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アダプティブ・コンテンツと行動ターゲティング – Conversion Conference 2011

14 years 8ヶ月 ago
さて今回はちょっと上級と思われる内容のセッション。アダプティブ・コンテンツと行動ターゲティングについて。ちょっと難しそうな内容ですがさてさて。ちなみにアダプティブ・コンテンツとは、ユーザー行動に基づいて最適なコンテンツを表示することです。日本だと言葉として余り使われませんが、コンテンツターゲティングと似たようなものでしょうか。さてさて。 — SEO Japan 原題「Adaptive Content & Behavioral Targeting」。Madera Labsのジャスティン・デイビスとAmadesaのピート・オルソン。 まずはMadera Labsのジャスティン・デイビス。制作会社のデザイナーだそうです。 Amazon.comは35%の売り上げをアダプティブ・コンテンツ経由で売り上げている。 時間によるアダプティブ・コンテンツ。 何故? 新しい発見・気付きをユーザーに与える。 ユーザーの障害を減らす。 コンバージョンを増やす。 関連性を近づける。 まずはコンテンツから。 コンテンツベースのフィルタリング。 ユーザーの過去の購買行動からフィルタリングする。 Amazon.comが得意とする分野。過去の購買履歴からおススメ商品を表示する。 コラボレティブ・フィルタリング 同じくAmazon.comも得意。同じような購買行動をしている他ユーザーの購買行動を元におススメ商品を表示する。ソーシャル・プルーフ(social proof)の一種。 時間によるアダプティブ・コンテンツ = レコメンデーション — インターアクション。 2000年前半。BBCのサイト。ユーザーがクリックしたコンテンツが多いニュースセクションの背景を濃くする手法を入れた。効果は不明だが(公表されていない)興味深い。 アダプテーション・ループ 最初にインターフェース ↓ ユーザーの反応 ↓ システムによる判断 ↓ インターアクションの仇ぷレーション ↓ 最初に戻って繰り返し ・・・ ゴールは何か? 最初のインターフェースはどうするべきか? 見るべきユーザーの反応は何か? システムはどのようなユーザーの反応を判断すべきか? アダプティブ・コンテンツのチャレンジ データを集める。。 データを分析する。 小さなことから1つ1つ始める。 Amazon.comは今回話したことを最も効果的に実践している。 繰り返しになるがAmazonの35%の売り上げはアダプティブ・コンテンツ経由。 続いてAmadesaのピート・オルソン。大手LPOツールの会社ですね。 アダプティブなウェブサイトとは? [...]

東北地方太平洋沖地震の翌週に訪問者が急増したサイト

14 years 8ヶ月 ago
ネットレイティングスのメルマガNielsen Online REPORTER 2011年4月6日号による。 http://www.netratings.co.jp/hot_off/reporter_archive.html Nielsen Online Reporterより転載。転載許諾No.07012007-001 弊社では先日のプレスリリースで、東北地方太平洋沖地震が発生した週に、首都圏のライフライン関連サイトの訪問者が大幅に増加したことをお伝えしたが(http://csp.netratings.co.jp/nnr/PDF/Newsrelease03292011_J.pdf)地震発生翌週3/14(月)-3/20(日)のインターネット視聴率データにおいても、また別の特徴的な動きがみられたので紹介していきたい。 -------------------対前週比増加率上位サイト(
Hiromi.Ibukuro@gmail.com (衣袋 宏美(いぶくろ ひろみ))

AdWords の掲載順位を指定した入札の終了について

14 years 8ヶ月 ago
Lisa Shieh プロダクトマーケティングマネージャー

このたび AdWords の広告を検索結果ページのどの順位に設定するかを指定する「掲載位置設定機能」を 5 月上旬に終了することを発表させていただきます。

広告主の皆さまが、キャンペーンで掲載位置設定を使用している場合は、入札単価設定をスムーズに移行できるよう、事前にこの機能を無効にすることをおすすめします。掲載位置設定を無効にする方法については、こちらのヘルプセンターのページをご覧ください。

