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動的検索広告の導入成功事例 - ロングテールの検索語句の掘り起こしと広告運用の効率化に成功

11 years 11ヶ月 ago
Posted by 水谷嘉仁 - ソリューション エキスパート

ほとんどの検索広告はキーワードに基づいて Google 検索結果に表示されますが、動的検索広告ではキーワードではなく、ウェブサイトのコンテンツに基づいて自動的に広告が表示されます。したがって、キーワードを指定したり、ウェブサイトへのページの追加や削除を Google に報告したり、サイトの商品やサービスのページごとに広告を作成したりする必要がありません。動的検索広告は管理が簡単で、自動生成され、より多くのトラフィックを獲得でき、さらにキーワードを長々と作成する必要がないので便利です。

動的広告ターゲットと一致する検索が発生すると、広告のタイトルとテキストが生成され、ウェブサイトで最も関連性の高いページへのリンク先 URL が設定されます。広告見出しは、検索で使用されている語句と広告のリンク先ページのコンテンツを合わせて動的に生成され、広告の残りの部分には、キャンペーンでテンプレートとして設定した内容が使用されます。

動的検索広告を効果的に活用するためには、ウェブサイトの構成にあわせてテーマ別に広告グループを作成し、適切な動的広告ターゲットを設定します。動的検索広告は広告主のビジネスやキーワード キャンペーンの運用次第で、アシスト クリックとして間接的にコンバーション獲得に貢献したり、ラスト クリックとして直接的にコンバーション獲得に貢献したりします。動的検索広告運用開始後には、検索語句レポート検索ユーザーの行動経路(サーチ ファンネル)を活用して、広告グループごとにより適切な広告テキスト入札戦略を検討してください。

表 1. 動的検索広告のベスト プラクティス
ターゲット
入札単価
  • 検索キャンペーンの部分一致キーワードやフレーズ一致キーワードの入札単価を目安とする。
  • 入札戦略を活用して、アシスト クリック タイプには [クリック数の最大化] や [検索ページの場所を掲載対象に設定]、ラスト クリック タイプには [目標コンバージョン単価(CPA)] で最適化する。
広告テキスト
予算


1. 動的検索広告とその他の製品との組み合わせイメージ


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たとえ数百万のキーワードを運用して、高いインプレッション シェアを維持していたとしても、それらの掲載結果データは設定されたキーワードに基づく範囲に限定されます。動的検索広告は、キーワードに基づく広告を補完するように機能するため、新たな広告掲載機会の開拓につながります。

ここでは、動的検索広告を新規に導入してロングテールの検索語句の掘り起こしと広告運用の効率化に成功した事例を紹介します。


動的検索広告の新規導入【株式会社リクルートライフスタイル】

導入の背景

株式会社リクルートライフスタイルでは、宿・ホテルの宿泊予約・ダイナミックパッケージを手がけるじゃらんnet を運営しています。検索ユーザーが使用する検索語句は多岐にわたるうえに、取り扱い施設の情報も随時更新されるため、それらの変化にキーワードのみで対応するのには限界がありました。このたび、秋から冬にかけて高まる温泉宿泊施設の予約需要を効率よく取り込むために動的検索広告を実施しました。

導入後の成果

じゃらんnet では、わかりやすいウェブ サイトの構成で充実したコンテンツを継続的に更新しています。動的検索広告によって、Google 検索にインデックスされている数十万以上のウェブページの中から特定のカテゴリを効率的、かつ、効果的に広告を運用することができました。動的検索広告の導入により、運用開始後 6 週間でアカウント全体のクリック数は 10%、コンバーション数は 9% 増加しました。通常のキーワード キャンペーンは動的検索広告よりも優先的に表示されるため、動的検索広告の掲載結果は新たに獲得されたことを意味します。また、他の温泉関連のキーワード キャンペーンの平均掲載結果を 100 とした場合、動的検索広告のクリック率 (CTR)は 7% 高く、かつ、平均クリック単価(CPC)や平均コンバーション単価 (CPA)は 40% 以上低く、効率よく運用できていることがわかります。


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成功のポイントと今後の展開

「じゃらんnet は、Adwords 検索ネットワーク広告で数百万に及ぶキーワードを運用し、ユーザーのニーズを漏れなくカバーすることを心がけています。しかしながら、数百万キーワードを運用していても、まだまだユーザーニーズはカバーできておらず、さらにテールキーワードの入稿を強化して獲得件数の強化や効率化を進めたいと考えていました。

動的検索広告はウェブサイトのコンテンツに基づいて自動的に広告が表示されるため、上記のようなテールキーワードの強化につながる施策であると判断し、温泉関連のコンテンツを対象に活用をはじめました。

実際に運用を行ってみたところ、タイプミスや誤変換、宿泊施設の住所やキャッチコピー、温泉の特徴を示す語句での検索など、今まではカバーしきれていなかったロングテールワードからのコンバージョンを数多く発見することができました。


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そして動的検索広告から発見したキーワードを通常のキーワードとして入稿することで、動的検索広告によるキーワードの掘り起こし→入稿キーワード数の増加→コンバージョン数の増加といった運用サイクルを確立しています。


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現在はエリア関連のコンテンツに対しても動的検索広告を導入中です。今後は、航空券+宿泊予約サービスの「じゃらんパック」などへの導入、サイトリンク、入札戦略、リマーケティングなどの他の広告機能との組み合わせによる効果の最大化を検証していく予定です。」(株式会社リクルートライフスタイル ウェブマーケティング 1 グループ  松浦 陵介 様)

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株式会社リクルートライフスタイル
宿・ホテルの宿泊予約・ダイナミックパッケージを手がけるじゃらんnet を運営。
http://www.jalan.net/
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2013 年の旅行業界検索キーワード動向を発表

11 years 11ヶ月 ago
Posted by 大野 紗和子 - トラベル担当 インダストリーアナリスト

Google は本日、2013 年の旅行業界関連の検索キーワード動向を発表しました。 

今後、より多くの外国人旅行者に日本に興味を持ってもらうために、日本の魅力を海外に対して積極的に発信していくことが必要です。情報発信には、「日本人から見た日本」ではなく「海外から見た日本」として、何が注目されているかのトレンドが参考になります。今回、海外で日本の旅行業界関連の検索キーワードがどのように検索されているかを調べ、2013 年を振り返りました。


<海外からの検索トレンド>

海外で英語検索されている日本の観光地/イベントランキング

2013 年に世界遺産登録された富士山や、ジブリ映画で人気のジブリ美術館の検索数が多くなっています。国別の検索トレンドをみてみると、例えば日本に近い香港では SUMMER SONIC が 3 位となり、実際に来日して楽しめるイベントが人気だったことがわかります。

1. Mt. Fuji
2. Aokigahara
3. Tokyo Disneyland
4. Tokyo Tower
5. Tokyo Sky Tree
6. Hakone
7. Universal Studios Japan
8. Himeji Castle
9. Ghibli Museum
10. Niseko
11. Tokyo Dome
12. Osaka Castle
13. Gion
14. SUMMER SONIC
15. Kabukicho
16. Arita
17. Shinsekai
18. Kiyomizu-dera Temple
19. Nijo Castle
20. Akashi Kaikyo Bridge
*2013 年 1 月~ 11 月合計

国別の検索トレンド



海外で英語検索が急上昇した日本の観光地/イベントランキング

今年は苔寺や黒部ダムの検索が伸びており、国別でみると、ビザが撤廃・緩和されたフィリピンやタイでの検索が急上昇しました。

1. Saiho-ji Temple(330%)
2. Kurobe Dam(269%)
3. Hirosaki Castle(266%)
4. Tenryu-ji Temple(250%)
5. Sapporo Beer Museum(234%)
6. Jisho-ji Temple(214%)
7. Museum of Contemporary Art Tokyo(207%)
8. Toei Kyoto Studio Park(205%)
9. Hikone Castle(205%)
10. Peace Memorial Park(204%)
*2013 年 1 月~ 11 月合計 対  2012 年 1 月~ 11 月合計、年間検索が一定数以上のもの

国別の検索トレンド



海外で英語検索されている和食ランキング

和食が 2013 年 12 月にユネスコ無形文化遺産に登録され、今年は和食の注目度が高まった年となりました。ランキングでは、寿司、てんぷら、すきやきといった伝統的なメニューに加え、ラーメン・やきそばなど普段日本人がよく口するメニューもランクインしています。また意外なところでは、1 位の寿司に次いで「枝豆」が 2 位にランクインしました。低カロリーな健康食品として注目を集めているようです。

1. sushi
2. edamame
3. ramen
4. sashimi
5. tempura
6. yakisoba
7. mochi
8. teriyaki
9. shabu shabu
10. miso soup
11. onigiri
12. sukiyaki
13. dango
14. okonomiyaki
15. oden
16. gyoza
17. takoyaki
18. unagi
19. natto
20. udon
*2013 年 1 月~ 11 月合計


