ネットショップ担当者フォーラム

英国のセレクトファッションECサイト「Farfetch」の日本法人、約7.2億円調達し本格始動へ | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 5ヶ月 ago
「FARFETCH」の売上高は2億7500万ドルで、前年比100%増という成長を遂げている

ロンドンに拠点を置き、世界300店以上の海外セレクトショップの洋服などが購入できるECプラットフォーム運営のFarfetch(ファーフェッチ)の日本法人、Farfetch Japanは12月8日、共同設立者であるインフィニティ・ベンチャーズLLPなどから約7.2億円の資金を調達した。今後、インフィニティ・ベンチャーズLLPとともに日本展開を進めていく。

インフィニティ・ベンチャーズLLPの共同代表パートナーで、シーエー・モバイルの創業にも携わった小野裕史氏、同社の田中章雄氏を取締役として受け入れ、サービス開発、マーケティング、人事など経営全般に関するサポートを受ける。

日本法人は「Farfetch Japan株式会社」で、本社は東京都品川区に置いている。設立は2014年8月。カスタマーサービスや物流といった責任者の募集を始めている。

Farfetchの売上高は2億7500万ドルで、前年比100%増という成長を遂げている。2008年にサービスを開始し、ロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンパウロなどにオフィスを拡大。世界中の海外セレクトショップと提携し、1000以上の海外ブランドをECで世界各国の消費者に販売している。

ECプラットフォーム「FARFETCH」のビジネスモデルの特徴は、自社で在庫を抱えず、注文が入ると世界中の提携したセレクトショップが直接商品を購入者に届ける点。「DHL Express」または「UPS」といった国際配送で世界各国の消費者に商品を配送している。

日本語版の「FARFETCH」

日本語版の「FARFETCH」

日本語版の「FARFETCH」は、世界のセレクトショップが扱うアパレルなどを日本の消費者に販売。同時に、日本のセレクトショップに「FARFETCH」への参画を募り、欧州や米国など世界各国の消費者に“日本発”アパレルブランドの販売を手掛ける。

12月18日現在、日本語版の「FARFETCH」にはセレクトショップの「RESTIR」が参加。レディース、メンズ、アクセサリーなどをのアパレルを販売している。

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瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 デスク

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約8年。まだまだ、日々勉強中。

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新規獲得400%UP、販売数100万台突破への貢献…事例で学ぶ通販・ECのテレビCM活用方法 | 通販新聞ダイジェスト | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 5ヶ月 ago
ヒラキ、ドゥクラッセ、オークローン、ディノス・セシール、クルーズ、ヤフーなどテレビCMを使った販促方法と効果を紹介

通販企業各社のテレビCMが増加している。通販企業のテレビCM自体は珍しいものではないが、直近のCMを見ると過去にテレビCMを放映したことのない通販実施企業のCMが散見されるなど、「通販企業のCM」はこれまでと若干、異なるトレンドを見せているようだ。CMの内容もユニークかつ斬新なものが多く、それぞれ企業やサービス、商品の知名度アップや売り上げ増加に少なからず効果をもたらしているようだ。直近で放映した通販各社のテレビCMの中から、注目すべきCMについて狙いや内容、その効果について見ていく。

最近の通販実施各社のテレビCM

最近の通販実施各社のテレビCM(上表参照)を見てみると、各社によって目的や狙いは様々だが、これまでテレビCMの放映実績のないところのCMが目立つ。“テレビ離れ”といわれる昨今だが、やはりテレビのPR力はいまだ高い。消費増税などの影響などもあり、既存の新規開拓策では一定数の新客を開拓できなかったり、新たなチャネルでこれまでは獲得しえない層にリーチしたいという企業のニーズが顕在化していることも「CM初チャレンジ企業」が増えている要因の1つにあるようだ。そして各社は既存のCMに埋もれぬよう、また、視聴者の目を引き付けられるユニークかつ斬新な内容のCMを作り出している。

ヒラキ、ネットで好きな靴を好きなだけ

靴の通販を手がけるヒラキのテレビCM
ヒラキのテレビCM

靴の企画・販売事業などを手がけるヒラキもCM初チャレンジ企業の1社だ。同社でも消費増税の影響で既存顧客の節約傾向が強まる中、新規顧客獲得の目玉施策として初のテレビCMの放映を開始したという。「従来から活用していたチラシなど紙媒体による手法だけでは顧客に伝える効率が落ちてきた」(向畑社長)とし、主要ターゲットである若い育児世代に響きやすいテレビCMで、通販サイト単体を告知。CMでは「ネットで好きな靴を好きなだけ」というアナウンスの中で、ネット限定商品として販売しているキッズ用の「180円スニーカー(税込価格194円)」などの売れ筋商品を紹介。最後は「靴の通販サイトヒラキ」の文字を表示して通販サイトの検索を促す内容となっている。

まず10月4日~19日までの2週間に静岡県と福岡県で試験的に実施。期間中のサイト訪問者数は静岡県が前年同期比288%、福岡県が同373%と全国平均の同122%を大きく上回り、新規顧客獲得数でも静岡県が同409%、福岡が同418%となるなど大きな成果を挙げた。その後、11月8日~24日にも本拠地である関西地区限定で全170回程度のCMを放映。実店舗利用者も含めて通販サイトを利用したことがない層への認知度向上を図った。

同社ではこれまでも新聞折込チラシで通販をPRしたことはあったが、カタログ請求の窓口案内などその告知内容は限られていた。しかし、今年春から新聞広告でも通販サイト限定のキャンペーン案内を始めるなど、現在は販促宣伝を通販に特化した内容にシフトしている。「ウェブ広告はそこまで効果が見込めないのでまだ行っていない。もちろんテレビCMについても紙と合わせた相乗効果だと考えている。初めてだからこれだけの成果になったが、今後拡大するかは費用対効果を見極めて検討したい」(向畑社長)としている。

ドゥクラッセ、映像美と関西弁でギャップ生む

婦人服通販のドゥクラッセも初のテレビCMを実施
婦人服通販のドゥクラッセも初のテレビCMを11月に開始

婦人服通販のドゥクラッセも初のテレビCMを11月10日から3週間、関西エリア限定でカタログ掲載商品のテレビCMを放映した。新規顧客の獲得は新聞広告が中心だったが、新聞ではリーチできない層への認知向上につなげる。CMは「軽そうやな~編」と「ぬくそうやわ~編」の2種類で、どちらも尺は15秒。秋冬シーズン一押しの「イタリアン・エアーウールPLUSコート」に身を包んだ女性が雪景色の中で跳ねたり、コートに身を縮める映像がスローモーションで流れる中、「軽そうやな~」「ぬくそうやわ~」と関西弁のナレーションが入るというギャップが印象的なCMの出だし。別のナレーターが「冬暮らっせ、着暮らっせ、ドゥクラッセ」と続けるが、最後のカタログ請求画面では再び関西弁で、フリーダイヤルの後の番号「178-788」の表記に合わせて「イナハナハハ」と歌うように軽快な口調で締めくくる。フリーダイヤルの下に記した検索窓にも「イナハナハハ」を表示。あえて社名(ブランド名)や商品名にしないことで、テレビCMからのウェブ流入を見極める工夫も行っている。

ウェブ上では、「イナハナハハ」の検索に対応したランディングページを用意。「そんな、夢みたいなコート、あるの。」というコピーとCMの画像を最上部に配置し、スクロールすることで当該商品の「軽さ」や「暖かさ」などの特徴を伝えるほか、1分の商品説明動画も配信している。同社では、「初めて『ドゥクラッセ』を知った人にも記憶に残るCMを目指した」としている。

オークローンマーケティング、ワンダーコアのCMに大反響

俳優の宇梶剛士さんを起用した、オークローンマーケティングの「ワンダーコア」に関するテレビCM
俳優の宇梶剛士さんを起用した「ワンダーコア」のテレビCM

オークローンマーケティングも今年に入り、テレビCMを強化している。テレビ通販大手として知られる同社の場合、「インフォマーシャル」は日常的に放映しているが、いわゆるCMはこれまで本格的には取り組んでこなかったものの、「インフォマーシャルをご覧になっていない顧客層へのターゲット拡大を狙う」(同社)ためにWEBや小売店舗、イベントなど統合的なオムニチャネル戦略の展開を今年は強化。その一環としてテレビCMの放映に着手した。CMでは視聴者の「検索」行動を促し、通販サイトや小売店への送客を図った。

同社では俳優の梅宮辰夫さんを起用した「マジックブレット」のCMなど商品ごとにユニークなCMを複数、放映しているが中でもユニークなのが、5月から10月まで全国放映したフィットネス器具「ワンダーコア」のCMだ。

俳優の宇梶剛士さんを起用して、倒れるだけで腹筋を鍛えることができるという「ワンダーコア」のコンセプトと商品名に割り切った訴求に加え、「倒れるだけで腹筋、ワンダーコア♪」という耳から離れないサウンドロゴが特徴的なCMで放映開始当初から大きな反響を呼び、大手仮想モール「楽天市場」の総合ランキングで8月から10月までに1位を4回獲得。また、CM好感度「流通・販売」のジャンルで1位(CMデータバンク調べ)となった。また、ウェブとの連動施策により、「ユーチューブ」でのCM再生回数は500万回を超えた

CM効果もあり、「ワンダーコア」の今年6~9月の当初見込みに対する販売数実績は200%となり、販売開始からの累計出荷台数は100万台を突破するなど一定の効果を上げているようだ。今後もネットや店舗など複数のチャネルでの売上拡大を目指すオムニチャネル戦略推進のため、顧客の反応を見ながら、テレビCMの放映を継続していきたい考えだ。

ディノス・セシール、ダーマの売上げに明らかな効果

ディノス・セシールのテレビCM
衣料品通販カタログ「ダーマ・コレクション」のテレビCM

ディノス・セシールでは10月8~22日まで、50代女性向けに展開する衣料品通販カタログ「ダーマ・コレクション」のテレビCMを放映した。テレビCM自体はこれまでも頻繁に放映しているが、カタログブランド単独の本格的な地上波でのCM放映は今回が初めて。9月下旬発刊の「ダーマ・コレクション2014冬号」で掲載するトレンチコートを着用したモデルの熊沢千絵さんが、冬号の特集企画の舞台となったハンガリー・ブタペストの街を颯爽と歩く内容で東京と福岡、北海道で放映した。ブランド構築と新規獲得を目的に行ったCM放映だったが「放映エリアでのダーマシリーズ全体の売り上げは前年と比べても明らかに効果があった」(同社)としており、一定の効果があった模様だ。

ハーバー研究所、店頭客数が2倍に増加

ハーバー研究所のテレビCM
ハーバー研究所のテレビCM

ハーバー研究所は10月17日から、2010年秋以来、4年ぶりにテレビCMの放送を再開させた。消費増税以降、消費が停滞する傾向があることから、ブランディングと新規客の獲得につなげたい考えのようだ。CMは主力の美容オイル「スクワラン」を訴求する内容で、従来からイメージキャラクターを務める女優の萬田久子さんを起用。CMに出演する女性同士でボトルを手渡しし、商品への思いをコメントしながら、オリジナルCMソングに合わせて生き生きと踊る内容で、美と健康を応援するブランドメッセージを発信することで認知度の向上を目指す。

CM放送後、通販と店販で新規客獲得が好調に推移。通販では前年を上回る新規客獲得につながったほか、店頭の来店客数は約2倍に増加に貢献したという。

インシップ、健食の安全性をピーアール

インシップのテレビCM
インシップのテレビCM

健康食品通販を行うインシップも8月から関東エリアで企業姿勢をピーアールするCMの展開を始めている。商品に関する情報を隠さず開示していることを訴求するもの。健食の安全性に関する消費者の関心が高まる中、これに応えることが狙い。

