【2021年ECトレンド予測③】粟飯原理咲さん、安住祐一さん、市橋邦弘さん、河野貴伸さん、森野誠之さんが見るEC業界 | ネットショップ担当者フォーラム

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EC業界の有識者14人による、2020年の振り返りと2021年のECトレンドを予測。第3回は、アイランドの粟飯原理咲さん、ビービーエフの安住祐一さん、フェリシモの市橋邦弘さん、フラクタの河野貴伸さん、運営堂の森野誠之さん

EC業界の有識者14人に、2020年の振り返りと合わせて2021年のECトレンドを予測してもらう企画の3回目は、アイランド 粟飯原理咲さん、ビービーエフ 安住祐一さん、フェリシモ 市橋邦弘さん、フラクタ 河野貴伸さん、運営堂 森野誠之さん。(紹介は50音順)

アイランド 粟飯原理咲さん
粟飯原理咲さんアイランド株式会社 代表取締役/インターネットサービスプロデューサー 粟飯原理咲さん
2020年の印象的なECトピックス

新型コロナウィルスの感染拡大により、外食店やホテル業などさまざまな事業者の方々が苦境に陥ったなか、ECを通じた「応援消費」という購入スタイルが一気に消費者の間に広がったこと。

(弊社が運営する)日本最大級のお取り寄せの情報サイト「おとりよせネット」で2020年6月に実施したユーザー調査では、オンラインショッピングでの購入回数が増えたユーザーのうち43%が、その理由に「ショップの応援・支援」のためと回答。自身が満足するためだけではなく、社会とつながるために買い物をするユーザーが増えている。

2021年、EC業界に期待すること&トレンド予測

2020年は「ステイホーム」の長期化により、これまで利用しなかったジャンルのECを利用するユーザーの裾野が広がった。2021年は、一度「自分が体験して良かったもの」を「ギフトとして人に贈る」ニーズが高まるなど、ギフトECカテゴリの伸長が期待できるのではないだろうか。

また、2020年に定着した「応援消費」の流れでは、企業がSNSなどを通じて自社のビジョンや思いを語り、消費者(生活者)とのコミュニケーションをより大切にしていくことが求められる。

2021年のEC業界の予想を漢字で表すなら?

コロナ禍で生活基盤のオンライン化が劇的に進んだことで、ECがますます生活者にとって身近(普通)になり、生活に欠かせないツールとして広がっていき(普及)、今後変わらない定番になっていく(普遍)。

ビービーエフ 安住祐一さん
安住祐一さん 株式会社ビービーエフ 執行役員 EC事業部 部長 デジタルマーケティング推進担当 情報セキュリティアドミニストレータ 安住祐一さん
2020年の印象的なECトピックス

コロナ禍を経て、経営層が事業継続の観点でも、リアルとECの売り上げや利益のバランスの見直しをするようになった。日本は年齢の高い経営層が大半で、かつ中小企業が多いため、頭でわかっていてもデジタル投資に向き合わなかったのが、コロナ禍で向き合うことになった。時既に遅しの事業も多かったが。

2021年、EC業界に期待すること&トレンド予測

2025年に団塊ジュニア世代が高齢者となり、人口減が続いていくシナリオは随分以前から言われてきた。コロナで変革が早まった。

2021年は大量解雇や倒産が進み、可処分所得の減少や購買の鈍化が起きる。ECやサポート側が、その環境変化に抗っていけるのか、OMO(Online Merges with Offline)も含めた本質的なマーケティングチャネルになっていけるのかが問われる年になると思う。

2021年のEC業界の予想を漢字で表すなら?

2020年は色々な誤魔化しや化けの皮が剥がれた年だった。2021年は、いろいろな物事が変化し、問題の本質に向き合い、明らかになっていく年。ECにとっても。

フェリシモ 市橋邦弘さん
市橋邦弘さん株式会社フェリシモ 新事業開発本部 物流EC支援事業部 部長 市橋邦弘さん
2020年の印象的なECトピックス

新型コロナウィルスの感染対策を行いながらもEC物流を止めずに行ったこと。

2021年、EC業界に期待すること&トレンド予測

(当社においては)変化するお客さまの生活様式を注視し、課題を解決する製品やサービス開発、お届けしていきたい。

2021年のEC業界の予想を漢字で表すなら?

希望をもち、希(まれ)な1年を乗り越える。

フラクタ 河野貴伸さん
河野貴伸さん株式会社フラクタ 代表取締役、Shopify日本公式エバンジェリスト、株式会社Zokei社外CTO、ジャパンEコマースコンサルタント協会講師 河野貴伸さん
2020年の印象的なECトピックス

Shopify。

2021年、EC業界に期待すること&トレンド予測

コモディティ化していく。

2021年のEC業界の予想を漢字で表すなら?

独自性が求められるようになるから。

運営堂 森野誠之さん
森野誠之さん運営堂代表 森野誠之さん
2020年の印象的なECトピックス

やっぱり新型コロナウィルスの影響によるEC(デジタル)シフトで、ECが世の中になくてはならないものになったこと。

今まで使ったことがなかったユーザー、事業者がECを使うようになって、あっという間に世代を超えて使うものになった。スマホ並みに誰でも使っている。それと供にEC周りの新たなサービスがどんどん出てきた。SNSから商品が買えるようにもなり、オフラインとの融合というか雪解けも進んだ。

2021年、EC業界に期待すること&トレンド予測

ECを始める事業者が増えて競合も増えるので、まっとうな競争によるサービスの向上を期待したい。値引き・ポイント、テクニックではない商売の面でがんばる事業者が出てきてほしい。

変化に関してはGAFAM(Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft)、楽天、ソフトバンクなどの大企業が決済・配送など含めて、強烈に囲い込んでくるのでECサイト外での購入が増えてくるかな? と思う。検索結果から買えるとか決済アプリから買えるといった感じで。

2021年のEC業界の予想を漢字で表すなら?

世の中の変化に呼応していち早く動いたところがグンと伸びそう(中小事業者は生き残りそう)なので。

◇◇◇

2021年を予想する一文字は書道家の沖 亜希子(雅号:沖才竹)氏が揮毫(きごう)しました。

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オリジナル記事:【2021年ECトレンド予測③】粟飯原理咲さん、安住祐一さん、市橋邦弘さん、河野貴伸さん、森野誠之さんが見るEC業界
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公文 紫都
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