<国内の観光地検索トレンド>

国内で検索されている観光地/イベントランキング

主にディズニーランドやユニバーサルスタジオを初めとするアミューズメントパークがランキングしており、縁結びや式年遷宮で話題の伊勢神宮や出雲大社も上位に入りました。東京スカイツリーとソラマチも依然多い検索数を維持しています。

1. ディズニーランド
2. ユニバーサルスタジオ
3. ディズニーシー
4. 東京スカイ ツリー
5. 伊勢 神宮
6. 東京 ドーム
7. 富士急ハイランド
8. ハウステンボス
9. 出雲大社
10. 大江戸温泉
11. 東京タワー
12. ソラマチ
13. なばなの里
14. 海遊館
15. 八景島 シーパラダイス
16. 横浜 アリーナ
17. 上野動物園
18. よみうり ランド
19. キッザニア
20. 鈴鹿サーキット
*2013 年 1 月~ 11 月合計 都道府県除く
 
国内で急上昇した観光地/イベントランキング

今年オープンしたキッテ、神戸のアンパンマンミュージアムや広島の菓子博など話題になった観光地やイベントが入っています。また、「日本のマチュピチュ」として話題になった竹田城跡も 10 位に入りました。

1. キッテ(180034%)
2. 神戸 アンパンマン ミュージアム(2828%)
3. 舞子 スノー リゾート(2105%)
4. 広島 菓子 博(1630%)
5. 新石垣 空港(888%)
6. 大江戸温泉 お台場(589%)
7. 福島県立美術館(445%)
8. 片岡温泉(442%)
9. 瀬戸大橋(433%)
10. 竹田城跡(377%)
*2013 年 1 月~ 11 月合計 対  2012 年 1 月~ 11 月合計、年間検索が一定数以上のもの

こうした検索ボリューム動向の分析には、Google の無料オンライン ツール、 Google トレンド (http://www.google.co.jp/trends/) もぜひご活用下さい。
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調査から明らかになったマルチスクリーン ユーザー解体新書(前編)

11 years 11ヶ月 ago
Posted by 多田 翼 / マーケティングリサーチ マネージャー

2013 年、富士山がユネスコ世界文化遺産に登録されました。

私はそのニュースをテレビで見た時、ふと、日本で 2 番目に高い山はどこかが気になりました。自分ではすぐに思い出せなかったので、スマートフォンで「日本で 2 番目に高い山は」と検索してみることに。手元の小さなスクリーンには山梨県の「北岳(きただけ)」と表示されました。

今、多くの人がパソコンだけではなくスマートフォンも持つようになっています。タブレットの利用も増えてきているようです。このようなマルチデバイス環境下で、人々はどのような情報行動を取っているのでしょうか?マルチデバイスを保有する誰もが、スマートフォンを片手にテレビを見ているのでしょうか?



Google では、マルチデバイス環境化における、ユーザーのメディア情報行動を明らかにする「マルチスクリーン調査」を実施しました。ここでは、調査結果をご紹介します。

■シングルソースパネルでの分析

今回の調査ではインテージ社のシングルソースパネル「i-SSP」のデータを使いました。

シングルソースパネルでは、調査対象者一人ひとりのパソコン・スマートフォン・テレビの視聴行動を詳細に分析することができます。パソコンとスマートフォンのブラウザからのインターネット利用や、スマートフォンのアプリ利用、テレビでは対象者が家庭内で見たテレビ番組や CM(録画視聴含む)が分析対象になります。ユーザーの記憶には残らないような情報接触行動まで分析することができます。

今回の調査対象者は、テレビがあり、パソコンとスマートフォンを保有しているマルチデバイス環境下の人としました。シングルソースパネル内から該当する約 500 人を選び、マルチデバイス保有人口構成に合わせ、2013 年 6 月 1 日から 6 月 30 日の 1 ヶ月間のメディア行動を分析しました。ちなみに、テレビ・パソコン・スマートフォンを保有している人は 3 人に 1 人の割合です(日本全国の 20 代〜 60 代男女 / 2012 年インテージ調べ)。

■メディア行動でマルチスクリーン ユーザーを分類すると・・・

まず取り組んだ分析として、マルチスクリーン ユーザーのメディア行動を分類しました。

テレビ・パソコン・スマートフォンを使って、①いつ、②どれだけの時間をメディア視聴しているかの行動の違いに着目しました。この条件でメディア行動が似ている人が同じグループに属するよう統計的に分類した結果、5 つのグループができました。

5 つのグループに対し、視聴テレビ番組・インターネットサイト / 利用アプリ・購買意識や生活意識などの各種データから特徴を明らかにし、それぞれに名前をつけてみました。以下の()内の % の数値は、テレビ・パソコン・スマートフォンを保有している人を 100 とした場合の人数構成比です。

1. キマジメ大食らい(全体の 22%)


  • デバイス利用時間全体が長く、朝起きたら “ON” 状態にするのが習慣。雑誌の購読数も多く、ニュースや情報番組で知識をどんどん蓄積させていく。メディアは取捨選択型ではなく追加型
  • 人付き合いに関しては、これ以上は広げなくてもいいと感じている
  • 買い物をする時はしっかり検討する慎重派
2. ハラハチブ自由人(全体の 15%)


  • テレビを見るのは夜くらいで、それ以外の時間では見ないほう。パソコン利用も夜型。スマホ利用は比較的少なく、パソコンを使う。雑誌はあまり読まない
  • 心にゆとりをもって自分だけの時間を大切に過ごしたい。広く浅い人付き合いを好まず、ガヤガヤした場所が苦手。SNS も騒がしい空間と感じる
  • ものを買う時に比較検討はあまりしない
3. ヒマツブシ貴族(全体の 30%)


  • テレビもパソコンもスマホも楽しく時間をつぶすため。テレビ番組はワイドショー好き。スマホでは写真を撮ったり、動画を見たり。家にいる時間はテレビをつけながらパソコンやスマホを見ている
  • 何でもネットで済ませてしまわず、生活の充実感はリアルな人間関係の中で感じていたい。付き合いや交際のための支出は削れない
  • ショッピングが好きで、ついつい衝動買いしてしまうことも
4. 探索ナルシスト(全体の 22%)


  • パソコン利用が少なく、メインデバイスはスマホに移っている。気になったことはすぐに調べたい性格で、家でパソコンを立ち上げるまで待てずにスマホで検索
  • 他人にどう見られるか?ではなく、自分は自分という意識が強い。情報に踊らされるのではなく、自分の価値観を重視したい
  • 価格サイトや企業の HP をスマホからチェック、ネットショッピングをするときはパソコンの大画面で慎重に行う。スマホとパソコンのメディア間の使い分けが明確
5. 社交的ハンター(全体の 12%)


  • テレビよりもパソコンやスマホの利用時間が長い。テレビ・パソコン・スマホは深夜帯 (23 時以降)での利用が多いのが特徴。オンラインはつながるため、情報を得るためのもの
  • たくさんの人と交流できる場所、ネットワークづくりが大好き
  • 人とつながるために、常にアクティブに情報を収集し、自分で編集・加工して発信。パソコンやスマホをフル活用して、SNS やメッセージアプリから気に入ったブランドや話のネタになる情報をシェアしていたい
メディア行動によるグループ分けからわかったことは、マルチスクリーン ユーザーのメディアとの関わりは全員が一様ではないこと、パソコンやスマートフォンが普及したからテレビが見られなくなったなどの単純なトレードオフではないということです。今回の分析では 5 つのグループに分かれたように、多様性も無限ではありません。

この 5 つのグループ分類において、もう 1 つ発見がありました。性別年代の偏りが私たちが事前に思った以上に小さかったことです。

これまで多くのメディアプランナーは、メディア行動に影響する要因は男女や年代であると考えてきたと思います。テレビはテレビ、パソコンはパソコンとしてとして捉えると、そのような結果になることが多いからです。しかし、これをテレビ・パソコン・スマートフォンのクロスメディアで捉えると、その定説は必ずしも当てはまらないのです。

分析結果の前編はここまでです。

次に進めた分析では、テレビの視聴中にパソコンやスマートフォンをどのように使っているかを明らかにしました。結果については、後編でご紹介いたします。

後編はこちら
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調査から明らかになったマルチスクリーン ユーザー解体新書(後編)

11 years 11ヶ月 ago
Posted by 多田 翼 / マーケティングリサーチ マネージャー

今、多くの人がパソコンだけではなくスマートフォンも持つようになっています。ますます進むマルチデバイス環境下で、人々はどのような情報行動を取っているのでしょうか?