インシップではこれまで健食の安全性について、独自の基準で対応してきた。商品情報は「5W1H」(どこで=主原料採取地、誰が=原料メーカー、なぜ=会社存在の意義、いつ=製造年月日、何を=主原料、どのように=製法・提供方法)という独自の手法で開示。商品開発も「自分の子供の口に入れてもよいか」を安全基準の一つにする。

食品の加工地ではなく、「採取地」を開示したり、製造年月日の表示は、業界でもあまり見られない取り組み。商品は国内で加工すればすべて「国産」表示となるが、「消費者が本当に知りたいのは、その原料が“どこで採れたか”ということ」(同社)といった考えに基づき開示する。ただ、企業認知度が低いために競合他社との競争に負け、「悔しい思いをすることがあった」(同)という。CMでは、「5W1H」の取り組みなどを訴求。企業や自社のキャラクター「ツボくん」の認知向上を図っていく。8月にテレビ東京で放映を始めたほか、11月にはテレビ朝日(いずれも関東ローカル)でも放映を始めている。商品広告でないため売り上げへの影響は限定的とみる。ただ、CMをきっかけに購入につながる顧客もおり「商品を購入していてよかった」などの声が多く寄せられているとしている。

クルーズなど、ネットで獲得できない層へアピール

クルーズのテレビCM
クルーズのテレビCM

モバイル関連事業を手がけるクルーズは10月25日から11月中旬まで、ファストファッション通販サイトの「SHOPLIST.combyCROOZ(ショップリスト)」のPRのため、初のテレビCM(画像)を放映した。CMは15秒と30秒の2種類で全国で放映。モデルの今井華さんと宮城大樹さんの掛け合いで若者の何気ない日常を表現しながら、流行のアイテムを手軽に購入できる様子や同サイトの特長、魅力を伝えた。

狙いはこれまで主体としていたウェブプロモーションで獲得できなかった層にリーチすること。「新規顧客の獲得もさることながら(CMは)コンバージョン率が当然上がる。通販は商品が届くか届かないかも含めて信用が一番大事なので、CMで一定の安心感を担保できる」(同社)とする。細かい成果は集計中だが、CMの放映期間中は数十万人規模の新規顧客を獲得し、顧客層の幅も広がっているという

なお、CMに使用した動画素材はユーチューブでも公開。加えて放映期間中に無料通話アプリの「LINE」に公式アカウントを開設し、セールやキャンペーン情報などを定期的に配信。期間限定で開設記念キャンペーンも行い、本アカウントを「友だち追加」した顧客全員に同サイトで使えるクーポンを付与。CMと合わせてネットでのPRも拡充することで、サイト送客や購入頻度の向上につなげているようだ。

GLSジャパンのテレビCM
GLSジャパンのテレビCM

招待制フラッシュセールサイトを運営する大手3社も相次いでテレビCMに挑戦している。「グラムールセールス」を運営するGLSジャパンは11月17日から関東エリアでスタート。タレントのYOUさんと俳優の斎藤工さんを起用し、斎藤さんが今年話題になった“壁ドン”をしながら「YOUさん、1日中ずっと考えちゃうんですよ。こんなにハマったの初めてです」と打ち明ける内容とYOUさんが「工くんに内緒で教えてあげる」と"逆壁ドン"をするパターンを放映。最後に「365日、おトクが見つかるショッピングサイト『グラムールセールス』」で締めくくる。B4Fも、通販サイト「ブランズフォーフレンズ」を11月4日に「ミレポルテ」に名称変更したのに伴い、同月17日からテレビCMを開始。CMはアニメーションを使い、「最近の彼女はみんながショップ巡りをしている間に『ミレポルテ』を優雅に楽しんでいる」というナレーションが入る。

ギルト・グループのテレビCM
ギルト・グループのテレビCM

また、高級ブランドを中心に期間限定、会員限定で販売する事業モデルを日本に持ち込んだギルト・グループも、12月1日から「ギルト」のテレビCMを福岡県の3局(福岡放送、毎日放送、九州朝日放送)で放映。CMは15秒だが、BSとCSの一部チャネルでは30秒バージョンンを流す。内容は米国のCMを日本向けにアレンジしたもので、タクシーに乗った女性が車内で着替え始め、「おしゃれな人には秘密がある。ラグジュアリーブランドをこんなに着回しできるのは、お得な会員価格だから」というナレーションが入る。

「ヤフオク!」のテレビCM
「ヤフオク!」のテレビCM

このほか、ネット関連企業ではヤフーが11月22日から、運営するネット競売事業「ヤフオク!」のテレビCMの放映を開始。アイドルグループ「でんぱ組.inc」の夢眠ねむさんを起用し、「ヤフオク!」で12月から行うセールの目玉企画である「1円スタート」の告知や豊富な品ぞろえなどを訴求する3タイプのCMを全国の主要都市で12月8日まで放映している。CM放映に合わせてSNS上でCM使用グッズを夢眠ねむさんのサイン入りでプレゼントするなどでPR効果を高めているよう。インパクトのあるCMでネット上の反響も高く、集客面で一定の効果が出ている模様だ

テレビCMは短期間で多数のリーチできることが最大の強み。広告費は安くないものの、上手に使えば効果的だ。費用対効果を見ながらも通販各社の活用シーンは今後も増えそうだ。

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「ワンダーコア」の大ヒットを支えたショップジャパンのオムニチャネル戦略 | ネットショップ担当者フォーラム2014 in 東京 セミナーレポート | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 5ヶ月 ago
オークローンマーケティングのハリー・A・ヒル社長がワンダーコアのヒットの裏側を語った

販売台数80万台を突破したエクササイズマシン「ワンダーコア」の大ヒットの裏側にあったのが、ショップジャパンのオムニチャネル戦略である。ショップジャパンが考えるオムニチャネル戦略とは、顧客一人一人に寄り添った商品やサービスを展開する、顧客目線に立った戦略であるという。同時に、自らがイノベーションを起こさなければ、新しい顧客を獲得することはできないという危機意識を持って臨んできた。 写真◎Lab

変革のためにブランド認知度の向上とオムニチャネルが必要だった

テレビ通販チャンネルの「ショップジャパン」を運営するオークローンマーケティグは、日本市場に新たな商品カテゴリーを開拓し、通販業界におけるリーディングカンパニーのポジションを確立してきた。中でもフィットネス機器、オーバーレイマットレス、スチームクリーナー、フードプロセッサーなどの市場で、国内売上金額NO.1を獲得するなど、一般の消費者にもすっかりお馴染みの企業だ。

ショップチャンネルのホームページ

もっとも、オークローンマーケティグを単なる通販会社と見るのは間違いのようだ。「ワンダーコアの成功事例から見出したショップジャパンのオムニチャネル戦略」と題する講演に登壇した同社代表取締役社長のハリー・A・ヒル氏は、「私たちは通販会社ではなく、通販手法を使ったブランド会社です」と語った。

これはある意味で、自らに求められる変革への意思表明でもある。というのも、ヒル氏が2006年に社長に就任して以降、7年間で約3倍に伸ばしてきたショップジャパンの売上が、ここにきて停滞し始めたのである。その要因として顕著なのが伝統的なテレビ通販チャンネルのパフォーマンスの低下で、放送ボリュームを増やしているにもかかわらず、レスポンスは低下傾向にあった。また、顧客属性の高齢化が進み、50歳以上の顧客が全体の60%を占めるまでになっていた。

「この状況を解決するためには、ブランドの認知度向上とオムニチャネル施策の実施が欠かせません。私たち自身がイノベーションを起こさなければ、新しいお客さまを獲得・育成することはできません」(ヒル氏)

株式会社 オークローンマーケティング 代表取締役社長 ハリー・A・ヒル 氏
株式会社 オークローンマーケティング
代表取締役社長
ハリー・A・ヒル 氏

メディアの細分化がもたらした顧客属性の細分化

ヒル氏はまず、これまでのショップジャパンの根幹にあった伝統的なテレビショッピングについて振り返った。

まず、「顧客はインフォマーシャルを平均7回見て購入に移行する」ということが、データ分析の結果から分かっていた。したがって、どんなクリエイティブであれば顧客の心が動くのか、どの放映枠がより効果的なのかといった点が、このダイレクトマーケティングの重要な鍵となっていた。そうした中でショップジャパンがとったのが、インフォマーシャル中にURLやWeb検索ワードを表示させるといった施策であり、これにより顧客の注文チャネルを増やしてきた。

2000年代に突入してからは、マルチチャネル展開を実施。具体的には、テレビショッピングに加え、公式サイト、店舗販売、新聞広告など、チャネルを拡大してきた。併せて各チャネル(事業部)において全体最適化をはかるべく、さまざまな施策を企画・実施してきた。

しかしながら、実際には異なるチャネルとチャネル同士が融合するまでにはいたらなかった。

そこに起こったのが、外部環境の変化によるメディアの多様化だ。代表的な事案として挙げられるのが、2011年7月に完全移行したテレビの地デジ化であり、これにより日本は地方まで含めて一気にメディア分散型になった。さらにスマートフォンの普及やソーシャルメディア利用者の急増によって、顧客はいつでも、どこにいても、メディアに触れることができるようになった。

これまでのマス媒体を中心としたマーケティング成功の図式が崩れたのです。メディアの細分化によって顧客属性が細分化し、IMC(統合マーケティング・コミュニケーション)によるさらなるチャネル別の最適化が不可欠となりました」(ヒル氏)

顧客層ごとのチャネルの最適化がもたらしたワンダーコアの成功

そうした中で多くのことを見直さなければならないことに、ヒル氏は気付いたという。

「世の中では、メディアやチャネル別に顧客属性がはっきり分かれたと言われていますが、これについては大きな疑問を感じていました。1日におけるテレビの視聴率や平均視聴時間は変わらないからです。つまり、メディアやチャネルごとに顧客年齢層がはっきり分かれたというより、お客様の習慣が明確になったととらえるべきなのです。

もともとの私たちの強みである伝統的なテレビショッピングの強みを生かし、さらにバリエーションを広げる必要があると考えました。シングルチャネルを最適化し、そこから全体チャネルの最適化につなげていくことが重要です」(ヒル氏)

こうした「顧客がさまざまなチャネルに触れることで、購買意欲が増し、購入につながる」という基本方針のもとでショップジャパンが展開したのが、

  • オプティマイゼーション……これまで通りの各チャネルの部分最適化の継続
  • アトリビューション……さまざまなタッチポイントにおける顧客の行動分析、全体最適化のためのビフォー・アフターの分析など
  • IMC……チャネルごとの明確な付加価値を設定した、統一されたコミュニケーション

これらのPDCAサイクルを実践するオムニチャネル戦略なのである。

そして、このオムニチャネル戦略の結果として、販売台数80万台を突破する今年の大ヒットとなったのが、エクササイズマシンの「ワンダーコア」だ。

ワンダーコアの課題をオムニチャネルで解決

2014年1月から販売を開始したワンダーコアは、インフォマーシャルでのお客様の電話反応(レスポンス)が良く、これが今年の主力商品だなという手応えを早くから感じていた。しかし、本来フィットネス商品の主要購買層であるF2層(35歳から49歳の女性)からの反応が薄く、期待していたPC・スマホからの売上も少なかった。 また、小売店舗での売上も伸び悩んだ。

この課題に対し、冒頭に掲載した俳優の宇梶剛士さんを起用したCFを中心に、Webや新聞だけでなく、屋外ビジョンや交通広告、YouTubeでの公開、8月には渋谷でPRイベントも行い、さまざまなチャネルでタッチポイントを設ける施策を行った。

その結果、従来のインフォマーシャルでは、2014年4月と8月のレスポンス比較においてほぼ変動なしの状況だったが、同時期の新聞におけるレスポンス比較では約3倍小売店の舗配下店舗数ならびに週販の比較では約4倍PCやスマートフォンからのWebサイトへのアクセス数(ユニークユーザー)比較では約3倍と、それぞれ大幅な伸びを見せた。

