略室担当として、次年度および中長期のOisix事業における戦略立案をリード。入社以前はコンサルティングファームにてM&A戦略の立案、デューデリジェンスや企業間の統合・合併支援、全社の企業・業務変革プロジェクトに従事。
ネッタヌネッタヌ

Oisix事業は2025年3月期で売上高596億円。「ちゃんとOisix」「デリOisix」「ベビー&キッズ」「ヘルスケアOisix」「Plant Oisix」など5万人以上の定期会員をめざす新サービスの開発など、さまざまな事業を展開し事業を拡大しています。セッションでは、直面する課題に対して、どのようなアプローチで解決し、事業を伸ばしているのか。そのヒントを得ることができます。

見どころ⑥ “売れる”「商品名」「キャッチコピー」「商品紹介文」に改善する文章術~自社EC、楽天、Amazon、SNS、動画などで“欲しい”を想起させるコンテンツ作り~

5月27日 13:00~13:45 B1-3 特別講演

日頃から何気なくつけてしまう商品名、キャッチコピー、商品紹介文で、知らない間にお客に逃げられているECサイトは少なくありません。本講座ではSEOやネット広告の観点から考えたEC独特の文章術を解説。商品ページのアクセス数、コンバージョン率を上げる文章術をレクチャーします。

講演では、SEOやネット広告の観点から考えたEC独特の文章術を解説します。自社サイト、「楽天市場」「Amazon」などのモールだけでなく、SNSや動画で「欲しい」と思わせるコンテンツ作りのコツをわかりやすくお話しします。

キャッチコピー作り、商品紹介文作り、広告文作り、商品名作りの悩みに応えられるセッションです。

有限会社いろは 代表取締役 竹内 謙礼氏
有限会社いろは 代表取締役 竹内 謙礼氏
「楽天市場」で2年連続「ショップ・オブ・ザ・イヤー」を受賞。ネットショップ運営を中心にしたコンサルティングに精通している「日経MJ」において、毎週月曜日「竹内謙礼の顧客をキャッチ」を10年、600社以上を取材。現在も執筆継続中。著書に『楽天市場 最強攻略ガイド』『ネットショップ運営攻略大全』(技術評論社)『検索刑事』『ネットで売れるもの売れないもの』(日経BP)他 60冊以上
ネッタヌネッタヌ

元楽天店の店長で現在はコンサルティングなどを手がける竹内氏。最新著書『楽天市場 最強攻略ガイド~売れるネットショップの新常識、ECの達人が教えます~』(技術評論社)も踏まえ、自社EC、「楽天市場」といったECモールでも活用できる“売れるテクニック”を解説します。当日、聴講者のなかから、最新著書を数名様にプレゼントするそうです。

見どころ⑦ 脱“安売り”で最高益へ。食品ECの草分け「食文化」の“価値を売る”極意

5月27日 14:55~15:40 B1-5 特別講演

EC黎明期時代の2001年に地場食材のECサイト「うまいもんドットコム」を始めた食文化。現在は「豊洲市場ドットコム」「dancyu.com」などを展開し、テレビ東京の「カンブリア宮殿」にも取り上げられるなど、知名度も事業規模も拡大しました。

“安売り”をせずに“価値を売る”というスタイルで今期は過去最高益を達成する見通しですが、そのスタイルを築くきっかけとなったのはコロナ禍。売り上げは急増したものの、アフターコロナで需要は減少。それが転換期となり、“安売り”をせずに商品のストーリーを伝え、消費者に“価値を売る”スタイルへと転換しました。

セッションでは、食文化が築いた新しい食の文化造り、価値の提供、顧客コミュニケーションの取り組みを解説します。

株式会社食文化 商品部 シニア産地開拓プロデューサー 八尾 昌輝氏
株式会社食文化 商品部 シニア産地開拓プロデューサー 八尾 昌輝氏
(株)食文化で15年にわたり市場を拠点とした商品の仕入れとブランディングに関わる。近年は多数のメディア出演で新品種のフルーツやこだわり生産者の作物をPRを行う。また、2024年にはネットで得たノウハウをもとに実店舗も運営し2か月で1千万円の売り上げを記録。業務は仕入れ・販売だけではなく、コンテンツ作り・写真撮影・SNS発信など多岐にわたる。
ネッタヌネッタヌ

2001年に地場食材のECサイト「うまいもんドットコム」を始めた食文化は、おそらく生鮮品などのグルメをECで売った日本初の企業でしょう。2022年には「カンブリア宮殿」(テレビ東京)にも取り上げられました。価格勝負で顧客を獲得していたビジネスから、コロナを経て“価値”を売るモデルへチェンジ。おかげで利益は大きく増えたそうです。価格競争が厳しい現在のEC市場で生き残るためのヒントを得ることができるはずです。

ネットショップ担当者フォーラム 2025 春
◇◇◇

次回はまた別のオススメ講演をお伝えします!

ネットショップ担当者フォーラム編集部

楽天グループが楽天マート、楽天チケット、楽天カー、楽天ステイなどを吸収合併

6ヶ月 ago

楽天グループは5月14日、グループの楽天マート、楽天チケット、楽天カー、楽天ステイ、Monzen Corporation Japanを吸収合併すると発表した。楽天グループを存続会社として2026年1月1日付で5社を吸収合併する。

組織を集約することで管理コスト削減と業務を効率化。独自の経済圏「楽天エコシステム」において、楽天会員1人あたりの生涯価値(ライフタイムバリュー)の最大化、顧客獲得コストの最小化などの相乗効果の創出、グループ収益の最大化をめざすとしている。

楽天グループは5月14日、グループの楽天マート、楽天チケット、楽天カー、楽天ステイ、Monzen Corporation Japanを吸収合併すると発表した。楽天グループを存続会社として2026年1月1日付で5社を吸収合併する
吸収合併後の体制

楽天マートはRakuten Capital S.C.S.p.が33.4%を出資、楽天ステイはRAKUTEN TRAVEL XCHANGE PTE.LTD.が100%出資しているが、合併の効力発生日の前日までに楽天グループの完全子会社になる予定。

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宮本和弥

マイクロソフト、DSPを終了へ

6ヶ月 ago

マイクロソフトが、DSP「Microsoft Invest」(マイクロソフトに買収される以前の旧称は「Xandr」「AppNexus」)を2026年2月末までに終了する。マイクロソフトは、デジタルエンゲージメントの未来は会話型、パーソナライズ型、エージェント型になると考えていて、生成AIによる変革に注力する。2026年以降、バイサイド広告テクノロジーへの投資を「Microsoft Advertising Platform」に集中する。現在のDSPモデルではビジョンを実現できないと判断し、サービスを終了する。

Empowering businesses for a future that is conversational, personal, and agentic
https://about.ads.microsoft.com/en/blog/post/may-2025/empowering-businesses-for-a-future-that-is-conversational-personal-and-agentic

Our commitment to more private and personalized advertising experiences for a more agentic and conversational world is not achievable with the industry’s current DSP model which, therefore, no longer aligns with our investment in this future. As a result, we will no longer support media buying through our DSP, Microsoft Invest, starting on February 28, 2026.

https://www.adexchanger.com/online-advertising/microsoft-invest-formerly-xandr-dsp-and-formerly-appnexus-before-that-will-just-be-formerly/

noreply@blogger.com (Kenji)

沖縄育ちのアイスブランド「ブルーシール」、自社ECサイトをリニューアル

6ヶ月 ago

アメリカ生まれ、沖縄育ちのアイスブランド「ブルーシール」を販売するフォーモストブルーシールはこのほど、ギフトをメインに販売する自社ECサイト「BLUE SEAL ONLINE SHOP」をリニューアルした。

これまでのECサイトで採用していたデザインを踏襲しながら、商品ページの設計を見直し。商品画像がより直感的に目に入るようなレイアウトに変更した。

HTMLメールのテンプレートを新たに用意し、メルマガ施策が円滑に実施できる環境を整えた。テンプレートを活用することで、効率的なメール配信ができるようになり、顧客への情報提供やキャンペーン案内をこれまで以上にタイムリーに実施できるようになった。商品展開に合わせたメルマガ活用を通じて、多くの顧客に新商品や限定商品の情報を届け、購買意欲を高める取り組みを進めていく。

沖縄育ちのアイスブランド「ブルーシール」、自社ECサイトをリニューアル
リニューアルしたブルーシールのECサイトのトップページ

リニューアルにはエートゥジェイが提供するクラウドECサイト構築プラットフォーム「メルカート」を採用した。

メルカートは、「ecbeing」を基盤とした次世代クラウド型ECサイト構築プラットフォーム。AI技術を駆使した業務効率の向上、ノーコードによる直感的な操作性、厳格なセキュリティ基準を満たしたセキュリティ、義務化された「3Dセキュア2.0(EMV 3-Dセキュア)」などを実装。そのほか、最新トレンドに対応した機能の自動バージョンアップを実現する。集客からCRMまでECのプロフェッショナルが最先端のサポートを提供しているという。

「ブルーシール」は1948年に米軍基地内で誕生。「アメリカ生まれ、沖縄育ち」のアイスブランドとして広く認知されている。沖縄県内を中心に店舗を展開し、地元住民、観光客からも支持されている。「アイスがもたらす笑顔のために」という企業理念の下、沖縄独自の素材を生かした「塩ちんすこう」「紅いも」といったご当地フレーバーに加え、定番のバニラやチョコレートなど、幅広いラインナップを提供している。

※読者の皆さんへのお知らせ【交流会も実施します】良品計画、ヤマダデンキ、オイシックス、UA、TSI、ヤッホーブルーイング、資さんなどが登壇のリアルECセミナー(5/27+28@東京)

ネットショップ担当者フォーラムは「ネットショップ担当者フォーラム 2025 春~ eコマースコミュニケーションDay ~」を、5/27(火)11時00分~17時35分、28(水)10時30分~17時5分にオフラインで開催します。登壇者・聴講者と交流できる懇親会も実施。すべての講演を無料で聴講できます!

