CINCが「Keywordmap」で「Google AI Overviews」の分析機能を開発開始、7月追加

生成AI時代の検索環境に対応した支援の一環、参照元URLを可視化して特徴を分析・抽出

マーケティングソリューション事業のCINC(シンク)は、「Google検索」で検索クエリにAIが回答を自動生成して検索結果の上部に表示する「AI Overviews」に関する表示状況や参照元URLを可視化する機能を開発し、CINCのWebマーケティング調査・分析ツール「Keywordmap(キーワードマップ)」で7月中に提供すると6月27日に発表した。生成AI時代の検索環境の変化や、自然検索でのクリック率(CTR)低下に対応する。

新機能のリリースは2025年7月中を予定

新機能はAI Overviewsの表示有無や回答内容、参照URLなどの情報をCSV形式で一括取得する。①特定のキーワードにおいてAI Overviewsが表示されているかどうか、②AI Overviewsによる自動生成回答の具体的な内容、③AI Overviewsが回答を生成する際に参照したURL(情報源)の一覧を取得し、マーケティング・SEO(検索エンジン最適化)担当はAI Overviewsにおける自社サイトや競合サイトの扱われ方を把握・比較できるようになる。

CINCは、既にGEO(Generative Engine Optimization:生成AI検索最適化)や、LLMO(Large Language Model Optimization:大規模言語モデル最適化)領域に特化したコンサルティングサービスの提供と、GEO支援の社内ツールの開発を進めている。今回のKeywordmapの新機能開発も生成AI時代の検索環境への対応の一環で、AIに参照されやすい内容や特徴を分析・抽出してGEO施策を改善できるようになる。

用語集
AI Overviews / CTR / GEO / LLMO / SEO / URL / クエリ / クリック率 / 検索エンジン / 自然検索
この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

行動ターゲティング
ネット広告の種類の1つ。 ユーザーごとに、そのユーザーがネット上でどんなサ ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]