さらに、オムニチャネル戦略の効果が顕著に表れたのが、チャネル別の売上比較である。

ワンダーコアの2014年4月と8月のチャネル別売上比較
ワンダーコアの2014年4月と8月のチャネル別売上比較

「インフォマーシャル媒体費に大きな変化はありませんが、オムニチャネル戦略によって各チャネルのレスポンスが伸び、その結果として売上・利益が伸びました。CF公開前の4月とCF投下後の8月を比較すると、新聞は約2倍Webは2.5倍店頭は実に13.5倍に急伸しました」(ヒル氏)

ワンダーコアは1月から9月までの累計出荷台数が80万を突破する大ヒット商品となった。ヒル氏は、今回のワンダーコアの成功要因として、

  • 全体的な媒体効率が向上した
  • 各チャネルにおいて売上利益が増加した
  • 類似品に対して対策ができた
  • 小売店舗と協力し、売り場確保をすることができた
  • 認知度が向上し、人気バラエティ番組・ドラマ番組・新聞・雑誌・ニュースサイトなどでの露出が増加した

といった5つのポイントを挙げるとともに、「ワンダーコアに限ることなく、今後もさまざまなカテゴリー商品においてオムニチャネル戦略に取り組んでいきます」と意気込みを示した。

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小山 健治

ライター

小山 健治

増えるメーカーの通販・EC市場参入、太田胃散が健食の自社通販サイトをオープン | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 5ヶ月 ago
現在、楽天市場とヤフーに出店しているが、本店ECサイトの開設は初めて

太田胃散は12月17日、自社通販サイト「太田胃散健康食品館 本店」をオープンし、同22日から商品の販売を始める。現在、楽天市場とヤフーに出店しているが、本店ECサイトの開設は初めて。会員サービスなど本店独自のサービスを提供していく。

「太田胃散健康食品館 本店」で取り扱うのは健康食品。「桑の葉ダイエットシリーズ」を中心に、7品目12アイテムを販売する。

自社通販サイトは、「もっと詳しい情報が知りたい」「太田胃散独自のサービスはないか」といった消費者の声に対応するために開設した。

「太田胃散健康食品館 本店」では会員登録を通じ、お得情報の配信、会員限定のキャンペーンなどを展開する。

太田胃散が運営する自社通販サイト「太田胃散健康食品館 本店」

太田胃散が運営する自社サイト「太田胃散健康食品館 本店」

近年、通販・EC市場の拡大にともない、メーカーの通販・EC進出が目立ってきている。メーカー系通販の成功事例として知られているのが、「セサミン」のサントリーウエルネス。売上高は500億円を超えている。

健康食品や化粧品分野では、富士フイルム、小林製薬、日本盛、ライオン、アサヒフードアンドヘルスケアなどの有名メーカー系の通販・ECが事業規模を伸ばしていることで知られている。

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瀧川 正実

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クラウドソーシングでネットショップの仕事を支援、ネクストエンジンとWoman&Crowdが提携 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 5ヶ月 ago
「ネクストエンジン」を利用している約1800社のEC企業に対しクラウドソーシングサービスを提供

ネットショップ向け受注在庫管理システム「ネクストエンジン」を提供するHamee(ハミィ)と、サイバーエージェントの連結子会社で、クラウドソーシングサービス「Woman&Crowd(ウーマン&クラウド)」を運営するSTRIDEは12月10日、業務提携したと発表した。

「ネクストエンジン」を利用している約1800社のEC企業に対し、STRIDEがクラウドソーシングサービス「Woman&Crowd」を活用した業務効率化改善サービスを提案する。

「ネクストエンジン」ユーザーは、「Woman&Crowd」上で「商品画像撮影、加工」「商品紹介文言作成」などの仕事をアウトソーシングすること可能。ショップ運営業務の効率化を図ることができる。

「Woman&Crowd」は、女性が自分の都合に合った仕事ができる環境をサポートするクラウドソーシングサービス。EC事業者は記事作成やウェブのデザインなどの仕事を発注することができそうだ。

業務提携にともない、12月25日に2社共同で「『Woman&Crowd』による、ネットショップ運営業務の効率アウトソーシング術を紹介」と題したセミナーを行う。

セミナー概要は以下の通り。

  • 日時:2014年12月25日(木)10:30~12:30
  • 場所:渋谷マークシティ ウエスト17階 セミナールーム(東京都渋谷区道玄坂1丁目12番1号)
  • 参加費:無料
  • 定員:20人
  • 詳細とお申し込みhttp://next-engine.net/seminar1225.html

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DIY通販の大都が2店目の実店舗を都内に開設へ、「二子玉川ライズSCテラスマーケット」に出店 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 5ヶ月 ago
2015年4月にオープンする新商業施設「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」に出店

DIY用品のECを手がける大都は2015年4月、2店舗目となるリアルDIYショップを東京・世田谷区にオープンする。大都は2014年4月、大阪市内に日本初となるDIY専門の実店舗を開設している。東京進出は都内にも出店してほしいという要望に応えるため。都内近郊に住むユーザーへの認知度向上、ECサイトの利用などにつなげる。

2015年4月にオープンする新商業施設「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」(二子玉川ライズ S.C. テラスマーケット)に「DIY FACTORY 二子玉川店」をオープンする。

「DIY FACTORY 二子玉川店」は初心者から経験者まで楽しめるワークショップイベントを開催。DIYを通じてコミュニティを活性化させるという。仕事帰りに溶接教室に通ったり、週末に親子でモノ作りを行うなど、利用者に新たなライフスタイルを提供する。

「DIY FACTORY 二子玉川店」の外観イメージ

「DIY FACTORY 二子玉川店」の外観イメージ

大阪では取引先であるメーカー24社の協力のもと、実店舗では商品を展示。販売のほか、体験教室などを展開している。「DIY FACTORY 二子玉川店」のビジネスモデルは今後詰めていくという。

大都は1952年設立。2002年にECサイトを開設し、2009年からロングテール戦略を進めて業容を拡大。現在は日本最大級のDIYツールのECサイトを運営している。楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2013でガーデン・DIY大賞などを受賞。

大都が2014年、実店舗の開設に踏み切ったのは、国内の工具メーカーが扱っている高品質な商品を消費者に実際に見てもらったり利用してもらう環境を整えるためで、東京進出もその一環。

DIYを利用するユーザーは年々増加しているが、国内工具メーカーの商品の売り場面積は少なくなり、消費者が手に取れる機会が少なくなってきている。市場の拡大による潜在顧客の獲得、国内工具メーカーが販売する商材の認知向上と販路拡大といった課題を解決するため、2014年にリアルへ進出した。

大阪の実店舗で開かれているDIYの体験教室の様子

大阪の実店舗で開かれているDIYの体験教室の様子

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オリジナル記事:DIY通販の大都が2店目の実店舗を都内に開設へ、「二子玉川ライズSCテラスマーケット」に出店 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム
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瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 デスク

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約8年。まだまだ、日々勉強中。

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沢尻エリカさんイメージモデルの下着ブランド立ち上げなど、キャバ嬢向け通販「Dazzy」の戦略 | 通販新聞ダイジェスト | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 5ヶ月 ago
2014年6月期の売上高は前期比約50%増の30億6000万円、15年6月期の売上高は前期比47%増の45億円を見込む

キャバクラ嬢向けのドレスなどを扱う通販サイトを運営するDazzyの業績が好調だ。2014年6月期の売上高は、前期比約50%増の30億6000万円。主力のドレスが売り上げを大きく伸ばしたほか、化粧品が好調に推移。今後はアウトバウンドに力を入れることなどで、リピート購入の促進を図る。15年6月期の売上高は、前期比47%増の45億円を見込んでいる。

同社は主にキャバクラ嬢をターゲットとした通販サイト「DazzyStore」のほか、下着・ルームウエアを販売する「DRWbyDazzy」などを運営。キャバクラ嬢向け以外では、クリスマス向けにサンタクロースのコスチュームドレスが強いほか、最近は化粧品も強化している。のべ会員は約200万人で、1年以内に購入履歴のあるアクティブ会員は約45万となる。

前期は主力となるキャバクラ嬢向けドレスが好調で、売り上げが大きく伸びた。有友純一郎代表取締役は「ネットでドレスを取り扱う競合が増えたことで市場が広がったが、価格競争に敗れたことなどで撤退した店も多く、当社の売り上げが伸びている」と分析。前期の増収額のうち、ドレスだけで約7億円を占める。

Dazzyが運営する通販サイト「DazzyStore」
キャバクラ嬢をターゲットとした通販サイト「DazzyStore」

今後は商品開発にあたり、モニターの意見を積極的に取り入れるようにするほか、キャバクラ嬢向けの情報サイトも立ち上げる。「おすすめの髪型やネイルの紹介など、当社にしか作れないようなメディアにしたい」(有友代表取締役)という。また、現在は東京・新宿の歌舞伎町や沖縄などに実店舗を持っているが、出店を加速。さまざまなチャネルから顧客を取り込み、囲い込みたい考えだ。キャバクラ嬢向け以外では、30代アッパー層を対象とした、フォーマル色の強いドレスや、キッズ向けドレスなども強化する。

商品は中国を中心に韓国やタイなどで生産しているが、最近は円安の影響を受けている。韓国での法人立ち上げを予定しており、自社で検品を行うことでコストを吸収、値上げ幅を抑える。

今後は既存客向けの施策として、福岡にカスタマーセンターを設立。アウトバウンドを積極的に行うことで、初年度2億円の売り上げを作りたい考えだ。有友代表取締役は「今までは会員にメールマガジンを配信する程度だったが、化粧品を中心にクロスセルを展開したい」と話す。化粧品は人気ブロガーの桃さんがプロデュースしたBBクリーム「BBクリームbyM」が好調で、卸販売を行っているロフトなどでも売れているという。

ブランド力強化に向けた施策も積極的に展開。「キャバ嬢だけではなく、マスを対象にギャル向けにもアピールしていきたい」(有友代表取締役)。東京ガールズコレクション(TGC)に出展したほか、10月にはTGCの公式イベント「TGCNight」のハロウィンイベントに出展。さらに、12月に行われる「TGCNight」クリスマスイベントの冠スポンサーにもなる。イベントに出る若年層の女性にブランドをアピールすることで、下着やカラーコンタクトレンズ、季節商材としては水着、ハロウィングッズ、サンタクロースのコスチュームドレスを販売していく。

また、女優の沢尻エリカさんをイメージモデルとした下着ブランドを立ち上げており、雑誌などでの積極的な販促を計画。知名度の高い女優を活用することでブランド力強化につなげる。

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「入口商品」からリピート購入への流れを設計しよう | マンガで納得! インターネット販売 売れるネットショップ開業・運営 | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 5ヶ月 ago
コツ32:「入口商品」からリピート購入への流れを設計しよう

登場キャラクター

くまがいさん

くまがいさん お料理が得意な主婦。料理の隠し味にはいつもはちみつを使っている。

くまがいさん「いっけない! はちみつ切れちゃった。次はどんなはちみつにしようかなぁ。一瓶だけでも結構量があるしはずれないようにしないと…………ん! わ! これイイ! しかも送料無料で1,000円ぽっきり!!」
数日後
くまがいさん「うん、アカシアが一番おいしいわ! この大瓶を注文しようっと。ネットではちみつ買えるなんて本当にいい時代……。一昔前なんてこうよこう!!」

リピート率を高める「入口商品」

「入口商品」とは、価格が安い、送料無料など、購入のハードルを低く設定した「とにかく買ってもらう」ための商品のことです。どんなにいい商品でも、一度は買ってもらわないことには、決してリピートしてもらえないので、まず「はじめの1回」が必須なのです。

特にオリジナルタイプなど、魚鱗戦略をとる店にとって「入口商品」の購入率は、店の成否を分けるほど非常に重要です。そして、それらの購入客がリピートしてくれなければ、継続的な運営はなかなか見込めないものです。