「無印良品」の新たなマーケティング、ヤマダデンキさんの自社EC+実店舗+モール戦略、脱"安売り"で最高益を実現する食文化さんの施策、「資さんうどん」のファン作り+OMO+EC販路改善策、TSIさん&UAさんが語るアパレルECの未来など、さまざまなセッションをご用意しています。

良品計画、オイシックス・ラ・大地、ヤマダデンキ、資さん、サザビーリーグ、ヤッホーなど登壇【ネッ担2025春 5/27+28開催】

【EC事業者限定】渋谷でリアル開催。ECマーケティング、オムニチャネル、顧客体験、OMO、D2C、ECモール攻略、成長の極意などECの未来を語る2日間
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鳥栖 剛

楽天グループが描くエージェント型AIの未来とAI活用の現状。「楽天市場」の検索結果経由の流通総額はAI活用で1割増 | 大手ECモールの業績&取り組み&戦略まとめ

6ヶ月 ago
楽天グループは、2025年第1四半期には楽天エコシステム全体でAIに関する15以上の製品、サービス、ツールをリリース。楽天ファッションで人気検索を実現するコンテキスト検索のリリース、「Rakuten AI Assistant」において画像から検索ができる機能「Snap&Ask」をリリースした。

楽天グループは2025年1−3月期(第1四半期)決算説明会でAI活用の進捗などについて明らかにした。それによると「楽天市場」における検索結果経由の流通総額は、AI活用によって前年同期比10.7%増えたという。

楽天グループが描くエージェント型AIの未来とAI活用の現状+効果
AIをあらゆる活動に組み込む取り組みを「AI-nization」と称し、推進している(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

2025年第1四半期には楽天エコシステム全体でAIに関する15以上の製品、サービス、ツールをリリース。言語モデル「Rakuten AI2.0LLM&2.0mini」をオープンモデルとして一般提供したほか、楽天ファッションで人気検索を実現するコンテキスト検索、ユーザー向け「Rakuten AI Assistant」において画像から検索ができる機能「Snap&Ask」などをリリースした。そのほか、楽天プロモーションプラットフォームにおけるキーワード/CPC機能の改善導入や検索キーワードロジックの導入などを実施した。

楽天グループが描くエージェント型AIの未来とAI活用の現状+効果
楽天エコシステム全体でAIに関する15以上の製品、サービス、ツールをリリース(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

AI活用で楽天市場や広告で成果

セマンティック検索

AI活用の成果の1つとして「楽天市場」における検索結果経由の流通総額の成長をあげた。「楽天市場」では2024年1月、ユーザーの意図や文脈を理解し、より関連性の高い情報を提供する「セマンティック検索」を導入。モデル改善などいくつかのアップデートを経て、2025年1−3月期における「楽天市場」の検索経由流通総額は前年同期比10.7%増えた。今後は最先端の検索アーキテクチャを近日リリースし、次の機能を実装する予定だ。

  • 人気検索:関連性の高い検索結果において、トレンドとなっているアイテムを表示
  • パーソナライズ検索:顧客の好みに合わせて検索結果を最適化
  • ディープラーニングランキング:顧客の意図にマッチした検索結果のランキング表示を可能に
楽天グループが描くエージェント型AIの未来とAI活用の現状+効果
セマンティック検索導入により流通額が増加(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

広告領域

広告領域でもAI活用による成果が出ている。楽天プロモーションプラットフォームでは、第1四半期に広告主が効果的な広告運用ができるようにキーワードとクリック単価の提案機能をアップデート。その結果、検索広告クリック率は前年同期比で13.7%増、検索リクエストあたりの広告売上は同5.9%増えた。

楽天グループが描くエージェント型AIの未来とAI活用の現状+効果
広告領域でもAI活用による成果が出ている(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

社内活用

楽天グループ社内におけるAI活用も進んだ。1万3000人以上の従業員が「RakutenAI」を活用し、作成したカスタムAIツールは1万6000を超えたという。特にソフトウェア開発における効果が高く、AI活用によってソフトウェア開発のリリースまでの時間を最大で80%短縮することに成功したとしている。

楽天グループが描くエージェント型AIの未来とAI活用の現状+効果
1万3000人以上の従業員が「RakutenAI」を活用(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

AIアシスタント機能として「Rakuten AI Assistant」もアップデート

2月には自社開発の次世代言語モデル「Rakuten AI2.0LLM&2.0mini」をオープンモデルとして一般提供した。日本のビジネス向けに開発されており、日本の独特な言語的・文化的ニュアンスを捉え、日本の法律や規制に完全に準拠すべく日本語のデータで広範囲にわたるトレーニングを実施。効率的かつ費用対効果が高いモデルになっているという。

ユーザー向けのAIアシスタント機能として「Rakuten AI Assistant」もアップデート。第1四半期中に新たにAIを活用した画像検索が可能な「Snap&Ask」機能をリリース、日本の利用者全員に対し使用できるようにした。ユーザーは写真を撮るだけでショッピングなどの情報にアクセスできる。撮影した画像内の外国語もAIが翻訳、詳細情報やレビュー情報などをまとめて得ることができる。現在オープンベータ版を公開中だが、近日中に正式リリースをするとしている。

楽天グループが描くエージェント型AIの未来とAI活用の現状+効果
AIを活用した画像検索が可能な「Snap&Ask」機能をリリース(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

エージェント型AIで楽天エコシステムの拡大と成長へ

楽天グループは最新のトレンドと技術革新を生かし、楽天エコシステムに関わるすべての企業や顧客、パートナーがAIをより手軽に活用できる状態をめざす。具体的には①人間とAIエージェントの協働推進②特化型AIへの投資③AIによる価値創造の加速――に取り組んでいく。

人間とAIエージェントの協働推進

人間を中心に据えながら、AIによる革新的な生産性向上を支援するツールとサービスの開発をめざす

特化型AIへの投資

独自のデータとドメイン知識を活用し、クライアントと一般消費者の現実世界の課題を解決するAIエージェントを構築

AIによる価値創造の加速

エージェント型AIの新たな活用方法を開拓し、楽天エコシステムの拡大と成長を推進していく

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ネットショップ担当者フォーラムは「ネットショップ担当者フォーラム 2025 春~ eコマースコミュニケーションDay ~」を、5/27(火)11時00分~17時35分、28(水)10時30分~17時5分にオフラインで開催します。登壇者・聴講者と交流できる懇親会も実施。すべての講演を無料で聴講できます!