Google では、ユーザーのメディア情報行動を明らかにする「マルチスクリーン調査」を実施しました。前編に引き続き、調査結果をご紹介します。

前編はこちら



■テレビを視聴しながらのマルチスクリーン利用

前編では、マルチスクリーン ユーザーをメディア行動から 5 つのグループに分類し、様々なデータからわかった特徴をご紹介しました。5 つのグループは以下の通りです(詳細は前編をご確認ください)。



次に進めた分析では、テレビの視聴中にパソコンやスマートフォンをどのように使っているかを明らかにしました。

マルチスクリーン ユーザーがテレビを見ている総時間のうち、パソコン(インターネット)またはスマートフォンを同時に利用しているマルチスクリーン時間は 24% ということがわかりました。

つまり、60 分のテレビ番組を見ている場合、14 - 15 分くらいはテレビと同時に他のスクリーンも利用していることになります。パソコンとスマートフォンを個別に見ると、パソコン利用はテレビ視聴時間の 13%、スマートフォン利用は 12% でした。



では、このマルチスクリーン利用中にユーザーは何をしているのでしょうか?

テレビ視聴中のマルチスクリーン利用時間のうち、パソコンでは 14% がポータルや検索、18% がメール / SNS のサイトを利用していることがわかりました。スマートフォンのアプリでは 43% がブラウザやポータル/検索、33% がメール / SNS でした。

テレビ番組視聴中のマルチスクリーン行動の事例として、今年 6 月 4 日に行なわれたサッカー W 杯アジア最終予選の日本 vs オーストラリア戦を見てみました。

この試合は後半でオーストラリアに先制点を許したものの、ロスタイムに本田選手が PK を決めて 1 - 1 の同点に。ホームで日本が初の W 杯出場を決めた試合です。多くの人がある部分は集中して見る、ある部分は散漫に見るという両方が存在するであろう番組として分析対象にピックアップしました。

ハーフタイム後の後半において、試合内容が盛り上がると検索サイトやメール/ SNS 利用のマルチスクリーン行動が増えていたことが確認できました。さらに、オーストラリアが何かやった時には検索が増え、日本が何かやった時にはシェアが増える傾向が見られました。



5 つのグループ別に見ると、特に「探索ナルシスト」と「社交的ハンター」で活発でした。探索ナルシストは、サッカーの試合をテレビで受動的に見るのではなく、目的を持った態度で、わからなければ調べ、おもしろければ伝えるという 1 つのイベントとして楽しんでいる様子がうかがえます。

社交的ハンターは、テレビを見る時間は全体では長くはないですが、見ている時はそれを娯楽ではなく情報として捉え、シェアしようとするモチベーションが高いからだと思われます。このようにマルチスクリーン行動でもグループごとに特徴があり意味も違うのです。

■生活者を理解する

最後に、今回実施したマルチスクリーン調査からわかったことのまとめです。
  • マルチデバイス環境は進み、情報行動の多様性をより強めることになる。マルチスクリーン ユーザーが一様に同じ情報行動を取るわけでない
  • メディア接触行動ではそれぞれ特徴のある 5 つのグループに分類できた。パソコンが普及してテレビが見られなくなった、モバイルが普及してパソコンが使われなくなった、というような単純なトレードオフは見られない
  • 5 つのグループは性別年代のデモグラによって分離されるものではなく、情報に対する考え方、性格、社会的役割などが複合的に入り混じった結果と考えられる
以上を受けて、マルチスクリーン ユーザーへのマーケティング、特にコミュニケーションのアプローチはどう考えればよいでしょうか?

例えば、5 つのグループのうち、「探索ナルシスト」は納得するまで調べるなど情報に対して目的を持った態度が見られます。彼ら / 彼女らにアプローチをするには、オウンドメディアの整備が欠かせないでしょう。ネットワークづくりが好きで情報発信も積極的な「社交的ハンター」に対しては、オンラインの SNS で情報を提供することで、自発的な情報発信が期待できます。

これらは一例にすぎませんが、広告やメディアプランなどのコミュニケーションのためには、生活者の行動をより正確に観察するということが重要です。生活者を理解し、その上で、自分たちのメッセージとして何を伝えるか、なぜそれを伝えるのか。伝えたい生活者のメディア接触、情報行動に合ったマーケティングやクリエイティブ / メディアプランニングが必要なのです。

自社ブランドのターゲットが、例えば、女性の F1 層( 20 - 34 歳)であっても、その中にはテレビを好んで見る人たちもいれば、スマートフォンを中心に情報接触をしている人たちがいます。両方を使う人もいます。SNS で情報発信をするのが好きな人もいれば、検索をし積極的に情報を取りにいく人もいます。

メディアを介して自社のブランドを知ってもらい、使ってもらい、好きになってもらう。マルチデバイス環境が進むことで生活者のメディア環境は多様化していますが、だからこそ、生活者を理解した上でのマーケティング活動は今後も欠かせないのです。
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モバイルアプリ用リマーケティングの活用事例 - 休眠ユーザーの呼び戻し、クリック率が通常の 3-4 倍

11 years 11ヶ月 ago
Posted by Kensaku Nakayama, Yuki Yoshino / Mobile Apps Solution Specialist


シリコンスタジオ株式会社はゲームコンテンツ向けのミドルウェア開発を主軸とし、携帯電話用ゲームのコンテンツ開発、オンラインゲーム環境の構築事業、デジタルクリエイター派遣事業など 4 つの事業を中心に活動している日本のコンピュータゲームソフト制作会社です。

携帯電話用ゲームのコンテンツ開発の一環として 2013/7/9 にスマートフォン向けアプリ『MONSTERTAKT』の Android 版を、2013/10/4 には iOS 版を順次リリースしました。

『MONSTER TAKT』は不思議なタクトを手にした主人公がモンスターを操り、強敵と戦うシミュレーション RPG です。

今回は、モバイルアプリ用のリマーケティング機能を活用し、アプリから離れてしまうユーザー(休眠ユーザー)の呼び戻しに成功した事例をご紹介します。


導入の背景
リリース直後より Google AdWords を利用し、新規ユーザーの獲得を効果的に進めていました。しかし、徐々にアプリから離れてしまうユーザー(休眠ユーザー)も増加し始めました。

休眠ユーザーに対してアプリ復帰を積極的に促す方法を探していたところ、インストールしたユーザーに広告配信できる「リマーケティング」の機能を知り、導入を決めました。


リマーケティングの活用戦略
広告内容を検討する中で、ユーザーが休眠した理由について以下の 3 つの仮説を立てました。
  1. ゲーム内通貨(魔獣コイン)の配布が十分でなかった可能性
  2. ゲームのステージ(クエスト)追加が遅かった可能性
  3. モンスター追加が足りていなかった可能性
上の仮説に沿って広告を作成し(下図参照)、更にユーザーの休眠期間ごとに広告を分けて配信を行いました。



▲ リマーケティングで使用した広告バナー 3 種
  左上: コイン配布    右上:クエスト追加
  左下: モンスターの追加


導入後の成果
リマーケティングを導入した結果、多くの休眠ユーザーをアプリへ復帰させることに成功しました。掲載結果では通常のキャンペーンに比べてクリック率は 3-4 倍、コンバージョン率は 2-3 倍となりました。また広告内容については、コイン配布に言及するバナーが最も効果が高く、特に休眠期間が 2 週間以内であれば復帰率が高いことも確認できました。


モバイルアプリ プロモーションの可能性を広げる
このようにプッシュ通知だけでなく、イベント情報などを能動的に発信できるようになったことで、インストール後も含めたプロモーション計画が重要となってきました。ユーザ数を増やすと同時に、獲得したユーザのエンゲージメントを高める施策を作っていくことが今後のポイントとなってくると考えられます。

*PDF 版の事例はこちらからダウンロードできます。

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シリコンスタジオ株式会社

シリコンスタジオ株式会社は、日本のコンピュータゲームソフト制作会社。ゲームコンテンツ向けのミドルウェア開発を主軸とし、携帯電話用ゲームのコンテンツ開発、オンラインゲーム環境の構築事業、デジタルクリエイター派遣事業など 4 つの事業を中心に、多くの人々に感動を与えられる企業を目指している。
http://www.siliconstudio.co.jp/

「アプリのリマーケティングを利用し、休眠していたユーザーの呼び戻しが広告で実現できたことに非常に満足しています。」広報/マーケティング部  山下 詠希氏
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Google 認定ショップ プログラムが日本でもスタート

12 years ago
Posted by Brian Marquardt - Google ショッピング グループ プロダクト マネージャー

昨年、Google は米国で無料の認定ショップ プログラム(英語記事)をスタートしました。これは、オンライン ショップで買い物するユーザーの不安を解消することを目的としたプログラムで、ショップの信用を高めてリピーターを増やし、新たなビジネス チャンスの開拓につなげることを狙いとしています。Google では認定ショップ プログラムの提供拡大に尽力しており、今回ついに日本でもパイロット版を展開することとなりました。

優良オンライン ショップが一目でわかる
Google 認定ショップに認定されると、常に優れたカスタマー サポートと信頼できる配送サービスを提供する顧客満足度の高い優良ショップとしてユーザーにアピールできます。

認定されたショップは、Google 認定ショップ バッジをサイト上に掲載でき、信頼性の高いショップであることを証明できます。ユーザーがバッジの上にカーソルを合わせると、ユーザーにとって有益なショップの評価と Google による無料の購入補償についての情報が表示されます。

