アクセス解析でユニークユーザーの追跡がしにくくなる傾向に [週刊IFWA 2012/6/25] | Insight for WebAnalytics

Insight for WebAnalytics - 2012年7月9日(月) 07:52
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■ アクセス解析でユニークユーザーの追跡がしにくくなる傾向に

先週見かけた記事で思ったのは、タイトルの通りでウェブサイトの行動データを取得する場合に、ユニークの計測が少々やっかいになってきているなということです。

例えば、アクセスするデバイスの多様化。端的に言えば、スマートフォン、タブレット、パソコンなどを使い分けるケースです。ユニーク性が分散されてしまうという問題。

もう一つはブラウザなどの標準設定の変化。こちらは気をつけておかないと、いつの間にか3rdパーティ・クッキーは標準で拒否になっているブラウザの割合が増えてきているという背景があるのに、そういう外部要因の変化だと気がつかないなんてことも起こり得ます。

どっぷり業界に浸かっている僕らですら、そもそも論のところで非常に単純な原因があることを見過ごしてしまうこともあります。

ある記事を読んで「そんなの知っているよ」という感じだったのですが、別のもう一つの記事も見て、「そうだった、そうだった」ということで、自戒の意味も込めて書いてみました。

データを扱う人間としては、プライバシーの問題など、様々な事情で前提条件が変化していくのは仕方ありません。どうせみんな同じ条件なのですから、その条件下でどのように最大限活用するかということでよいと思っています。
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