今後の具体的な終了プロセスはこちらのとおりです。
  • 本日 4 月 6 日より、AdWords の管理画面や API でキャンペーンの掲載位置設定を有効にすることができなくなります。掲載位置設定を使用しているキャンペーンでは引き続この機能をご利用いただけますが、一度無効にすると再度有効にすることはできませんのでご注意ください。
  • 5 月上旬より、掲載位置設定を使用しているお客様のすべてのキャンペーンでこの機能を、Google 側で順次無効にさせていただきます。
  • 掲載位置設定を(手動で、または 5 月上旬に機能が終了されるときに)無効にすると、これらのキャンペーンの個別の上限クリック単価として、掲載位置設定でもっとも最近使用された入札単価が設定されます。掲載位置設定では、指定した掲載位置に広告を掲載できるよう、入札単価が調整されます。そのため、掲載位置設定で最近使用された入札単価を個別の上限クリック単価として使用することで、トラフィックへの影響を最小限に抑えることができます。

さらに、該当するお客様へのヒントとして、掲載位置設定を無効にする前にキーワード レポートをダウンロードして、掲載位置設定を有効にする前に設定した個別の入札単価をエクスポートすることをおすすめします。このレポートには、キーワード単位の上限クリック単価が含められます。

掲載位置設定の代わりとなる機能
特定の位置に広告を掲載したいとお考えの場合は、まず Google のチーフ エコノミスト Hal Varian のブログ記事(英語) をお読みになることをおすすめします。この記事では、特定の平均掲載順位を維持することのリスクについて説明しています。

その上で、特定の位置に広告を掲載したい場合は、ぜひ自動化ルールをお試しください。この機能を使用すると、平均掲載順位が希望する順位と異なる場合に入札単価を変更するというルールを自動的にキャンペーンに反映できます。この機能の詳細については、次のヘルプセンターのページをご覧ください。
noreply@blogger.com (Google Blog)

2010Q4中国のPC出荷、対前年同期比4.2%増と低調

14 years 8ヶ月 ago
2011/4/5のIDCのリリースから。 http://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=prCN22776311 2010Q3からは15.7%減の1,570万台の出荷台数となった。デスクトップは580万台で対前期比3.9%増、ラップトップは320万台でマイナスとなった。2011年は10.8%増と予想している。 関連リンク: 2011年の世界のPC市場、台数ベースで14%増に 2011年世界のPC出荷台数、10.5%増の388百万台と下方修正 2010Q4西欧のPC市場、出荷台数は4%減 2010Q4世界のPC出荷台数、前年同期比19%増、Appleが3位に急浮上 2020年世界市場予測、スマートフォンは2009年比2.3倍の17兆円 2011年世界のコンピュータ機器売上、タブレットとスマートフォンが台数でPCを上回る 2010Q4世界のPC出荷
Hiromi.Ibukuro@gmail.com (衣袋 宏美(いぶくろ ひろみ))

2011/4/2の週の米検索エンジンシェア、Googleが64.42%

14 years 8ヶ月 ago
2011/4/2の週のHitwiseのData Centerから。http://www.hitwise.com/us/datacenter/main/dashboard-10133.html 検索エンジン・シェアは過去4週データで、サイト・ランキングは単週のデータ。 関連リンク: 2011/3/26の週の米検索エンジンシェア、Googleが63.46% 2011/3/19の週の米検索エンジンシェア、Googleが63.56% 2011/3/12の週の米検索語、日本の地震が上位、「津波」も英語に定着? 2011/3/5の週の米検索エンジンシェア、Googleが65.55% 2011/2/26の週の米検索エンジンシェア、Googleが66.69% 2011/2/19の週の米検索エンジンシェア、Googleが67.62% 2011/2/12の週の米検索エンジンシェア、Googleが
Hiromi.Ibukuro@gmail.com (衣袋 宏美(いぶくろ ひろみ))

パンダ・アップデートが「低品質」とみなすコンテンツとは?

14 years 8ヶ月 ago


パンダ・アップデートは「低品質なコンテンツ」を検索結果に出さないことをいちばんの目的にしている。低品質なコンテンツを指し示すのにGoogleは“Shallow”という修飾語を使っている。パンダ・アップデートが排除する“Shallow”なコンテンツとはいったい何なのか?

