
ここから、接客の話に入ります。現在のECは、スマホ経由での購入が中心です。移動中などスキマ時間で購入するシーンも多いため、お客さんの購入判断はどんどん短時間になっています。こういった状況に合わせた「端的な商品ページ」の作り方を紹介します。
現代の商品ページは、スマホ環境で、電車の中やテレビを見ながらなど、集中力の続かない状況で閲覧されることが多いです。また、その構造は「正方形のサムネイル画像を組み合わせたもの」が中心です。いわば10コマ漫画のようなイメージです。1画像1メッセージで、お客さんはフリック操作で商品の概要を把握するという構造になっています。
あなたが販売する商品にはたくさんの情報があり、伝えたいことも色々あると思いますが、このような「お客さんはせっかち」という状況を鑑みると「お客さんが特に知りたいであろうこと」を先に伝えることが大切です。そのためには、お客さんのニーズを理解し「要約して端的に伝える力」が重要。
自分が言いたいことを言う前に、まず「相手が聞きたいこと」や「相手が知るべきこと」から教えてあげましょう。これをアンサーファーストの原則と言います。
アンサーファーストを実践するには、相手が聞きたいことを理解する=顧客理解が重要です。「ダレナゼ」の話、覚えていますか? お客さんは、何の用途・目的で、どういう比較基準で商品を探しているかそれぞれ違います。検索結果の中から「自分の都合にちょうどいい商品」を選ぶというのがお客さんの動き方です。
例えば子供の弁当のおかずの冷凍食品を探しているなら、自分の子供が好きそうか、体に良いかといった観点で比較するはずです。「子供は好きそうかな? OK!」「体に良さそうかな? OK!」というように、心配な点をチェックしながら商品を見ています。つまり、商品ページとは、お客さんの「心の中のクエスチョン」に対する「アンサー」なのです。
ダレナゼを理解し、アピールポイントを決めるにはどうすればいいか?
一番分かりやすいのは、商品レビューです。どういうお客さんがどういう理由で買ってくれているのかを、レビューを読み込んで理解していきましょう。
例えば「子供の卒園式のために色々着回せるレディースフォーマルを探していました。出産してからちょっと体型が変わったので体型カバー機能を重視して選びました」といった声がレビュー内に複数あれば、この商品の「お客さんの興味と決め手」は「体型カバー機能」ですから、それを商品ページでアピールすればよいわけです。他にも「卒園式や入学式など色々使い回せます」などと書き添えるとよさそうです。
もちろん、同じ商品でも人によって感想は違います。同じ冷凍ピザでも、働く親が買えば「子供が喜ぶし、調理が簡単だから」、単身者が買うと「遅く帰ってきてもすぐ食べられて、保存が利くから」などという声が見られるかもしれません。主要な購入理由は一通りページに載せたいので、よく観察しましょう。まだレビューが付いていないなら、類似商品や他社商品のレビューを参考にしましょう。
リサーチの結果、意外なことが分かる場合があります。例えば、エコバッグを販売していて、社内では「素材感」を重視してきたけれど、実際のレビューでは「畳んだ時のコンパクトさ」が評価されていたりします。その場合、当然アピール内容は修正します。
社内取材も重要です。MD担当やバイヤー、社内の職人、販売スタッフ、CS担当に「この商品は何がウリ?」「どんな問い合わせがある?」などと話を聞きます。商品を対面販売しているつもりで口に出してしゃべってもらって録音して、AIなどで文字起こしたものをベースに文章化すると、短時間で情報を整理できます(より詳しい「顧客研究」については法則53を参照してください)。
レビュー分析と社内取材で得られた情報を参考に、アピールポイントを整理し、アンサーファーストの原則に基づいて、優先順位を付けていきます。
具体的には、その商品の「魅力ベスト3」を考えます。自分が伝えたい魅力ではなく、あくまでお客さんから評判の良い魅力で選びます。シンプルな箇条書きで整理してみましょう。例えば前出のエコバッグならば以下のようになります。
優先順位が決まったら、テキストや画像で何を伝えるべきか、どんな写真を撮影するべきかのイメージも湧いてきますよね。
商品画像は、1枚目には全体の要約、次の画像では「コンパクトに畳める」、次の画像で「耐荷重」、次の画像で「撥水加工」、という流れを作ります。
※AmazonなどECモールによっては1枚目の画像に文字入れ制限があります。その場合は2枚目以降にアピールを書きましょう。
できれば、商品写真の構図や、商品画像のレイアウトパターンは、商品の傾向や購買層ごとなどに、ある程度決めておくのがお勧めです。典型的な構図があらかじめ決まっていれば、撮影時間が短縮されますし、画像制作もスムーズです。詳細は、この後の「ワンポイント」を参照してください。
また、アピールする際は、商品画像とテキストで役割分担することも効果的です。例えばエコバッグなら、画像では「折りたたんだ状態とバッグにモノをたくさん入れた状態」を見せ、テキストで「○kg入れても破れません」などと説明するといった具合です。メリハリを付け、情報を詰め込みすぎないよう注意してください。
テキストは具体的に書きましょう。
そして、一番大切なのは商品名と第一画像(一番上に表示される画像)です。ダレナゼを踏まえて、検索結果で目立つようにするには、商品名の冒頭やサムネイル画像に、端的な強みを一言で追加します。「たっぷり1kg」「雑誌◯◯で紹介」「国産」などと、一言入れるだけでクリック率が倍増した事例もあります。
少ない商品数を工夫して売っていくお店と、たくさんの商品を効率的に登録する必要があるお店では、一品一品にかける手間は変わってきます。商品ページを日々登録・更新していく業務については、法則25を参照してください。なるべく型を作って、パターン化していくと早くなりますよ。
この記事は『売れる! EC事業の経営・運営 ネットショップ担当者、チームのための成功法則。』(インプレス刊)の一部を編集し、公開しているものです。
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム - 通販・ECの業界最新ニュースと実務に役立つ実践的な解説」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:商品ページ作りのコツは、アピールポイントの調査と要約が大切! | 『売れる! EC事業の経営・運営 ネットショップ担当者、チームのための成功法則。』ダイジェスト
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売れる! EC事業の経営・運営 ネットショップ担当者、チームのための成功法則。
坂本悟史 /コマースデザイン 著
インプレス 刊
価格 2,400円+税
ECの仕事を「販売・業務・組織・戦略」の 4分類に整理。現代のEC販売はもちろんのこと、仕入れ・製造から受注・出荷までのEC業務、AIやリモートを活用したEC組織運営、商品開発やブランディング、会計や経営計画などのEC戦略までをカバー。経営者の学び直し、担当者の育成、組織の共通言語におすすめです。

