セミナーは主に2つの内容で構成されています。
- 主催者セッション:編集部がその時々の業界動向にあわせて企画
- スポンサーセッション:事業者さんやソリューション企業さんによる講演
全17セッションの予定で、EC・小売企業のオムニチャネル事例や売上アップ事例、業界動向やソリューションなどの最新情報が集うイベントです。今回、編集部がおすすめするセッションを紹介します。
全部は紹介しきれないため、この記事では編集部企画の基調講演やパネルセッションを中心にお届けします(全講演の詳細はイベントページで確認ください)。
デジタルシフトを進めるストライプのオムニチャネル戦略
ポイント!
- 「EC化率の向上を追わない」ことを決め、LTV(顧客生涯価値)の最大化をめざすストライプの戦略を披露
- 実店舗の在り方、ECの役割、外部サイトの位置付けなどを通じ、ストライプの「デジタルシフト」戦略を解説
EC化率が2ケタ台に入った2018年。ストライプインターナショナルでは「EC化率の向上を追わない」ことを決定し、LTV(顧客生涯価値)の最大化をめざす方針転換を行いました。
今回、その実現をめざすための「デジタルシフト」「オムニチャネル」戦略を、執行役員 グローバルファッション本部 本部長の佐藤 満氏が解説します。
「メチャカリ」「STRIPE CLUB」「smarby」「ストライプデパートメント」、外部ECサイト出店、実店舗。それぞれどのような考え、戦略でビジネスを展開しているのか。ストライプの戦略・事例を知るチャンスです。
大手EC企業の責任者が語る売上アップ事例
ポイント!
- オイシックス・ラ・大地の売上アップ事例を聞く
- デジタル時代に紙媒体は有効なのか? その実例・効果を知る
- ネットと他のメディアはどのように組み合わせれば効果を最大化できるのか
本トークセッションでは、多くのEC企業が課題を抱えている「リピート客の獲得」「休眠顧客の掘り起こし」について、オイシックス・ラ・大地の事例から解決策のヒントを探っていきます。
デジタルを活用したアプローチから、DM活用までのプロセスから効果までを解説。アプローチ手法などマーケティング事例を披露します。
ポイント!
- 日本参入から6年で売上約100億円に到達したEC事例を知る
- アンカーの販売チャネル戦略を学ぶ
- DtoCビジネスを成功させるための考え方、戦略を知る
Ankerグループの日本法人、アンカー・ジャパンは設立から6年目で、年商100億円超の規模まで急成長しました。今回のセッションでは、その成長過程を披露します。
どのような戦略、どんな考えで顧客を掴み、成長を遂げたのか。成長のドライバーとなった「チャネル戦略」(EC販路から実店舗、プライシングなど)「カスタマーサポート戦略」にフォーカスし、Anker流DtoCビジネスを説明します。
事例満載のパネルディスカッション「カゴメ×アンファー」「ボタニスト×よなよなエール」
ポイント!
- カゴメ、アンファーが実践している売上アップ事例を学ぶ
- 本音で語る、課題解決のためのアプローチ、その施策効果などを知る
カゴメ、アンファーのパネルセッションでは、①CRM施策②顧客ロイヤリティUP施策③LTV向上、リピート施策④チームビルディング――にフォーカスし、両社の取り組みを本音で語り合います。
モデレーターは、ドクターシーラボや協和のEC責任者を歴任した小原田剛氏。実務者、第三者の目線で、カゴメ、アンファーの取り組みに切り込みます。
ポイント!
- 熱狂的ファンを抱える2社のブランディングを学ぶ
- 中小企業でもできるファン作りなどを知る
「ボタニスト」「よなよなエール」には、「ネット発のヒット商品」「ブランディング」「ファン作り」「中小企業」「リアル展開」といった共通点が多い。なぜ2社は中小企業ながら、大企業にも負けないブランド力を獲得できたのか? 「ブランディング」「ファン作り」などの観点から、消費者に支持されるブランド、企業、ECサイト作りのヒントをお届けします。
◇◇◇
駆け足で紹介しましたが、ここの載せたのはほんの一部です。
今回のイベントは、ECサイトを運営している事業者に限定しております。参加者はすべてEC実施企業。横のつながりを強化し、さらなる流通業界の活性化に向けて成長していただく場としても活用してください。
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:ストライプのオムニチャネル戦略、6年で売上約100億円の事例など「ネッ担フォーラム2019春」の見所
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