- パンダ・アップデートが「低品質」とみなすコンテンツとは? -

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[ニュース]2011/3/30 〜 2011/4/5のアクセス解析関連記事

14 years 8ヶ月 ago
週に1回、アクセス解析に関連する記事をピックアップ&紹介いたします! アクセス解析ツールGoogle Analytics(グーグル アナリティクス)基本編(9INC) GoogleAnalyticsで確認出来る基本的なレポートとその意味を紹介しています。GoogleAnalyticsをこれから使い始める人、あるいは使い始めて間もない人向けです。 アクセス解析実力テスト準備委員会を新規に立ち上げます(アクセス解析イニシアチブ) あくまでも自己診断+認定無しという形で、委員会の立ち上げを行うことになり ...

フェイスブックの本質理解はソーシャルグラフの正しい理解から

14 years 8ヶ月 ago

この前、いよいよ『フェイスブックインパクト』が発売されます!でも書きましたが、4月15日に宣伝会議からフェイスブック本らしくないフェイスブック本 『フェイスブックインパクト』 が発刊されます。スケダチ高広さん、バーソンマーステラ熊村さん、メンバーズ原さん、Coast to Coast Marketing Services松本さんという豪華メンバーに交じっての共著です。

私は第一章と第二章を担当させて頂きましたが、Facebookの特異性やFacebookによって私たちの生活がどう変わるのか、なんてことを整理していると、おのずとCGMとソーシャルメディアの違いや、ソーシャルグラフについて整理しなくちゃならなくなります。

リアルグラフとバーチャルグラフの違い」や、「インタレストグラフとソーシャルグラフの違い」は割とわかりやすいとしても、曲者なのが、「CGMとソーシャルメディアの違い」なんですよね。これは本当に人によって解釈が違うから、だいたいこのテーマを断言口調で書くと反対派が出てきて炎上しています(笑)。

ちなみに、下記はいつもご紹介しているソーシャルメディアのポジショニングマップ。インタレストグラフとソーシャルグラフの違いや、リアルタイムかアーカイブ情報かの違い(位置づけの違い)がわかると思います(クリックすると拡大します)。



ソーシャルグラフの定義に戻ります。たとえば、mixiの原田副社長は、Gプレスのインタビュー「mixiにしかないもの。」の中で、

CGMは「みんなが閲覧できる公開された場」であり「知らない人たち同士の意見の集約の場」
ソーシャルメディアは「内輪でしか閲覧できない公開されてない場」であり「実際の友人や知り合いとの雑談の場」

と定義しています。

Facebookが日本に本格的に上陸してきて以来、mixiとFacebookを対比して語られることが増えてきました(その前からmixi笠原社長は「日本でSNSと呼べるのはmixiだけだ」と断言して物議をかもしましたが)

で、ここでいつも話に出てくるのが、上記にもある「実名なのか、匿名(ニックネーム)なのか」という議論と、「オープンな場なのかクローズド(内輪的な)場なのか」、という議論。個人的には、「クローズドかつ内輪的な場所がソーシャルメディア」だとは思いません。

2010年6月にも下記スライドを公開しましたが、ソーシャルメディアとCGMの違いは、「ソーシャルグラフの有無」にあると思っています。だから、リアルかバーチャルか、オープンかクローズドか、内輪なのか広範な人間関係か、という議論は大きな問題ではないと考えています。そこに「ソーシャルグラフの形成や反映がサポートされているか否か」が、ソーシャルメディアの一番重要な要素だと。





となると、ソーシャルグラフって何だっけ。ソーシャルメディア上の人間関係?それってたとえばどんなのがあるんだっけ、という話になる。ここでまた話がややこしいのが、人には大きく分けて、表の顔(実社会における社会的な自分)個人的な自分(友人やネット上の知り合いと交流するパーソナルな自分)の2種類があるということ。ひとりの人間でも、グラフだけじゃなく、「顔」の多様性もあるわけです

さらに、これはプラットフォームでクッキリと分けることがすごく難しいということ。Facebookは(一部に偽名や偽アカが存在するとしても)完全実名性だから割とわかりやすいけど、たとえばmixiをFacebookのように実名で使う人もいれば、Twitterも実名と匿名が混在しているし、ブログもそう。僕みたいに会社名や顔写真付きで書く人もいれば、Amebaブログで匿名で日記を書く人もいる。だから、プラットフォームで分けようとすると、これも結構ややこしくなる。