エアークローゼットは、複数のファッションレンタルサービスを「airCloset Spot Rental(エアクロスポットレンタル)」に統合する。パーティードレス、卒入学セットアップ、浴衣、喪服などの都度利用型サービスを統合。冠婚葬祭や卒入学など幅広いラインアップを展開し、必要なシーンに合わせたレンタルサービスを提供する。
エアークローゼットはこれまで、日常着をレンタルできるサブスクサービス「airCloset」、パーティードレス、卒入学セットアップ、浴衣などオケージョン向けアイテムをレンタルする「airCloset Dress」を運営してきた。
それらを、「airCloset Spot Rental」に統合。「airCloset Dress」の卒入学セットアップと浴衣のカテゴリーを整理し、「airCloset Ceremony」「airCloset Kimono」とし独立し、新たに喪服を取り扱う「airCloset Black Formal」を設けた。
として統合。ユーザーがシーンごとに都度レンタルを利用しやすい設計としている。同時に、各カテゴリーでの取り扱いアイテムの拡充を進めている。「airCloset Spot Rental」内に統合したサービスの概要はそれぞれ、次の通り。
取扱アイテムは結婚式・パーティー向けno ドレス、ネックレス、イヤリング、バングル、バッグ、カチューシャ。レンタル期間は7泊8日。料金は税込4980円から。
取扱アイテムは卒入学・七五三向けセットアップ。レンタル期間は7泊8日。料金は同9960円から。
取扱アイテムは浴衣、帯、帯留め、帯締め、下駄、バッグ。レンタル期間:7泊8日。料金は同7980円から。
取扱アイテムは喪服。レンタル期間は7泊8日。料金は同5980円から。

今回のサービス拡張により、ブラックフォーマルを含む幅広いアイテムで、従来カバーできていなかったシーンの利用機会の創出を図っている。新規顧客の獲得や既存顧客の利用頻度の向上、「airCloset」事業全体の成長加速を狙う。

ネットショップ担当者フォーラムは「ネットショップ担当者フォーラム 2025 秋」を、11/6(木)+7(金)10時30分~17時15分に赤坂インターシティコンファレンスで開催します。すべての講演を無料で聴講できます!
顧客体験と収益の向上を実現するキタムラのマーケティング、成功するオムニチャネル戦略、ビームスの物流DX、アスクルのAI活用、ミスミの顧客体験最大化、AI活用事例、ECモール攻略法など、ECビジネスに役立つヒントをお伝えします。
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オリジナル記事:エアークローゼット、都度利用型ファッションレンタルサービスを統合・拡張。ブラックフォーマルも取扱開始し、幅広いニーズに対応
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WOWOWは10月15日、ECサイト「WOWOW百貨店」を開設した。2029年度を最終年度とする中期経営計画で掲げた、エンターテインメントの領域をさらに広げて収益拡大をめざす取り組みの一環。
「WOWOW百貨店」は、映画・スポーツ・音楽・オリジナルドラマなどWOWOWが放送・配信するコンテンツに連動した限定商品を扱う。このほか、ライフスタイルグッズも展開する。
機能面では、ユーザーの「WOWOW」のWebアカウントと連携し、ユーザーの加入状況や視聴履歴に応じた商品をレコメンド。エンターテインメントを映像で楽しんだ後に、その余韻を"モノ"として暮らしのなかに取り入れる体験の提供をめざすという。

WOWOWは中期経営計画で、ECおよび多層サービス推進による収益拡大、ライフスタイルに即した新規事業開発を掲げている。「WOWOW百貨店」は、その中核を担う取り組みの1つという。

これまでの放送・配信サービスに加入中である会員の満足度向上をめざすとともに、新たな会員の獲得を通じて、会員ビジネスを促進する。
ネットショップ担当者フォーラムは「ネットショップ担当者フォーラム 2025 秋」を、11/6(木)+7(金)10時30分~17時15分に赤坂インターシティコンファレンスで開催します。すべての講演を無料で聴講できます!
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オリジナル記事:WOWOW、エンターテインメントに特化したECサイト「WOWOW百貨店」 を開設
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ソフトクリエイトホールディングスグループでビジュアルデータを一元管理できるSaaS型プラットフォーム「visumo」を展開するvisumoは2026年1月1日付で、レビューマーケティングプラットフォーム「ReviCo」のReviCoと経営統合する。visumoが存続会社となる吸収合併を行う。
累計900社を超える企業が導入する「visumo」はInstagram連携UGC活用機能、ビジュアルコンテンツのAIレコメンド機能、動画接客機能、スタッフ投稿機能などを搭載。集めたコンテンツを消費者に求められる最適な形でECサイトなどに掲載し、回遊性の向上や購買意欲の創出によるCVRの向上を支援している。

「ReviCo」は、320以上のECサイトが導入するレビューマーケティングプラットフォーム。ECサイト・実店舗を問わず商品やサービスを体験した消費者からレビューを収集し、サイト内に掲載。データを分析しマーケティングに活用することでコンバージョン率の向上やユーザーコミュニケーションを促進できる機能を有する。

経営統合でvisumoとReviCoはUGCの収集や活用で強みを融合。事業者のUGCマーケティングをより進化させることに加え、「クロスセルによる事業成長」「マーケティングサービスの強化」「経営基盤の強化・管理コストの削減」といった統合効果の実現をめざす。
マーケティング、エンジニア、カスタマーサクセスといった多様な専門性を持つメンバーが集結し、各部門の組織体制をより強固にする。開発部門では、両社のAI技術やデータ活用の知見を融合し、機能開発のスピードと品質を高める取り組みを強化していく。
visumoの2025年3月期における売上高は前期比22.3%増の8億2900万円、営業利益は同338.9%増の7900万円、経常利益は同2252.6 %増の6700万円、当期純利益は同136.8%増の4500万円だった。
ReviCoの2025年3月期における売上高は前期比63.9%増の1億7700万円、営業利益は1200万円の赤字(前期は700万円の赤字)、経常利益は1200万円の赤字(前期は700万円の赤字)、当期純利益は1200万円の赤字(前期は700万円の赤字)だった。
両社の既存顧客への効率的な相互提案が可能となり、クロスセルによる単価向上、両サービスを併せて導入することでワンストップのマーケティングサービス提供を実現する。また、顧客ロイヤルティの向上によるサービス継続利用の向上、解約率の低下が期待できる。
visumoのビジュアルデータとReviCoのレビューデータをシームレスに連携、AI技術を活用して推進するパーソナライズ機能をより高度なものへと進化させる。また、ReviCoの口コミ収集に関する特許技術を活用することで、より信頼性が高く効率的なコンテンツの収集が実現するとしている。
レビューデータは普遍的で事業者のUGC活用において欠かせない要素であることは間違いない。ReviCoとの統合により、より本質的なデータ活用に基づいたプラットフォームの進化が可能になると考えている。両社の強みを組み合わせ「消費者に届ける情報の最適化」と「事業者にとっての情報資産活用のROI最大化」を実現する開発強化を推進していく。」(visumo 井上純社長)
UGC活用がブランド価値や信頼獲得において重要な役割を果たしている。両社の統合により、我々の強みであるレビュー収集・活用に加え、visumoの強みとするSNS上のUGC収集や自社スタッフの投稿などさまざまなUGCの収集・活用が可能となり、両社で培ってきたそれぞれの領域のノウハウ、データ活用、またAI技術を用いて消費者に「共感」を与え「信頼」の獲得が実現可能となる。統合後は開発体制やサポート体制も強化され、組み合わさって提供できるサービスは、激化する競争環境の中で事業者の皆さまが持続的な成長を遂げる強力なパートナーになれることを確信している。(ReviCo 高橋直樹社長)
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オリジナル記事:visumo、レビューマーケティングプラットフォームのReviCoと経営統合
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フューチャーショップは10月16日、SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」とギャプライズのショート動画活用ツール「Tolstoy」が連携したと発表した。
「futureshop」「futureshop omni-channel」を利用するEC事業者は、「Tolstoy」を活用したショート動画をECサイトにノーコードで実装できるようになる。動画視聴中の購入導線を実現する「ショッパブル動画」、外部SNSのUGCの自動取り込み・一括管理・分析機能で、コンバージョン率の向上と業務効率化を実現できるとしている。

