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2015年5月の前回調査に続き世界企業番付「GLOBAL500」2015年版(米経済誌フォーチュン)に掲載された500社の企業サイトを、当社が独自に調査しました。その結果、マルチデバイス対応サイトは前回調査から約1.2倍に増加し、その内レスポンシブデザインが約1.5倍に増加した一方で、スマートフォン専用サイトは約2割の減少となりました。前回調査以降、レスポンシブデザインを採用する企業が急速に増加したことがわかりました。 p>
世界主要企業サイトのマルチデバイス対応状況 h3>
世界主要企業サイトのマルチデバイス対応状況と対応方法(過去調査との比較) h3>
レスポンシブデザインは、2013年11月から連続して増加し、2015年5月からさらに増加率が高まった。 p>
過去調査との比較グラフ
世界主要企業サイトの地域別マルチデバイス対応状況と対応方法内訳 h3>
アジア、中南米では、約半数の企業サイトがマルチデバイスに対応している。
欧州、北米でレスポンシブデザインが7割を超えた。さらにアジアでもレスポンシブデザインが著しく増加し、欧州、北米と同様にスマートフォン専用サイトを逆転した。一方で、スマートフォン専用対応が大きく減少しており、欧州、北米では内訳が3割を切っている。 p>
世界主要企業サイトの国別マルチデバイス対応状況と対応方法内訳(対象企業が10社以上ある国) h3>
オランダ、スイス、フランス、アメリカ、ドイツではマルチデバイス対応率が8割を超えた。
オランダ、イギリス、スイスでレスポンジブデザインの割合が特に高く、内訳は8割を超えている。
中国、フランスを除きスマートフォン専用サイトは横ばいか減少しているが、中国、韓国では前回同様、スマートフォン専用サイトの割合が比較的高く、過半数を超えている。 p>
世界主要企業サイトの業界別マルチデバイス対応状況と対応方法内訳 h3>
13業界中10業界でマルチデバイス対応が増加、特に運輸/医薬が著しく増加した。マルチデバイス対応率が比較的低いエネルギー、化学素材、機械も前回からは増加しており、今後他業界同様に7割を超すことが予想される。
レスポンシブデザインは、ランキング企業が減った複合企業、食品以外の業界で増加、特に自動車の増加率が高い。医薬は全ランキング企業がレスポンシブデザインを採用している。
スマートフォン専用サイトは13業界中9業界(前回は5業界)で減少しており、内訳で5割を超す運輸、食品を除き、ほとんどの業界でレスポンシブデザインへのシフトが一層強まったことが伺える。 p>
- 世界主要企業マルチデバイス対応調査2016年4月版 dt>
- 調査内容:フォーチュン(FORTUNE) 「GLOBAL500」2015年版に掲載された企業の公式サイトのレスポンシブ/スマートフォン対応状況 dd>
- 調査方法:PC/スマートフォンによる目視調査
- 調査期間:2016年4月12日~4月15日 dd>
- 調査対象サイト数:500サイト dd>
世界主要企業マルチデバイス対応調査2016年4月版の詳細データは、以下のサイトで公開しています。 em>
http://at21.jp/web/topic/topic22.html
株式会社あとらす二十一
http://at21.jp/
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