ということで、整理しようとするとややこしいながらも、何とか図示化を試みないといつまでも漠としたままになってしまうので、せっかくだからソーシャルグラフと代表的なコミュニケーションプラットフォームの例をスライドにまとめてみたものが下図。



この図は、『フェイスブックインパクト』 の中でも紹介している図で、日本の主要なソーシャルメディア(コミュニケーションプラットフォーム)と、実名・匿名の分類を大まかに整理したものです。(くどいですけど、プラットフォームで明確に区切れないのは前述した通りです。Amebaで実名ブログを書いている人もいれば、WordPressで匿名ブログを書いている人もいます。ここでは「そういう使われ方が多い」ということで図示化しています)

本の中でも書いてますが、Facebookのソーシャルグラフは現実社会を強く反映したものであり、極めて実社会に近いものです。そこではみんな「社会的な顔」としてのコミュニケーションをしている。mixiも顔見知りのグラフが形成されている場所だから実社会に近いですが、Facebookに比べてグラフが小さく(mixiの平均マイミク数は24人、Facebookの平均友友達数は130~150人)、Facebookに比べると「個人的な顔」として使っている人が多い

モバゲーやグリーは主にソーシャルゲームを軸としたバーチャルグラフが形成されている場所で、ここもほぼ匿名だから「個人的な顔」としての利用者が多い。一方、LinkedInは大学や職歴などを公開している場所なので「社会的な顔」として利用されています。

私たちは、普通に生きている中でも、「社会的な顔」と「個人的な顔」を使い分けながら生活しています。それはソーシャルメディアでも同じです。すべてのプラットフォームを実名で使っている人はごく少数で、Facebookは実名、mixi/グリー/モバゲーはニックネームや匿名、ブログとツイッターは実名などと、自分が最も心地よいレベルで出す顔を調整して利用しているわけです。

だから、ソーシャルグラフを考えるとき、実名か匿名か、オープンかクローズドか、に囚われるのではなく、そこでユーザーはどんな顔でどんなコミュニケーションをとっていて、企業はその中での施策をどうチューニングすべきなのか、を考えるべきなんです。別に「実名でオープン」だからすごいわけじゃないし、マーケティング効果が高いわけでもないわけです。

スーパーやコンビニで売られている一般消費財の場合は、ブランドの純粋想起率や好意度が、そのまま購入意向や再購入促進につながるケースが多い。そしてその純粋想起率やブランド好意度は、フリークエンシーがとても重要だったりします。であれば、多くのユーザーと高い頻度(かつ比較的低コスト)で接触し続ける(関係性を持ち続けることができる)グリーやモバゲーのソーシャルゲームやメディアタイアップは時として非常に効果的なわけです。別にリアルグラフでもオープンでもないけれど、有効なものは有効。だから、実名か匿名か、オープンかクローズドか、という議論ではなく、あくまでもマーケティング施策上、その場のグラフやコミュニケーション特性を踏まえた上で、どういった施策が最も有効かを考えることが重要です。(逆に言えば、そこにどんなソーシャルグラフがあるから、どういうマーケティング施策が有効なのか、という逆引きの発想が必要ということです)

ということで、このあたりも 『フェイスブックインパクト』 の中で詳しく解説されているので、ぜひ手にとってみてください。このエントリーで書いたように、リアルかつオープンなソーシャルグラフを持ち、ソーシャルプラグインによって他のウェブサービスをどんどんソーシャル化するフェイスブックを、全体のマーケティング施策の中でどう位置づけ、組み合わせていくべきなのか、新たな気づきが得られると思います。

今日(さきほど)から宣伝会議の特設サイト期間限定の無料ダウンロードキャンペーンも始まったようです。こちらで順次(各章の一部)が試し読みできるので、興味がある方は覗いてみてください。第一弾は本書の最終章を書いたスケダチ高広さんの「トリプルメディア再考」部分。ぜひ読んでみてください!