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【EC事業者限定】渋谷でリアル開催。ECマーケティング、オムニチャネル、顧客体験、OMO、D2C、ECモール攻略、成長の極意などECの未来を語る2日間
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鳥栖 剛

ジャパネットグループの2024年度売上高は過去最高の2725億円/ヤマダホールディングスのEC売上1000億円突破【ネッ担アクセスランキング】 | 週間人気記事ランキング

6ヶ月 ago
2025年5月9日~2025年5月15日にアクセス数の多かった記事のランキングを発表! 見逃している人気記事はありませんか?
  1. ジャパネットグループの2024年度売上高は過去最高の2725億円に

    ジャパネットホールディングスの2024年12月期の売上高は前期から104億円増の2725億円で過去最高となった。同社の会社案内パンフレットの業績推移紹介から明らかになった。

    2025/5/13
  2. ヤマダホールディングス、EC売上1000億円突破。2026年3月期は1170億円を計画​​

    2025年3月期のテレビショッピングを含むEC売上高は前期比18.8%増の1019億円。2026年3月期は、テレビショッピングを含むEC売上高を前期比14.8%増の1170億円を計画。

    2025/5/12
  3. 賃上げ率「上がった」は3割超、「変わらない」は約半数。2025年春闘以上の昇給は7.2%【企業規模別・役職別調査】

    調査結果によると、3人に1人は給料がアップしたと回答しているものの、2025年春闘の平均賃上げ率(約5%)以上の昇給は、全体の7.2%にとどまっている

    2025/5/14
  4. ヤマト運輸が全国一律420円で荷物を送れる小型宅配商品「こねこ便420」を全国展開、5/21から

    「こねこ便420」は、事前に専用資材を購入してもらうことで発送時の支払いを不要にし、資材費込み全国一律420円で商品を配送する小型宅配商品。法人向けに事前登録フォームを用意している。

    2025/5/12
     
  5. ニトリがECサイトとアプリをリニューアル。「暮らしの困りごとを解決する総合サイトへ」

    ニトリホールディングスは、商品の受け取り方を選ぶシーンでは、送料や最短納期などを一緒に表示する仕様に設計。あわせて届け先、受取店舗の変更に加え、店舗在庫も表示し、店舗受け取りをわかりやすく利用できるようにする。

    2025/5/14
     
  6. LINEヤフー、公式アカウント・ミニアプリの強化、AIエージェント化などを推進する2025年の事業方針

    LINEヤフーは2025年の事業方針として、LINE公式アカウント・LINEミニアプリの強化、AIエージェント化の推進、PayPayを中心としたデジタル金融プラットフォーム化に取り組んでいく。

    2025/5/9
     
  7. 生成AIでショッピング番組などのオリジナルキャストを作成する「AIショッピングキャスター」を電通ダイレクトが提供

    「AIショッピングキャスター」は、電通ダイレクトが培ってきたダイレクトマーケティングのノウハウ、デライトチューブの「FUKURO AI AVATAR」の生成AI技術を掛け合わせ、ショッピング番組のオリジナルキャストを作成するサービス。

    2025/5/13
     
  8. ユナイテッドアローズのEC売上は373億円で26%増、好調な理由はOMO戦略とアプリ

    会員制度「UAクラブ」ではOMOの取り組みが奏功しクロスユーザー数が大幅に増加したほか、アプリでは操作性が増したことなどにより経由売上額が大きく成長した。

    2025/5/12
     
  9. 6月導入予定の「TikTok Shop」、ピアラグループがクリエイター向けコマース支援

    ピアラグループは「TikTok Shop」でコマースを始めたいクリエイター向けに、ライブ配信・動画投稿による商品紹介案件の提供から投稿コンテンツ制作支援、コラボ商品の企画開発・販売、販売成果に連動した報酬設計、EC運用・カスタマーサポートまでをサポートする。

    2025/5/9
     
  10. まだECと実店舗の売り上げの取り合いで消耗している? みんなで1つのゴールに向かうと良いことばかりのEC×実店舗の活用法

    ネットショップ担当者が読んでおくべき2025年4月12日~5月9日のニュース

    2025/5/13
     

※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

藤田遥

消費者の33%が「家具の購入で失敗した経験あり」。12%が返品・交換を経験【家具購入時の消費者調査】

6ヶ月 ago

NEXERと河口家具製作所が実施した「家具を購入した際の失敗談」についてのアンケートによると、家具購入時に失敗したことが「ある」と回答しているのは全体の3割以上で、そのうち約半数が購入した家具のサイズが合わなかった経験をしていることがわかった。

また、購入後に返品や交換が必要になった経験がある割合は12%、購入前に十分な情報収集をすれば失敗を防げたと考える割合は66%だった。

調査対象は事前調査で「自分で家具を購入したことがある」と回答した全国の男女500人で、調査期間は2025年4月18日〜5月7日。

3割超が家具の購入で失敗

家具を購入した際に失敗した経験はあるかを聞いたところ、「ある」は33.6%、「ない」は66.4%だった。

家具購入時の失敗の有無
家具購入時の失敗の有無

口コミなどで「情報収集をすれば良かった」と考える割合は66%

家具を購入した際に失敗した経験について「ある」と答えた回答者に、購入前に十分な情報収集をすれば失敗は防げたと思うかを聞いたところ、最多は「思う」で66.1%、続いて「思わない」が17.9%、「情報収集していた」が16.1%だった。

購入前に十分な情報収集をすれば失敗は防げたと思うか
購入前に十分な情報収集をすれば失敗は防げたと思うか

購入前に十分な情報収集をすれば失敗は防げたと思う理由は「直感を信じても案外当てにならないから、特にネット購入が自分はメインだから特に情報収集すべきだと思う」「口コミチェックや実物を試せるところに行っていれば気づけたことだから」「現物を見たらサイズ感がわかったはずだから」など。

購入前に十分な情報収集をしても失敗を防げたとは思わない理由は「いくら情報収集しても、実際に部屋に置いてみて使ってみないとわからない部分もあるから」「情報が全て正しいとは思わないから」などがあがった。

1割以上が購入後の返品・交換を経験

購入後に返品や交換が必要になった経験はあるかを聞いたところ、「ある」が12.4%、「ない」が87.6%で、1割以上が購入後に返品や交換が必要になったことがわかった。

購入後に返品や交換が必要になった経験の有無
購入後に返品や交換が必要になった経験の有無

購入後に返品や交換が必要になった理由は、「大きさが合わなかった」「組み立てできなかった」「アウトレット商品だったが、部品が必要以上に解体されていて、自分では組み立てできない状態だった」などがあがった。

購入後に返品や交換の経験があると回答した人に、返品や交換の際にトラブルはあったかを聞いたところ、「あった」が17.7%、「なかった」が82.3%で、約2割が返品や交換の際にトラブルを経験していることがわかった。

返品・交換時のトラブルの有無
返品・交換時のトラブルの有無

トラブルの内容を聞いたところ、「返品処理に時間がかかったり、店舗にもっていかなくてはいけなかったりで大変だった」「連絡が来ない」「返品に予想外の手間がかかってしまったこと」などがあがった。

失敗は「サイズが合わない」が半数

家具を購入した際に失敗した経験について「ある」と回答した人に、どのような失敗をした経験があるかを聞いたところ、「サイズが合わなかった」が最多の47.6%、続いて「使い心地が悪かった」が33.3%、「組み立てが難しかった」が26.8%だった。

家具購入時の失敗の有無
家具購入時の失敗の有無

調査結果を踏まえて、NEXERは「購入前にサイズ確認がしやすく、詳細情報やレビューが豊富な家具専門のオンラインショップを活用することで、失敗リスクを減らせる」と指摘している。

調査概要

  • 調査手法:インターネットでのアンケート
  • 調査期間:2025年4月18日~5月7日
  • 調査対象:事前調査で「自分で家具を購入したことがある」と回答した全国の男女
  • 有効回答:500サンプル
※読者の皆さんへのお知らせ【交流会も実施します】良品計画、ヤマダデンキ、オイシックス、UA、TSI、ヤッホーブルーイング、資さんなどが登壇のリアルECセミナー(5/27+28@東京)

ネットショップ担当者フォーラムは「ネットショップ担当者フォーラム 2025 春~ eコマースコミュニケーションDay ~」を、5/27(火)11時00分~17時35分、28(水)10時30分~17時5分にオフラインで開催します。登壇者・聴講者と交流できる懇親会も実施。すべての講演を無料で聴講できます!

「無印良品」の新たなマーケティング、ヤマダデンキさんの自社EC+実店舗+モール戦略、脱"安売り"で最高益を実現する食文化さんの施策、「資さんうどん」のファン作り+OMO+EC販路改善策、TSIさん&UAさんが語るアパレルECの未来など、さまざまなセッションをご用意しています。

良品計画、オイシックス・ラ・大地、ヤマダデンキ、資さん、サザビーリーグ、ヤッホーなど登壇【ネッ担2025春 5/27+28開催】

【EC事業者限定】渋谷でリアル開催。ECマーケティング、オムニチャネル、顧客体験、OMO、D2C、ECモール攻略、成長の極意などECの未来を語る2日間
4/22 12:00 403 5 0
大嶋 喜子

AIはSEOをどう変える? / AI時代のWeb制作・運用の基礎知識 / GA4に挫折した人に知ってほしいことなど【Web担当者向け講演5つ】

6ヶ月 ago

X、コクヨ、日経新聞、三井住友海上などが登壇する「Web担当者Forum ミーティング 2025 春」を5月29日(木)、5月30日(金)に開催します。今回は、リアル(東京・渋谷)とオンラインでのハイブリッド形式で実施します。

全25講演をすべて【無料】で受講できます。全25講演のなかから「Web担当者向け」の講演を5つ紹介します。

イベントの詳細を確認する↓↓

Web担当者におすすめの講演5つ

① AIはSEOをどう変える? 未来を見据えた検索エンジン最適化の次の一手
5月29日(木)11:00~11:45
講師:鈴木 謙一 氏(海外SEO情報ブログ

生成AIがどんどん伸び、Googleのインデックスやアルゴリズムも変わり続けるいま、SEO担当者は何に注意して、どんなスキルを磨き、社内でどう立ち回るのがいいのだろうか。