万一、Google 認定ショップでの買い物に際し何らかの問題が発生した場合は、Google から最大 10 万円の購入補償を含む問題解決サポートが受けられます。

Google 認定ショップ バッジの例


優良ショップのビジネス チャンスの開拓
Google 認定ショップ バッジをサイト上に掲載すれば、安心してそのショップで買い物ができることをユーザーに伝えることができます。米国での成功事例(英語記事)のように、日本のオンライン ショップでも売上の増大に貢献することでしょう。

Google は、今後日本での参加ショップを拡大していく計画です。次にご紹介するサイトには、すでに認定ショップ バッジが掲載されています。

ECカレント
イーベスト
ABC-MARTネット通販
特価COM
プロアクティブオフィシャルサイト
UNITED ARROWS LTD. ONLINE STORE

Google 認定ショップ プログラムには、ユーザーもオンライン ショップも無料でご参加いただけます。Google は、Google 認定ショップ情報を最も効果的に表示する方法を日々模索しているため、別の種類のバッジが表示されるかもしれませんし、場合によってはバッジがまったく表示されないこともあるかもしれませんが、どうぞご了承ください。

オンライン ショップを経営されていて本プログラムにご興味のある方は、Google までご連絡ください。詳しくは、Google 認定ショップ情報サイト http://www.google.co.jp/certifiedshops をご覧ください。
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年末年始の AdWords サポート営業日のお知らせ

12 years ago
年末年始の Google AdWords チーム営業日についてお知らせいたします。

年末年始のお客様サポート休業について

12 月 28 日(土)から 1 月 5 日(日)は、AdWords のサポートを休業とさせていただきます。12 月 27 日正午以降にお送りいただいたお問い合わせは、年明け 6 日(月)より順次ご回答させて頂きます。通常よりもお待たせする場合がございますが、予めご了承ください。

広告審査について

広告審査には通常 1 営業日いただいておりますが、ご入稿量によってはさらにお時間を頂戴する場合がございます。そのため、余裕を持って広告入稿は 12 月 24 日までに完了していただきますようお願いいたします。25 日以降にご入稿いただいた広告の審査は、年明けとなる可能性がございますが、予めご了承ください。

手動支払いのご入金について
  • 銀行振込 : 銀行でお振込みいただいてからアカウントに反映されるまで、通常 3 営業日(金融機関の営業日)お時間をいただいております。

    ご利用の金融機関の最終営業日が 12 月 30 日であり、年内の反映をご希望の場合は、25 日の営業終了時間までにお振込みのお手続きをお願いいたします。営業日、営業時間の詳細は、ご利用の金融機関までお問い合わせください。

  • コンビニエンス ストアおよびクレジット カード :
    通常どおり、24 時間程度で反映されます。
2013 年も残り 1 か月となりましたが、スタッフ一同、来年もサービスの向上を目指して参りますので、今後とも Google AdWords をよろしくお願いいたします。

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新たな広告代理店向け支援プログラム - Google Partners プログラムを開始

12 years ago
Posted by Google Partners プログラム チーム

Google のミッションは世界中の情報を整理し、あらゆる人々がその情報を利用できるようにすることです。この度、その戦略の 1 つとして Google Partners プログラムを提供することとなりました。本プログラムでは、ビジネスの拡大を支援するだけでなく、顧客企業と広告代理店がより良い関係を構築できるよう、機能やサービスをさらに充実させています。

Google Partners プログラムでは、これまで個々に独立していた Google Agency Edge、Google 認定資格プログラム、オープンビジネスパートナー プログラムを統合し、それぞれのサービスが持っていた利点を活かしつつ、より新しい機能やサービスを追加しています。

Google Partners プログラムへ参加するメリット
  • 認定資格取得支援 : 充実した認定トレーニング コースと認定資格試験を無料で受講できます。
  • Google Partner バッジ : Google Partner バッジを取得することで信頼性をアピールできます。
  • 見込み顧客にアピール : Google Partner バッジを取得した広告代理店は Google Partner 検索に登録され、代理店を探している企業にアピールすることができます。
  • 最新動向の把握 : Google が提供する各種データや事例紹介、最新のマーケティング資料を参照できるため、常に業界の最新動向を把握できます。
  • プロモーション特典の利用 : 新規顧客獲得のためのプロモーション特典を利用可能です。
Google Partners プログラムでは、上記以外にもさまざまなニーズに合ったリソースをご用意しております。ぜひ本プログラムで Google Partner バッジを取得し、Google が信頼する代理店の証としてご活用ください。顧客との良好な関係の確立をサポートいたします。

Google Partners へのお申し込みは www.google.com/partners をご覧ください。
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AwReporting のご紹介 - Java による大規模レポーティング ツール

12 years ago
Posted by Julian Toledo, AdWords API Team

AwReporting は AdWords API を使ったレポート取得を大規模に行うための、オープンソース Java フレームワークです。 AdWords のレポート データを、わずか数分で利用できるようになるサンプルが含まれています。

用意されている主な機能:
  • MCC アカウントで管理されている、すべてのアカウントのレポートを生成
  • 参照実装として、よく使われる 15 種類のレポートを用意
  • ダウンロードしたデータをリレーショナル データベースへ保存。既存のアプリケーションからの利用が容易に
  • MongoDB に対応
こちらの GitHub レポジトリから取得してください。また、クライアント サイドでデータを分析するフレームワーク Kratu のために、データを生成する KratuBackend のサンプルも含まれています。

質問やフィードバックなどございましたら、G+ ページまたはプロジェクトの Issue tracker まで、お寄せください。

※リンク先は英語です。
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AdWords Editor 10.3 リリースのお知らせ

12 years 1ヶ月 ago
Posted by Geoff Menegay ­ AdWords Editor プロダクト マネージャー

AdWords Editor の新バージョンをリリースいたしましたのでお知らせいたします。

新バージョン(バージョン 10.3)の特長
  • サイトリンクに関する機能向上: 新しいインポート設定により、テキストが共通で URL が異なるサイトリンクをインポートできるようになりました。また、サイトリンクの承認状況の確認や、サイトリンクの説明行の追加と編集も可能になっています。
  • 年齢や性別によるターゲティング: 年齢や性別によるターゲティングを、新しい [性別] タブと [年齢] タブ、または CSV インポートによって追加・更新できるようになりました。
  • ディスプレイ ネットワークのターゲット設定の最適化: 広告グループでのターゲット設定の最適化のオン・オフを切り替えることができます。
 ほかにも多数の改良点が盛り込まれています。詳しくはバージョン 10.3 のリリースノートをご覧ください。

バージョン 10.3 は AdWords Editor のウェブサイトでダウンロードできるほか、自動アップデート通知も表示されます。アップグレード時に未送信の変更内容やコメントを維持する方法など、アップグレードの詳細についてはこちらをご覧ください。

 今後 4 か月は移行期間となり、以前のバージョンの AdWords Editor も引き続きお使いいただけます。AdWords Editor のご利用に支障が出ないよう、2014 年 3 月 7 日までのアップグレードをお願いいたします。
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新しいキャンペーン タイプのご紹介 - 検索ネットワークとディスプレイ ネットワークで効率的に顧客を獲得

12 years 1ヶ月 ago
Posted by Ahmad Anvari - プロダクト マネージャー

商品やサービスに関連するキーワードで検索を行うときも、たどり着いたウェブサイトでコンテンツを閲覧するときも、ユーザーは有益な情報を適切なタイミングで入手したいと考えています。本日ご紹介する新しいキャンペーン タイプ「検索ネットワーク(ディスプレイ ネットワーク対応)」では、Google やウェブ上のサイトにアクセスしたユーザーに新たな方法でアプローチすることが可能です。

検索ネットワーク(ディスプレイ ネットワーク対応)」を利用すると、検索キャンペーンのリーチを Google ディスプレイ ネットワークに拡大できます。200 万のウェブサイトが参加する Google ディスプレイ ネットワークでは 、全世界のオンライン ユーザーの 90% にアプローチすることが可能です(Comscore、2013 年 9 月)。

ご利用の検索キャンペーンを「検索ネットワーク(ディスプレイ ネットワーク対応)」タイプに変更すれば、管理の手間を増やすことなく、適切なタイミングでディスプレイ ネットワークにも広告を掲載することができます。初期テストでは、このキャンペーン タイプを利用することで顧客を 15%* 増やすことに成功したという結果も出ています。


従来の検索/ディスプレイ ネットワーク」キャンペーン タイプとの違い

従来の「検索/ディスプレイ ネットワーク」キャンペーンより、ディスプレイ ネットワークで高い成果を上げることができます。

検索ネットワーク(ディスプレイ ネットワーク対応)」キャンペーンでは、広告の成果が上がりやすい場所やタイミングを従来より高い精度で予測し、広告の表示機会を厳選します。つまり、取り扱っている商品やサービスへの関心が高そうな見込み顧客にターゲットを絞って広告が表示されます。