「入口商品」をリピートにつなげるには

では、リピート率を高める「入口商品」はどのように作ればいいのでしょう。第一に買いやすくするために、単価を低めに設定し、送料込みにするのが基本です。1,000円の商品を安いと感じても、それに送料が500円かかるとしたら、途端に割高に感じ、買うのを躊躇してしまいますよね。

次に、「リピートを促す導線」を作ること。「入口商品」を無事購入してもらえたとしても、よほどの商品でない限り、少し試しただけのものを自発的にリピート購入しないものです。だからこそ、同封チラシやメルマガなど、商品本体以外のリピートを促す「仕掛け」が大切です。入口商品は単なる商品ではなく、「当店についての案内」という側面を持っているのです。これをきちんと見せることで、はじめてリピートにつながると言ってもいいでしょう。

「シリーズ第1話」タイプで「続き」を売る

まず、さわりだけ試してもらうことにより、「続きに手を出したくなるような設計」の入口商品を紹介します。

シリーズ物の教材やレンタルDVDに1話のみ収録されている海外ドラマなどが典型例です。値下げしてでも1回目を体験してもらえれば、続きが気になり手を伸ばす人は多く、自然と売れます。

これは、化粧品、健康食品、ダイエット、教材など「続けることで意味が出てくる」商品ジャンルに適しています。入口の商品販売後に、フォローメールや同封チラシなどで、とにかく「続ける意義」をうまく伝えてリピートを促すことが大事です。

この場合、入口商品は「効果を体感しやすい商品」が好ましいですが、違いが端的にわからないような商品、例えば、ダシなど「天然と化学調味料の風味の違い」を購入客に知ってほしい場合は、リピーターの感想などを引用しつつ、「味覚の鋭い人の感覚」を追体験させることで、一般の購入客も気付きやすくなり、リピートにつながりやすくなります。

「いいとこ取りセット」でどれか1つでも気に入ってもらう

何種類かの商品が少しずつ入った「お試しセット」も入口商品の王道です。いろいろな商品を比べて試せるので、どれか1つでも気に入ったものがあれば、その商品をあらためて購入してもらえます。お酒の小瓶や梅干しなど、小分けできる商品に特に適しています

「当店のランキング受賞商品だけ集めました」などと、「いいとこ取り感」をアピールするようなコピーが付いているとなおいいですね。本購入への布石なので、1つ1つの分量は少なくても、商品ページ上ではすべての商品について詳しく説明してください。このタイプも、フォローメールや同封チラシでのリピート訴求はもちろん重要です。

くまがいさん「一瓶だけでも結構量があるしはずれないようにしないと…………ん! わ! これイイ! しかも送料無料で1,000円ぽっきり!!」
「お試しセット」は新規顧客の獲得にも効果がある。お試しだけで終わらないようにきっちり追客を行おう。

オークションの入札から本購入へ誘導する

「激安で落札できるかも」という売り文句でオークションを開催し、多数の入札を得てから、入札客に対して通常購入をすすめるという手法があります。これは、楽天市場出店者の中でも、特にメルマガを得意とする店でよく用いられます。オークションでは入札客のメールアドレスを多数確保できるので、落札者を知らせる「結果発表」と同時に「入札客限定の敗者復活セール」などをメールで案内して購入へと誘導するのです。

「懸賞の景品に使うと応募数が多い商品」をオークションに出品すると、入札が多く集まるようです。だから、家電や自転車などの比較的高額な商品か、無名商品なら「比較的誰もが欲しがるもの」を多数出品するのが定番だと言えます。

逆に、無名のニッチ商品などは、たとえ1円でもまったく入札されないこともあるので気を付けましょう。Yahoo!オークションであれば、ニッチ気味な商品でも入札があるようですが、いずれにせよ商品特性や出品先を十分考えて開催するようにしましょう。

入口商品の例。人気のお酒5種を飲み切りサイズで飲み比べられる「いいとこ取りセット」。
入口商品の例。人気のお酒5種を飲み切りサイズで飲み比べられる「いいとこ取りセット」。
あさびらき十一代目 源三屋 http://www.rakuten.ne.jp/gold/asabiraki/

 

入口商品の例。人気のお酒5種を飲み切りサイズで飲み比べられる「いいとこ取りセット」。
9種のサプリから初回を送料無料100円で注文できる。
オーガランド http://www.rakuten.ne.jp/gold/oga/

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オリジナル記事:「入口商品」からリピート購入への流れを設計しよう | マンガで納得! インターネット販売 売れるネットショップ開業・運営 | ネットショップ担当者フォーラム
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川村トモエ, 湯鳥ひよ+トレンド・プロ(マンガ)

5,000件の受注も1人で楽々対応。山善くらしのeショップを支えるシステムとは | ネットショップ担当者フォーラム2014 in 東京 セミナーレポート | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 5ヶ月 ago
山善くらしのeショップを支えるシステムについて、テクマトリックスの岩崎氏と山善の尾崎氏が対談した。

多くのECサイトではビジネスの拡大に伴い、受注業務の自動化や効率化といったシステム基盤の改善が課題として挙げられている。山善が運営するネットショッピングモール「くらしのeショップ」は、テクマトリックスの支援のもと、バックオフィスシステムを改善。業務の大幅な効率化と、さらなる売上増に不可欠な「ファン育成」を可能とするシステム基盤を構築した。 写真◎Lab

テクマトリックス株式会社 カスタマーソリューション営業部 特命課長 岩崎 徹志 氏
テクマトリックス株式会社
カスタムメイドソリューション事業部
カスタマーソリューション営業部
コマースソリューションチーム
特命課長
岩崎 徹志 氏
株式会社山善 家庭機器事業部eビジネス部部長代理 尾崎 友章 氏
株式会社山善
家庭機器事業部 eビジネス部
部長代理
尾崎 友章 氏

楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーを7年連続で受賞

山善は工作機器や家庭機器を扱う専門商社だが、2006年に「くらしのeショップ」を楽天市場に出店。オリジナル商品を中心に家具、家電、アウトドア用品などを販売している。現在は楽天に2店舗とYahoo!ショッピング、Amazonの合計4店舗の運営を行っている。売上は8期連続増収を達成。楽天ではショップ・オブ・ザ・イヤーを7年間連続受賞するなど、大きな成功を遂げている。

このセッションでは、「楽天SOY7年連続受賞!YAMAZENくらしのeショップが考えるEC成長戦略とは?」と題し、山善の尾崎友章氏と、テクマトリックス株式会社の岩崎徹志氏が対談。日々大量に寄せられる注文に効率的かつ丁寧に対応し、さらなるビジネスの拡大を目指すためのEC戦略と、それを支えるバックオフィスシステムの改善策について語られた。

売上増とともに業務の負荷も急増。システムのリプレースが急務に

「くらしのeショップ」では、2008年に受注システム、2009年には在庫管理システムを導入するなど、バックオフィス業務のシステム化も継続して進めてきた。しかし、そうした中で下記のような課題が浮上していたという。

  1. 社内の基幹システムとの連携が複雑で、人為的なミスなどが発生していた。
  2. 受注担当は「社内システム」「受注システム」「各モールのシステム」の3つを習得しなければならず、育成までに時間がかかり、人件費増加につながっていた。
  3. 各店舗に受注担当を決めて運営していたが、病欠などがあると処理の遅れが発生していた。
  4. 在庫についても店舗間の連動システムは導入したものの、基幹システムとは連動はしておらず、適切な処理がなされないことがあった。
  5. スーバーセールなどイベント明けは、夜の21時までかかっても受注処理が追いつかないことがしばしばだった。
くらしのeショップ旧システムの概要
「くらしのeショップ」旧システムの概要

尾崎氏はほかにも、「この業界では大手ネット通販会社のスピード感が当たり前になりつつあり、このスピードに追いつけない限りは衰退してしまうという危機感が強かった」と振り返る。

そうしたことから、さらなる顧客満足度を向上させていくためにも、受注処理後のサンクスメールや出荷案内をタイムリーに送信できること、当日出荷が必須であること、そして、フォローメールなどでファンを育成することが急務と感じていた。

要件は「ヒューマンエラー撲滅」「スピードアップ」「人件費抑制」

これらの課題を解決し、将来的な目標である売上100億円を達成するためにシステムのリプレースを決断。「ヒューマンエラーの撲滅」「メール案内、発送までのスピードアップ」「売上アップに伴う人件費の抑制」をテーマに掲げ、具体的なシステム化の要件として下記を定めた。

  1. 業務効率化
  2. 顧客満足度の向上
  3. 売上強化
  4. 物流戦略

複数のベンダーを比較検討し、最終的に選ばれたのが、パッケージをベースとした自動化・効率化のためのソリューションを有し、楽天のRMSパートナーで楽天に造詣の深いテクマトリックスだった。

尾崎氏は、「実際に私たちの受注業務をすぐ隣で見てもらい、細かなところまで確認してもらえたほか、受注業務処理に関するアドバイスや自動化に向けたコンサルティング的な対応もしてくれた。これらの作業を二人三脚で行えたことで、プロジェクトを着実に進めることができた」と評価する。

また、テクマトリックスの岩崎氏も「山善独自の業務要件に対応するために、ヒアリングを徹底した。また、提案段階からイメージが理解できるようデモ画面を作成したことも、現場のスタッフの方から評価していただけた」と振り返る。

その後の設計フェーズについても、要件定義をしっかりと固めたことが奏功し、スムーズに進められたという。後のテストフェーズで不具合が発生したものの、テクマトリックスの迅速な対応により、無事、新システムのカットオーバーを迎えることができた。

受注処理の90%を自動化。売上100億円を目指す

システムリプレース前は、3,000件の受注を5名のスタッフが8時間かけて対応していた。しかし、新システムではそれまで手作業で行っていたデータの入力や取り込みなど、業務のおよそ90%の処理を自動化したことでヒューマンエラーはゼロになり、5,000件の受注を1名で対応できるようになった。大幅な簡素化が実現されたのだ。

テクマトリックスが提案した新システムの概要
テクマトリックスが提案した新システム「e楽DA!」の概要

一番の効果はモチベーションの向上

山善はテクマトリックスの協力により、大幅な業務の効率化を実現できたわけだが、尾崎氏は、「一番のメリットは、社員がルーティンワークから解放され、売上につながる施策を考える時間ができ、モチベーションが向上したことだ」と強調する。

システムで行うべきことはシステムが行い、人が考えるべきところは、人が考える。これこそがビジネスを拡大させていくためのベストな方策であり、今回、そのための基盤を実現することができた」(尾崎氏)

商品レビューに基づいた新製品開発などで、すでに効果が上がってきていると言う。

「例えば、組立式の折り畳み式ベッドについて、お年寄りの方には組み立てが大変だという声をいただいていた。そうした声に応えて、組立済みの完成品をラインナップに揃えたところ、初月から300セットを超える大ヒット商品になった。今後もお客様からの声に耳を傾け、ご要望に応える商品企画を行うことで、さらなるファンの育成を進めていきたい」と尾崎氏は語る。

先に述べた売上100億円という目標だが、尾崎氏は、「毎年130%の伸びを実現することで、3年以内に達成できる」と意欲を見せる。

関連リンク:

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ネットショップ担当者フォーラム2014 in 東京 セミナーレポート
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伊藤 秀樹

ライター

伊藤 秀樹

モバイル決済サービス「LINE Pay」は外部ECサイトへの導入が可能に、加盟店の募集開始へ | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 5ヶ月 ago
決済手数料は月間決済額100万円までは無料(100万円以上は3.45%)、トランザクションフィーも無料で提供する

LINEは12月16日、モバイル送金・決済サービス「LINE Pay」の公開にあわせ、加盟店の募集を近く始めると公表した。加盟店はECサイトを運営する企業やデジタルコンテンツの配信を手がける企業などが対象。決済手数料は月間決済額100万円までは無料(100万円以上は3.45%)、トランザクションフィーも無料で提供する。加盟ハードルを下げ、大企業から中小規模まで幅広いEC企業が加盟店になれるようにする。