「海外&国内SEO情報ウォッチ」でおなじみ、海外SEOカンファレンスでも登壇している鈴木謙一氏が、海外のSEO専門家やグーグルの中の人から直接聞いた情報も含め、5つのポイントに整理してお届けする。

※本質的なトピックをお届けするために、SEO初心者を一切考慮せずプロ向けの内容とします

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名久井

Web担の大人気企画「海外&国内SEO情報ウォッチ」の筆者・鈴木謙一さんと、直接会えるチャンス! 講演後は、名刺交換タイムも設けております。もちろんオンライン視聴も可能です。SEO担当者はぜひ受講しておきたい講座です。

② 業界1年生が必ず身に付けたい!
AI時代を生き抜くための発注・制作・運用の基礎知識
5月29日(金)11:00~11:45
講師:長澤 大輔 氏(株式会社A&S)

Web業界新人が押さえるべき、発注・制作・運用の基本知識を紹介します。「AIとWeb制作の最新動向」や「制作現場でのAI活用例人の役割」、さらには「発注側が知るべきAIの可能性と限界」、「海外事例と日本特有の課題」などを解説します。

長澤 氏のセッションの詳細を確認する↓↓

名久井

新人さんでもわかるように解説いただきますが、Web業界に長くいる方も必見です。AIの普及で、Web制作はどう変わっていくのでしょうか? 制作側・発注側問わず、押さえておきたいポイントを学びましょう。

③Webサイトの「ムダ」を削ぎ落す!
パシフィコ横浜が実践! Studioで内製化、運用コスト大幅削減
5月30日(金)11:00~11:45
講師:松原 正和 氏(パシフィコ横浜/株式会社 横浜国際平和会議場)

パシフィコ横浜がノーコードWeb制作ツール「Studio」を活用し、Webサイトを内製化。運用コストを約40分の1に削減し、問い合わせ数を88.7%減少させた成功事例を紹介します。短期間でのリニューアルプロセス、データ分析に基づく改善、サステナブルなWebデザインの工夫など、実践的なノウハウを共有します。

松原氏のセッションの詳細を確認する↓↓

名久井

Webサイトの訪問者が得たい情報にたどりつけないために発生していた問い合わせ件数が88.7%減となり、社員の負担も大幅に軽くなったそうです。どのようにして成果を上げたのか、その秘訣を教えてもらいます。

④コンテンツだけがSEOじゃない! 内部施策4つの基本と今やるべきこと
5月30日(金)15:45~16:30
講師:江沢 真紀 氏(アユダンテ株式会社)

SEOはコンテンツだけでなく、まずサイトの基盤を整える内部施策やテクニカル施策が非常に重要です。特に昨今のSEOでは、ユーザー行動が重視されており、ユーザーにとって使いやすいサイトにするためにはサイト構造やカテゴリ、スマホ画面の最適化などが欠かせません。また、インデックス率の向上やJavaScriptなど注意が必要なテクニカル要件もあります。

本セッションでは、SEOの基本となる「サイト構造」「スマホ画面」「カテゴリ設計」「テクニカル要件」の4つの施策に焦点を当て、今の時代にやるべき重要なポイントをご紹介します。GoogleのAI Overviewに対してもやはりオーガニック検索で評価されるサイトが有利な傾向にあります。この機会に内部施策の重要性を改めて学んでみませんか?

※本セッションは2025年2月26日(水)に行われた「デジタルマーケターズサミット 2025 Winter」の録画(再放送)です。資料の配布は行われませんので予めご了承ください。

江沢氏のセッションの詳細を確認する↓↓

名久井

大好評だった講演を再放送します。再放送にもかかわらず、すでに多くの方から参加のお申込みをいただいております。この講演を視聴できるのは、これが(たぶん)ラストチャンス。ぜひご参加ください!

⑤GA4が「使いにくい」は昔の話! 挫折した人に知ってほしい、GA4の使いどころ with 生成AI
5月30日(金)16:40~17:25
講師:西 正広 氏(株式会社月曜日のトラ)

UA終了から約2年、GA4は分析機能が充実し、便利に使えるようになりました。また、我々は生成AIという武器を手に入れました。このセミナーでは、GA4に挫折した方に向けて、基本的な使い方、GA4ならではの機能、生成AIの使いどころにスポットを当ててお話しいたします。

西氏のセッションの詳細を確認する↓↓

名久井

GA4を一回触ったけど、難しくって挫折したという方、必見です! 苦手意識を取り除き、明日からさっそく使い始められるようにするための知識が得られます。

他にも講演が盛りだくさんです。2日間で25講演ありますので、気になったらイベントの詳細を要チェック。なお、アーカイブ配信は予定しておりませんので、ぜひ当日に受講お願いします!

イベントの詳細を確認する↓↓

名久井 梨香

化粧品購入時、避ける成分がある割合は約4割。若年層は成分よりもコスパ重視の傾向

6ヶ月 ago

ビズキが実施した美容に関するアンケートによると、化粧品購入時に約4割の女性が特定の成分を避ける傾向があることがわかった。避ける成分は「石油系活性剤」「防腐剤(パラベンなど)」と回答している割合が多い。

調査対象は全国の20歳~59歳の女性2000人で、調査実施日は2025年4月22日。

「石油系界面活性剤」を避ける助成が最多

化粧品を購入する際に避けている成分は「石油系界面活性剤」が最多で19.3%、続いて「防腐剤(パラベンなど)」が19.1%、「アルコール」が14.8%だった。一方、全体では「特に避けている成分はない」が60.6%だった。

化粧品を購入する際に避けている成分(全体/複数回答可)
化粧品を購入する際に避けている成分(全体/複数回答可)

避けている成分が多い年代は50歳代

年代別に見ると、避けている成分がある年代トップは50歳代。避けている成分は「石油系活性剤」が28.6%、「防腐剤(パラベンなど)」が24.6%、「着色料」が18.0%だった。

ビズキは「長年のスキンケア経験による成分知識の蓄積や、年を重ねるにつれたオーガニック志向の高まりから、より自然由来のものを使いたいと考える方が多くなるのかもしれない」と考察している。

一方、「特に避けている成分はない」は全年代で20歳代が最も高く68.0%。「この年代では、成分によるトラブル経験が少ないことや、コスパ重視の商品を選択する傾向があることがうかがえる」(ビズキ)

化粧品を購入する際に避けている成分(年代別/複数回答可)
化粧品を購入する際に避けている成分(年代別/複数回答可)

子どもがいる人のほうが避けている成分が多い傾向

子どもを持つ女性は特に、「石油系界面活性剤」(20.8%)、「防腐剤(パラベンなど)」(21.9%)の回答率が高い。ビズキは「自身だけでなく子どもとの接触や育児を想定し、より安心・安全な成分を意識する可能性がうかがえる」と指摘している。

化粧品を購入する際に避けている成分(子どもの有無別/複数回答可)
化粧品を購入する際に避けている成分(子どもの有無別/複数回答可)

調査概要

  • 対象者:20歳〜59歳の女性
  • サンプル数:2000人
  • 居住地:全国
  • 調査方法:ネットリサーチ
  • アンケート実施日:2025年4月22日
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ネットショップ担当者フォーラムは「ネットショップ担当者フォーラム 2025 春~ eコマースコミュニケーションDay ~」を、5/27(火)11時00分~17時35分、28(水)10時30分~17時5分にオフラインで開催します。登壇者・聴講者と交流できる懇親会も実施。すべての講演を無料で聴講できます!

