マーケティング・プロモーションにもっとダジャレを!笑いを! | ネットPR.JP

ネットPR.JP - 2013年6月18日(火) 18:26
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わたくし四家正紀は、実はことあるごとにマーケティング・プロモーションにおけるダジャレの有用性について、声高に主張して参りました。

現在ネットの中に残っているものとして、まずユニークアイディ前田邦弘氏との対談

「おそれいりこだし」をただの駄洒落じゃないかという人は、日本語の話し言葉の中で駄洒落がどれだけ大切なものかわかっていないと思います。これだけ同音異義語が多い言語において駄洒落は素晴らしい武器なんです。だから広告コピーも駄洒落だらけ。
くだらない、けと実はセンスのある駄洒落に笑うなかで企業と生活者、生活者と生活者の心はもっと近くなる。そこから始まるんです。 2010-10-02 03:12:40 +0900

Dialog:2020年:ソーシャルテクノロジーをめぐる対話(四家正紀×前田邦宏) – Thinktionary


今年1月 ソーシャルメディアサミット 2013 パネルディスカッション

また、奥平氏が担当するアクエリアスのTwitterアカウントで、クリスマスに『メリーアクエリアス』というフレーズを投稿したら、想定以上の反響があったとのエピソードについて、四家氏は「だじゃれとソーシャルメディアは相性がいい」との持論を披露した。四家氏はTwitterの企業活用が進んだきっかけをカトキチ(現テーブルマーク)の「おそれいりこだし」にあるとし、「英語に比べて同音異義語の多い日本語ではだじゃれが重要。日本国民はだじゃれなしには生きていけない」と語った。

「ソーシャルメディアサミット 2013」レポート:「会話戦略の視点」で読み解くソーシャルメディアプロモーション、キーワードは“意外性” – ITmedia マーケティング



しかし、こうして「ダジャレの大切さ」を主張するたびに、なぜか嘲笑を浴びてきた気がします。

パネルディスカッションの時なんか、徳力さんにあからさまに話遮られたし(ま、脱線しているのでしょうがないですが)。

しかしそんな中でも、マーケティング・プロモーションの中で、語呂合わせ・ダジャレは今日も当たり前のように使われ続けています。

そしてついに、ダジャレそのものを前面に出したWebプロモーション企画がスタートしました。

スコット社長が、日本語の勉強をする中で出会い感銘を受けたという「ダジャレ」を、毎日1ネタ披露する。社内では当初、社長がダジャレを連発することに戸惑ったが、次第に全体の雰囲気が明るくなり、コミュニケーションが活発になったという。

謎企画:ドミノ・ピザ社長が自慢のダジャレを披露するサイト公開 毎日更新するもよう – ねとらぼ


ああ、感無量。素敵でございます。社長自らダジャレ。
何より、ダジャレをFacebook・Twitterのようなソーシャルメディアで、消費者と直接的に交流するためのツールとして使っているのが素晴らしい。スコット社長の日本文化への傾倒ぶりが伝わってまいります。

何もダジャレに限りません。ソーシャルメディアにおいては「気の利いた、笑えること」は強力なパワーを持ちえます。
先日発表になったこちらの新しいMac Pro。

macproApple – Mac Pro

なかなか印象的なフォルムですよね。

ここでアマゾンのフェイスブックページは、間髪入れずにこちらの記事を出してきます。

amazonタイムラインの写真


ぶははは、受けますね。

これを受けて、レビューが投稿されます。

インターネットには、モノごとを目ではなく頭を通して見る人が多いです。本当は実物を触ったことすらない人たちが立てるウワサや、スペックシートの比較だけで、モノの価値を決めるなんて実はかなり「どうかしている」発想です。 中にはスティーブ・ジョブズ氏がゴミ箱に反対していたから、という話が一人歩きして「ジョブズだったら、こんな製品は出さなかった」と主張する“にわかジョブズ評論家”も多いですが、そもそも二重三重にジョブズ関係ありません。

(中略)

そしてNew TUBELORが作り出したたった1つの“魔法”。それは「直感的にゴミが捨てられる」という魔法です。 例えばあなたが鼻をかんだとして、手に残るティッシュペーパーをどうすればよいでしょうか。これはこれまで多くのデスクワーカーを悩ませてきた疑問です。しかしNew TUBELORをデスク脇に置いたなら、「ティッシュペーパーを丸め、ゴミ箱に放り込む」という説明書いらずの操作でティッシュペーパーを処理することができるのです。 New TUBELORはまさにプロフェッショナルクリエイター向けのゴミ箱。メモ用紙に書いた全てのアイディアを丸々飲み込みます(そのまま処理場に行きますが)。 New TUBELORはゴミ箱にできることのすべてを。何一つ省かずに小さくしています。

総合的に見て、この製品は文句なしにゴミ箱です。

Amazon.co.jp: カスタマーレビュー: ideaco New TUBELOR ゴミ箱 ブラック

そりゃ文句なしにゴミ箱でしょう。Mac Proに形が似ているだけでゴミ箱なんたから

面白いです。

有用だろうが下らなかろうが、双方向に盛り上がる、これこそ「会話」です。

先日のアドテック九州でも、Facebook・Doug Stotland(ダグ・ストットランド)氏による基調講演のテーマタイトルは「会話からコンバージョンまで」でした。

ネットによる企業と生活者のコミュニケーションを考えるためには、会話を活性化させる「ダジャレ」「笑い」について、我々はますます重視していかないといけないのではないか。

真面目に、そう考えています。

で、ニュースリリースはどうかというと。

ニュースリリースは「ファクト」を「客観視点」で記述することが求められますので、ダジャレを持ち込むことはかなり難しいです。しかし上記のドミノピザキャンペーンのような企画が実施されるのであれば、これを「紹介する」形で「ダジャレをリリースに持ち込む」ことは可能です。

たとえば、

株式会社ニューズ・ツー・ユー(東京都千代田区、代表取締役社長:神原弥奈子)が運営するニュースリリースポータルサイト「News2u.net」のニュースリリース累積掲載本数が、間もなく100,000本となります。 それを記念して、100,000本目に該当するニュースリリースを配信いただいた会員企業様に、100,000本にちなんで「うまい!うますぎる十万石まんじゅう10個入りを10箱」をプレゼントするキャンペーンを実施します。

100000

ニュースリリース掲載100,000本達成記念!「10万本目配信の企業様に十万石まんじゅう10個入り10箱プレゼント」キャンペーンを実施|株式会社ニューズ・ツー・ユーのニュースリリース

え、10万本リリースに「十万石まんじゅう」じゃ、ちなんでいるだけでダジャレじゃないだろうって?

はっはっは、よく見てください。賞品は10個入りのまんじゅうなのです。つまりジュウマンです。

…はい、大変失礼いたしましたっ!

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