「Tolstoy」は、SNS感覚で直感的に閲覧できるショート動画をECサイトに実装できる機能を搭載。動画視聴中に表示されるバナーからそのまま商品を購入できる「ショッパブル動画」が、コンバージョン率の向上とシームレスな購買体験を実現する。

動画内に選択肢やリンクを埋め込み、ユーザーの操作に応じてストーリーや導線を分岐する「インタラクティブ動画」も搭載。オンライン上でもパーソナライズされた接客体験を提供できる機能だ。複数の動画を設置しても表示速度を維持できるため、サイト訪問者はストレスなく快適にコンテンツを利用できるとしている。
UGC動画を一元管理する機能もあり、InstagramやTikTokなど外部SNSからの動画を自動収集・管理、ノーコードでECサイトに掲載できる。UGCを活用した効果的な商品訴求とコンバージョン率の向上を実現する。

効果分析やオンボーディング機能も搭載している。再生回数が少ない設置箇所や設置方法、コンバージョンへの寄与が低い動画素材などがひと目でわかり、すぐに修正できる分析機能を実装。動画コンテンツを常に最適化し、ECサイトにおける成果最大化を支援する。
またショート動画のノーコード実装や効率的なUGC管理で、食品・アパレル・コスメなど幅広い商品ジャンルで効果を発揮し、多くの企業で活用が進んでいる。導入企業では、サイト滞在時間が最大4倍、コンバージョン率が最大3倍に向上した事例もあり高い成果を出しているという。
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オリジナル記事:フューチャーショップの「futureshop」、ギャプライズのショート動画活用ツール「Tolstoy」と連携
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楽天グループは10月16日、「楽天市場」で20~70代の男女1000人を対象に実施した「おせちに関する意識調査」の結果を公表した。また、「楽天市場」における購買データから2026年のおせち市場の販売傾向も発表した。
2026年のおせちは約6割が「一部手作り・一部購入」、おせち選びの際は「味のおいしさ」「価格」「品目」を重視する傾向にあることがわかった。おせちを食べる人数は、「3~4人」が5割以上、次いで「1~2人」が約3割で、「好きなものだけ」や「少人数向け」のおせちに注目が集まっている。
2026年の年始に予定しているおせちの準備方法は、「一部を手作りし、一部を購入する」が57.7%で最も多かった。次いで「すべて購入する」(39.6%)となり、「すべて手作りする」(10.2%)、「実家や親戚宅で用意されたものを食べる」(7.5%)を大きく上回った。
おせちの購入先は「スーパーマーケット」(56.1%)が最も多く、次いで「インターネット通販サイト(ECサイト)」(33.6%)、「百貨店」(28.8%)。おせちはすべてを購入に頼るのではなく一部でも手作りしたいと考えていること、おせちには何かしら手作りの品目を取り入れたいと考えている。
おせちを選ぶ際または手作りする際に重視する点のトップ3は、「味のおいしさ」が69.9%でトップ。「価格の手頃さ」(52.6%)、「品目の豊富さ・バリエーション」(50.9%)と続いた。
2026年のお正月におせちを食べる人数について聞いたところ、「3~4人」と回答した割外が56.1%と過半数を占めた。一方、「2人」と回答した割合は22.8%で、少人数世帯での喫食ニーズも一定数存在している。
また、おせちは「家族」と一緒に食べると回答した割合は88.2%に達した。現在も年始の家族だんらんの中心にあることがわかった。
「どんなおせちがあったら食べてみたいか」という質問では、「好きなものだけが入ったおせち」が24.1%、「少人数向け(1~2人前)おせち」が23.5%。「定番王道おせち」も20.4%だった。個々の好みやライフスタイルに合わせたおせちへの潜在的なニーズが明らかになった。
「楽天市場」における2026年おせちの販売傾向は、例年通り大人数向け(3~4人以上)需要が高い傾向にある。ただ、少人数(1~2人)で食べきれるサイズの「少人数おせち」も需要が拡大しているという。
食べきりサイズである少人数用おせちの流通総額は、特に高齢化や少人数世帯の増加を背景に、2025年7~8月は前年同期比で約1.5倍に増加。また、本格的なおせちをECで購入する前に味や品質を確認したいというユーザーのニーズに対応する商品として、通常のおせちのうち一部を詰め合わせたミニサイズの「おためしおせち」を「楽天市場」はそろえているという。
近年は、スイーツや肉など好きなものだけが入った「パーソナルおせち」への注目も高まっているという。「スイーツおせち」は、2025年7~8月の流通総額が前年同期比で約1.2倍に伸長している。そのほか、「楽天市場」では特定の素材だけを集めた「肉だけおせち」「キャラクターおせち」など、ユーザーの多様なニーズに対応したニッチなおせちも取りそろえている。
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オリジナル記事:2026年おせち調査+「楽天市場」の販売傾向。重視するのは「味のおいしさ」「価格」「品目」、「少人数おせち」需要が拡大
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自社製造の卒塔婆や仏具などを販売するECサイト「卒塔婆屋さん」を運営する谷治新太郎商店が、ECサイトの表示スピードの改善に成功している。Reproが提供するサイトスピード改善ツール「Repro Booster」の導入で成果を出しているという。
「卒塔婆屋さん」では、ECプラットフォームのリプレイスを機にサイト構築の自由度が大幅に向上。その一方で、さまざまな機能を実装したことでサイト表示速度が遅くなっていくというジレンマが発生していたという。そこで、Reproの「Repro Booster」の導入を決めた。
「Repro Booster」は、タグを設置するだけでその日からWebサイト全体の表示速度を高速化するサイトスピード改善ツール。導入・運用の工数がほとんどかからないことも特長という。
「卒塔婆屋さん」では従前、画像の最適化や遅延読み込み、フォントの最適化などさまざまな手段を講じたものの、サイトスピードは向上せず、速度改善に割けるリソースに限界があったという。
「Repro Booster」導入後、Webサイトの表示速度に関する指標であるWebページで最初のコンテンツが表示されるまでの時間を示すパフォーマンス指標「FCP(First Contentful Paint)」とWebページで最も大きなコンテンツ要素が表示されるまでの時間を示すパフォーマンス指標「LCP(Largest Contentful Paint)」が大幅に改善した。

