アリババが始めたファッション+AIの実店舗、最新テクノロジーを活用した3つの特徴 | ネットショップ担当者フォーラム

ネットショップ担当者フォーラム - 2018年7月10日(火) 09:00
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中国EC大手のアリババグループは7月4日、ユーザーデータを基に最適な商品を提案するアパレル販売店「Fashion AI コンセプトストア」を香港理工大学キャンパス内にオープンした。

店内にタッチパネル式のデジタルサイネージを配置し、手に取った商品の関連情報を表示するほか、ECサイトでの購入履歴やユーザー属性、商品ごとの販売データなどを活用してコーディネートを提案する。

アリババグループは7月4日、ユーザーデータを基に最適な商品を提案するアパレル販売店「Fashion AI コンセプトストア」を香港理工大学キャンパス内にオープン
「Fashion AI コンセプトストア」の外観(画像はアリババの動画からキャプチャ)

「Fashion AI コンセプトストア」には3つの特徴がある。

  1. センサー機能搭載の「スマートハンガー」を使用しており、店内で服を手に取ると、商品の関連情報や最適なコーディネートをスマートスクリーン(デジタルサイネージ)に表示する。
  2. スマートスクリーンを通じて商品をオンラインのカートに入れると、店内システムを通じて情報を受け取った店員が該当商品を試着室に運ぶ。試着した服のサイズや色を変更したいときは、試着室内のスマートスクリーンから別の商品をオーダーすると店員が新しい商品を持ってくる。
  3. アリババのECプラットフォームでの購買履歴と連動し、過去に購入した商品と組み合わせたコーディネートも提案する。
アリババが公開した「Fashion AI コンセプトストア」

アパレルブランド「GUESS」と提携しており、今回オープンした「Fashion AI コンセプトストア」で展開する商品は、すべて「GUESS」の商品。

「Fashion AI コンセプトストア」は、アルゴリズムによってファッションを解析するソリューション「Fashion AI」を活用している。ユーザーは「Fashion AI」とタオバオのIDを連携することで利用できる。

アリババグループは今後、「試着率は高いものの購買率が低い商品」「よく手に取られる商品」「他の商品と合わせて購入される割合が高い商品」など、商品ごとのデータ管理を支援するという。

また、「Fashion AI コンセプトストア」で取得したデータの一部をファッション業界や大学機関、小売業界に向けて公開することで、ファッション業界全体におけるテクノロジーの普及に努めるとしている。

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オリジナル記事:アリババが始めたファッション+AIの実店舗、最新テクノロジーを活用した3つの特徴
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渡部 和章
ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

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