ディスプレイ ネットワークでの掲載結果に絞って従来のキャンペーン タイプと比較すると、初期テストではクリック率が平均 35% 向上し、コンバージョン単価も平均 35% 削減されました。*

「検索ネットワーク(ディスプレイ ネットワーク対応)」が適しているケース
  1. 検索ネットワークのみ」のキャンペーンを運用されている場合: 新しいキャンペーン タイプに切り替えることで、余計な手間を掛けることなく質の高いトラフィックを増やすことができます。ユーザーの検索に対応して広告を表示するのが基本ですが、ディスプレイ ネットワークの関連性の高いサイトにも広告を表示して、掲載結果の向上を図ります。

  2. 検索/ディスプレイ ネットワーク」タイプのキャンペーンを運用されている場合: 新しいキャンペーン タイプに切り替えることで、投資収益率の向上が見込めます。*
検索キャンペーンとディスプレイ キャンペーンを別々に運用されている場合は、現状を維持した方が予算や単価、ターゲットの設定を柔軟に管理できます。

「検索ネットワーク(ディスプレイ ネットワーク対応)」へのアップグレード

単一のキャンペーンで検索・ディスプレイの両ネットワークに広告を掲載する場合、現時点では「検索ネットワーク(ディスプレイ ネットワーク対応)」が最も優れた方法です。このため、従来の「検索/ディスプレイ ネットワーク」タイプを今後数週間以内に AdWords 管理画面から削除することになりました。

この間に、ご利用のキャンペーンを「検索ネットワーク(ディスプレイ ネットワーク対応)」に変更することをおすすめします。AdWords の管理画面もアップグレードに対応しております。詳しい手順については AdWords ヘルプセンターをご覧ください。
  
*新しい「検索ネットワーク(ディスプレイ ネットワーク対応)」タイプと従来の「検索/ディスプレイ ネットワーク」タイプのキャンペーンを比較した初期テストの結果、クリック率が平均 35% 向上し、コンバージョン単価も 35% 削減されることが判明しました。

また、コンバージョン数についても、「検索ネットワークのみ」のキャンペーンと比べて平均的なユーザーで 10~15% 増加することがわかりました。ただし、キャンペーンの掲載結果は状況に応じて変動しますのでご注意ください。

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YouTube TrueView インストリーム広告事例 -「最初の 5 秒」でパフォーマンスを向上、目標の 4 倍の販売を達成

12 years 1ヶ月 ago
Posted by 菅野 圭介 プロダクトマーケティングマネジャー

オイシックス株式会社は、有機野菜、自然食品、オーガニックフーズ、無添加物食品などの宅配ネットスーパーを中心とする通販会社です。「美味しくて体に良いものを安心安全に食べたい」と言うお客様に、より便利に美味しい食材をお届けするため、設立当初からインターネットでの販売を中心に展開してきました。「より多くの日本の食卓を豊かに」を目標に掲げる同社では、より多くのお客様に効果的にアプローチができるネット広告メディアを常に模索しています。今回は、YouTube TrueView インストリーム広告を活用し、目標の 4 倍以上の販売を達成した事例をご紹介します。

導入の背景とポイント
今回のキャンペーン商材は、豪華おせち「鳳華(ほうが)」。オイシックスでは例年 11 月から 12 月末にかけて様々なネット広告を展開し、おせちの販売を促進します。近年では、年末のおせち商戦において、アフィリエイト広告などのオンライン プロモーションの競争が激化しており、オイシックスでは毎年新しいプロモーション手法を検討します。そんな中、動画制作会社のエイチアンドダブリュー株式会社がオイシックスに提案したのが、YouTube TrueView インストリーム広告を活用したキャンペーン企画でした。

TrueView 広告導入のポイントは、YouTube のユーザー数の圧倒的な多さと、ターゲットされたユーザーに直感的に訴求できる動画広告プラットフォームとしての機能と表現力でした。広告制作上のポイントとしては、動画を見ているオーディエンスの興味を自然な形で惹くクリエイティブの制作でした。12 月初旬の導入決定から 12 月下旬の配信開始まで準備期間は数週間と短期間での実施でしたが、タイミングを捉えたリアルタイム性の高いマーケティングを実施できたことが成功の要因となりました。

YouTube TrueView インストリーム広告の活用戦略
本キャンペーンの目的は、年末の季節商材であるおせちの販売目標の達成でした。予約をしなくては、と思いつつ 12 月後半時点で予約していない人向けにメッセージを絞り込み、広告クリエイティブでは「まだ間に合う!」「高品質のおせちが直前だからお得に買える」といったターゲットのインサイトに合わせたメッセージングを行いました。動画を見に来ているユーザーに違和感なく広告を見てもらえる工夫として、エンタメ性とニュース性を持たせ、最初の 5 秒を「ニュース速報」風のアニメーションで表現。ユーモアあふれるテロップを盛り込み、最後まで楽しんで見てもらえる工夫をしました。

TrueView インストリーム広告は、最初の 5 秒でユーザーが広告を見るかスキップするかを決められるので、実際に視聴してもらえたユーザーからは相対的に高い注視(アテンション)を得ることが可能です。本キャンペーンは対象商品が季節ものと言うこともあり、「いま、おせちが必要なお客様」を意識した、お得情報「直前割引キャンペーン!」の訴求が成功しました。

「ニュース速報」風の導入 色彩豊かな画像と「ユーモア テロップ」 「特別価格」の訴求

エンタメ性のあるニュース広告から、商品購入への流れ
興味が喚起されたユーザーにすぐにアクションを取ってもらうため、動画広告内には常に商品詳細ページへのリンクと検索への誘導を表示し、いつでも購入ページに行ける導線を作りました。

また、動画の特性を活かし、色彩豊かなおせち料理の画像を大きく表示、その魅力とおススメ ポイントをアニメーションで強調し、商品の優位性と特徴を紹介しました。そして、その食材にこだわった高級おせちが直前価格でお得に買える、という購買意欲を刺激する訴求を行い、動画の最後にサイトへの誘導と「いまだけのプレゼント」という特典も紹介することで、購買行動を促進しました。その場で購入に至らなかったユーザーに対しては、動画視聴者へのリマーケティングを活用して再度アプローチを図ることで、全体の ROI を底上げし、販売目標を大きく上回る結果を達成しました。

「プレゼント」の案内とランディングページへの誘導 「特別割り引き」の購入ページ

目標の 4 倍以上の売上げを達成  
年末のおせち販売戦略の中では、今回の TrueView インストリーム広告はトライアルの位置づけで始めました。しかし結果として、おせち関連のネット広告の中で最も効果的なプロモーション手段となりました。

目標の 4 倍以上の販売を達成しただけでなく、YouTube の多くのユーザーとターゲット オーディエンスへの認知を高めることもできました。視聴に対するコンバージョン率の高さも今回のキャンペーンの特徴です。今回は PC のみへの配信だったので、今後はスマートフォンへの配信も視野に入れたキャンペーン展開をオイシックスでは考えています。

TrueView インストリーム広告の可能性を広げる
YouTube は数多くの様々なユーザーが日々利用しています。明確化されたターゲットとユーザー インサイトを元に工夫した最初の 5 秒のクリエイティブで、今回のケースのようにユーザーとの望ましい接点を持つことが可能となります。オイシックスでは、この成功をベースに、他の商材でも TrueView インストリーム広告を展開し、知見を深めながら様々なパターンでの活用方法を探索しています。
 
「おせちは季節商品ということもあり、瞬発的に良い結果を残しました。これを様々なキャンペーンや商材で恒常的に再現できれば、YouTube はユーザー数、広告在庫数共に最もボリュームが大きい動画メディアなので積極的に活用したいと思っています。成功の再現に必要なのは、ユーザー インサイトに基づくメッセージングとクリエイティブ、そしてタイミングが大事だと考えます。データをもっと分析し、ターゲティングと提供商品、クリエイティブの組み合わせを試しながら、さらなる成功事例を作りたいと思っています。」 EC 事業本部 プロモーション室 室長 池山 英人氏

自社商品の特性とオーディエンスのニーズを研究し、それに適したユニークなクリエイティブを TrueView インストリーム広告で展開していく、効果的な組み合わせが売上げ増加と効率の良い広告につながった事例です。

*PDF 版の事例はこちらからダウンロードできます。
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オイシックス株式会社

有機野菜、自然食品、オーガニックフーズ、無添加物食品など 3,000 種類の「体によくてしかもおいしい食品」をネット通販を中心に提供する、食材宅配会社。
http://www.oisix.co.jp/

エイチアンドダブリュー株式会社

セールスやマーケティングに活用する、動画や物語コンテンツに精通し、ビデオ撮影、映像編集、3D・CG・アニメーション動画制作技術を用いた広告・動画作成などのサービスを提供する、映像&動画制作会社。
http://www.h8w.co.jp/



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Google 入札戦略ツール導入事例 - 大幅なコンバージョン数増加と効率化に成功