モバイルではFCPが33%改善(0.32秒短縮)、LCPは28%改善(0.42秒短縮)。PCではFCPが27%改善(0.20秒短縮)、LCPは40%改善(0.44秒短縮)した。FCPとLCPの改善率はWebViewを除いた全ページ(「Repro Booster」適用外を含む)を対象とした、同期間同条件における「Repro Booster」稼働有無のA/Bテストの結果。比較対象はLCP、FCPの中央値。
LCPは「Core Web Vitals(コアウェブバイタル)」と呼ばれる指標の1つで、SEO対策においてもその改善が重要視されている。
「Repro Booster」の導入後、「卒塔婆屋さん」にとって最も重要な指標であるCVRが上がっている。CVRが0.1~0.2%変わると、売り上げも大きく変わってくる。サイト表示速度も含めさまざまな理由で離脱している方がいることは間違いなく、「見えない取りこぼし」があるのであれば、絶対に改善しなければならないと考えていた。
表示速度の改善は一筋縄ではいかない。日々の業務の中で速度改善に割けるリソースには限りがある。「Repro Booster」を導入することで何もかも自動化して解決できるというのは、本当に素晴らしい。(谷治新太郎商店 谷治大典 代表)
谷治新太郎商店は2013年にECを開始後、右肩上がりで成長を続け、顧客数はEC開始前の10倍以上だという。公益社団法人日本通信販売協会が主催する「次世代コマース大賞2024」の受賞実績を持つ。
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オリジナル記事:「卒塔婆屋さん」の谷治新太郎商店、最大0.44秒のサイトスピード改善に成功
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マスターカードが「Mastercard Commerce Media」を発表。コマースメディア機能を備えた決済ネットワークとして、スマートでパーソナライズされたコマースを推進する。2万5,000社の広告主と5億人の登録消費者を抱えており、マスターカードが処理する取引(2024年は1,600億件以上)から得られるインサイトを活用して、幅広い広告主に成果を提供する。シティ、WPP、アメリカン航空、マイクロソフトと戦略的に連携。適切な消費者にパーソナライズされたオファーを提示し、登録カードによる決済で成果となる。
Powering smarter and more personal advertising with Mastercard Commerce Media
https://www.mastercard.com/us/en/news-and-trends/press/2025/september/powering-smarter-and-more-personal-advertising-with-mastercard-commerce-media.html
Mastercard Commerce Media built for trusted results
https://www.mastercard.com/us/en/business/consumer-acquisition-and-engagement/mastercard-commerce-media.html

11月6日(木)+7日(金)に、大型オフラインECイベント「ネットショップ担当者フォーラム 2025 秋」を東京「赤坂インターシティコンファレンス」でリアル開催。阪急交通社、アスクル、ミスミ、タカラトミー、三越伊勢丹など大手EC・通販実施企業が登壇し、各社のノウハウや戦略などを解説します。さまざまなテーマの講演を多数用意しており、全公演すべて無料で聴講できます!(事前登録制)。まだお申し込みをしていない方のために、編集部がおすすめ講演の見どころをご紹介します。
11月6日(木)13:25~14:10 D1-4 特別講演
老舗旅行企業の阪急交通社では現在、予約全体の60%がEC経由。将来コアな顧客になることが見込まれる40代~50代の顧客層はITリテラシーが高いため、デジタルマーケティングに注力し、オンラインでの接点を拡充しています。
セッションでは、LINEアカウントを活用したコミュニケーションの成功事例を解説。角度の高い「友だち」獲得、販促、パーソナライズした顧客コミュニケーションなど、一番身近なコミュニケーションツールでの販促施策を大公開します。

株式会社阪急交通社 DX戦略事業本部 ウェブ戦略部 ウェブ戦略二課 課長 宇和川 匠氏
1991年阪急交通社に入社。20年にわたり情報システム部門で基幹システムの構築、ネット決済導入、顧客データの統合管理とCRM推進を担当。2013年に現ウェブ戦略部に異動。自社ECサイト「阪急トラベルコム」の管理運営、Web広告を含めWebマーケティング全般に携わる。2019年からはより商品に近いWeb販売セクションにてプッシュ媒体を統括、特にLINEについては現在全社運用責任者として推進している。
阪急交通社さんでは、デジタルを活用した顧客コミュニケーション設計に力を入れています。大手の老舗旅行企業でありながら、従来までの手法にとらわれずデジタル上での1to1マーケティングを運用を進める姿勢は、ほかのEC担当者にとっても参考になる点が多いはず。
このセッションでは、顧客の行動変容とニーズに合わせた、「Cコマース(会話型コマース)」実践が学べます。顧客関係値向上に関心がある方はぜひご登録ください!
次回はまた別のオススメ講演をお伝えします!
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オリジナル記事:一番身近なツールで成果を出す! 阪急交通社のLINE活用集客術【11/6+7開催 オフラインECセミナー】
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青山商事、「楽天ポイントカード」をスタート。楽天ペイメントと連携

楽天市場+Amazon+Yahoo!ショッピングの流通総額は11.2兆円で13%増、物販系EC市場に対するシェアは73.7%

LINEヤフーの「Yahoo!ショッピング」、会員ランク制度「ヤフショランク」を開始。購入と同時にポイントを付与する「即時ポイント付与」も追加

2025年度上期の企業倒産、小売業は7.6%増の594件。全体件数は5172件

EC売上高が過去最高を達成したパルグループ。ユーザーの利便性向上を実現する、AIを活用した「パーソナライズ」化の取り組みとは?【前編】

国内ユニクロ事業のEC売上高は1523億円で11.2%増、EC化率は14.8%(2025年8月期)

メディパルHDの子会社、ペット用品EC企業を買収。MPアグロが売上85億円規模のシグニHDを100%子会社化

ワールドグループのライトオン、EC関与売上は33%減の14億円。「過度な値引き販売を抑制」

ヒマラヤ、拡大中のECは「利益率の改善を優先し、販売拡大のペースを抑制」へ。その理由は?

