アシックスのEC売上は86%増の517億円、EC化率は15.7% | ネットショップ担当者フォーラム

ネットショップ担当者フォーラム - 2021年2月16日(火) 09:00
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アシックスの2020年12月期EC売上高は前期比85.8%増の517億円だった。EC売上高は日本、北米、欧州、中華圏といったグローバルでの合算数値。全社売上高は同13.0%減の3780億円で、EC化率は同8.3ポイント増の15.7%。

EC売上高は前期比239億円増加し、特に北米や欧州で大幅に増えた。北米のEC売上高は同111.9%増、欧州は同133.3%増。日本は同61.2%増、中華圏は同39.8%増だった。

アシックスの2020年12月期EC売上高は前期比85.8%増の517億円アシックスのチャネル別売上高(画像は決算説明会資料からキャプチャ)

カテゴリー別にECの売り上げ状況を見ると、ランニングシューズを展開する「パフォーマンスランニング」では、EC売上高が前期比106%と倍増。ランニングスタイルに応じてユーザーに最適なシューズをレコメンドする「Shoe Finder」、商品紹介ページの拡充などが貢献した。「オニツカタイガー」は全地域において、EC売上高が前年を上回った。

アシックスは、無料のメンバーシッププログラム「OneASICS」、フィットネス・トラッキング・アプリ「ASICS Runkeeper(アシックスランキーパー)」などを軸にランニングエコシステムを構築、スポーツイベントの集客や商品の販売につなげている。「OneASICS」に登録するとアシックスオンラインストアの送料が無料になる。

「OneASICS」では2020年7月、ポイントプログラム制度を導入。アシックスジャパンが運営する店舗で会員が商品を購入すると、対象店舗でポイントが利用できるようにした。

「OneASICS」「ASICS Runkeeper」などを活用、アシックスが進めるランニングエコシステムアシックスが進めるランニングエコシステム(画像は決算説明会資料からキャプチャ)

アシックスはアプリプラットフォーム、ECデータプラットフォームで収集したデータを活用。ECデータは「どんなもの」を「どのように買った」などを分析し、アプリでは「走る速さ」「走る時間」などを分析してECデータと掛け合わせている。それを、アシックスジャパンなど各国の販売会社と共有し、データに基づいたマーケティングを実行している。

「OneASICS」「ASICS Runkeeper」などを活用、アシックスが進めるランニングエコシステム「OneASICS」を通じたオムニチャネル(画像は決算説明会資料からキャプチャ)

コロナ禍で多くのマラソン大会が中止される状況下、2020年12月期は約1190大会のバーチャルマラソン大会で「ASICS Runkeeper」が活用された。主催したバーチャル駅伝レース「ASICS World Ekiden 2020(アシックスワールドエキデン 2020)」では5万6000人の人が参加。世界最大規模のバーチャルレースになったという。

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オリジナル記事:アシックスのEC売上は86%増の517億円、EC化率は15.7%
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石居 岳
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