12 years 1ヶ月 ago
Posted by 大迫正治 - プロダクト & ソリューション スペシャリスト, 松田幸司, 浅岡純子 - アカウント マネージャー

ビジネスの拡大に伴い、お客様の AdWords キャンペーン、広告グループ、キーワードの数は増加し、商品やマーケティング目的毎の、より緻密で効果的な入札管理が必要とされています。効率的な売上拡大と管理コストの削減のために提供されているのが、Google 入札戦略ツールです。入札の自動化・マルチデバイス環境を考慮した最適化が簡単にできるだけでなく、複数のキャンペーンや広告グループ、キーワードに対して横断的な入札戦略を展開できるので、目的やターゲット別に最適な戦略を適用することが可能です。

ここでは、5 種類ある入札戦略の、「検索ページの目標掲載位置」と「拡張 CPC」を導入した、2 社の成功事例をご紹介します。

「検索ページの目標掲載位置」の導入【株式会社エイチームライフスタイル】

導入の背景とポイント
複数の比較サイト事業を展開する株式会社エイチームライフスタイルでは、常にビッグワードで検索結果の上位に位置することが重要となります。以前からデジタル マーケティングに注力してきた同社では、競争率の高いビッグワードを確実に上位表示してクリックさせるため、入札戦略ツールの「検索ページの目標掲載位置」を導入しました。

検索結果の最初のページ上部に表示するように自動入札を設定し、入札単価を手動で設定しつつ、システムによる自動調整を行いました。

導入後の成果
2013 年 8 月、「検索ページの目標掲載位置」の導入後、入札戦略を適用したキーワードの上部表示率は 116% 上昇し、クリック率は 138% 上昇しました。その結果、CPA は目標値以内に収めながら、コンバージョン数を 275% 増加させることに成功しました。(導入前後約 1 か月間の比較)



※ 導入前を 100 とし導入前後約 1 か月の比較値


成功のポイントと今後の展開
今回の入札戦略導入を統括した、マーケティング部 林 和樹氏は、成功のポイントと今後の展開をこのように語ります。「入札戦略ツールの導入により、単価調整の手間もなく、各キーワードを意図した上位位置に掲載できたので、効率的に大きな成果をあげることができました。キャンペーン構成を変えることなく、キャンペーン、広告グループ、キーワードを横断した個別の目標掲載位置を設定できるので、それぞれに適切な設定を計算して入札したことが、成功要因の 1 つだと思います。この位置設定機能を活用し、今後は大規模キャンペーンやゲリラ戦それぞれに臨機応変に対応する戦略を展開していきたいと考えています。」(株式会社エイチームライフスタイル マーケティング部 林 和樹)


株式会社エイチームライフスタイル
マーケティング部 林 和樹(写真左) マーケティング部 マネージャー 石川 貴裕(写真右)


「拡張 CPC」の導入 【株式会社イー・ステート・オンライン】

導入の背景とポイント
株式会社イー・ステート・オンラインは、分譲マンションを中心に不動産業界におけるインターネットを活用した販売支援サービスなどを展開、常に最新のデジタル マーケティングを研究し、効果的戦略を模索しています。同社では AdWords 効率化施策の 1 つとして、入札戦略ツールの「拡張 CPC」を導入。目標をコンバージョン最大化とし、検索広告、コンテンツ ターゲット、リマーケティングの 3 種類のキャンペーンに「拡張 CPC」を適用しました。手動で入札をコントロールする余地を残しながら、入札調整を半自動化、というのが適用時のポイントでした。

導入後の成果
「拡張 CPC」導入前と比べ、2013 年 8 月の導入後はコンバージョン単価が 24% 低下。その上で、コンバージョン数を 46% 増加させることに成功しました。目標であった、コンバージョン最大化だけでなく、単価の削減まで実現するという大きな成果を上げました。(導入前後約 1 か月間の比較)


 ※ 導入前を 100 とし導入前後約 1 か月の比較値


成功のポイントと今後の展開
「入札戦略ツール、拡張 CPC の導入により、入札調整に必要な時間が削減されただけでなく、手動で運用していた時よりも良いパフォーマンスをあげることができました。自動化により余裕ができた運用リソースを、クリエイティブ改修や戦略構築にあてたことが、より高い成果につながったと思います。また、部分的に手動の入札管理を残すことで、入札調整をリスクなく自動化したことも成功要因の 1 つだと思います。今後はさらにデータを分析しながら、当社に適した、拡張 CPC 以外の入札戦略ツールの導入も検討していこうと考えています。」(運用推進部 メディアグループ)


株式会社イー・ステート・オンライン 運用推進部 メディアグループ
(写真右から)課長 吉成 隆氏/ 脇田 由美子氏/ 課長代理 堀内 真紀氏/ 近藤 寿子氏/ 千脇 愛子氏


入札戦略ツールで成果の可能性を広げる
現在 5 種類の入札戦略が提供されています。Google が蓄積したデータと技術を活用して、今後も継続的に改善に努めて参ります。自社サービスとターゲット特性、目標と相性の良い入札戦略ツールを選択し、成果の可能性を広げましょう。

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株式会社エイチームライフスタイル
中古車一括査定サービス「ナビクル」や、中古車お探しサービス「なびくる+」など、比較サイト事業を展開。
http://at-lifestyle.co.jp/

株式会社イー・ステート・オンライン
(東京建物グループ)
インターネットを利用した各種情報処理・情報提供サービス業。
http://www.e-state.ne.jp/


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広告表示オプションと広告ランク: 広告ランクの算出方法が変わります

12 years 1ヶ月 ago
Posted by Chris Roat、ソフトウェア エンジニア スタッフ

広告表示オプションは、Google 検索を通じて情報収集を行っているユーザーに、より多くの情報を表示できる機能です。広告を見たユーザーは、たとえば店舗に直接電話をかけたり、店舗の場所を地図で確認したり、複数のリンクの中から関心に合ったページを選ぶことができます。そのため多くのケースでは、クリック率をはじめとする掲載結果が向上しています。

そこでこのたび Google では、より適切な広告表示オプションをより頻繁に表示できるよう、 AdWords のオークション システムに改善を加えることになりました。

広告ランクの算出方法を改善

Google の検索結果ページでは、広告ランクと呼ばれる指標によって広告の掲載順位が決まります。これまでこの広告ランクは、上限クリック単価と品質スコアをもとに算出されていましたが、今後は広告表示オプションも考慮されるようになりました。

また、広告と一緒に広告表示オプションが表示されるかどうかを決めるうえでも、広告ランクがより重視されるようになりました。

この変更による影響
  • 検索結果ページにおける広告の掲載順位を決める際に、広告表示オプションが考慮されるようになりました。つまり、入札単価と品質が同じであれば、広告表示オプションの効果が高いと見込まれる広告の方が上位に掲載されます。

  • 広告表示オプションの効果を判断する際には、関連性やクリック率、検索結果ページにおいて注意をひきつけやすいかといった要素が考慮されます。 

  • 広告と一緒に広告表示オプションが表示されるかどうかを決める際にも、広告ランクがより重視されるようになりました。広告表示オプションを表示するためには、品質スコアや入札単価の改善が必要になる場合があります。 

  • 最も成果が高いと思われる広告表示オプションを Google がその都度判断し、自動的に表示するようになります。したがって、効果が期待できる広告表示オプションをご自身で判断する必要がなくなります。

  • 今回の変更によって、平均クリック単価が変化する可能性があります。広告表示オプションとユーザーの関連性が高ければ、クリック単価が下がったり、掲載順位が上がる可能性があります。一方、広告の掲載順位が上がったり、競合広告主様の広告ランクが上昇した結果、クリック単価が上がる可能性もあります。

  • 現在のところ、今回の変更による影響は Google 検索に表示される広告に限られます。
ヘルプセンターの広告表示オプション広告の掲載順位の決定方法の記事もあわせてご参照ください。

広告表示オプション

今回の改善により、より状況に合った最適な広告表示オプションが、自動的に表示されるようになります。

たとえば、街中にいるユーザーが携帯電話で「自動車 修理」と検索した場合は、ユーザーが電話番号をクリックしたり、店舗への行き方を調べたりする可能性が高いため、電話番号表示オプションと住所表示オプションが表示される可能性があります。

一方、地方にいるユーザーがパソコンで「自動車 修理」と検索した場合は、販売者評価やサイトリンクが表示される可能性があります。

Google では、数か月間のテストを経て実施された今回の変更によって、よりユーザーの意図に合った広告を掲載できるようになると確信しています。

広告表示オプションを通じて広告の利便性を高めることで、広告の掲載結果向上も期待できます。ぜひ、広告表示オプションをご利用ください。
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トップレベル ユーザー サミット 2013 のご報告

12 years 1ヶ月 ago
Posted by 難波美和 -  AdWords サポートチーム

9 月 30 日から 10 月 3 日にかけて、米国カリフォルニア州サンノゼ、およびマウンテンビューの Google 本社にて、「トップレベル ユーザー サミット 2013」が開催されました。