ECの成長を支える、レビュー、SNS、YouTubeを駆使したメディア戦略。ネッ担アワード「ロールモデル賞」受賞者が語る、「e☆イヤホン」の成功事例
※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム - 通販・ECの業界最新ニュースと実務に役立つ実践的な解説」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:青山商事が「楽天ポイントカード」をスタート/楽天市場+Amazon+Yahoo!ショッピングの流通総額は11.2兆円で13%増【ネッ担アクセスランキング】 | 週間人気記事ランキング
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ネットショップ担当者フォーラムが2024年秋に開催した「第2回ネットショップ担当者アワード」で「フロンティア賞<BtoC部門>」を受賞したTshirt.stの後藤鉄兵氏は、キャンセルしたユーザーへ再購入を促す「キャンセルリカバリー」の実践、バックヤードのシステム化による改善などで、コストの60%削減、“キャンセル落ち”したユーザーの7割以上が再購入するなど、独自の取り組みで成果をあげている。そんな後藤氏にアワードの選考委員を務めた大西理氏が、受賞を振り返るインタビューを実施した。


11月6日(木)、第3回「ネットショップ担当者アワード」授賞式を開催します! 東京・赤坂インターシティAIRにて14時25分から開会。参加無料(事前登録制)です。ふるってご参加ください! ★第3回授賞式・受賞者の詳細はこちら:https://netshop.impress.co.jp/award/2025/ceremony |
大西理氏(以下、大西氏):後藤さんは運営するTシャツ専門のECサイト「Tshirt.st」において独自の取り組みに挑戦し、実績をあげている。ユーザーに対する再購入を促す新たなマーケティング「キャンセルリカバリー」の実践、バックヤードのシステム化による改善が「フロンティア賞<BtoC部門>」の受賞のポイントになった。改めて受賞の感想を聞きたい。
後藤鉄兵氏(以下、後藤氏):あまりメディアで取り上げられたことはなかったので、率直に嬉しい。ECのジャンルでも、個人の取り組みにフォーカスし表彰するアワードがあったのか、という驚きもある。

大西氏:受賞の影響はどうだったか。
後藤氏:社外では大きな影響があった。社外のイベントに「講師として登壇してほしい」という相談が増え、昔から知り合いの事業者からも連絡が来るように。大手ECサイト構築サービスが主催するイベントにも招かれた。2025年11月の受賞後、数か月でEC関係の知り合いが急増した。アパレルEC界隈の集まりに誘われると、良い情報交換の場になるので自分にとってプラスになっている。
大西氏:後藤さんはTshirt.stの代表取締役であると同時に、EC事業者向けに商品購入後の買い物体験向上を支援するサービス「リターンズ」を提供するリターンズの代表取締役も務めている。
後藤氏:リターンズでは、Tshirt.stで培った自社のノウハウを外販している。EC事業者の運営にも役立ちたいという思いだ。自動キャンセル対応などによる、ECサイトでキャンセルしたユーザーを再購入につなげるためのサービスを提供している。

大西氏:EC事業者にとってバックヤードの改善は大きな意義だ。改善の一歩目として、どのように着手すべきか教えて欲しい。
後藤氏:バックヤードの改善は、いきなり大きな成果を求めず段階的に進めるのが重要だ。基幹システムを丸ごと変えるというのはリスクもコストも大きいからだ。「リターンズ」事業でも、小さな成果を積み重ねて長期的に大きな効果を得ることをめざしている。
大西氏:バックヤードの改善の結果、Tshirt.stでは注文キャンセルした顧客の約7割が再購入している。
後藤氏:これが小さな成果に目を向けた結果だ。以前、約500社の事業者を調査したところ、平均で5%近くの注文がキャンセルになっていた。これは1000件の注文のうち50件ということ。EC事業者には、この穴をふさぐ――つまり「キャンセル落ち」をリカバリーするほうが、売り上げを純増させるより簡単だと提唱したい。
多くのECサイトでは、適切なキャンセルと返品の対応ができていないと感じる。顧客にとっては、問い合わせフォームからの連絡しかキャンセルの手段がなく、そのうちに発送、到着してしまう。
このとき、顧客が返品手続きに進んだとする。事業者にとって、返品にかかる運賃は見過ごせるものではない。その運賃をユーザーとECのどちらが負担するかという交渉は、非常に疲弊する。このように、キャンセルが迅速にできないために不要なコストがかかる。
大西氏:その通りだ。キャンセルや返品の窓口をはっきりさせることで、ECの使いやすさを向上させ、不要な返品を抑止する効果も期待できる。
後藤氏:ECの運営に当たっては、まずそういった部分にメスを入れるべきだと声を上げていきたい。売り上げを伸ばすことが容易ではない今の時代の流れからも、こうした小さな積み上げによる改善は重要だ。
大西氏:後藤さんはEC業界をプレーヤーとベンダー両方の立場で見ることができる、貴重なロールモデルの一人だ。「ネッ担アワード」はEC業界で活躍する人材に光を当て、業界を盛り上げることを目的に開催している。受賞者としてアワードをどのようにとらえているか。
後藤氏:人にフォーカスするのが素晴らしい。人に焦点を当てることで、大手企業だけでなく、中小規模の企業に勤めるEC担当者も公平に評価できる。現場の人間が評価されてモチベーション向上につながる――そんなアワードであり続けてほしい。

大西氏:EC事業者とベンダー、両方の役目を果たしたり、どちらも経験したことがあるというECパーソンは今後増えるはずだ。最後に、後進に向けてのアドバイスをお願いしたい。
後藤氏:うまくいっていることを再活用してほしい。たとえば私たちのように、「自社でうまくできているノウハウやアイデアを外販する」といった事例が業界全体にもっと広がっていったら嬉しい。新たな切り口の売り上げになるし、業界全体のボトムアップにもつながる。
きっとこれを読んでいる事業者の方の周囲にも、眠っている知見がたくさんあるはず。ぜひそれらを共有して業績を上げていってほしい。
11月6日(木)、第3回「ネットショップ担当者アワード」授賞式を開催します! ★第3回授賞式・受賞者の詳細はこちら:https://netshop.impress.co.jp/award/2025/ceremony |
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オリジナル記事:コスト60%削減、キャンセル落ち顧客の再注文率70%超に成功したTシャツECの取り組みとは?ネッ担アワード2024「フロンティア賞<BtoC部門>」の後藤代表に直撃 | EC業界で活躍する人を顕彰!「ネットショップ担当者アワード」
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MM総研が発表した「ポイント/決済サービスの携帯キャリア別利用状況調査」(2025年8月時点)によると、ポイントサービス/クレジットカード/ECサイトのクロスユース率は、楽天モバイルが前回調査(2024年8月時点)に続きトップだった。
調査は、携帯電話利用者が契約先の携帯キャリアが提供する各種サービスを「最も利用している」と回答した比率(クロスユース率)を指標にしている。①ポイントサービス②QRコード決済③クレジットカード④ECサイト――の4領域を分析。なお、携帯電話はメインで利用しているものを対象としている。
ポイントサービス/クレジットカード/ECサイトのクロスユース率は楽天モバイルがトップ。経済圏の要となるポイントサービスのクロスユース率は75.5%で過去最高を記録、2位のドコモ(39.6%)に大差をつけた。3位のソフトバンクは37.5%まで伸ばし、前回調査からドコモとの差を縮めた。QRコード決済のクロスユース率では、ソフトバンクが前回調査比1.8ポイント増の57.3%でトップだった。