「無印良品」の新たなマーケティング、ヤマダデンキさんの自社EC+実店舗+モール戦略、脱"安売り"で最高益を実現する食文化さんの施策、「資さんうどん」のファン作り+OMO+EC販路改善策、TSIさん&UAさんが語るアパレルECの未来など、さまざまなセッションをご用意しています。

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【EC事業者限定】渋谷でリアル開催。ECマーケティング、オムニチャネル、顧客体験、OMO、D2C、ECモール攻略、成長の極意などECの未来を語る2日間
4/22 12:00 403 5 0
大嶋 喜子

C Channelが「TikTok」上でのEC機能「TikTok Shop」の運用支援サービス、ライブ配信機能を活用したライブコマース支援も予定

6ヶ月 ago

SNS運用支援などを手がけるC Channelは5月14日、ショート動画プラットフォーム「TikTok」上でのEC機能「TikTok Shop」の運用支援サービスを開始すると発表した。

グループ会社C Channel上海では、中国国内での「TikTok Shop(抖音小店)」運営の実績を積んできたという。その知見を日本国内での「TikTok Shop」運用支援に活用する。

さらに、SNS運用支援のノウハウ、自社インフルエンサープラットフォーム「Lemon Square」に登録する約1000人の「TikTok」クリエイターを活用し、企業の「TikTok Shop」活用をコンテンツ企画から運用、販売促進まで包括的に支援。「TikTok」ライブ配信機能を活用したライブコマース支援も予定する。

中国において、中国市場でのブランド認知拡大と越境EC市場におけるシェア拡大をめざし、現地の消費者に向けたプロモーションを展開。運用事例として、ボディケアブランド「松山油脂」の製品を、中国のショート動画プラットフォーム上の越境ECプラットフォーム「抖音電商全球購買(Douyin EC Global)」にて販売する「松山油脂海外旗艦店」を開設・運用している。

C Channelが販売元となり、中国現地法人「C Channel上海」と連携。ショート動画制作・配信や中国インフルエンサーを活用したPRなど、コンテンツマーケティングを軸に運用を手がけている。

C Channelが「TikTok」上でのEC機能「TikTok Shop」の運用支援サービス、ライブ配信機能を活用したライブコマース支援も予定
ボディケアブランド「松山油脂」における中国展開の事例
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ネットショップ担当者フォーラムは「ネットショップ担当者フォーラム 2025 春~ eコマースコミュニケーションDay ~」を、5/27(火)11時00分~17時35分、28(水)10時30分~17時5分にオフラインで開催します。登壇者・聴講者と交流できる懇親会も実施。すべての講演を無料で聴講できます!

「無印良品」の新たなマーケティング、ヤマダデンキさんの自社EC+実店舗+モール戦略、脱"安売り"で最高益を実現する食文化さんの施策、「資さんうどん」のファン作り+OMO+EC販路改善策、TSIさん&UAさんが語るアパレルECの未来など、さまざまなセッションをご用意しています。

良品計画、オイシックス・ラ・大地、ヤマダデンキ、資さん、サザビーリーグ、ヤッホーなど登壇【ネッ担2025春 5/27+28開催】

【EC事業者限定】渋谷でリアル開催。ECマーケティング、オムニチャネル、顧客体験、OMO、D2C、ECモール攻略、成長の極意などECの未来を語る2日間
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鳥栖 剛

WOWOWが取り組む新たなデジタルプラットフォーム戦略とは?今秋新ECサイトをグランドオープン

6ヶ月 ago

WOWOWは「中期経営計画(2025-2029年度)」を策定し、そのなかで「ECサービスの拡大」を掲げた。ECサービスの商品拡充や新ECサイトのグランドオープン、コンテンツを軸にした多層サービスを推進していく。

WOWOWの中計は、ビジョンである「独自のエンターテインメント発想で、あなたの日常に心動く瞬間を」の下、「会員の日常に"夢中"を提供する企業」への進化をめざす。具体的な取り組みとして、配信サービス、ECなどさまざまなサービスをつなぐ新たなデジタルプラットフォームを構築。これまでの放送・配信サービスに加入中である会員の満足度向上をめざすと同時に、新たな会員の獲得を通じて「夢中で生きる大人」を増やす。

WOWOWが取り組む新たなデジタルプラットフォーム戦略とは?今秋新ECサイトをグランドオープン
今秋からECサービスを拡大する

BtoCを中心とした会員領域、BtoBを中心とした会員領域以外の2つの領域に注力。会員領域では、放送・配信サービスを展開するメディア・サービス領域、ECサービスなどを展開するコマースおよびイベント領域でサービスを推進する。会員領域以外では、マーケティング支援、コンテンツ制作、プロダクション業務の拡大をめざす。

WOWOWが取り組む新たなデジタルプラットフォーム戦略とは?今秋新ECサイトをグランドオープン
「会員領域」「会員領域以外」の2領域に注力していく

会員領域(BtoC)の重点施策

メディア・サービス領域

放送サービスの効率化推進に取り組み、その原資をコンテンツの強化、その他重点戦略の実行に向けて投資していく。

新たな配信サービスの開始

「WOWOWオンデマンド」や外部プラットフォーム向けサービスとして展開しているスポーツコンテンツサービス「WOWSPO」に加え、自社プラットフォームでの新しい配信サービスの開始による事業成長をめざす。新配信サービスは2026年春に開始予定としている。

ECおよび多層サービス推進による収益拡大

ECサービスの商品拡充や新しいECショップのグランドオープン、コンテンツを軸にした多層サービスを推進する。コンテンツ連動型の商材や、「夢中で生きる大人」をターゲットにライフスタイルを提案する商材を展開。今秋に新ECサイトをオープン予定で、新商品の開発や利用者の拡大を進めていく。多層サービス推進としてはWOWOWオリジナル音楽番組と連動した野外フェスの実施などに取り組んでいく。

WOWOWが取り組む新たなデジタルプラットフォーム戦略とは?今秋新ECサイトをグランドオープン
コンテンツ連動型のECなどを展開していく(画像はIR資料より編集部がキャプチャ)

ライフスタイルに即した新規事業開発

「夢中で生きる大人」に向けたライフスタイルを提案する新たな事業の開発を進める。来期以降の事業化をめざす。

会員領域以外(BtoB)の重点施策

マーケティング支援、コンテンツ制作、プロダクション事業などの事業拡大を図る。同社グループ各社の強みを生かしグループ全体でのシナジーを創出することで、事業の拡大をめざす。

WOWOWが取り組む新たなデジタルプラットフォーム戦略とは?今秋新ECサイトをグランドオープン
同社グループ各社の強みを活かしグループ全体でシナジーを創出
※読者の皆さんへのお知らせ【交流会も実施します】良品計画、ヤマダデンキ、オイシックス、UA、TSI、ヤッホーブルーイング、資さんなどが登壇のリアルECセミナー(5/27+28@東京)

ネットショップ担当者フォーラムは「ネットショップ担当者フォーラム 2025 春~ eコマースコミュニケーションDay ~」を、5/27(火)11時00分~17時35分、28(水)10時30分~17時5分にオフラインで開催します。登壇者・聴講者と交流できる懇親会も実施。すべての講演を無料で聴講できます!

「無印良品」の新たなマーケティング、ヤマダデンキさんの自社EC+実店舗+モール戦略、脱"安売り"で最高益を実現する食文化さんの施策、「資さんうどん」のファン作り+OMO+EC販路改善策、TSIさん&UAさんが語るアパレルECの未来など、さまざまなセッションをご用意しています。

良品計画、オイシックス・ラ・大地、ヤマダデンキ、資さん、サザビーリーグ、ヤッホーなど登壇【ネッ担2025春 5/27+28開催】

【EC事業者限定】渋谷でリアル開催。ECマーケティング、オムニチャネル、顧客体験、OMO、D2C、ECモール攻略、成長の極意などECの未来を語る2日間
4/22 12:00 403 5 0
鳥栖 剛

サザビーリーグのDX事例、家電サブスクに学ぶ新規顧客獲得+LTV向上のEC運営などが学べる! 交流会も実施するリアルイベント【5/27+28@渋谷ソラスタ】

6ヶ月 ago
EC運営企業の担当者や有識者が、参加者の事業成長のヒントにつながる知見をお届けするオフラインイベント「ネットショップ担当者フォーラム 2025 春」を5月27日(火)+28日(水)に開催。すべてのセミナーを無料で聴講できます

5月27日(火)+28日(水)に大型オフラインECイベント「ネットショップ担当者フォーラム 2025 春 ~eコマース コミュニケーションDay~」を東京・渋谷ソラスタコンファレンスでリアル開催。サザビーリーグアウルスケープ、レンティオ、良品計画、ヤマダデンキ、TSI、UAなど著名企業の実践的事例や知見を学べるセミナーを多数、用意しています。

新規顧客獲得+LTV向上につながるEC運営、SNS・EC・CRMを活用したブランディングなどさまざまなテーマのセッションは、すべて無料で聴講できます!(事前登録制、ECを実施している企業のみの限定イベントです)。まだお申し込みをしていない方のために、編集部おすすめの講演の見どころをご紹介します。

ネットショップ担当者フォーラム 2025 春

見どころ⑥ BX(Brand Experience)を向上させる4つの力:SNS・EC・CRM・ブランディング ~サザビーリーグ アウルスケープの視点と実践~

5月28日 10:30~11:20 A2-1 オープニング基調講演

アウルスケープは「複雑化した現代ブランド戦略をシンプルにする」を理念に、これまでサザビーリーグで取り組んできたDX支援にブランディング支援も加え「BX(Brand Experience)」向上の為のサービスを提供。SNS、EC、CRM、これらすべてがブランド作りに直結する現在、ブランドの世界観を重視した、単なる効率的なDX支援ではない「ブランドの想い」を軸に据えた戦略と事例を解説します。