「LINE Pay」はLINE子会社の「LINE Pay株式会社」が運営する。キャリアやOSを問わず、iPhone、Android版のLINEアプリを通じて友だちへの個人間送金や、提携サイトでの決済が利用できるサービス。

LINEはユーザーがスマートフォン上から、簡単に送金・決済を行う利用シーンの拡大を目指している。そのための対応サービスの拡充、オフライン店舗との提携を進めていく方針で、近く加盟店の募集を始める。

募集する加盟店は物販を手がけるECサイトなどが中心となる。手数料は月間決済額100万円までは無料。100万円以上の手数料は3.45%。「まずは使っていただくことが必要。中小規模のECサイトなどでも利用できるようにした」(広報)と言う。

LINE Payの加盟店手数料

「LINE Pay」の手数料やトランザクションフィーの他社比較について

現在導入のためのガイドラインなどを策定している。加盟店の導入方法については「導入のためのハードルが高くなっては意味がない。たくさんの企業が導入しやすい環境を整えるためのガイドラインを作っている」(同)。

LINEによると、「購入者に対して会員登録やクレジットカード情報などの登録を求める必要が無くなるため、ユーザーの決済手続きの手間を省くことができ、さらなる成約率の向上を期待することができる」と言う。導入店舗向けの「LINE Pay サービスサイト」を近日中に公開し、加盟に関する詳細と案内、加盟店の申し込み受け付けを行うとしている。

まずは、LINE関連サービスの有料コンテンツが購入できる「LINE ウェブストア」に「LINE Pay」を導入している。

LINEによると、加盟店は国内5400万人を超えるLINEユーザーからの利用・流通額を見込むことができるという。

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瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 デスク

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約8年。まだまだ、日々勉強中。

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後払い決済における未回収割合は6%、かっこ | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 5ヶ月 ago
過去に支払い実績のあるユーザー(リピーター)による取引が占める割合は26%という

不正検知システム提供のかっこは12月12日、「ECサイトにおける未回収取引検知レポート2014年上期版」を発行した。レポートよると、ECサイトの後払い決済で、未回収・未回収の疑いがある取引は金額ベースで全体の6.01%、件数ベースで6.51%にのぼることがわかった。

レポートは、同社が開発・提供するビックデータ解析による取引審査システム「O-PLUX」で審査したデータを使用。2014年1月から6か月間のECサイトにおける後払い決済代金の未回収について分析した。

未回収取引のうち、過去に支払い実績のあるユーザー(リピーター)による取引が占める割合は26.56%にのぼるという。リピーターでも多くの未回収取引が発生していることがわかる。

リピーターのうち、未払い・超過を起こしたことがないユーザーは92.81%で、未払いを起こしたことがあるユーザーは5.84%。90日以上超過して支払ったユーザーは1.58%という。このことから、一部のユーザーが繰り返し未回収を起こしているとしている。

未払いが最も起こりやすいパターンとして、特定地域のマンスリーマンションなどを受取先に指定し、「DIY工具・バッグ」を注文するケースを挙げている。

これらの商品は高価格帯であることに加え、2014年の取り込み詐欺集団によるターゲットアイテムだったためという。今後もターゲットとなるアイテムを変えながら、同じような注文が行われる可能性が高いとしている。

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中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

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消費税が10%になったら8割超の消費者が「節約する」、ネクスト調査 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 5ヶ月 ago
「かなり節約すると思う」が42.4%、「少し節約すると思う」が40.9%だった

不動産・住宅情報サイト「HOME'S」を運営するネクストは12月12日、「消費税が10%に上がった場合の節約意識」についての調査結果を公表、それによると8割以上のユーザーが「節約する」と回答した。

回答の内訳を見ると、「かなり節約すると思う」が42.4%、「少し節約すると思う」が40.9%。合わせて83.3%もの人が「節約」を考えていることがわかった。「特に変化はない」は16.7%だった。

ネクストによると「現状既に節約をしている人が7割近くいる」としており、さらなる家計の引き締めが行われる可能性があるとまとめている。

ネクストが実施した「消費税が10%に上がった場合の節約意識」①

消費税10%になった場合、今よりも節約するかについて

年齢別で考察すると、20~30代で「節約する」が多く、30代では48.4%が「かなり節約する」と回答している。一方、20代では22.5%が「特に変化はない」と回答し、「若年層の方は将来に対して悲観的な見方をする層と前向きな見方をする層の2極化が見てとれた」とネクストは分析している。

40~50代のミドル層は若年層と比較すると、「節約する」と回答している人の割合が高い。40代では86.9%、50代では85.0%が「節約する」と回答。ネクストは「漠然とした将来への不安があるといえる」とまとめている。

ネクストが実施した「消費税が10%に上がった場合の節約意識」②

年齢別の傾向について

第47回衆議院議員総選挙後の報道番組で、安倍晋三首相は2017年4月の消費税率10%への再引き上げを予定通り実施する方針を表明している。

調査概要は以下の通り。

  • 調査実施期間:2014年12月3日~2014年12月4日
  • 調査対象者:20歳~59歳までの男女
  • 調査方法:インターネット調査
  • 有効回答数:484サンプル

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担当編集者のコメント: 

2015年10月に予定されていた消費税の再増税は、2017年4月に延期される見通し。EC事業者は約2年3か月後に再び消費増税が行われることを前提に、サイト運営をする必要がありそうだ。

調査会社のマーシュが2015年10月の消費増税を前提に消費者意識を調査(2014年9月に実施)したところ、「まとめ買いや駆け込み購入する予定である、おそらくすると思う」が65.3%にのぼった。

2014年4月の増税前に「まとめ買いや駆け込み購入した」ユーザーは53.5%(マーシュ調査)。2017年の再増税時に駆け込み購入するであろう消費者は、2014年と比べてさらに増えると考えるべきだろう。

価格対策、付加価値のある商品やサービス提供、商品調達、リピーター作り……2年3か月後を見越していまから対策を進めていきたい。

瀧川 正実

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ABCマートが「実店舗とECとの融合」への変化に対応するため、基幹システムをクラウドへ移行 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 5ヶ月 ago
アマゾンが提供するクラウドサービス「Amazon Web Services(AWS)」に移行

ABCマートは11月末、店舗業務を支える基幹システムをアマゾンが提供するクラウドサービス「Amazon Web Services(AWS)」に移行した。ビジネスモデルが「実店舗中心」から「実店舗とECとの融合」へと変化している状況に対応した。

ABCマートの基幹システム「ABC-Mart Retail System(ARS)」は、フューチャーアーキテクトと2010年に構築。稼働後もビジネスの拡大とともに効率的なインフラ投資を継続してきた。

2012年11月には店頭でタブレット端末「iPad」を使い、店頭にはないサイズの商品などをその場で注文でき、後日自宅に無料で届けるオムニチャネルサービスを開始。ネット通販システムの機能を活用し、「気に入った靴を見つけても、サイズがないのであきらめる」といった靴の購入に関する不満を解消するサービスとして展開している。

ABCマートが展開するオムニチャネルサービス「iChock」

ABCマートが展開するオムニチャネルサービスの名称は「iChock」

このようにABCマートのビジネスモデルは実店舗中心から、「実店舗とECとの融合」へと変化。基幹システムに対し、柔軟な拡張性と高い対応力が求められるようになったという。

ABCマートとフューチャーアーキテクトはARSをクラウドサービス「AWS」に全面移行。ハードウェア機器や設備などの物理的な事情に左右されることなく、柔軟でスピーディなリソース調達と増減設が容易になったという。

固定費だったハードウェアのコストも変動費化され、コスト面でのメリットも生み出している。

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瀧川 正実

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成果を上げる通販誘導アプリは「使ってもらう」が重要。東急ハンズ、DeNAなどの事例から学ぶ | 通販新聞ダイジェスト | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 5ヶ月 ago
東急ハンズ、カカクコム、DeNAが運用するアプリから、ネット販売へ誘導するための取り組みを紹介

スマートフォンでの買い物が当たり前になった昨今、専用のアプリをリリースしているネット販売企業も多い。しかし、多様なアプリがある中で、ユーザーにとって「買い物アプリ」の優先度は高くないのが実情ではないか。今回は「使ってもらう」「アンインストールされない」ためのさまざまな工夫を施しながら、ネット販売への導線を探るアプリを紹介する。いずれもネット販売を主目的としたアプリではないが、「集客」や「アクティブ率向上」へのヒントが見えてくるかもしれない。

東急ハンズアプリ、店頭で〝ブックマーク〟

東急ハンズの「東急ハンズアプリ」
東急ハンズの「東急ハンズアプリ」

東急ハンズでは11月25日、同社のハンズクラブカード会員向けの新しいアプリとして、「東急ハンズアプリ」の提供を開始する予定だ。ポイント管理など、これまでの会員カードに代わる機能だけではなく、同社の店頭で気になる商品をバーコードでスキャンして「ほしいものリスト」に入れ、後日通販サイトから購入できる機能や、店舗在庫の確認、アプリで店舗の商品を「取り置き」できる機能などを設けた。

アプリのコンセプトの一つは「オムニチャネル購買のサポート」だ。同社の長谷川秀樹執行役員オムニチャネル推進部長は「3つの顧客の購買行動をサポートしたい」と話す。まず、1つ目は「パソコンやスマートフォンなどで取り置きをして、後日店舗で購入する」というもの。実は、店舗にかかってくる問い合わせのうち、70%程度は「目当ての商品の在庫があったら取り置いてほしい」というものだという。これを解決するわけだ。

2つ目が「うけたまわり機能」。これは、行った店舗で扱いのない商品を取り寄せるというもの。長谷川執行役員は「問屋や他店からの取り寄せなど、今までは店員がアナログでやっていた部分をテクノロジーで代用するということ」と説明する。

3つ目は「“一目ぼれ”をサポート」。店舗で「いいな」と思ったとしても、その場で買わないというのは良くあるケースだが、それをカバーする。つまり、ネット販売に良くある「欲しい商品のブックマーク機能」を店舗でも実装したというわけだ。

長谷川執行役員は「家電量販店などが、バーコードをスキャンして検索し、他店と価格比較する機能を持つアプリを出しているが、それとはコンセプトが違う」と話す。店頭でブックマークしても、ハンズの通販サイトから買わず、より安い価格の競合サイトで買われてしまうケースも考えられる。

東急ハンズの「東急ハンズアプリ」②
「欲しい商品のブックマーク機能」を店舗でも実装

東急ハンズは基本的には値引き販売をしていないこともあり、「『買い物をする際に価格が最優先』という消費者は、そもそもあまりハンズには来ないのではないか」(長谷川執行役員)。目当ての商品を見るために、電車賃や時間をかけてハンズに来るくらいなら、最初からネットで検索した方が手間はかからない。「(ブックマークした商品が他社で買われてしまうケースは)ゼロではないだろうが、まず自社の会員を大事にする必要があると思っている」。

アプリにはGPS機能がついているので、店舗の近辺に来た際にクーポンを発行することも可能。また、購入金額や来店頻度、年齢などによる、顧客の細かいセグメント分けに基づいた販促ついては「今後の課題」(長谷川執行役員)だ。

長谷川執行役員は「買い物スタイルを変えていく足がかりにしたい」と意気込む。店舗での利用が前提のため、来店頻度の高い人にとっては便利なアプリだが、悩みは「どれだけ使ってもらえるか」ということ。

「起動してもらうための“クセづけ”をした方がいいのだろう。例えばコンテンツを配信するやり方もあるが、小売りのやるべきことなのかという気もする」。プッシュ機能によるセール通知やクーポン配信なども「マス的なものではなく、自分に合ったものを配信する」(同)ことが「アプリを消されない」ために重要となりそうだ。