携帯キャリアが提供するECサイトのクロスユース率は、楽天モバイルユーザーによる「楽天市場」が61.4%で最も高く、前回調査から1.7ポイント上昇した。2位はソフトバンクユーザーによる「Yahoo!ショッピング」で26.4%、3位はauユーザーの「au PAYマーケット」で6.7%、ドコモの「dショッピング」は1.7%にとどまった。

「楽天市場」では、楽天モバイル契約者に対して常時ポイントが4倍になるSPU特典を提供しており、モバイル利用とEC利用を強固に結びつけていることが高いクロスユース率の維持につながった。
ソフトバンクは「Yahoo!ショッピング」利用時に最大10%還元が受けられる「SUPER PAYPAY COUPON」を毎月発行。また「LYPプレミアム」で2%のポイント還元が加わる仕組みを提供している。こうした優待施策がクロスユース率の押し上げ要因と見られる。
auは「Pontaパス」加入者は最大39%の還元が受けられるキャンペーンを展開。さらに最大1万円の割引クーポンが当たるガチャ施策などで利用を促進している。
ドコモは「dカード」決済時に通常より多くのポイントが貯まる仕組みを導入、今後の利用拡大に向けた取り組みを進めている。そのほか、ドコモユーザーのなかでこれまで「楽天市場」に次ぐ2位だったAmazonが今回の調査では33.3%で1位になった。2024年4月からのAmazonとの協業で、Amazonで「dポイント」を使える仕組みを整備。ドコモ回線契約者がドコモを通じてAmazonプライムに登録すると毎月120ポイントが還元される施策を導入している。こうした取り組みから、ドコモユーザーのEC利用先としてAmazonの存在感が一気に拡大したと見られる。

楽天モバイルユーザーによる「楽天スーパーポイント」が75.5%と最も高く、2019年の調査開始以降最高を記録した。2位はドコモの「dポイント」で39.6%、3位はソフトバンクの「PayPayポイント」で37.5%となった。

楽天モバイルの契約者は常に「楽天市場」で通常の4倍のポイント還元率を受けられる。契約者が「楽天市場」を使うメリットが大きい仕組みのため、クロスユース率の押し上げに寄与している。
前回調査時と比較して最も高い伸びだったのは、ドコモユーザーによる「dポイント」で3.0ポイント増の39.6%。2024年12月に「dカード」「d払い」の利用でポイント還元率が上がるプランをスタート。さらに、「Netflix」「YouTube Premium」などの動画サブスクサービスの利用料金が最大25%ポイント還元される仕組みを導入し、「dポイント」を中心としたユーザーの囲い込みを強化している。
ソフトバンクは、新料金プラン「ペイトク」を提供、契約者は「PayPay」決済で1~10%の「PayPay」ポイント還元が受けられる。2022年3月末に「Tポイント」との提携を終了し、一時的に低下していたクロスユース率は2025年調査で37.5%まで上昇、2020年調査時点の「Tポイント」提携時の水準を超えた。「PayPay」を中核とした経済圏戦略が一定の成果を上げたと分析している。
auは、2024年12月開始の新プランでポイント還元率を大幅に強化し、「au PAY」特典を1%から最大5%、「au PAY」ゴールドカードの還元を1.5%から最大5%に引き上げた。同時期にスタートした「サブスクぷらすポイント」では、「Netflix」「YouTube Premium」などの対象サービス利用料金が最大20%ポイント還元される仕組みを導入。こうした施策が奏功し、auユーザーのクロスユース率は前回調査から2.6ポイント増の29.4%となった。
携帯キャリアが提供するQRコード決済のクロスユース率では、ソフトバンクユーザーによる「PayPay」が57.3%で最も高く、3年連続で半数超を維持した。次いで楽天の「楽天ペイ」が35.0%、ドコモの「d払い」が33.1%、auの「au PAY」が30.6%と続いた。

ソフトバンクはモバイルユーザー向けに「スーパーPayPayクーポン」を提供し、レストランやドラッグストアなどで「PayPay」利用時に使えるポイント還元クーポンを毎月配布。そのほか「ペイトク無制限」契約者にはPayPay(クレジット/残高/ポイント)の買い物で最初の3か月10%、その後も5%還元を提供するなど、「PayPay」の利用メリットを強化している。また、「ソフトバンクプレミアム」の優待クーポンや、「1年間ずっとおこづかい増量キャンペーン」での送金額10〜20%還元など、多くの施策でユーザーの利用を促進している。
楽天は、「楽天ペイ」のバーコード・QRコード払いの利用で最大10万ポイントが当たるキャンペーンなど、モバイルユーザー向けにポイント還元施策を展開し、利用定着を図っている。
ドコモは2025年6月に開始した「ドコモポイ活MAX」や「ドコモポイ活20」では、d払い決済利用時に通常より最大3〜10%、1〜5%のポイント還元を上乗せする仕組みを導入。利用メリットを明確化し、クロスユース率の上昇につなげた。
auは同2.4ポイント増の30.6%となった。「auマネ活プラン+ 5G/4G」や「auマネ活バリューリンクプラン」で、au PAY決済で毎月最大1500円相当のポイント還元(実質5%還元)を提供。決済特典の強化がクロスユース率押し上げの要因とみられるとしている。
楽天モバイルユーザーによる「楽天カード」が65.5%で最も高かった。次いでドコモユーザーによる「dカード」が前回調査比2.6ポイント増の25.5%。ソフトバンクの「PayPayカード」は同2.1ポイント増の18.0%、auの「au PAYカード」は同1.9ポイント増の15.8%だった。