トップレベル ユーザー サミットとは

Google では、豊富な製品知識と経験に基づいて、公式ヘルプ フォーラムで多大な貢献をして下さっている方々を、「トップレベル ユーザー」と呼んでいます。

トップレベル ユーザーの方々は、世界各国の様々なプロダクトの公式フォーラムで、欠かせない存在となっています。

そこで今回、500 名を超えるトップレベル ユーザーの方々を Google 本社があるシリコンバレーにお招きし、新機能のご紹介や Q & A セッションなど、様々なイベントを開催しました。

日本からは、AdWords、AdSense、Gmail、ウェブマスターの各フォーラムでご活躍の計 7 名が参加されました。日本語版 AdWords 公式フォーラムからは、4 名の方々にご参加いただきました。


サミットに参加された AdWords トップレベル ユーザーの皆様
左から:鳴海さん、藤原さん、鷲見さん、中央:小西さん

最終日の「AdWords Day」では、各国の AdWords フォーラムのトップレベル ユーザーの方々と Google 社員との間で、活発な意見交換や質疑応答が行われました。


フォーラムでの多数の回答が「ベスト アンサー」に選ばれた藤原さんに
Best Answer Award を進呈

今回参加された方々に、イベントの感想を伺いました。

鷲見 貴人さん

「このイベントを通して、自分が愛用しているプロダクトを世間に広めることの、少しは役に立っているんだなと実感することができたと同時に、Google が目指していることや大切にしている文化などを肌で感じる事ができたことが、とても貴重な経験でした。

2 年前にも参加させていただいたのですが、今回はその時よりも増して面白いセッションが多く、内容自体がパワーアップしていたのと、よりたくさんのグローバルユーザーと交流ができ、その方々からたくさんのことを学ぶことができました。

本当に素敵な機会をありがとうございました。」

小西 一星さん

「とても貴重な経験ができました。Google のプロダクトの仕組みはとても優れていますが、それを作り出しているのはやはり、日々良いものを作ろうと努力している人達なのだと実感することができました。渡航前も滞在中も Google の皆さんのサポートのおかげで快適に過ごすことができました、ありがとうございます。」(より詳しい感想

鳴海 拓也さん

「普段は聞くことができない話や同じプロダクトの人たちとの情報交換もでき、とても有意義なイベントでした。日本の別のプロダクトの方々ともお会いし、情報交換ができたのも良かったです。スタッフの方々のサポートにも感謝しております。ありがとうございました!」

藤原 彰二さん

「社員の方や、海外のトップレベル ユーザーの方々と国境を越えた繋がりを持てたことが、一番の収穫でした。英語のヒアリングなど不安でしたが通訳の方や Google 社員の方の助けもあり楽しむことができました。今後は国内外で色々な交流を増やしていきたいと思い新しい一歩を踏み出すきっかけになりました。皆さんありがとうございました。」

今回のサミットは Google にとって、日々 AdWords や Google サービスを利用されている方の声を直接お聞きする貴重な機会となりました。日頃より製品に関するフィードバックやフォーラムでの回答などを通じて AdWords を支えてくださっているトップレベル ユーザーの皆様には、この場を借りて御礼を申し上げます。

これからも広告主の皆様の声をもとに、よりよいサービスの提供を目指して参ります。今後とも Google AdWords そして AdWords ヘルプ フォーラムをよろしくお願いいたします。

関連記事: Webmaster Central Blog 「トップレベル ユーザー サミット 2013 のご報告

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クロスアカウント コンバージョン トラッキングと検索ユーザー行動経路レポートのご紹介

12 years 1ヶ月 ago
Posted by Vishal Goenka、AdWords コンバージョン担当プロダクト マネージャー

今日のオンライン ユーザーは商品の購入に至る過程でさまざまな広告に接触しています。たとえば、朝自宅で商品やサービスについて検索したユーザーが、職場でさらに絞り込んだ検索を行う場合があります。

ユーザーの購入経路が複雑化する中、コンバージョンのトラッキングもまた複雑化しています。コンバージョンを最も多く獲得しているキーワードや広告を特定するには、ユーザーが購入までにたどった経路の全体像を把握することが重要です。

そこで Google では、コンバージョンやユーザーの購入経路、広告費用対効果をより明確に把握するためのさまざまな新機能を、この先数か月かけてリリースしていきます。

その手始めとして、クロスアカウント コンバージョン トラッキングと、検索ユーザー行動経路レポート(クロスアカウント)の提供を開始いたします。

クロスアカウント コンバージョン トラッキング

複数の AdWords アカウントをご利用の場合、アカウントごとにタグを設定する、別のツールで作成したレポートを AdWords に統合する、といった作業が必要でした。クロスアカウント コンバージョン トラッキングを導入すれば、1 つのタグと簡単な設定ですべてのアカウントのコンバージョンをトラッキングできるようになります。

クロスアカウント コンバージョン トラッキングのメリット
  • 簡単にタグをサイトに設定できる。コード スニペットを 1 つ作成すれば、すべてのアカウントで共用できるようになります。そのため、より簡単にタグをサイトに設定でき、サイトの読み込み時間も改善されます。

  • より正確なコンバージョン レポートを作成できる。設定するタグは 1 つだけなので、アカウント間でコンバージョンが重複してカウントされることがなくなります。アカウント単体のクリックだけではなく、コンバージョンにつながった AdWords 広告のすべてのクリックのアシスト コンバージョンを確認できるため、広告掲載を総合的に分析し、アカウントを超えたキーワードの作用を総合的に把握できます。

  • 新しいアカウントでも簡単にトラッキングできる。クライアント センター アカウントに AdWords アカウントを新たに追加した場合でも、チェックボックスをオンにするだけでコンバージョン トラッキングを有効にできます。また、新しいアカウントを作成する際にコンバージョンを定義し直す必要はなくなりました。
設定方法については、ヘルプセンター記事をご覧ください。リマーケティングなどの別の用途でもタグを使用している場合は、ウェブサイトに設置しているタグを一括管理できる Google タグマネージャが便利です。

検索ユーザー行動経路レポート(クロスアカウント)

クロスアカウント コンバージョン トラッキングを導入すると、クライアント センター アカウントで検索ユーザー行動経路レポート(クロスアカウント)を使用できるようになります。このレポートでは、すべてのアカウントのすべてのキーワードを対象にコンバージョン経路を把握できます。

このレポートで確認できる情報
  • サマリー レポート: すべてのアカウントのすべての広告について、ユーザーが購入を決める前の接触状況を把握できます。
  • コンバージョン経路レポート:コンバージョンを最も多く獲得しているキーワードの組み合わせをアカウントを超えて確認できます。
  • アシスト コンバージョン レポート: すべてのアカウントについて、購入経路の初期段階に役立ったキーワードを確認できます。
詳しくは、コンバージョン トラッキングのレポートに関するヘルプセンター記事をご覧ください。

今回リリースされた新機能を、コンバージョンのトラッキングやキャンペーンの最適化にお役立ていただければ幸いです。今後もコンバージョン関連の新たな機能をリリースしていく予定です。
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AdWords API の v201309 リリースについて

12 years 2ヶ月 ago
Posted by 萩倉健支 AdWords API チーム

先日公開された AdWords API v201309 の変更点についてご紹介します。このリリースでは、オフライン コンバージョンのインポート機能の導入をはじめ、新しいレポートの追加、ベータ版だった一部機能の全 API ユーザーへの正式リリースが含まれています。すべての変更内容は、リリース ノート(以下、断りがない場合リンク英語)で確認してください。

v201309 の主な内容は次のとおりです。
以前にご案内したように(日本語)、AdWords API v201309 は、ClientLogin による認証をサポートする最後のバージョンとなります。

AdWords API の v201302 は 2013 年 11 月 8 日をもって廃止されますので、現在も同バージョンをお使いの方はご注意ください。v201302 をお使いの場合、v201306 へは移行せず、v201309 に直接移行することをお勧めします。v201306 は現在サポート終了となっており、2014 年 3 月 31 日をもって廃止の予定ですので、同バージョンをお使いの方はご注意ください。なお、今回のリリースに伴って、必須の機能要件に関するドキュメントのアップデートも行われました。

これまでのリリースと同様、リリース ノートに記載されている API のすべての変更点と v201309 移行ガイドをお読みいただくようお勧めします。クライアント ライブラリとコード サンプルは、既に v201309 に対応したバージョンが公開されています。ご質問がある場合や、移行に関してサポートが必要な場合は、フォーラムまたは日本語の AdWords API/Scripts コミュニティでお問い合わせください。
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推定合計コンバージョン:マルチスクリーン時代に対応するための新たな分析データ