ヴィニカ、定期購入で〝活性化〟

カカクコムが提供する「Vinica(ヴィニカ)」
カカクコムが提供する「Vinica(ヴィニカ)」

価格比較サイト大手のカカクコムは10月8日、ワインの写真を投稿するだけで銘柄情報が自動登録されるアプリ「Vinica(ヴィニカ)」において、コーヒーと輸入食品の店「カルディコーヒーファーム」を運営するキャメル珈琲と提携し、ワイン2本セット(税別5000円)を届ける定期購入サービスを開始した。

ヴィニカのスタートは2013年2月。同社の主力事業は価格比較サイト「価格.com」だが、パソコンや家電といった耐久財の情報については強みを有するものの、衣料品や食品などの消費財は耐久財ほどの強さはない。管理本部財務経理部長兼企画室長の中島花絵氏は「消費財はまだまだ伸ばせるはずで、これまでとは違ったアプローチの事業を立ち上げることで成長の一助としたいと考えた」と振り返る。

ワインのラベルを撮影するだけで銘柄が表示されるアプリとしては、すでに「Vivino」というデンマーク製のアプリが存在するが、比較するとコミュニティー機能を強化しているのがヴィニカの特徴だ。ラベルだけではなく、ボトル全体や料理など、ワインを楽しむ空間そのものが写真として多数掲載されており、「ワインを介したユーザー同士の交流」がやりやすくなっている。

カカクコムが提供する「Vinica(ヴィニカ)」②
「Vinica(ヴィニカ)」のユーザーは約3万1000人で最近は急成長

現在のユーザーは約3万1000人で最近は急成長。今年に入ってからは、ユーザー同士が実際に会ってワインを楽しむ「オフ会」が開催されており、ヴィニカ主催のものやユーザー主催のものも含め、最近では毎週開催されているような状況で、中島部長も良く参加するという。

定期購入について、中島部長は「当初からアイデアの一つとしてはあったが、自分が全国のワイン好きと会えてすごく楽しかったことがサービス実現の動機になっている」と説明する。オフ会では皆が同じワインを飲むことで交流が生まれるわけだが、ワインを販売すればオンラインでも同じことができるのではないか。ヴィニカで生まれた、ユーザー同士の交流をさらに活性化するための手段が定期購入サービス、というわけだ。

ワインの定期販売を手掛ける会社に話を持ち込んだものの、共同事業で利益をシェアする形になることや、ユーザー層の違いもあり、色よい返事は得られなかった。転機は中島部長がオフ会で、ヴィニカのヘビーユーザーであるキャメル珈琲の社員と会ったこと。アプリ内でユーザー同士がワインでつながることの意義を理解してもらい、商品提供が決まったという。ただ、10月末現在ではまだ申し込みは少ない。申し込み用のページに遷移するための導線が分かりにくいことも原因となっており、今後は他のユーザーが投稿した写真が表示される、アプリのフィードに情報を表示させることも考えている。

特設ページから月末までに申し込むと、翌月10日前後にワインが届けられる。中島部長は「ワインの品質は高いし、サービスが始まれば、『このワインにはこんな料理やグラスが合う』といった話題がヴィニカで盛り上がるはずで、そうなれば申し込みが増えるのではないか」と期待する。

ハッカドール、〝おすすめ〟機能強化へ

DeNAが提供する「ハッカドール」
DeNAが提供する「ハッカドール」

ディー・エヌ・エー(DeNA)は8月、アニメや漫画、ライトノベルといった“オタク向けコンテンツ”に関する情報に特化したアプリ「ハッカドール」をリリースした。ユーザーの好みに合わせて学習し、配信する情報を出し分けるのが特徴で、公式の美少女キャラクター「ハッカドール」も用意。ダウンロード数が数十万に達するなど、人気アプリとなっている。

漫画やアニメ、ライトノベルが大好きという開発者のビジネス開発統括部メディアディベロップメント部の岩朝暁彦シニアプロデューサーは「私自身は漫画やアニメにすごく詳しいという自負があるが、オタクでも皆がそういうわけじゃないし『隠れオタ』もいる。そういう人たちに『この作品が好きならこれもおすすめ』などと教えてあげられれば世界が広がるんじゃないか」と開発の動機を語る。ユーザーにマッチングした情報を届けるメディアは「これまでリーチできなかった消費者」の取り込みにつながり、コンテンツ提供側にもメリットが出てくる。

ニュースの配信は1日3回。フィードに表示されるニュースは、ニュースサイトやブログ、まとめサイトなどをクロールし、アプリ側が取捨選択する。記事の開封率などをもとに学習し、次第に好みにあうものが配信されるようになる。

DeNAが提供する「ハッカドール」②
ウンロード数が数十万に達するなど、人気アプリとなっている

アプリにはキュレーションによる情報配信だけではなく、登録したキーワードに関する記事を配信する「ウォッチリスト」があり、キーワードに関連した商品も表示される。商品ページから、提携サイトの「TSUTAYAオンラインショッピング」に遷移する。

岩朝氏は「漫画やアニメに関する記事を読み、そのまま関連商品が買えたらすごく便利。アプリとしてレコメンドする形を実現できたら」と話す。現状はニュースがメーンであり、ウォッチリストからの購入はほとんどないという。フィードに商品をたくさん表示させるやり方は「アフィリエイトブログみたいで反感を買いそう」というが、例えばユーザーの好みを分析してハッカドールたちが漫画をおすすめするなど、理想は「友達が勧める」というようなイメージのレコメンドだ。

ただ「一般的な併売分析を使ったレコメンドはちょっと違うじゃないかと」(岩朝氏)。ある漫画の最新刊を購入した人に、既刊や同じ作者の各作品をおすすめしてもあまり意味がないのでは――というわけだ。もちろんユーザーの趣味嗜好にあわせたレコメンドは必要になるわけで、岩朝氏は「例えば、アニメ業界を描いたアニメ『SHIROBAKO』が好きな人には、出版業界が舞台の漫画『重版出来!』を勧めるようなイメージ」と話す。

通販への誘導と外部からの広告出稿がマネタイズの柱となるが「プライオリティーは高くない。ユーザーにとって必要な情報や体験を提供することが最優先」(同)という。レコメンドについても、ユーザーに合った商品を勧めることでアプリ名の由来(渉る)と同じく「捗った」と感じてもらうのが目的だ。岩朝氏は「規模拡大は大事だが、『正しいユーザー』をつかむことはもっと重要。ユーザーの大半が漫画を読まない人だったら意味がない。ウェブサービスだとKPIを気にしがちだが、数を追いかけるのは必ずしも正しいとはいえないのでは」と話す。

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オリジナル記事:成果を上げる通販誘導アプリは「使ってもらう」が重要。東急ハンズ、DeNAなどの事例から学ぶ | 通販新聞ダイジェスト | ネットショップ担当者フォーラム
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「即日発送」「○○実施中」に注意! 安心して正月を迎えるためにやっておきたいこと | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 5ヶ月 ago

ネットショップ担当者が読んでおくべき2014年12月8日〜14日のニュース

今週の要チェックはリスティング広告関連売上アップのヒントです。年末年始は「広告審査」「予算」「広告文」の3つに注意しておきましょう。特に審査は早めに終わってしまうので早めの入稿を。売上アップのヒントでは超個性的な商品を紹介しています。何が個性的かは見てのお楽しみ。

※記事の難易度を、低い難易度:低から高い難易度:高まで、3段階で示しています。

EC全般

  • 「LINEグループ購入」「LINEギフト」から考える LINEのプッシュ型コマース、期待と課題 | ECzine
    http://eczine.jp/article/detail/1480

    今なぜLINEが共同購入やギフトに参入したのかといえば、LINEの機能にはグループ機能があり、すでに多数のグループが動いているからです。そのグループの仲間にお店がセールスするのではなく「一緒にどう?」と友だちがPushし、勧められ、さらに自分も買うことで商品代金が安くなる(=自分が買わないと高くなる)というような仕組みを提供できます。こんな強みは他にありません。

    「Push Commerce」という新しい取り組みに挑戦中のLINE。仲良しグループの友だちからのオススメで、しかも安くなるのであれば買ってしまう確率が高くなりそうですよね。しかし、それが逆に強迫観念的になってしまう可能性もあります。欲しくないけど勧められたから買わないといけない……というような。記事中には仕組み的な課題が書かれていますが、こうした心理的な課題も多いと思います。どのようにして広げていくのかが注目です。

モール関連

  • 売れている店だけを優遇するYahoo!ショッピングにはしたくない | ネットショップ担当者フォーラム
    https://netshop.impress.co.jp/node/993

    出店者の多くは従来のショッピング内の広告枠を買うことに慣れているので、「Yahoo!プロモーション広告」の細かな運用に追いつけていないことが多いです。「Yahoo!プロモーション広告」は細かな運用を行うことで成果が出る広告なので、とりあえず試しに使ってみたけれども、手をかけなかったため成果が出ず、あきらめてしまったというケースも多くあります。

    リスティング広告は運用型広告とも言われていますので、慣れていない人には難しいかもしれません。Yahoo!ショッピングではコンバージョンタグやリマーケティングタグが最初から設定されているので導入は比較的楽なのですが、そこから先はやはり知識と経験がものを言います。Yahoo!プロモーション広告の正規代理店もありますが、予算的に対応が難しいと思われますので、ここがうまく解決できれば使い勝手が良くなってきそうです。

  • Yahoo!ショッピングと楽天市場、2014年間総合ランキング比較 | ECzine
    http://eczine.jp/news/detail/1534

    「クリスタルカイザー」だけ見ても、1つにまとめているYahoo!ショッピングと、ショップごとにランクインさせている楽天市場と違いがあり、単純に比較はできませんが、ミネラルウォーター、スカルプシャンプー、保存がきくセットものがよく売れていることがわかります。日用品まとめ買い、強いですね。

    売れる商品であるがゆえに競合も多くなりますよね。よほどうまくやるか資本がない限りかなり厳しいので、ここ載っているジャンルは避けたいところです。

SEO関連

  • 全ECサイト登録必須。Google「ウェブマスター ツール」入門 | ネットショップ担当者フォーラム
    https://netshop.impress.co.jp/node/916

    現在GoogleアナリティクスではGoogleからの流入キーワードが(not provided)となってしまい確認できません。完全に一致はしませんが、この「検索クエリ」レポートが参考になるでしょう。このレポートではCTR(クリック率)も確認できます! 上位に出ているものの、CTRが低くないか、逆にクリックされているページはどんな種類のページか、意外な傾向が見つかるかもしれません。

    ウェブマスターツールは楽天やYahoo!ショッピングでは使えませんが、使える環境にある人は、記事中に書かれているように検索結果に表示されたキーワードが分かります。これはつまり検索で強いキーワードなので、意図するものがあればリスティング広告を出稿するなどして攻めていきたいですよね。

リスティング広告関連

アクセス解析関連

  • 購入頻度の高いユーザーの行動を分析して、売り上げアップにつながる施策を考えるには? | Web担当者Forum
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2014/12/11/18876

    直近の30日間で何度か商品購入している顧客の行動を分析して、さらに購入額や購入頻度を増やすような施策を考えたい

    …というケーススタディです。アクセス解析は目的をもって取り組まないと効果が出ませんので、こういったケースタディは助かります。

SNS関連

  • 「Betweenしよう」が告白の定番に、若者に広がるカップル専用アプリとは? ~人気の理由がわからなすぎて担当者に聞いた | ケータイ Watch
    http://k-tai.impress.co.jp/docs/interview/20141210_679582.html

    カップルのバランスによるんですよね。片方が積極的に利用していて、もう片方がそうではない場合、残念ながらアプリを使われなくなることもあると思います。
    先日ユーザーさんから聞いたエピソードによると、「私ばっかり積極的で、彼氏がぜんぜん写真をアップしてくれない」って愚痴っていた女の子がいたんですけど、彼氏に「ちゃんと見てるから」って言われてキュンとなったのだとか(笑)。
    ――それ女子にありがちな、愚痴から始まるのろけエピソードじゃないですか(笑)。楽しそうでいいですね。

    あーもう、オッサンは甘ったるすぎてついていけません(笑)。 分かったような分からない世界ではありますが、世の中にはこういったものがありますよ、という記事でした。

売上アップのヒント

  • ストップ温暖化!帰ってきた地球にやさしいエコヒーロー 人型寝袋フリースX(エックス) | ビーズ株式会社
    http://www.bibilab.jp/product/eh_2014/

    人型寝袋フリース X(エックス)の主な特徴

    バカバカしいような商品に見えて様々な便利機能が満載です。暖房費を節約したい人にはおススメ……か!?

