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Yahoo!が関連検索ワードのスパムフィルターを強化」 からご覧ください。
多くの企業が頭を悩ませていた関連語検索。
ここに意図的に特定ワードを表示させ、自分のサイトに誘導するという方法を行っていたサイトがありましたが、その方法を不正として今回取締りが強化されました。
関連検索に表示させてサイトに誘導する方法としては、
比較的検索クエリ数の多い、普通にSEOを行うと難易度の高い「A」というキーワードをの関連検索に、不正に
「A」+「○○」
というものを関連語で表示させます。
先に「A ○○」という複合語の上位に自社サイトをあげておけば、
関連検索の「A ○○」の部分をクリックしたユーザーが自社サイトに誘導されるという仕組みです。
この「A」というキーワードは、一般名詞で行われることが普通ですが、
昨今では、固有名詞も目立っていました。
特に、「A 倒産」というものが目立ってきており、
一部のウェブサイトがこれらのキーワードから、
Googleアドセンスやアフィリエイトに閲覧者を誘導する手法をとっていました。
倒産の気配がなにもない「A」という企業について
「A 倒産」
という複合語で関連検索を表示させて、
「A」の商品を購入しようとしたユーザーがその表示を見て
「え?本当に?」
と心配になって関連語検索をクリックしたところ、
「A 倒産」を意図的に表示させた者のサイトが1位に表示されているという状態です。
実際は、サイトに入ると
「A であれば倒産の心配なく・・・」
などと安心して購入できる旨を謳い再度購買意欲を高めさせてアフィリエイトの成果を頂くという、
人間の心理をついた手法でした。
実際この手法でかなりの額を手にした人も居たものと思われますが、
今回のYahoo!のフィルター強化で厳しくなっていくものと思われます。
まだ、「固有名詞 倒産」などで上位表示されているものが残っているケースもありますが、
確認したところ徐々に排除されていっている模様です。
関連検索に表示させる方法によって、それが不正かどうかが判断されるわけで、
必ずしもこの方法がすべてアウトなわけではないのですが、
営業成績も問題ない企業で、他のメディアになにも噂が出ていないもの関わらず、
倒産との複合語だけが出現するのは不自然でしょう。
関連検索にこの複合語が出ることで、上場企業なら株価の低下を招くことも考えられますし、
大手企業であれば検索数も多いでしょうから、大きく名誉を毀損されたことになると思います。
法的な解釈は私にはわかりませんが、
最悪、訴えられてもおかしくないのではないかと思うこともあります。。
そういった意味でも、Yahoo!のフィルターがより強化されていくことを強く望みます。
【木村 賢】