アマゾンジャパンは、物流代行サービス「フルフィルメント by Amazon (FBA)」の料金体系を2月に改定する。
配送代行手数料を値上げする一方、在庫保管手数料は値下げする。料金改定の理由として人件費や輸送費の変動をあげている。
FBA配送代行手数料は増額
2月21日の出荷分から配送代行手数料のサイズ区分を変更する。
梱包を含む商品の長さ、幅、高さの合計値と、サイズ帯ごとに規定した重量によって「小型」「標準」「大型」に分類する。
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配送代行手数料のサイズ区分(画像は「amazon seller central」からキャプチャ)
新料金は「小型」が252円、「標準」は354~490円、「大型」は565~1569円。また、価格が4万5000円以上の商品に適用されている手数料免除制度を廃止する。
現行の料金体系では「小型」は226円、「標準」は360円で重さが1kg増えるごとに6円加算、「大型」は622~1398円。
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新料金について(画像は「amazon seller central」からキャプチャ)
在庫保管手数料は減額
2月1日在庫分から在庫保管手数料を引き下げる。
在庫保管手数料は現在、「小型」「標準」「大型」が共通で7800円(10~12月は9000円)×サイズ×保管日数で決まる。
新料金体系では、1~9月における「小型」「標準」の在庫保管手数料を現在よりも35%引き下げる。
大型商品の在庫保管手数料は、1~9月は現在より45%引き下げ、10~12月は現在より15%引き下げる。
料金改定の理由についてアマゾンジャパンは、Webサイト上で次のように説明している。
FBAでは、お客様の期待に沿えるように、質の高いサービスと、迅速かつ配送料無料のサービスを提供しております。このサービス品質を今後も高く維持するために、定期的に、保管、フルフィルメント、輸送、カスタマーサービスのコストなど様々な要素を考慮し、手数料の改定を行っております。
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オリジナル記事:アマゾンがFBAの手数料を改定へ。配送代行は増額、在庫保管は減額に
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