「dカード」が伸びた要因は、料金プランと連動したカード特典の強化があると分析。「ahamo」を除く全プランで「dカードお支払割」が適用され、通常の「dカード」契約者には毎月220円、「dカード」ゴールド以上では550円の割引が受けられる仕組みを提供している。また、「ポイ活プラン」では通常、1%の還元率に1~5%が上乗せされるほか、終了日未定のキャンペーン期間中はさらに5%が還元される。これらの施策がユーザーの実質的な還元率を高め、クロスユース率の上昇を後押ししたと見られる。
ソフトバンクは2023年10月に始めた「PayPayカード割」により、「PayPay」カードで通信料金を支払うと毎月187円の割引が受けられる仕組みを導入。また「ペイトクプラン」では、「PayPay」での「PayPay」カード決済(残高・ポイント払いも含む)に対し、3~10%のポイント還元を提供している。こうした料金割引とポイント還元の二重施策がクロスユース率を押し上げたとみられる。
auは「auマネ活プラン+ 5G/4G」「auマネ活バリューリンクプラン」で、「au PAY」カードでの決済特典として毎月最大1500円相当のポイント還元(実質5%還元)が得られる仕組みを導入。さらに「au PAYカード特典」として、通信料金の支払い時に毎月300円割引が受けられる制度も継続している。こうした料金割引とポイント強化策がクロスユース率を底上げしている。
楽天モバイルは前回調査時点(2024年8月)のユーザー数(770万人)から1年間で100万回線以上ユーザー数を伸ばしており、ユーザー数は900万回線規模へと拡大した。1年以内の新規ユーザー割合が高まる中でもクロスユース率は高水準を維持しており、楽天経済圏にいる既存ユーザーをモバイルに取り込む戦略が奏功している。
QRコード決済に関しては、2019年時点でソフトバンクを除きクロスユース率が各キャリアで1割以下だったが、2025年調査ではいずれも3割超に達し、各社が経済圏の拡大を着実に進めていることがわかった。
クロスユース率そのものでは楽天が前回調査に続き圧倒的だが、この1年間でドコモ、au、ソフトバンクが相次いで独自の料金プランを刷新し、料金とポイント還元を組み合わせて経済圏への取り込みを進めていることがわかった。各社の施策により、自社ユーザーの囲い込み強化と、ライトユーザーのヘビーユーザー化が進んでいる。MM総研では「今後も料金プランを起点とした経済圏戦略が深化し、クロスユース率を一段と高めることで、各社はより強固な経済圏の構築をめざすと考えられる」と調査を総括している。

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オリジナル記事:携帯キャリアユーザーのクロスユース率、ECサイトは「楽天市場」が6割、ポイントは楽天モバイルが過去最高の75%でトップ
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Web担当者Forumが主催する無料セミナーイベントをご存知でしょうか? 今回は、11月6日(木)・7日(金)に開催されるセミナー「Web担当者Forum ミーティング2025 秋」についてご紹介します。
Web担当者Forumでは、Web担当者やデジタルマーケターを対象とした無料セミナーイベントを年4~5回ほど主催しています。今回ご紹介する「Web担当者Forum ミーティング2025 秋」は、年間で最大規模のイベントです。
このイベントは、EC専門の系列メディア「ネットショップ担当者フォーラム」が主催する「ネットショップ担当者フォーラム 2025 秋」と共同開催で、計50講演以上をご用意しています。毎年秋にリアル開催で実施しており、今年の会場は「赤坂インターシティコンファレンス」です。
講演によっては、終了後に登壇者と名刺交換の時間を設けています。業界で有名な専門家や、デジタルマーケティング業界をリードする方々と直接会えるチャンスです。ぜひ人脈を広げる場としてもご利用ください。
注目の主催者講演を一部ご紹介します。会場の収容人数の都合上、参加希望者が多数の際は抽選とさせていただきますので予めご了承ください。
GA4の画面で、「どこを見ればいいのかわからない」「設定に迷う」「レポート作成に時間がかかる」といった課題を抱える担当者が多くいます。本講演では、生成AIを組み合わせることでGA4を効率的に使いこなす方法を解説。分析設計、レポート作成、インサイト抽出などのプロセスをAIがどう支援できるのか、月次レポート作成のプロンプトなども共有いたします。高速でPDCAを回すための実践テクニックを紹介します。
小川氏のセッションの詳細を確認する↓↓
いま、検索の激変が騒がれるようになりました。大きな変化の中で企業サイトが成果を上げ続けるヒントは過去の激変にあります。
本セッションではSEO専門家辻正浩が数年ぶりにオープンセミナーに登壇。明日から使えるTipsを交えつつ、SEOの激変の中で重視すべきたった一つのことを解説します。
辻氏/伊藤氏のセッションの詳細を確認する↓↓
コンテンツ制作にAIをどう活用していますか?
本講演では、リサーチ、企画だし、構成案の作成をはじめ、AIを賢く活用して「読まれる」コンテンツを生み出すための具体的な手法を解説します。人とAIの役割分担や、これからのSEOやGEOにおいて求められるコンテンツとは何か?も語ります。
松尾氏のセッションの詳細を確認する↓↓
生成AIの進化によって、「検索体験」は大きな転換点を迎えています。従来の検索は、入力したキーワードに対してリンク一覧を返す仕組みでした。しかしAI時代の検索は、膨大な情報を瞬時に整理し、文脈に沿った回答を提示する「対話型」「要約型」へと変化しつつあります。
本講演では、検索体験の変化によってどんな影響があるのかを整理し、変化に振り回されるのではなく、俯瞰的に状況を捉えるための視点について考察していきます。
宇田川氏/長山氏のセッションの詳細を確認する↓↓
本イベントは、事前登録制(無料)です。下記のURLから参加のご登録をお願いいたします。「ネットショップ担当者フォーラム 2025 秋」の講演も同時にお申込みいただけます。
参加登録URL:https://evt-entry.impress.co.jp/ec_tokyo2025/
「Web担当者Forum ミーティング」は年2回(春と秋)開催しており、終了後にセミナーレポートを公開しています。スケジュールの都合でご参加いただけなかった方は、ぜひセミナーレポートをご覧ください。
前回開催「Web担当者Forumミーティング 2025 春」のレポートは、下記のURLから閲覧できます。
前回レポートURL:https://webtan.impress.co.jp/l/19397
次回は2026年5月に開催予定です。次回もお楽しみに!
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オリジナル記事:GA4・SEO・AIなどの実践ノウハウを学べる2日間! Web担主催の無料セミナー【11/6・7@赤坂】
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店舗の什器・備品製造販売大手の「ストア・エキスプレス」を運営する店研創意はこのほど、東京本社を新宿「モノリス」に移転した。オフィス領域の事業拡大と従業員数の増加が理由という。
店研創意は2025年6月、設計施工および物販領域を含むオフィス事業へ本格参入。新本社オフィスは店研創意のノウハウを結集し、オフィス事業のコンセプトを具現化するショールームとして設計したという。
新オフィスは延床面積約580平方メートル(約175坪)で、旧オフィスから1.5倍に拡大した。座席は75~80席を配置、会議室は5室、ミーティングエリアは4区画。多様な働き方に対応可能なゾーニングや、コミュニケーションを促進する動線を設計している。
オフィス内には、自席以外で作業ができる個人用ブースや完全個室ブースを新設。休憩・打ち合わせ・イベント利用ができる「Lounge」には大型モニターを設置しており、大阪本社や全国拠点とのオンラインコミュニケーションツールとしても活用する。

エントランス兼エキシビジョンエリアでは、店研創意の企業ビジョンを表現した大画面グラフィックを掲出。新商品やプロモーション商品を展示し、社外ブランディングと情報発信の拠点とするという。

執務エリアではオリジナル家具や100%子会社の家具ブランド「ENEN(エネン)」の製品を配置し、快適な動線とデザイン性を追及している。社員のエンゲージメント向上と創造性の醸成を図る。