価値観やライフスタイルの大きな変化、デジタルの発達による販売チャネルや販売促進手法の多様化により戦略が複雑しているなか、ブランドを成功に導くヒントを得られます。

EC運営担当者だけでなく、SNS担当者、CRM担当者にもオススメです。

株式会社サザビーリーグアウルスケープ 代表取締役社長 相川 慎太郎氏
株式会社サザビーリーグアウルスケープ 代表取締役社長 相川 慎太郎氏
2016年4月、株式会社サザビーリーグに入社。WEB戦略部にてECサイト運営支援とデジタルマーケティング支援を担当。2018年4月には、サザビーリーグ初のEC特化型ブランド「ARTIDA OUD(アルティーダ ウード)」の立ち上げを指揮。2022年4月から執行役員DX推進室室長。2025年4月、株式会社サザビーリーグアウルスケープ代表 就任
ネッタヌネッタヌ

登壇するのは、サザビーリーグのDXを推進してきた、サザビーリーグ執行役員・DX推進室も兼務する相川慎太郎氏。サザビーリーグは2024年度から経営体制の変革を進めていた。2024年11月には管理部門の1つであったDX推進室を会社分割し、新設したサザビーリーグアウルスケープが承継しました。その新設会社の社長に就いたのが相川氏です。サザビーリーグが培ってきた実店舗を中心としたブランディング、顧客獲得などにおけるソリューションと最新のデジタルソリューション、この2つの要素を掛け合わせ「BX(ブランドエクスペリエンス)」の向上を進めるサザビーリーグアウルスケープ。サザビーリーグの事例を踏まえ、BXを向上させる秘訣(ひけつ)を披露します。

見どころ⑦ レンタルサブスクに学ぶ新規獲得からLTV向上までを最大化するEC運営~レンティオ社長が語るレンタル・サブスクで実現する顧客課題解決と収益化事例~

5月28日 10:30~11:20 B2-1 オープニング基調講演

家電のEC、レンタル、サブスクサービスを提供しているレンティオは、累計注文数は130万件突破、月間の利用者数は15万人を超える成長企業です。

顧客が「試してから買う」ことができるビジネスモデルや、必要なときに借りて返す際に「返しやすい」設計としていることがリピーターの増加につながっています。

講演では、レンティオが実践してきたレンタル、サブスクビジネスから、新規獲得やLTVを向上させる取り組みなどを詳しく解説。レンティオの実例から学べることが多くあるはずです。

レンティオの三輪社長とともに、ネクトラス代表の中島郁氏が登壇。レンティオ三輪社長との対談のなかで、サブスクECビジネスの秘訣を探ります。

レンティオ株式会社 代表取締役社長 三輪 謙二朗氏
レンティオ株式会社 代表取締役社長 三輪 謙二朗氏
2008年楽天株式会社入社。モバイル推進グループにてモバイル版楽天市場の拡大に貢献後、ECコンサルタントとしてキッチン日用品雑貨グループ配属。退職後、Eコマース企業を経て2015年4月に株式会社カンパニー(現 レンティオ株式会社)を創業。6,600種類以上の家電やベビー用品、アパレルなど、どんなものでも買わずにためせるサービスとして累計貸出件数130万件を超えるサービスへと成長させる。
ネクトラス株式会社 代表取締役 中島 郁氏
ネクトラス株式会社 代表取締役 中島 郁氏
ベンチャー⇒外資⇒老舗と通常と逆の経歴で新規事業/新組織を担当。関与は小売、EC、デジタル/リアル、メディア、サービス等。トイザらスでマーケティング部門/EC法人立上げ。ジュピターショップチャンネル役員(EC・マーケティング)、GSIcommerce/eBayEnterprise APAC代表/日本法人社長。三越伊勢丹ではコンサルでの関与後EC・オムニチャネル推進の役員事業部長に就任。複数のEC立上げ、大規模EC・オムニチャネル3社の事業責任者経験は珍しい。ベンチャー~大企業の新規事業、戦略、マーケティング、EC、小売、リアル・デジタルを実務視点で支援中。Babson College MBA
ネッタヌネッタヌ

レンタルから事業をスタートし、2019年からはサブスクリプションも開始したレンティオさん。取扱商品を一気に拡大し、現在のラインアップは約7000種類となっています。

レンタルした商品を顧客が「返しやすい」設計にしていることが、リピーターに愛されている秘訣。いまでは、商品を出品するメーカー側が「レンティオに在庫を置いてもらおう」「レンティオに預けよう」という発想を持っていることも多いのだとか。

講演を通じて、ビジネスモデルの成功事例だけにとどまらず、顧客に愛されるポイントも学べるはず。ご関心のある方はぜひお申し込みください!

ネットショップ担当者フォーラム 2025 春
◇◇◇

次回はまた別のオススメ講演をお伝えします!

ネットショップ担当者フォーラム編集部

フューチャーショップとReproが連携、「futureshop」導入企業のECサイト速度改善を支援

6ヶ月 ago

SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」を提供するフューチャーショップは、Reproが提供するサイトスピード改善ツール「Repro Booster」と「futureshop」の連携を始めた。

「Repro Booster」は、タグの設置だけで導入できるサイトスピードを高速化するツール。

今回の連携で、「futureshop」「futureshop omni-channel」を使うEC事業者は、「Repro Booster」を特別プランで利用できる。

「Repro Booster」は、独自技術を採用したWebサイトの表示速度高速化ツール。導入することで、Webサイトの表示速度を大幅に改善し、コンバージョン率やSEO指標、ユーザー体験を向上できるという。

「futureshop」「futureshop omni-channel」を使うEC事業者は、「Repro Booster」導入前に、現在の表示速度を無料診断できるとしている。

SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」を提供するフューチャーショップは、Reproが提供するサイトスピード改善ツール「Repro Booster」と「futureshop」の連携を始めた
「Repro Booster」の主な機能・特長
※読者の皆さんへのお知らせ【交流会も実施します】良品計画、ヤマダデンキ、オイシックス、UA、TSI、ヤッホーブルーイング、資さんなどが登壇のリアルECセミナー(5/27+28@東京)

ネットショップ担当者フォーラムは「ネットショップ担当者フォーラム 2025 春~ eコマースコミュニケーションDay ~」を、5/27(火)11時00分~17時35分、28(水)10時30分~17時5分にオフラインで開催します。登壇者・聴講者と交流できる懇親会も実施。すべての講演を無料で聴講できます!

「無印良品」の新たなマーケティング、ヤマダデンキさんの自社EC+実店舗+モール戦略、脱"安売り"で最高益を実現する食文化さんの施策、「資さんうどん」のファン作り+OMO+EC販路改善策、TSIさん&UAさんが語るアパレルECの未来など、さまざまなセッションをご用意しています。

良品計画、オイシックス・ラ・大地、ヤマダデンキ、資さん、サザビーリーグ、ヤッホーなど登壇【ネッ担2025春 5/27+28開催】

【EC事業者限定】渋谷でリアル開催。ECマーケティング、オムニチャネル、顧客体験、OMO、D2C、ECモール攻略、成長の極意などECの未来を語る2日間
4/22 12:00 403 5 0
宮本和弥

アマゾン、AIで一時停止広告を視聴シーンに適合

6ヶ月 ago

アマゾンがAIを活用した新しいストリーミング広告フォーマットを発表。視聴コンテンツと広告クリエイティブの両方を分析して、一時停止画面に表示する広告コピーを自動生成する技術は新しい。一般的なコンテキスト連動の広告は、番組やそのジャンルに合わせたクリエイティブを用意しておく必要があったが、今回の新技術は視聴シーンの瞬間に合わせてクリエイティブを自動生成する。デモでは、ドラマの主人公が母親と携帯電話で会話しているシーンで再生を一時停止すると、携帯電話事業者の広告が表示され、そこには「信頼できるネットワークなら素直に話し合える」というコピーが添えられていた。

Amazon announces AI-powered pause ads and new advertising formats for Prime Video
https://advertising.amazon.com/library/news/ai-pause-format-prime-video
AmazonがPrime Video向けにAIを搭載した一時停止時の広告と新しい広告フォーマットを発表
https://advertising.amazon.com/ja-jp/library/news/ai-pause-format-prime-video

なお、ストリーミングコンテンツの一時停止画面の広告の考察として、次の投稿も参考にされたい。

一時停止広告の可能性
https://blog.netadreport.com/2025/03/blog-post_31.html

noreply@blogger.com (Kenji)

夏に向けた実用品の購入が増加傾向。テントの購入は前月比倍増【2025年4月の消費者動向】

6ヶ月 ago

Shopify Japanが公表した2025年4月度のコマーストレンドによると、ゴールデンウィークや気温の上昇で、日本の消費はアウトドア関連商品やイベント需要、夏に向けた実用品の購入が増加傾向だった。