※本書に関するご質問やご意見等あれば、このブログのフェイスブックページでもできる限りお答えしますので、お気軽に投稿してください。

お待ちしてます!

スマートフォン&モバイルサイトのコンバージョンを最適化する37のコツ – Conversion Conference 2011

14 years 8ヶ月 ago
Conversion Conference初日午後のセッションは、モバイルメディア、主にスマートフォンにおけるオプティマイゼーションという内容。モバイル大国日本でも余りコンバージョン最適化の努力をしているサイトは少ない気がしますし気になる話題です。ちなみにモバイルサイトと記事では書いていますが、スマートフォンと思っていただいてもそのまま通じる内容です。スマートフォンサイトを作る企業・制作会社も増えていると思いますし、読んでおきたい。 — SEO Japan スピーカーはEight by Eightのエイミー・アフリカ。 モバイルで重要なこと。 1. スピード。最も重要。 モバイルショッパーは15秒待たない。とにかくスピードが重要。 平均的なモバイルサイトのファイルサイズは230-240k。 B2B、B2Cであっても100k以下が理想。 さらに理想は10k以下。 2. ゴールを明確に。 ゴールは1つ。ブランディング、エンゲージメント、顧客獲得、カスタマーサービス、顧客維持、、、なんでもいいが1つだけにする。 PCサイトと同じと考えるべきではない。どちらかというと真逆の場合も多い。 3. 1つのことに集中する。 リードを得る。注文を得る。メールアドレスを得る。 4. SEOも忘れずに。 モバイルでもサーチエンジン経由でアクセスしてくるユーザーが多い。サーチ経由で来たユーザーを確実に目標とするページにリダイレクトする。 Eコマースサイトなら右上にショッピングカートのボタンを表示してサイトがEコマースサイトと分からせる。 今のところ、モバイルのアドワーズ広告はPCより41%安い。もっと活用すべき。 5. ユーザーが買いたい場所で売る。 Fコマース(Facebookのコマース)。電話。ブリック&モルタル。ウェブサイト。ライブチャット。Vチャット(ビデオチャット)。メールなどなど。 6. シチュエーショナル・コンテキストが鍵。 Situational Context – ユーザーがどこにいるか?ユーザーの周りで何が起こっているか?場所。時間。行動。ユーザーの意図・行動が変わる。どこまでくみ取れるかが大事。 7. ブランドマッチ。 1ページが全て。スクロールさせない。ブランド認知が一瞬でできるようにする。色・デザインも重要。ブランドマッチが無いと離脱率が高まる。 8. ユーザーを認識。 ユーザーエージェント、cookie、スクリプト、、ユーザーのデバイスを正しく認識する。iphoneでzapposのサイトにアクセスするとアプリをダウンロードするよう促される。私は好きではないが、やり方としてはある。 9. ユーザーがどこから来ているか? ツイッターから?検索エンジンから?表示する内容を変える。ソーシャルメディアから来たユーザーには共有ボタンをつける、など。 10. ユーザーリンキング。 製品を写真で撮ってメールで友達に送る。友達がメールで返信してくる。などなど。様々なユーザーのタッチポイントに対応できるようにし、電話番号や検索フォームなどユーザーがサイトにアクセスしてきた時に望ましい行動ができる情報を表示する。 ユーザーが情報にアクセスしてから実際に購買するまでにEコマースでいえば平均50日前後かかる。 11. アプリはモバイルサイトでは無い。アプリはアプリ。 アプリかモバイルサイトどちらかだけをやるならモバイルサイトが良い。アプリは流行りだがアプリだけだとダウンロードする前に離脱するユーザーも多い。 アプリとモバイルサイトは違う。顧客の種類も違う。期待も違う。 12. iPadはモバイルデバイスではない。 [...]