  • 商品説明の文章は専門用語を「翻訳」して、わかりやすくするべし | ネットショップ担当者フォーラム
    https://netshop.impress.co.jp/node/968

    • 「塗布する」→「塗る」
    • 「結束する」→「束ねる」
    • 「接合部」→「つなぎ目」
    • 「輝度が高い」→「輝きが強い」
    • 「煮沸する」→「湯で煮立てる」

    普段から社内でこういった言葉を使っていると、サイトの文章でも使ってしまいますが、そこは知らない人をイメージして書き直さなければなりません。専門性が高い商品であれば、逆にトコトン深くしてもいいですけどね。

    「難しいことを難しいまま言うやつ、あれ馬鹿だよね」

    タモリさんの言葉だそうです。このまとめも馬鹿と言われないように気を付けながら……。

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ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ
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森野 誠之

運営堂

運営堂代表。Web制作の営業など数社を経て2006年に独立後、名古屋を中心に地方のWeb運用を支援する業務に取り組む。現在はGoogleアナリティクスなどのアクセス解析を活用したサイト・広告改善支援を中心にWeb制作会社と提携し、分析から制作まで一貫してのサービスも開始。豊富な社会・業務経験と、独立系コンサルタントのポジションを活かしてWeb制作や広告にこだわらず、柔軟で客観的な改善提案を行っている。理系思考&辛口の姿勢とは裏腹に皿洗いを趣味にする二児のパパ。

森野 誠之

ヒートマップとGoogleアナリティクスでまとめ記事を改善してみた | 単発記事 | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 5ヶ月 ago
ヒートマップ解析ツール「クリックテール」でまとめ記事を改善してみた記録のまとめ

「ヒートマップ」ってご存じですか? 閲覧者の注目点やクリックした箇所がわかるアレです。自分の記事がどのように読まれているかを調べて改善できないかと思い、「クリックテール」の無料トライアルアカウントを使ってみました。題材はネットショップ担当者フォーラムで連載中の「ネットショップ担当者が知っておくべきニュースのまとめ」です。さて、どんな知見が得られるのでしょうか? 改善の記録をまとめました。

クリックテールでわかること

クリックテールは、Web上のマウスの動き、クリック、スクロールなどの操作を記録できるヒートマップ解析ツールです。クリックテールでは主に以下の4つのデータを見ることができます。

mousemove改善前

マウスの動き(mousemove)
より多くの読者がマウスを動かした領域が赤くなる→読者の目線が集まっている箇所がわかる。

click改善前

クリックされた箇所(click)
クリックされた場所が明るくなる→読者が「もっと知りたい」と思ったポイントがどこにあるのかがわかる。

attention改善前

注目度(attention)
長い時間(※)見られたエリアが赤くなる→読者が興味を持った文章がわかる。
※クリックテールで言う時間とは「エンゲージメントタイム」と言って、ユーザーがマウスを動かしているなど、アクティブな状態にある時間のことを言います。

scroll改善前

スクロール到達度(scroll)
スクロールされたエリアが赤くなる→記事が最後まで読まれているかがわかる。

他にも、訪問者がどう行動しているのかをリアルタイムでモニターしたり、マウスの動作を録画したりする機能など、クリックテールにはまだまだたくさんの機能がありますが、数字が取れるとどんどん細かいところが気になってきます。「木を見て森を見ず」にならないよう、今回は上記の4つをしっかり見ていくことにします。細かいところを見るには、大きいところの改善が終わってからでも十分です。

上の画像は、クリックテールで10月7日に公開された記事を見てみたものですが、これだけを見ても「ここは赤いね」「クリックされたね」「見られたね」といった感想しか出てこないと思います。それはそれで問題ありません。最初はとにかく気付いたことをブレスト的に書き出してみます。

クリックテールで見えた課題

私がデータを見る時は、「マインドマップ」を開きながら見るようにしています。マインドマップの良いところは、階層構造が作りやすいことと、後で整理しやすいことです。何も考えずにメモだけをしていると重複する内容や相反することをメモしていることもありますので、重複や漏れがないように考えられるマインドマップがピッタリです。ツールについてはこちらをご覧ください。

頭の中を空っぽにして素直な心で見てみてください。いきなり正解を見つけようと思っても何も出てこず、疲れるだけです。

また、ヒートマップを見ていない人にも何が起こっているのかがわかるよう、細かく見てメモをしておきましょう。書き出したことをまとめるといつの間にかそれが1つの方向性を示すようになります。

ニュースのまとめヒートマップメモ

読者が気になっている部分と気にならない部分が見えてきました。

導入部分の文章や、太字になっている見出しの部分は気になるようですが、画面の下に行くに連れて興味が薄れていくようです。特にページ下部の私の顔写真やあとがきが不要感満載です。オッサンの画像なんて誰も見ないですし、同じようなコメントもくどいだけですよね。最後の「その他」の見出しが弱いなあということも気付きました。

そんなものヒートマップを使わなくてもわかるじゃん!」と思う方もいるかもしれませんが、それは自分の主観や単なる思い込みかもしれません。データを見るということは客観的な事実を得ることですので、同じこと言っても説得力がまったく違います。

Google アナリティクスも合わせてチェック

続いて、Google アナリティクスでもチェックしてみます。気付いたことを同じマインドマップに追加していきます。

ニュースのまとめのGoogleアナリティクスのメモ

簡単ですが、サイト全体を見ているわけでもなく、ランディングページのように明確なコンバージョンでもないメディアサイトの1記事なので、こんな感じだと思います。

わかったことは、Facebookからの流入で昼休みや夕食後などのまとまった時間が取れる時に読まれているということです。短い空き時間に読む記事ではないようなので、記事の内容は詳細まで書いても良さそうです。

そして、対策を考える

思いつく限りの対策案を追記していきます。

ニュースのまとめ対応策

考えたのは主に2つ。

  • Facebookで表示される画像とタイトルを工夫する
  • 最後まで読んでもらえるように記事を工夫する

くどいようですが、すぐにでも思いつきそうな内容です。しかし、そうではな…(以下略)

具体的には、画像内にその回のタイトルを入れていたのをやめ、「5分でわかる先週のネットショップ関連ニュースまとめ」と入れることにしました。また、「その他」という見出しを「売上アップのヒント」に変更し、あとがきをやめて人気記事ランキングへのリンクにしました。各項目のコメントの長さにもリズムを付けることにしました。

さて、改善後はどうなった?

上記のような改善策を行った記事を、再びクリックテールで見てみました。

mousemove改善後

マウスの動き

click改善後

クリックされた箇所

attention改善後

注目度

scroll改善後

スクロール到達度

「その他」を「売上アップのヒント」にしたことと、人気記事ランキングへのリンクを入れたことは効果があったようですが、各項目へのコメントははっきりとした結果が出ませんでした。ピックアップした記事にも影響されますので、ここは継続的に見ていかないと判断は難しそうです。傾向としては、具体的ですぐに使えそうな記事は人気がありそうな感じではあります。結果をマインドマップに追記したのが下図です。

ニュースのまとめ改善まとめメモ

やはり記事タイトルも重要だということも分かりました。11月26日までの期間で、セッション数の多かった記事をピックアップしてみました。

掲載期間が長ければ長いほど有利なはずですが、掲載期間がそれほど長くない記事でも、多くのセッション数を集めた記事があります。

念のため下位の記事のタイトルも書いておきます。

自分で書いておきながらそりゃ駄目だろうと……。

これら以外では運営堂サイトからの誘導も多少はありました。Facebookや自然検索以外の流入元で、しかも自分でコントールできるものなのでここは積極的に使っていきたいところです。ちなみに運営堂ではブログ・Twitter・Facebook・メルマガで発信していますし、セミナーや交流会などのイベントに行く機会もありますので、そういった機会にこのまとめを告知していって認知度を上げることをしていかないといけません。ネットの記事をネットだけで紹介していても届かない人が多いですからね。

つまり、こういうことがわかりました

長々と書きましたがわかったことはこの3つ。

  • タイトルは超重要! 命をかけるレベル(煽りすぎないように)
  • 売上に直結する記事は人気がある
  • もっと知ってもらうためにリアルでも地道に告知する

クリックテールもGoogle アナリティクスも高度な解析ツールですが、シンプルな解析をしてシンプルな結論が得られました。本当にくどいようですが、これは皆さんご存じのことですよね。

しかし、これを知識として知っているだけなのか、それとも実体験として体感しているのかは大きな違いです。1+1=2という幼稚園児でもわかるような計算でも証明するのは難しいように、当たり前だと思っていることを証明するのは意外と難しいのです。

また、当たり前のことを証明することによって方向性が明確になるメリットもあります。「こうだと思うんだけど、ひょっとしてこっちもありそうだし……」という迷いがあると、力が分散してしまいますので、当たり前のことでもはっきりさせておくとスムーズに進んでいきます。

◇◇◇

今回は短期間の試用だったので、もっと長い期間計測したらどうなるのか、また、他の機能を使ってみたらどんなことがわかるのかなど、興味深いところではあります。

読者の皆さんも予算の許す限り、気になったことは検証してみると良いと思います。周囲の認識も変わりますし、担当者の引継ぎ時もスムーズになって、同じことを繰り返さずに済みます。地道な検証と改善が成果を出していくので、根気よく続けて行きましょう!

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森野 誠之

運営堂

運営堂代表。Web制作の営業など数社を経て2006年に独立後、名古屋を中心に地方のWeb運用を支援する業務に取り組む。現在はGoogleアナリティクスなどのアクセス解析を活用したサイト・広告改善支援を中心にWeb制作会社と提携し、分析から制作まで一貫してのサービスも開始。豊富な社会・業務経験と、独立系コンサルタントのポジションを活かしてWeb制作や広告にこだわらず、柔軟で客観的な改善提案を行っている。理系思考&辛口の姿勢とは裏腹に皿洗いを趣味にする二児のパパ。

森野 誠之

「えびすマート」に外貨決済機能を追加、インターファクトリー | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 5ヶ月 ago
越境ECに力を入れる企業が増えている現状に対応する

インターファクトリーは12月10日、ECサイト構築パッケージ「えびすマート」に外貨決済機能を追加した。追加開発を行うことなく外貨による決済に対応できる機能を追加し、越境ECに力を入れるEC企業が増えている状況に対応する。

オプションとして外貨決済機能を追加。オンラインサイト上で使用する通貨が変更できるほか、通貨の記号や位置、小数点、カンマなどの表記フォーマットの設定が可能になるという。

ECサイトが現在利用している決済代行会社が、海外通貨決済に対応している場合、その対応している通貨であればすべて利用可能だが、サイト上で表示できるのは1種類の通貨のみとなる。決済代行社が20か国の通貨に対応している場合、サイト上で表示できるのは20種類のうち1種類となる。

「えびすマート」は海外言語に対してカスタマイズで対応しており、海外通貨決済と合わせて、言語での相談も受け付けていきたいとしている。

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中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

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通販の配送トラブルをなくすために知っておくべき、誤配と破損・汚損が起きるメカニズム | 元ドライバーが明かす宅配業界裏事情 配送トラブルを無くすために知っておきたい豆知識 | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 5ヶ月 ago
誤配の原因の大半がドライバーの「空目」、破損・汚損は簡易梱包に起因するケースが多いです。それが起きるメカニズムと対策を解説