12 years 2ヶ月 ago
Posted by Sridhar Ramaswamy - 広告およびコマース担当上級副社長

今日のユーザーは 1 日を通じて複数のデバイスを使用し、常にオンライン環境に身を置きながら、コミュニケーションやエンターテイメント、ショッピングを楽しんでいます。2013 年 9 月に実施された調査からは、複数のデバイスを所有するユーザーの 90% 以上が、ホテルの予約や家電の購入などの目的で日常的に複数のデバイスを使用していることが明らかになっています。

複数のデバイスを使い分ける消費者が増加したことを受け、マーケティング担当者の皆様からは、オンライン広告がどのようにしてコンバージョンにつながっているのかをより正確に把握したいという声が寄せられています。

コンバージョンには、店舗への来店、電話での問い合わせ、アプリのダウンロード、複数のデバイス上での検討を経た後のウェブサイトからの購入など、さまざまな形態が含まれます。こうした複雑な購入経路を把握することで、オンライン広告の成果を高め、より効果的に予算を割り当てることができるようになります。

推定合計コンバージョンについて

Google ではこの度、Google 検索での広告用に「推定合計コンバージョン」という新たなデータ項目を導入することになりました。これにより、現時点で確認できるコンバージョン データに加え、複数のデバイスを経由したコンバージョンの推定数も確認できるようになり、AdWords の成果をより正確に把握できるようになります。

現時点では、複数のデバイスを経由したコンバージョンの推定値は、Google 検索での広告でのみ計測されます。しかし今後は、検索ネットワークやディスプレイ ネットワークの広告経由のコンバージョン、そして電話での問い合わせや実店舗への訪問なども扱えるよう、改良を加えて参ります。

推定合計コンバージョンを参照すれば、Google 検索広告経由のすべてのコンバージョンを総合的に分析できるため、入札金額や予算配分などの重要な意思決定を下す際の参考となります。

近年、独自の分析技術を通じてこうしたデータを取得してきた広告主様も少なくありませんでしたが、これからはすべての広告主様がそうしたデータの恩恵を得られるようになります。

デバイスをまたいだコンバージョン

これは推定合計コンバージョンの立ち上げの一環として導入されたもので、広告がクリックされたデバイスと異なるデバイスやブラウザで達成されたコンバージョンを指します。

たとえば、通勤中のユーザーが携帯電話から「ホノルル ホテル」と検索し、広告をクリックしたとします。このユーザーは帰宅後、今度はタブレットから同じウェブサイトにアクセスし、宿泊予約を行いました。これがデバイスをまたいだコンバージョンの一例です。

デバイスをまたいだコンバージョンの数は、 Google にログインしているユーザーのデータを元に算出されます。仕組みについてはこちらをご覧ください。

デバイスをまたいだコンバージョンは、今後数週間かけて世界中の AdWords 広告主様にご利用いただけるようになる見込みです。ただしこのデータは、サンプルとなるデータが少ない場合は表示されない場合があります。このデータを参照するには、信頼度の高いデータを得るために十分なコンバージョン数が記録されていることが条件となります。

Google ではここ数か月間、デバイスをまたいだコンバージョンの傾向を掴むため、数千人の AdWords 広告主様を対象に分析調査を行ってきました。

旅行業界では、このデータを活用することで、測定できるコンバージョン数を平均 8% 増やすことができました。また、携帯電話を起点として、その後別のデバイスで達成されたコンバージョンについては、測定数が 33% 増加しました。そして、ユーザーが携帯電話で航空便やホテルの情報を検索した後、別のデバイスで購入操作を行った場合の売り上げも、広告と適切に結び付けることが可能になりました。

エンターテイメントや小売販売などの他の業種でも、同様の効果が確認されています。 これらの業種では、推定合計コンバージョンを導入することで、測定できるコンバージョン数がそれぞれ 12%、7% 増加しています。

アメリカンアパレル社のマーケティング マネージャーを務めるショーン・シングルトン氏は、次のように話します。

 「オンライン広告への投資が別のデバイスでのコンバージョンに影響していることは理解していましたが、それがどの程度の数字になるのかを把握する方法がありませんでした。新たに 5.3% 多くのコンバージョンを AdWords の推定コンバージョンに関連付けられることがわかってから、クリック 1 回あたりの価値をより正確に算出できるようになりました。また、モバイル広告が引き金になっているコンバージョン数が当初の推定より 16% 多いこともわかったため、モバイルへの投資を強化しました。」

より正確な効果測定に向けて

Google では、広告主の皆様が最適な意思決定を下せるように、サービスの開発に取り組んでいます。今後数か月で、電話での問い合わせ件数や店舗への来店数も推定合計コンバージョンに含まれるようになる予定です。実際、Google 広告を目にしたユーザーが店舗に電話を入れる件数は、1 か月で 4,000 万回以上に上っています。そうしたユーザーの多くは、実店舗の場所を、モバイルから Google で検索しています。

Google では引き続き、新機能の導入に精力的に取り組んで参ります。推定合計コンバージョンについての皆様からご意見も募集しています。


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2013 年上半期の飲食業界検索キーワード動向を発表

12 years 2ヶ月 ago
Posted by キャリア & レストラン担当 シニアインダストリーアナリスト 大木 義昭

Google は本日、国内の 2013 年上半期の飲食業界関連の検索キーワード*動向を発表しました。

本レポートは、2013 年 1 月 1 日から 6 月 30 日までの間の Google の検索エンジンにおける検索ボリュームをもとに作成したものです。

飲食情報をオンラインで検索する率が年々増加するなか、飲食業界関連の検索キーワード*(以下「飲食系ワード」)が 2013 年上半期、どのように検索されたかを通じて、今年前半の飲食業界のトレンドを振り返ります。

主なワード例(一部):
*注:飲食業界関連の検索キーワードとは、Google が「飲食」市場・業種に分類しているキーワードのことです(キーワード例:外食/レストラン、カフェ、チェーンレストラン企業名、内食・中食/レシピ、宅配サービス企業名)


<全体>
  • 飲食系ワードの検索ボリュームは、2008 年以降上昇し続けており、2013 年上半期は、前年同期比 18% 増となりました。
  • 外食系ワードの検索ボリュームは、前年同期比 20% 増、内食・中食系ワードの検索ボリュームは、前年同期比 14% 増となりました。
  • スマートフォンなどのモバイル端末からの飲食系ワードの検索ボリュームは 2010 年から上昇傾向にあり、2013 年上半期は 67% と増加しました。
  • 外食系ワードのモバイル端末からの検索は検索全体の 70%、内食・中食系ワードは 62% を占めるまでに伸長しています。


<飲食系ワードの検索カテゴリーの推移>
  • 外食系ワードで最も検索ボリュームが多かったカテゴリーは「ファーストフード」。また「寿司」関連は、対前年 +32% の伸び率で高い成長を示しました。
  • 内食・中食系ワードでは、「レシピ」の検索ボリュームが多い一方、「宅配・弁当」も +23% と伸び、内訳はピザや弁当などが多く検索されました。


<飲食系ワードランキング>
  • 外食系ワードの検索が伸びるなか、「クックパッド」が 1 位となり、前年比に比べての伸び率も高くなりました。
  • 内食・中食系ワードでは、「ほっともっと」や「ドミノ・ピザ」などの検索が伸びた一方、寿司チェーンの検索が増加傾向となりました。


<飲食系ワードの急上昇ランキング>
  • 急上昇した飲食系ワードの 1 位は「ヘルシアコーヒー」。また安くて美味しいと話題の「いなば タイカレー」も 3 位と急上昇しました。
  • ランキング全体では「パンケーキ」が目立ち、パンケーキを提供する店舗名や「地域 + パンケーキ」という検索で複数ランクインしました。
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AdWords API ワークショップのご案内

12 years 2ヶ月 ago
Posted by Ryuichi Hoshi, AdWords API Team

Ads Developers Relations チームより、AdWords API ワークショップのご案内をいたします。このワークショップでは、AdWords API の更新情報、ベスト プラクティスなどをご紹介したいと思います。
AdWords API の開発者の皆様は、ぜひご参加ください。
  • 日時: 11 月 11 日(月)15:00 - 19:00(日本時間)
  • 場所: Google 株式会社 東京オフィス(六本木ヒルズ森タワー 27 階)
ワークショップでは、以下のトピックについてお話しします。これらの技術的なトピックに加え、AdWords API チームから担当者を迎え、皆様からの API に関する質問にお答えしたいと思います。最後に、Q&A を含めたパネル セッションを開催いたします。

主なトピック:
  • AdWords API の最新情報
  • Feed Service の利用方法
  • AdWords スクリプトの活用
  • OAuth2 の仕組みと導入方法
  • パネル ディスカッション、質疑応答
なお、本イベントは、AdWords API 開発者トークンを既にお持ちの開発者向けとなっております。
各セッションは、コード例や、その他 AdWords API に関する技術的な内容となります。

参加ご希望の方は、こちらのサイトより、ご登録ください。
(応募多数の場合は、抽選となる場合がありますので、ご了承ください)
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確認済み
1 時間 26 分 ago
AdWords blog for Japan.Anonymousnoreply@blogger.comBlogger793125
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