検索エンジン積み重なる変化にも目を向けるべき | CyberAgent SEO Information

CyberAgent SEO Information - 2010年1月28日(木) 16:00
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直近で起こったYahoo!のインデックスアップデートのように、
大きな変動が起こったときには、
必ず
「どんな変化が起こった?」
「何を意図してこの変更が起こった?」
と、調査をしたり仮説を立てたりします。

インデックスアップデートやアルゴリズム変更は、SEOをやる上で、それはもう多大なる影響を受けるものでSEO事業者にしても、アフィリエイターでも、様々なサイトのウェブマスターでも、それはそれは気になるものだと思います。
それによって、売上が一気に変わってしまうこともありますし、
中には事業自体の方向性や存続に関わる場合もあるでしょう。
なので、当然インデックスアップデートやアルゴリズム変更には注意を払わないといけないのですが、それだけにとらわれていると日々の変化を見逃すことにも通じないだろうかとふと思うことがあります。

検索エンジン、特にGoogleは微小変更は毎日のように繰り返しているといわれます。
キーワードにもよりますが、多くのキーワードで10位以内のランキングは多少入れ替わっています。
時にはインデックスアップデートがなかったのに突然上位に来るサイトがあったり、
逆に消えていくサイトがあります。
Googleが自ら発表するインデックスアップデートの類のほかにも、
常時インデックスは微妙に変わっていて、アルゴリズムだってどのように変えられているか分かりません。
もちろん大きな変化があれば、
それが目に見えて分かるわけで、
Googleもそれを発表してくるわけですが、
小さな変化の積み重ねが気付いてみたら大きな変化になっていたというのはあり得ない話ではないように思います。
実際にデータを取ってみると、5日間とか10日間、30日間で、
その変動を指数化してみると意外にばらつきが多いことが分かりました。
検索エンジンの目指すべき方向に向かって改良がなされるとき、多くはインデックスアップデートとして、
大規模な変化が起こるのでしょうが、中には徐々に徐々に改良していく部分があって、
時間が経ってみると変化が見てとれたということは実際には起こっているのではないかと思います。
もちろん、そういうものよりも、目に見えるインデックスアップデートやアルゴリズム変更などのインパクトのほうが強いのでしょうが、
検索エンジン側も、改良の仕方というかアップデートの仕方を変えてきて、こちらが主流になったとしたら、またいろいろなことが変わってくるんだろうなあと思います。

検索エンジン、SEOにおいても、木を見て森を見ずにならないように注意したいものです。

【木村 賢】
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