世界・国内主要企業サイトの常時SSL対応が5割に
世界・国内ともに主要企業サイトの常時SSL対応率が5割となったものの、世界ではhttps完全対応率が3割を超すが、国内では1割程度に留まる。
2017/8/23 9:55 調査/リサーチ/統計 | 調査データ
※この記事は読者によって投稿されたユーザー投稿です:
- 編集部の見解や意向と異なる内容の場合があります
- 編集部は内容について正確性を保証できません
- 画像が表示されない場合、編集部では対応できません
- 内容の追加・修正も編集部では対応できません
世界・国内主要企業 常時SSL対応調査 2017年8月版
前回(2016年5月)に続き、常時SSL対応について、世界および国内の主要企業サイトを対象に調査しました。
すでにGoogle Chrome等でhttpsでないページに警告が表示されており、今後さらに警告の対象が拡大されるため、企業としてhttpsへの完全対応が必須となっています。
常時SSL対応調査結果のポイント
- 世界と国内で、常時SSL対応率に差は無い。
- 世界ではhttps完全対応率が3割を超すが、国内では1割程度で非常に低い。
- 欧米ではhttps完全対応率が非常に高く、アジアでは極端に低い。
- ドイツ、オランダではhttps完全対応率が7割と非常に高い。
世界主要企業サイト 常時SSL対応状況(前回調査との比較)
国内主要企業サイト 常時SSL対応状況(前回調査との比較)
世界主要企業サイトの地域別 常時SSL対応状況(2017年8月)
世界主要企業サイトの国別 常時SSL対応状況(2017年8月/対象企業が10社以上ある国)
常時SSLとは
入力フォーム、ログインページ、決済ページ等だけではなく、Webサイトの全てのページをSSLで暗号化するセキュリティ手法。Webサイトの安全性・信頼性の向上や、SEO・アクセス解析等マーケティング面での優位性から主要Webサイトでの導入が増加している。
- 世界主要企業サイト/国内主要企業サイト 常時SSL対応調査 2017年8月版
- 調査内容:フォーチュン(FORTUNE)「GLOBAL500」2016年版に掲載された企業および日経225に選定されている企業の公式サイトの常時SSL対応状況
- 調査方法:PCによる目視調査
- 調査期間:2017年8月8日~2017年8月10日
- 調査対象サイト数:世界主要企業 500サイト/国内主要企業 225サイト
世界主要企業サイト/国内主要企業サイト 常時SSL対応調査 2017年8月版は、以下のサイトで公開しています。
https://at21.jp/web/topic/topic27.html
前回の世界主要企業サイト/国内主要企業サイト 常時SSL対応調査
https://at21.jp/web/topic/topic24.html
株式会社あとらす二十一
ソーシャルもやってます!