2025年4月の販売状況を踏まえたコマーストレンドを発表
2025年4月の販売状況を踏まえたコマーストレンド

ECプラットフォーム「Shopify」の利用事業者の販売データからトレンドを分析。2025年4月1日〜30日の販売実績を前月(3月1日〜31日)と比較した。

2025年は自然のなかで過ごす時間を楽しみにしながらアウトドアを満喫するための準備を進めている様子が、販売データからうかがえると指摘した。

ポップカルチャーや個人の趣味を楽しむ動きも広がっているという。2025年4月の販売動向は次の通り。

  • 庭の手入れニーズが上昇:芝刈り機の販売が前月比160.6%増と大きく伸長。暖かくなった気候を背景に、自宅の庭の手入れや外観の整備といった季節的なニーズが高まっている。
  • キャンプシーズンの早期到来:キャンプ用品の需要が急増。中でも居室スペースが大きなテント「Vis-A-Visテント」が同156.4%増、一般的なテントも同99.8%増と好調だった。
  • 気温上昇に備える実用品:初夏に向けて気温が上がるなか、「ハンディファン&ミストファン」は同154.8%増と大幅に増加した。
  • イベント・フェスシーズンの準備:春のイベントやフェスの開催に伴い、「イベントバナー」の販売が同159.7%増となっている。
  • ポップカルチャー・コレクター需要の活況:「コレクティブルピン」は同563.4%増、「オートグラフ(サイン入りグッズ)」は同306.3%増と、いずれも「ホビー&クリエイティブアーツ」ジャンルでの「コレクティブルズ」カテゴリ内で最も高い伸び率となった。
※読者の皆さんへのお知らせ【交流会も実施します】良品計画、ヤマダデンキ、オイシックス、UA、TSI、ヤッホーブルーイング、資さんなどが登壇のリアルECセミナー(5/27+28@東京)

ネットショップ担当者フォーラムは「ネットショップ担当者フォーラム 2025 春~ eコマースコミュニケーションDay ~」を、5/27(火)11時00分~17時35分、28(水)10時30分~17時5分にオフラインで開催します。登壇者・聴講者と交流できる懇親会も実施。すべての講演を無料で聴講できます!

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4/22 12:00 403 5 0
大嶋 喜子

UA、公式ECサイトの商品ページ表示速度を改善。コンバージョン率アップに成功

6ヶ月 ago

ユナイテッドアローズは、自社ECサイト「ユナイテッドアローズ オンライン」で実施した表示速度の改善がユーザー行動に与える影響についての実証実験で、モバイルとデスクトップの表示スピードが約1秒短縮した。

対象期間は2024年10月19日~11月7日で、対象数は2210万PV。ギャプライズが提供する、ECサイトの表示スピード改善ツール「Speed Kit(スピードキット)」を活用して実証実験を実施した。

「ユナイテッドアローズ オンライン」トップページ(画像はサイトから追加)
「ユナイテッドアローズ オンライン」トップページ(画像はサイトから追加)

モバイル、デスクトップの両方で約1秒改善

検証結果は次の通り。

  • モバイル表示
    • First Contentful Paint(ページの最初のコンテンツをブラウザが描画し始める時点):71.1%改善(0.874秒短縮)
    • Largest Contentful Paint(ユーザーがページ内にアクセスしてから、メインコンテンツを見ることができるようになるまでの時間):57.4%改善(0.926秒短縮)
  • デスクトップ表示
    • First Contentful Paint:70.6%改善(0.828秒短縮)
    • Largest Contentful Paint:71.8%改善(0.918秒短縮)

ユナイテッドアローズのECサイトでは、特に商品画像を多く扱う商品一覧ページや商品詳細ページにおいて、表示速度の改善が課題となっていた。

ECサイトではページの表示速度は離脱率やコンバージョン率に大きな影響を与えるとされる。Nielsen Norman Groupの調査によると、ページの読み込みが1秒を超えるとユーザーの集中力が途切れ始め、3秒を超えると多くのユーザーが離脱してしまう傾向があるという。

表示スピード改善の効果

「ユナイテッドアローズ オンライン」では、表示スピードの改善により、コンバージョン率に次のような相関関係が見られた。

  • 表示速度が向上するほどコンバージョン率も改善。「Speed Kit」導入後のページではコンバージョン率がアップ

    • 商品詳細ページから購入に至るまでの導線が特に顕著
  • カート追加率も同様の傾向
    • より速くページが表示されることで、購買行動の促進につながることが示された。ストレスなく商品をカートに追加できるようになったことが理由
  • モバイルユーザーにおける効果が顕著
    • 従来、モバイル環境ではネットワーク状況による表示速度のばらつきが課題となっていた。より安定した表示速度を実現できるようになったことでモバイルユーザーの購買体験が大きく改善された
※読者の皆さんへのお知らせ【交流会も実施します】良品計画、ヤマダデンキ、オイシックス、UA、TSI、ヤッホーブルーイング、資さんなどが登壇のリアルECセミナー(5/27+28@東京)

ネットショップ担当者フォーラムは「ネットショップ担当者フォーラム 2025 春~ eコマースコミュニケーションDay ~」を、5/27(火)11時00分~17時35分、28(水)10時30分~17時5分にオフラインで開催します。登壇者・聴講者と交流できる懇親会も実施。すべての講演を無料で聴講できます!

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良品計画、オイシックス・ラ・大地、ヤマダデンキ、資さん、サザビーリーグ、ヤッホーなど登壇【ネッ担2025春 5/27+28開催】

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4/22 12:00 403 5 0
大嶋 喜子

AIエージェントがWebページの閲覧、商品選択、購入、お金の管理をするようになる――。国際ブランドも「エージェントコマース」に参入 | 海外のEC事情・戦略・マーケティング情報ウォッチ

6ヶ月 ago
AIエージェントの開発や利用が各国、各社で進んでいます。今回は、大手クレジットカード会社のVisaとMastercardがAIエージェント市場に参入した事例です。両社が提供するサービスや、AI市場全般の課題を詳しくまとめます

クレジットカードの国際ブランドであるVisaとMastercardは、AIエージェントがユーザーに代わって好みの商品を検索してレコメンド、購入する「エージェントコマース」を自社の決済テクノロジーの1つに実装しました。サービスの特長、AIエージェント運用に関する課題を解説します。

Visa、MastercardがAIエージェント活用ツールを提供開始

VisaとMastercardは、人工知能(AI)を活用したショッピングアシスタントをそれぞれの決済ネットワークに接続できる新しいツールを発表しました。

4月下旬に発表したそれぞれの取り組みは、AIエージェントがユーザーに代わって商品を検索、レコメンド、購入する「エージェントコマース」のトレンド拡大を後押しするものです。

AIエージェントはたとえば、消費者が自身の予算と好みを設定すると、食料品の注文から旅行の予約までのタスクを引き継ぎます。AIエージェントにこうしたアクションを実行させるため、VisaとMastercardはOpenAI、Stripe、Microsoftなどのテクノロジー企業と提携していると発表しています。

Visaのチーフプロダクト&ストラテジーオフィサーであるジャック・フォレステル氏はリリースでこのようにコメントしています。

近いうちに、人間は自分たちの代わってAIエージェントにWebページの閲覧、商品の選択、購入、管理をしてもらうようになるでしょう。そのためには、AIエージェントはユーザーだけでなく、ユーザーが利用する銀行や、AIエージェントを通じてユーザーが商品を購入しようとする販売事業者からも、支払いに関して信頼される必要があります。(フォレステル氏)

事業者も消費者もAIエージェントに高い関心

VisaとMastercardによる新たな取り組みの背景には、AIエージェントに対する企業側の関心の高まりがあります。

たとえば、監査や税務などの事業を手がけるKPMGによる調査「AI Quarterly Pulse Survey」によると、2025年第1四半期には65%の組織がAIエージェントの試験運用を手がけており、前年同期比の37%から大きく増加しています。

消費者側の関心も高まっています。Salesforceが発表した「Connected Shoppers Report(2025年3月)」によると、消費者の66%が売り切れる前に需要の高い商品を確保するためにAIエージェントを使用することに関心があると回答。65%がほしい商品が自身の目標価格に達したら商品を購入できるような機能を持つエージェントを求めています

Visa、AIエージェントを「新たなコマース」と位置づけ

Visaは4月30日、AIプラットフォーム向けの商用パートナープログラム「Intelligent Commerce」をスタートしました。このプログラムは、運用者に対し、本人確認や支出管理などの決済機能をAIエージェントに統合するためのAPIやツールへアクセスできるようにするものです。

Visaの提供ツールによるAIエージェントの活用イメージ(Visaのコーポレートサイトから追加)

Visaはニュースリリースで、この動きについて「デジタルコマースの次のステップ」だと表現。「AIを活用したエージェントの利用により、消費者は食料品の注文や衣料品の購入などの日常的なタスクをAIに任せることができるようになり、支払い方法とタイミングに関するルールは自身で設定できるようになる」と説明しています。