A/Bテストと多変量解析テストの成功事例 – Conversion Conference 2011

14 years 8ヶ月 ago
2つ目のセッションは、まさに直球ど真ん中ともいうべき、スプリットランテスト(A/Bテスト)と多変量解析(マルチバリエイト)テスト。事例ベースのセッションなので参考になる・驚きのあるデータが多数あります。特に「ページの表示速度」とコンバージョンの関係はSEOに関わる人も注目。 — SEO Japan スピーカーはSiteSpectのエリック・J・ハンセンとWingifyのパラス・チョプラ。SiteSpectは有名なLPOツールの会社です。Wingifyは簡単LPOで最近話題のビジュアルサイトオプティマイザーの会社なんですね。 まずはWingifyのパラス・チョプラ。 僕らのクライアントの結果は平均50%コンバージョンがあがった、といきなり宣言。常に保障はできないけどね、と笑いを取ってセッション開始。 A/Bテストと多変量解析テストのどっちが効果的か? 多変量解析テストはテクノロジーも優れているし、魅力的だがA/Bテストでも効果を十分に上げることができる。 A/Bテストはディテールでは無く、様々なユーザー体験をテストすることができる。例えばページ全体のデザイン。メッセージング。A/Bテストで効果的なデザインテンプレートを発見した後、多変量解析テストでさらに効果を上げることができる。 Test Among Good Options(TAGO) テストすべき要素はほんの一部しかない。無駄なテストはしない。100%の中の極数%。逆にいうと間違ったテストをしない。 (ここでデザインが良いサイトと悪いサイトを見せる) どっちのコンバージョンが高いと思う?80%がデザインが良いサイトに挙手。 何故か?画像が多い。デザインが綺麗で信頼性がある。ブランド認知度が高い。ナビゲーションが簡単。などなど。 実際に大半の人がデザインが良かったサイトが良いと思う。 その決断は一瞬でなされる。1/20秒以下で決まる。 ファーストインプレッションは重要。 最初の決断は、最後のコンバージョンに大きな影響がある。様々な調査で証明されている。 コンバージョン・ファンネルのボトムから変える。 ショッピングサイトの決済ページのユーザビリティ。サイト内の利用率自体はホームページや商品ページに比べ必然的に低くなるが、改善することでのコンバージョン改善率は極めて高い。サイトのデザインは色々手を加えるのに決済ページの改善をやってないサイトが多すぎることに、いつもイライラする 笑 例えば決済ページに、購入完了までのステップ数を表示したり、セキュリティ証明の画像を張るだけでも効果がある。とある事例では(lumensという照明家具の通販サイト)決済ページのコンバージョン率が50%も上がった。 他にも例えば登録ユーザーのログインページ。新規ユーザーの登録リンクを目立たせていない、登録ユーザーが前提になっているようなページが多い。 ログインページで新規ユーザーと既存ユーザーへのアプローチを同等にすることが重要。新規ユーザー登録率が上がる。 他の改善事例。 ランディングページをリデザインし、基本となるテンプレートを作成した上でターゲットユーザー別のランディングページを作成。 ベースのテンプレート。大きな画像。より魅力的な登録ボタン(登録、ではなく、**を始める!)。コンバージョンまでのステップ数を表示数。 アドワーズ広告のキーワードやメッセージ別に全部個別のランディングページを作成。結果、30%のコンバージョン改善を実現。1年で1億円近い売上アップ。ROI1600%。実施に3週間。 あなたが思っているより改善できることは多い! 次はSiteSpectのエリック・J・ハンセン。Mozilla.comのFirefoxダウンロードサイトの改善例を紹介。 Mozilla.comは実は世界でアクセス数が多いサイトのトップ50に入るサイト。1カ月のページビューは2009年12月で700万。Firefoxのシェアは2009年で40%。ダウンロード数は1300億以上。 FirefoxとMozilla.comに可能な限り最高のユーザー体験を提供するモラル的な必要性がある。 – Mozilla.com CEO サイトの最適化に社内で2名の専属のチームがいる。 2009年の11月、mozilla.comは最適化テストは長期的に常に行っていく作業ということを社内で認識し、より本格的な最適化テストを行うことにした。 テスト1: ・コンバージョン = Firefoxのダウンロード数 ・ちなみにFirefoxのダウンロードページのコンバージョン率は80%近い ・ダウンロードのランディングページを改善し、コンバージョン率を改善 ・多変量解析テストを実施。32のバリエーション。 ・・「機能」に関するコピー ・・「ティップス」に関するコピーの場所 ・・フッターの詳細 ・・ボタンのデザイン ・・ダウンロードの統計 ↓ 主に3つのパターンでテスト。 [...]

