MMDLaboが運営するMMD研究所とTRUSTDOCKが実施した「オンライン上での個人間取引サービスに関する調査」によると、オンライン上での個人間取引サービス利用経験上位は、「フリマ・ネットオークション」「ハンドメイド売買」だった。予備調査は20歳~69歳の男女1万人、期間は2024年2月9日~2月13日。
オンライン上の個人間取引サービス利用経験トップは「フリマ・ネットオークション」
調査対象者にオンライン上での個人間取引サービスの認知~利用状況について聞いたところ、「現在利用している(複数回利用している)」と「過去1~2回利用したことがある」を合わせた利用経験は、「フリマ・ネットオークション」(34.4%)が最多。次いで「ハンドメイド売買」(6.8%)「スキルシェア・クラウドソーシング」(4.9%)だった。
オンライン上での個人間取引サービスの認知~利用状況(n=10000、出典:MMD研究所×TRUSTDOCK)
サービス利用時に重視したこと上位は「価格」「使いやすさ」「取引実績」
「オンライン上での個人間取引サービスを利用したことがある」と回答したユーザーに、サービス利用時に重視したことを聞いたところ、最多は「提示された価格」(43.5%)で、次いで「サービスの使いやすさ」(43.3%)「取引実績」(39.5%)だった。
オンライン上での個人間取引サービスを利用して取引を行う際に重視したこと
(n=3796/複数回答可、出典:MMD研究所×TRUSTDOCK)
サービスでのトラブル経験は22.6%
サービス利用時のトラブル経験について聞いたところ、「トラブルを経験したことがある」が22.6%、「トラブルを経験したことはない」は67.8%だった。
オンライン上での個人間取引サービスを利用した際のトラブル経験
(n=3796、出典:MMD研究所×TRUSTDOCK)
経験したトラブル最多は「商品・サービスに不備・不良があった」
トラブルを経験したことがあるユーザーに、経験したトラブルを聞いた。「商品やサービスに不備・不良があった」が42.6%で最も多く、「取引相手とのやり取りに不満を感じた」が38.0%、「取引相手からクレームや低評価を付けられた」が32.0%で続いた。
オンライン上での個人間取引サービスを利用した際に経験したトラブル
(n=859/複数回答可、出典:MMD研究所×TRUSTDOCK)
取引相手の本人確認状況、約半数が「影響する」。「運転免許証」での実施が最多
オンライン上での個人間取引サービスを現在利用している500人を抽出し、取引相手の本人確認状況が取引に影響するかどうかを聞いた。「影響する」と「やや影響する」を合わせて「影響する」と回答した人は51.2%だった。
オンライン上での個人間取引サービス利用時に取引相手の本人確認状況による取引への影響
(n=500、出典:MMD研究所×TRUSTDOCK)
45.0%が「本人確認を実施」。利用したことがある身分証明書は「運転免許証」がトップ
サービス利用時に本人確認を行ったかどうかを聞いたところ、「行った」が45.0%、「行っていない」が44.2%だった。
オンライン上での個人間取引サービス利用時の本人確認状況(n=500、出典:MMD研究所×TRUSTDOCK)
「本人確認を行った」と回答したユーザーに、本人確認に利用したことのある身分証明書を聞いたところ、トップは「運転免許証」(46.2%)で、次いで「マイナンバーカード」(44.4%)「健康保険証」(10.2%)だった。
オンライン上での個人間取引サービスを利用する際の本人確認に利用したことのある身分証明書
(n=225/複数回答可、出典:MMD研究所×TRUSTDOCK)
調査実施概要
- 調査タイトル:「オンライン上での個人間取引サービスに関する調査」
- 調査方法:インターネット調査
- 調査期間:2024年2月9日~2月13日
- 調査対象:20歳~69歳の男女
- 有効回答:【予備調査】10000人、【本調査】500人
- 設問数:【予備調査】7問、【本調査】5問
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オリジナル記事:「フリマ・ネットオークション」は34%が利用経験あり、「トラブル経験あり」は22.6%
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