店研創意では事業拡大や業績の伸長に伴い従業員数が増加。旧オフィスでは、会議室、打ち合わせスペース、集中ブース、リラックスエリアといった用途別エリアや、商材の展示・収納スペースが十分に確保できず、従業員動線も課題となっていたという。さらなる事業成長と顧客価値向上を実現するため、オフィス環境を根本から改善し、面積拡大とレイアウト最適化を図る移転リニューアルを決めた。
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オリジナル記事:「ストア・エキスプレス」の店研創意、事業拡大に伴い本社移転。オフィス事業のコンセプトショールームとしての機能を両立
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EC構築プラットフォーム「ecbeing」のecbeingは10月15日、企業のグローバル展開を包括的に支援する新たな越境サービス「ecbeing 越境フルサポート」の提供を開始したと発表した。
海外展開成功の鍵である「グローバルな視点を持ちながら、ローカル市場に深く根ざした展開」を実現する。企業の課題やフェーズに合わせて必要な支援を組み合わせて利用できるという。主な支援範囲は次の通り。

海外購入代行サービスで市場とニーズの把握を支援する。ジグザグの越境ECソリューション「WorldShopping BIZ(ワールドショッピングビズ)」と連携し、自社ECを活用して海外販売を簡単スピーディに開始し、販売データから各国のニーズを把握。継続利用で低コストかつリスクを抑えた海外販売チャネルとして活用できる。なお、タグ1行で展開が可能。

各国のモール出店も支援する。東南アジアは「shopee」「LAZADA」などへの出店プラットフォーム選定からショップ構築支援までを、グローバルEC運営代行のGDXとの連携で展開。中国市場は「Tmall」「Taobao」「RED」などへのモール出店、モール内プロモーションをクロスシーと協力し、最適な支援を提供する。システム構築からKPIの設定やROI分析、費用対効果のモニタリングなど、継続的な改善と事業拡大を支援する。

GDXと連携して支援する。現地の文化やニーズに合わせた最適なマーケティング戦略の立案から実行、海外での商品供給、物流網の構築、カスタマーサポート体制など、事業運営に不可欠なオペレーションをゼロから構築する。

また、各国の決済や税制、関税手続きはecbeingとGlobal-e Japanが連携し、ワンストップで対応する。ecbeingが提供する越境ECテンプレート、「ecbeing」から生まれたSaaS型クラウドECプラットフォーム「メルカート」を活用し、短期間でのシステム構築を実現。使いやすく拡張性のあるプラットフォームで、スピーディに越境ビジネスを開始できるとしている。
Global-eは世界200以上の国や地域の消費者へ、現地言語や現地通貨などでのサイト表示、現地言語による税金・関税対応・支払方法、配送、返品といったサービスをローカライズしたECプラットフォームとして提供している。
たとえば、為替計算では市場ごとに現地通貨で、市場慣例ごとに切り上げられた価格を「ecbeing」で設定可能。決済は現地市場に合わせた支払い方法と、合理化されたグローバル支払い処理を提供する。注文管理、出荷は「ecbeing」で注文を管理しながら出荷できる。関税は、すべての税金や関税を含めた購入の最終コストを海外の顧客に保証できるという。

ECサイト構築プラットフォーム「ecbeing」の強みである柔軟なカスタマイズ開発で、現地市場の特性や企業の独自要件に合わせた本格的な現地向けECサイトを構築。現地でECサイトを構築することで、デザインをローカル市場に最適化し、店舗との連携など、OMOを実現する。


市場調査、戦略立案、システム構築、マーケティング、物流、税務対応まで、海外展開に関わるあらゆる課題をまとめて相談・解決できる。
実績のあるテンプレートやパートナー連携で、スピーディにビジネスを開始。事業リスクを最小限に抑えながら海外市場へ参入できる。
各分野の専門家の知見を活用し、ターゲット国に合わせた商品展開、マーケティング、顧客対応を実現。現地でのブランド価値向上に貢献する。
複雑な実務オペレーションをecbeingにアウトソーシングすることで、企業は商品開発や事業戦略といった本来注力すべきコア業務に集中できる。
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オリジナル記事:ecbeing、海外進出のマーケ・システム構築・オペレーションなどをワンストップ支援する越境サービス「ecbeing越境フルサポート」を開始
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ほぼ日の2025年8月期売上高は前期比15.2%増の86億7700万円だった。営業利益は同12.7%増の6億1600万円、経常利益は19.7%増の6億5100万円、当期純利益は同12.3%増の4億4800万円。
売り上げの内訳は「ほぼ日手帳」が前期比18.4%増の58億5000万円、「ほぼ日」商品が同9.9%増の22億8200万円、「その他」は同5.7%増の5億4500万円だった。「ほぼ日手帳 2025」の販売部数は、過去最高の96万部となり前年版比で6万部増えた。
「ほぼ日ストア」でのユーザー増加に伴い送料売上が増加し、「その他」も売上増に。催事「生活のたのしみ展」実施による一時的な費用発生などで販管費は増加するも、「ほぼ日手帳」の原価率改善などで売上高販管費率は前年並みにとどまり増益につながった。

「ほぼ日手帳」の売上高は国内外ともに伸長。国内売上高は前期比17.0%増の27億7700万円、海外売上高は北中米・ヨーロッパを中心とした高成長継続により同19.6%増の30億7200万円。「ほぼ日手帳」における海外売上高の構成比は同0.5ポイント増の52.5%。海外ではSNS上でユーザー生成コンテンツ(UGC)が増加し、ユーザーの広がりが顕著だったという。
2026年8月期の業績予想は、売上高が過去最高となる前期比9.5%増の95億円を計画。営業利益は同10.2%増の6億8000万円、経常利益は同4.4%増の6億8000万円、当期純利益は同7.1%の4億8000万円とした。
「ほぼ日手帳」は大型IPとのコラボによる顧客層の拡大や、周辺商材の仕入・開発強化によるアップセルの促進、外部メディアでのコンテンツ発信強化などを通して、グローバルでの販売規模をさらに拡大。販売部数は大台の100万部突破を見込む。
「ほぼ日」ブランド認知強化として、2025年6月にリニューアルしたWebサイト「ほぼ日」で読み物・お買い物のユーザー体験の改善に着手。統合ID基盤「ほぼ日ID」をハブとして、各サービスの併用・回遊を促進する。
また、「ほぼ日手帳アプリ」を2025年10月に日本語版、2025年内にグローバル版をリリース予定。成長市場の北米エリアにおける販路拡大に引き続き注力する。そのほか、生産・発注・納品計画の改善により、物流費用の最適化、廃棄・商品評価損の低減による原価率改善を進める。
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オリジナル記事:ほぼ日、2025年8月期の売上高86億円で15.2%増。「ほぼ日手帳アプリ」のリリースを計画
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