AIがモバイル端末の動きから心理分析→最適な情報を配信、ヒマラヤがECサイトで実験 | ネットショップ担当者フォーラム

ネットショップ担当者フォーラム - 2018年9月21日(金) 07:00
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ヒマラヤはこのほど、ECサイトを閲覧するモバイル端末のタッチ操作速度や端末の向き、揺れからAI(人工知能)が顧客の心理を分析し、心理に応じた最適な情報をタイムリーに提供する実証実験を始めた。

対象サイトはヒマラヤの自社ECサイト「ヒマラヤオンラインストア」のアウトドア特集ページ。期間は10月3日まで。

顧客1人ひとりの購買行動や心理に応じた情報提供の有効性を検証し、商品ページの閲覧数向上や満足度の高い顧客体験につながるECサイトの改善施策に役立てるのが目的。

心理分析のAI技術を活用し、商品に対する関心や迷いを推定。関心や迷いの度合いに応じて表示するメッセージを切り替え、顧客の心理をタイムリーに捉えた接客を実現するという。

閲覧ページの遷移データと心理データの相関関係を分析し、購買に至るまでにどのような心理で商品を比較検討するかを把握することが可能。ECサイトにおける顧客満足度向上への施策検討、将来的にはマーケティング戦略への活用についても効果を検証するとしている。

ヒマラヤは、ECサイトを閲覧するモバイル端末のタッチ操作速度や端末の向き、揺れからAI(人工知能)が顧客の心理を分析し、心理に応じた最適な情報をタイムリーに提供する実証実験を開始
顧客の心理を分析するAI技術の適用イメージ
富士通が開発したAI技術を活用

今回の取り組みは富士通が開発したAI技術「FUJITSU Human Centric AI Zinrai」の中核技術「感性メディア処理技術」を活用している。

Webサイト閲覧時のモバイル端末のタッチ操作と端末の動きを基に人の心理を分析するAI技術を使用。ECサイトでの商品に対する顧客の関心や迷いの度合いに合わせてタイムリーに関連情報を提示したり、購入を後押しするようなお買い得情報やクーポンを提供するなど、満足度の高い顧客体験を提供する。

AIを活用した感性検知技術でECサイトの体験価値向上

ヒマラヤと富士通は、閲覧ページの遷移データと心理データの相関関係を分析。顧客がどのような心理で商品を比較検討するかを把握し、ECサイトの改善に活用できるかその有効性を検証するという。

富士通は実証実験を通じて、商品に対する心理分析により、顧客の購買意欲や満足度を高める施策やマーケティングの高度化を可能とするソリューション実現をめざす。

ヒマラヤは総合スポーツ量販として109店舗を全国展開し、ECサイト「ヒマラヤオンラインストア」などEC事業にも注力。富士通のECサイト構築ソリューション「FUJITSU Business Application SNAPEC-EX(スナップイーシー イーエックス)」を導入し、ECの仕組みをベースにした店頭注文システムも構築している。

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オリジナル記事:AIがモバイル端末の動きから心理分析→最適な情報を配信、ヒマラヤがECサイトで実験
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瀧川 正実
ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販・ECに関する業界新聞の編集記者、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、現在に至る。EC業界に関わること約13年。日々勉強中。

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