通販・EC事業者の皆さん、誤配と破損・汚損が起きるメカニズムは知っていますか? 誤配と破損・汚損が起きる原因を知れば、配送クレームがなくなるかもしれません。そのためには、宅配会社を営業所単位で1つの取引先と考え、その責任者と密にコミュニケーションを取る環境を構築し、自社主導で品質管理を行っていくこと。前回コラムの遅配が起きるメカニズムを合わせて読むと、よりいっそう配送現場のことが理解できるはずです。

なぜ誤配が起きるのか、そのメカニズムを知ろう

誤配の原因の大半が「空目」です。配送ドライバーって、そこに存在していないものを見たと認識してしまうことがあるんですよね。

荷物に貼る送り状の届け先を記入する枠は、縦4cm×横7cm程度しかありません。商品を発送するためにそこへ20~50くらいの文字が書き込まれているわけです。

現場のドライバーや仕分けスタッフはそれを何十個、人によっては何百個も瞬時に読み取り、判別しなければならないのが宅配業務の仕事です。

機械化が進んでいるものの、まだまだ「人」による仕分け作業が多いのが事実。日本には紛らわしい地名がたくさんあり、それが原因で「誤配」が起きるケースが多いんです。

また、購入者が配送先住所の記入をミスしてしまうといったケースも往々にしてあるんです。

たとえば、市区郡名だけを見ても……

  • 中野区(東京都) と 中央区(東京都・大阪市・札幌市・福岡市・相模原市・他)
  • 中野区(東京都) と 中野市(長野県)
  • 大田区(東京都) と 大田市(島根県) と 太田市(群馬県)
  • 松山市(愛媛県) と 松本市(長野県) と 松江市(島根県)
  • 玉野市(岡山県) と 玉名市(熊本県)
  • 飯田市(長野県) と 飯山市(長野県)
  • 綾瀬市(神奈川県) と 綾部市(京都府)
  • 亀山市(三重県) と 亀岡市(京都府)……etc

ぱっと見て判別しづらい名前が多いですよね。これが町名ともなるともっとわかりづらい。

たとえば東京都中央区で「日本橋」と付く町名は……

日本橋、日本橋室町、日本橋本町、日本橋本石町、日本橋箱崎町、日本橋中洲、日本橋蛎殻町、日本橋茅場町、日本橋兜町、日本橋小網町、日本橋大伝馬町、日本橋小伝馬町、日本橋浜町、日本橋馬喰町、日本橋横山町、日本橋人形町、日本橋堀留町、日本橋小舟町、日本橋富沢町、日本橋久松町

と、20余りも存在しているのです。

この「日本橋」の例を見ても、うっかり「○○町」の部分を入力もしくは書き忘れたり、間違えたりすることは往々にして起きうることです。万が一、書き間違えた住所に同じ苗字のお宅があったりしたら大変なことですよね。

通販・EC物流で誤配、破損・汚損が起きるメカニズム①
「日本橋」の例をみても、「○○町」の部分を書き忘れたもしくは記入されていない荷物は誤配の原因に

もし、自社で発送している荷物で「遅配」「誤配」が多いなと感じているのであれば、「送り状」をよーーーく眺めてみましょう

印字されている(書かれている)文字が小さかったり、変なところで改行されていたりしていませんか?

ひょっとするとそれがドライバーの「空目」の原因になっているかもしれませんよ。

破損・汚損が起きるメカニズム

商品を集荷し、送り先の営業所までに送るまでにはさまざまな行程があります。大型のトラックがよく使用されますが、そのなかは“通勤ラッシュ時の満員電車”のようなもの。最近ではエコやコスト削減の観点から、一部で簡易梱包が流行っているようですが、簡易梱包で荷物を送るというのは、「満員電車にパンツ一丁で乗るようなもの」なのです

要するに、商品の破損を防ぐ方法はしっかり梱包をすること以外にないということ。宅配便が安く荷物を運べるのは「混載」をしているから。「混載」とは自分の荷物がまったく知らない会社の荷物と一緒に積み込まれて運ばれることです。

たとえば簡易梱包での配送は無謀な行為です。やめた方が身のためです。だって、あのアマゾンさんでさえ、厳重に梱包するのですから。

なぜ“通勤ラッシュ時の満員電車”のようなことが起き、破損事故が起きてしまうのか。そのメカニズムを説明しましょう。

クロネコヤマトのホームページによると、東京~大阪まで120サイズ(みかん箱程度)の荷物を送ると運賃は1512円(税込)になります。しかし、同じ東京~大阪間を誰かがタクシーに乗って、この荷物を届けに行くと、20万円以上の運賃を請求されます。

なぜ同じ距離を移動させるのに130倍もの料金の差が発生するのか考えたことはありますか?

宅配便の料金が安い理由は、大量の荷物を集約して運ぶからです。たとえば、夜間高速道路をビュンビュン走っている大型トラック。この荷台の箱のサイズは(車種によって差はありますが)長さ9.5m×幅2.4m×高さ2.5mといったところが標準です。

このサイズの荷台のなに、さっきの120サイズの荷物が単純計算で1000個ほど入ります。

では、大型トラック一台のチャーター料金が、タクシーと同じ東京~大阪まで20万円の運賃だったとするならば(本当はもうちょっと違う料金なんですけど)、これまた単純計算で1個あたり200円となります。もちろん宅配貨物はそんなに単純な動きをするわけではありません。

宅配会社のセンターで夜間に仕分けをし、何度も積み替えをして、配達をするドライバーの手元まで渡ってから、消費者のもとに届けられます。そういったコストも加算されての東京~大阪は1512円となるわけなんです。

この低価格が実現されているのは、トラックの荷台いっぱいに隙間なく荷物が積まれていることが前提となります。もし半分の1.25mの高さにしか荷物が積まれてなかったら、1個あたりの運賃が200円→400円になるわけですから。

1000個の荷物を最も効率よく運ぶためには、トラックの荷台の箱のなかに長さ9.5mで幅2.4m、そして高さ2.5mの荷物の立方体を作り上げなければならないということなんです。

そしてその巨大な立方体を最高時速80kmのスピードで移動させなければなりません。外側は箱で囲われているとはいえ、荷物は“ジェンガ”のように積み上げられ、その1つひとつに時速80kmの慣性の法則が働くので、最悪の場合2.5mの高さから荷物が落下することも十分あり得ることなのです。

通販・EC物流で誤配、破損・汚損が起きるメカニズム②
通販・ECの配送では、荷物は“ジェンガ”のように積み上げられています
◇◇◇

EC会社の皆さんにとって配送は自社の手が届かないところです。クレームを引き起こさせないためにできることは、宅配会社の営業所と密にコミュニケーションを交わし、自社主導で品質管理を行っていくことなのです。

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オリジナル記事:通販の配送トラブルをなくすために知っておくべき、誤配と破損・汚損が起きるメカニズム | 元ドライバーが明かす宅配業界裏事情 配送トラブルを無くすために知っておきたい豆知識 | ネットショップ担当者フォーラム
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元ドライバーが明かす宅配業界裏事情 配送トラブルを無くすために知っておきたい豆知識
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鎌野 誠司

シースリートランスポーター株式会社

鎌野 誠司(かまの・せいじ)

シースリートランスポーター株式会社 常務取締役

1995年、佐川急便に入社。セールスドライバーとして活躍した後、現場の管理職を経て関東支社勤務となる。関東エリアの大口顧客専門の営業職として大手通販・量販企業などを担当。

現在はその経験を生かし、EC事業者が抱える物流の問題解決のサポートを行っている。シースリートランスポーター社内では広報およびマーケティングを専門とし、EC事業者が段階的に物流部門をステップアップさせていくための方法論「コンパクト3PL」を提唱している。
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シースリートランスポーターのホームページ内では、オリジナルキャラクター「しーちゃん」と「トラ先輩」の日常をつづる四コマ漫画「しーちゃんとトラ先輩の配達日誌」を連載中。
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鎌野 誠司

アマゾンジャパンが交通広告を実施! 初の列車広告をJR東日本の車両と中吊りで展開 | 通販新聞ダイジェスト | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 5ヶ月 ago
ネットだけでは獲得できない層に訴求し、知名度アップおよび新規顧客の獲得を狙っているようだ

アマゾンジャパンは12月8日から、JR東日本中央快速線で列車広告を実施した。車両全体に配送時に使用されるアマゾンの段ボール箱風のデザインを、また車両内部の中吊りおよび車内映像メディア「トレインチャンネル」もアマゾンの広告とした車両「Amazonトレイン」が12月23日まで運行する。列車広告はアマゾンが12月8日から開始した日替わりのタイムセールを軸とした大規模セール「サイバーマンデー7日間限定セール」を含めた特別ページ「ウインターホリーデーストア」のPRの一環。アマゾンが列車広告を実施するのは今回が初めて。

「Amazonトレイン」内に掲示する中吊り広告では、アマゾン内で販売する商品紹介のほか、「明日12月24日水曜日にお届けします」「欲しいものを欲しいときに、届ける。」というメーンコピーとともに「なにかといそがしい年末。『お急ぎ便』対象ならクリスマスイブの前日だってOK。しかも、Amazonプライム会員になると配送料が無料です。」とし、速配を訴求する内容や、レコメンド機能や豊富な品ぞろえ、カスタマーレビュー、タイムセールなどアマゾンの特徴を説明している。また、トレインチャンネルでは中吊り広告で訴求したアマゾンの特徴や強みを30秒程度でまとめた数パターンの動画を作成、放映している。

アマゾンジャパンが展開する列車広告
アマゾンの広告とした車両「Amazonトレイン」

なお、列車広告にあわせて、「Amazonトレイン」などをモチーフとしたLINEの無料スタンプを12月2日から同29日まで配布している。

アマゾンが列車広告を行うのは国内では今回が初めて。ネットだけでは獲得できない層に訴求し、知名度アップおよび新規顧客の獲得を狙っているようだ。

アマゾンジャパンが展開する列車広告②
「Amazonトレイン」内に掲示する中吊り広告

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出品者の商品も当日配送の表示を可能に、アマゾン | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 5ヶ月 ago
スピード配送表示によりコンバージョン率の向上につなげる

アマゾンは12月10日、Amazonマーケットプレイスに出品する販売事業者が直接購入者に出荷する場合、迅速な配送予定日を提示することができる「マケプレ当日お急ぎ便」「マケプレお急ぎ便」の提供を開始した。当日配送などスピード配送ができることを表示し、コンバージョン率の向上につなげる。

大口出品サービスを利用し、顧客満足度指数が一定以上の出品者は、東京23区内であれば出品者の配送予定日を最短で「注文当日」、それ以外は最短で「注文翌日」と提示することが可能になった。

表示するかどうか、適用対象地域、配送料金などは各販売事業者が出品管理ツールから設定できる。顧客満足度指数が一定以上であれば、当日配送に対応していなくても当日出荷の表示設定ができるが、「これまで満足度指数を高く保ってきている出品者が、あえて自らの評価を落とすようなことをするとは考えにくい。また、間違った表示をすればすぐに評価が下がるため、表示ができなくなる」(アマゾン広報)としている。

アマゾンが物流を代行するFBA(フルフィルメントバイアマゾン)を利用している商品は、すでにお急ぎ便などに対応しているため対象外。一部商品でFBAを利用している店舗が条件を満たした場合、FBAを利用していない商品ではこの表示が可能となる。

「マケプレ当日お急ぎ便」「マケプレお急ぎ便」は、Amazonプライムの対象外となっており、出品者が設定した送料が必要となる。

アマゾンはこのサービスを始めることで、素早い配送を出品者も行うイメージを広げ、配送スピードで他のサイトよりも優れていることをアピールしていく。

「マケプレ当日お急ぎ便」の表示事例

「マケプレ当日お急ぎ便」の表示事例

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中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

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30 分 33 秒 ago
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