SEO vs CRO – サーチとコンバージョンの同時最適化 – Conversion Conference 2011

14 years 8ヶ月 ago
Conversion Conference最初のセッションはなんとSEOとCRO(Conversion Rate Optimization、コンバージョン率最適化)に関するSEO Japanにぴったりな内容です。 — SEO Japan 原題「SEO vs. CRO – Tactics for Optimizing Both Search & Conversion」。Agillianのカルロス・デル・リオとEllianceのアブ・ノアマン。共にウェブマーケティング会社のCEO。 まずはEllianceのアブ・ノアマンから。 サーチ ブランド コンバージョン IA(インフォメーション・アーキテクチャ) 其々の要素が別々に運用されているケースが大半。もう少し統合してできないか?SEOとデザインの融合、SEOとコンバージョンの融合など。より効果的なSEOが実現できる。 コンバージョンファンネルを分析。ユーザーにもファンから半信半疑なユーザーからコンバージョンする気が元々無いユーザーまで色々ある。 量より質が重要。 事例ベースで説明したい。その1。 Duquesne大学のビジネススクール。サステナビリティのMBAプログラムを提供。 戦略。 ユーザーを3種類に分類。 ビリーバー(信頼しているユーザー)をリードする。 リセプティブ(半信半疑な受けなユーザー)をコンバージョンさせる。 ノンビリーバー(興味が無い人)は無視。 サイトで「何故サステナビリティのMBAか?」というページを強調。興味がある人に強調。興味が無い人を排除。 MBAプログラムの評価やレビューを紹介するページも掲載。どのような仕事が得られるかということも紹介。 プログラム紹介のページではビッグワードをターゲット。 実際の生徒の生活も紹介。ローカルキーワードをターゲット。 ブログを執筆し、フィードでコンテンツ配信。ブログやWiki、ニュースサイト等で定期的に紹介されるようになる。リンクも増えて例えば mba sustainability(MBA サステナビリティ) というキーワードで大学のサイトが1位、wikipediaの紹介ページが2位、他ブログで紹介されたページが3位に表示。検索結果上位を独占。ちなみに競合もそれなりにあり、PPCの広告も多いキーワード。 コンテンツ配信を積極的にすることでブログ等のソーシャルメディアで取り上げられ、同時に検索結果の上位表示も実現。2007年の入学は15人だったが、2009年は34人が入学。入学者のGMAT(大学院生用のテスト)の点数も537から570にアップ。生徒の質も上がった。 — 事例その2。 Sophisticated Alloyという製造メーカー。元々ウェブサイトもひどかった。デザインもひどく、コンテンツも無い。大幅にリニューアル。 新サイトでは大手クライアントをホームページで紹介。nasa、HP、3M、ハニーウェルなど堂々たる大手クライアントがいる。 メーカーが得意にしている製品をキーワードで分類し(vacuum meltingなど極めて専門的)、サイトの構成とコンテンツを構築。効果的に上位表示。1ページ目に表示。 数少ないが電話がかかり、またクライアントの質は高くなった。 — 事例その3。 別の小さな製造メーカー。Miller [...]

Webサイトのブランド力、企業サイト1位は「ゆうびんホームページ」

14 years 8ヶ月 ago
2011/4/4の日経BPコンサルティングのリリースから。http://consult.nikkeibp.co.jp/consult/news/2011/0404wb/index.jsp Webサイトの総合的なブランド力を示すWebブランド指数(以下WBI)は、1位が115.2ポイントを獲得した「Yahoo!JAPAN」、2位は111.3ポイントの「楽天市場」となった。 ファッションから生活雑貨、家具、家電なども含めた総合カタログ通販のWeb版にあたる7つのECサイトの結果を見てみると、年代別で支持されるサイトが異なることが分かる。「ベルメゾンネット」は女性30代の評価が非常に高い。また、「ニッセン」や「フェリシモ」もこの世代に評価されている。一方、女性40代は「セシール」への支持が厚い。女性50代では「ディノスオンラインショップ」や「カタログハウス」が好まれる傾向にある。
Hiromi.Ibukuro@gmail.com (衣袋 宏美(いぶくろ ひろみ))

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