消費者のショッピングは、実店舗での買い物からオンラインへ、そしてオンラインでの購入デバイスの多くがモバイルへと移行してきたのと同じように、Visaは新たなコマースの時代の新しい基準を打ち立てています。(フォレステル氏)

VisaのAI対応ツールの特長

「Visa Intelligent Commerce」のグローバル展開を加速するため、VisaはOpenAI、Microsoft、Anthropic、Stripe、Samsungなどの主要なAIおよびテクノロジー企業と協力しています。「Visa Intelligent Commerce」の主な機能は次の通りです。

  • AI対応カード:標準のカード番号をトークン化された情報に置き換えます。これは、機密性の高いカードデータを固有のデジタル識別子に置き換えることで不正を減らすセキュリティ手法の1つ。これにより、消費者が選択したエージェントだけが本人に代わって行動することが許可され、AIコマースにおける本人確認が可能になる――とVisaは説明しています。
  • パーソナライズされたレコメンド:消費者は、ショッピングの結果を向上させるために、自分のお金の使い方の傾向をAIエージェントと共有することができます。
  • 支出ルールとリアルタイム管理:ユーザーは購入制限と条件を設定できます。Visaは「リアルタイムの取引データにルールを適用し、AIエージェント利用によるトラブルを防ぐ」と述べています。

Mastercardの対話型AIコマース

Mastercardは4月29日に独自のプログラム「Agent Pay」を発表。「AIエージェントがユーザーに代わって購入を完了できるようにする」と説明しました。

Mastercardによると、「Agent Pay」は非接触型決済、カードオンファイル、トークン化を含む既存の決済インフラを基盤として構築。特に会話型AIプラットフォームへの統合を目的として「Agent Pay」を設計しました。Mastercardは次のように説明しています。

たとえば、まもなく30歳になる女性が記念の誕生日パーティーを計画している場合。自分のスタイル、会場の雰囲気、天気予報に基づいて、地元のブティックやオンライン小売事業者から衣装やアクセサリーのセレクションをAIエージェントとチャットすることで、AIエージェントが提案してくれるようになります。彼女の好みやフィードバックに基づいて、AIエージェントが購入し、「Mastercard One Credential」などの最適な支払い方法を推奨できます。

MastercardのAI搭載サービスの特長+セキュリティ

このプログラムは、消費者向けと企業(B2B)向けの両方のアプリケーションを提供しているそうです。企業向けの利用をサポートするため、Mastercardは「watsonx Orchestrate」(AIアシスタントとAIエージェントの機能により、チャットを通じて業務プロセスを自動化し、効率化を促進するサービス)を提供するIBMなどのテクノロジープロバイダーと提携しています。

また、決済サービス「Braintree」を提供するPayPal の子会社、同じく決済サービス「Checkout.com」を提供するCheckout.comなどの事業者とも提携、すでに加盟店が使用しているトークン化機能を拡張する計画です。

Visaの「Visa Intelligent Commerce」と同様に、「Agent Pay」はトークン化された情報を使用して不正リスクを抑制します。加盟店やユーザーからの信頼と安全性をサポートするため、MastercardはAIエージェントが支払いを開始する前の検証が必要としています。ユーザーは、エージェントに購入を許可する特定のルールを設定できます。Mastercardによると、「Agent Pay」は、デバイス上の生体認証などの認証ツールもサポートしています。

加速するAIエージェントの採用

VisaとMastercardの発表は、AIエージェントの利用を検討している事業者が増えているなかで実施されました。

KPMGによる2025年1~3月期(第1四半期)のAI Quarterly Pulse Surveyによると、調査対象となった幹部の99%が「自社組織がAIエージェントを展開する計画がある」と回答。67%が「既製のAIソリューションを購入する予定」であると答えました。

一方、27%が「自社による構築と他社からのソリューション購入を組み合わせたアプローチ」を選択しています。この調査には、年間収益が10億ドル以上の米国企業のエグゼクティブ130人が含まれています。

KPMGは「注目すべきは、ほとんどのカテゴリーで、事業者は“エージェントの利用を計画している”ステータスから、“積極的にエージェントを試験運用している”ステータスへの移行が大幅に進んでいることです」と指摘しています。

課題はAIへの信頼感不足

しかし、AIエージェントへの信頼感が十分でないことは依然として大きな懸念事項です。KPMGの調査によると、回答者の3分の1以上が、2025年の最大の課題として「生成AIに対する信頼感が十分でない」をあげています。また、32%は「2030年までにAI出力の正確性と公平性さが担保されるのかどうか」を懸念しており、それに続いて「悪用への懸念」(30%)があげられました。

KPMGの調査による、AIへの懸念(左から「正確性と公平性さ」「悪用への懸念」「過剰な規制」)
KPMGの調査による、AIへの懸念(左から「正確性と公平性さ」「悪用への懸念」「過剰な規制」)

AIに懸念を持つ消費者も多数

AIエージェントに関する消費者の感情も依然として二分されています。Salesforceが2025年3月に発表した「Connected Shoppers Report」によると、消費者の65%が自身が決めた価格に達したらAIを使用して商品を購入することに関心がある一方、「レコメンドされた商品をAIエージェントが自分に代わって購入することに抵抗がない」と答えたのはわずか47%でした。

また、調査会社eMarketerとCivicScienceが2024年12月に行った調査によると、米国の消費者で「自身のデータをAIショッピングアシスタントに共有することには抵抗がない」と回答したのはわずか24%でした。

KPMGのAIおよびデジタルイノベーション担当であるティーブ・チェイス氏はリリースで次のように説明しています。

昨今、AIエージェントが事業者のワークフローに組み込まれることが進むにつれて、信頼性がAIに関する議論の中心に戻ってきています。ガバナンス、データの整合性、責任ある利用に根ざした、AIエージェント利用者からの強力な信頼の基盤なしに、AIエージェント活用による明るい未来はありません。自信を持って事業を拡大したいのであれば、信頼の醸成が第一に来なければなりません。(チェイス氏)

この記事は今西由加さんが翻訳。世界最大級のEC専門メディア『Digital Commerce 360』(旧『Internet RETAILER』)の記事をネットショップ担当者フォーラムが、天井秀和さん白川久美さん中島郁さんの協力を得て、日本向けに編集したものです。

Digital Commerce 360

三越伊勢丹HDのEC売上は460億円、営業黒字に転換。収支構造改革で安定的に収益を創出出来る構造へ転換

6ヶ月 ago

三越伊勢丹ホールディングスの2025年3月期におけるオンライン事業売上高は前期比8.7%増の460億円となった。同事業の営業利益は10億円(前期は4億円の赤字)で営業黒字に転換した。売上拡大に加え、収益構造改革により安定的に収益を創出できる構造へ転換したとしている。

今後は特化型ECサイトのさらなる強化を進め、顧客の購買行動や属性などを特定できる識別顧客の利用拡大をめざすとしている。

三越伊勢丹ホールディングスのオンライン事業の業績推移
オンライン事業の業績推移(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

三越伊勢丹HDは2023年3月期〜2025年3月期の中期経営計画で、識別顧客数と識別顧客売上高の拡大を図り、マス(不特定多数)を待つ「館業」から、個のマーケティングを行う「個客業」への変革を進めてきた。

「館業」から「個客業」への変革を進めている(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

KPI(重要業績評価指標)として設定した「識別顧客売上高」「エムアイカード会員売上高」「年間100万円以上購買エムアイカード会員売上高」「デジタルIDのみ会員売上高」は中計期間中、右肩上がりで推移した。「科学の視点による事業構造改革」として百貨店事業、オンライン事業、海外事業に注力。独自戦略として「“個客とつながる”CRM戦略」などを推進した。 成果として、2025年3月期の営業利益は763億円。コロナ前の営業利益水準と比べ、戦略推進による変革で約310億円増、インバウンドなどで約150億円増となったと説明している。今後の取り組みとして、個客業プロセス活動を本格展開し、仕組みとコンテンツ拡充で識別顧客の利用拡大をめざす。

個客業への変革により営業利益を創出(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)
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ネットショップ担当者フォーラムは「ネットショップ担当者フォーラム 2025 春~ eコマースコミュニケーションDay ~」を、5/27(火)11時00分~17時35分、28(水)10時30分~17時5分にオフラインで開催します。登壇者・聴講者と交流できる懇親会も実施。すべての講演を無料で聴講できます!

「無印良品」の新たなマーケティング、ヤマダデンキさんの自社EC+実店舗+モール戦略、脱"安売り"で最高益を実現する食文化さんの施策、「資さんうどん」のファン作り+OMO+EC販路改善策、TSIさん&UAさんが語るアパレルECの未来など、さまざまなセッションをご用意しています。

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鳥栖 剛

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