- 編集部の見解や意向と異なる内容の場合があります
- 編集部は内容について正確性を保証できません
- 画像が表示されない場合、編集部では対応できません
- 内容の追加・修正も編集部では対応できません
インターネットのめまぐるしい普及と多彩なツールによって、様々な人々が売り手としてECサイトを開くようになりました。その数は実店舗の数をゆうに超えてネット内に存在しています。しかし、それだけの多くのショップがあるということは競争もまた激化しているのです。今や他のところから仕入れた商品を単に売っているだけでは、大きな利益は上がりにくくなっているのが現状です。
そんな中でも、着実に大きな収益を上げているネットショップがあるのも事実です。他のネットショップとの違いは一体何なのでしょうか。今回は、ECで成功するための条件として大切な2つのポイントをご紹介します。この2つのポイントをどちらかだけでもやると今までより現状は変わり、両方実行するとあなたのネットショップは今後も生き残り、大きな収益を上げることになるはずです。
①オリジナル商品を作り、ショップに"ブランド力"をつける
他店と同じ商品を取り扱っていた場合、買い手は「どちらの販売価格が安いのか」というところでしか判断しなくなります。それでは、様々なコストを下げて販売価格を抑える続けるという"他社との大きな差別化を図ることが出来ない消耗戦"になってしまいます。そういった戦いに心血を注ぐのではなく、その力を自社のオリジナル商品を作ることに向けましょう。当然のことですが、他店では取り扱っていない独自の商品が販売できるようになれば、その店で買わざるを得なくなるので、いわゆる他店との価格競争に巻き込まれる心配はありません。
しかし、オリジナル商品を作って販売するだけで、いきなり大きな収益に繋がるというわけではありません。オリジナル商品はこれまで扱ってきた商品と比べ、知名度が圧倒的にないためにかなり売れにくいのです。たとえ、たくさんの人が日々来店しているECサイトでさえも結果は同じです。よほど中身が独創的で、その商品が売り手市場としっかりマッチしていないと簡単には売れてくれません。つまり、オリジナル商品を作るだけでなく、自社のネットショップでしか買えない「特別な理由」のある商品でなければ、たくさん選択肢がある買い手からは一向に食いつきがないのです。まずはオリジナル商品のコンセプトを明確に把握し、それに沿ったプロモーションやアピールを行うこと、そして何より"焦らずじっくりと結果が出るのを待つ"ことが大切です。
ただし、こうして「売れ筋」になった商品は他社でも扱っている商品とは比べ物にならないくらいの売上と利益をもたらしてくれることになります。ECで収益を上げていくうえで、こうしたオリジナル商品をヒットさせる取り組みは欠かせないものだと思います。
②実店舗を運営する
オリジナル商品と共にECを運営する上で今後、必須になってくるとかんがえられるものが「実店舗」です。実店舗には相当のコストがかかりますし、実店舗に投資するほどの余力がないからこそECに取り組んでいるんだという方もおおいことは承知しています。
が、これからのECにとって下記4つの理由で実店舗の存在は欠かせないものになってくると思います。
理由1.自然に顧客認知を獲得することができる
街の外れや奥地にない限り、実店舗の前には必ず"人通り"があります。ネットショップは、買い手から探されない限りは"存在が無いもの"と同じです。実店舗の看板やポップ、あるいは実店舗の店構えを実際に目で見ることで、それまで自分たちのブランドの存在すら知らなかった人に認知してもらうことができます。また、ネットショップは無限に増えていきますが、買い手の数と実店舗の数は有限なのです。潜在的な顧客の割合を増やすためのコストはこれからもどんどん高騰していきます。
理由2.フェイス・トゥ・フェイスで買い手と接することができる
アンケートなどの実施でショップの側から顧客への接触を求めることは可能ですが、顧客の全員としっかりコミュニケーションを図ることができるわけではありません。また、その多くは顧客からアクションによって起こるのです。それに比べ実店舗では、来店した全てのお客様に直接的なコミュニケーションを図ることができるのです。接客という形だけではなく、商品の会計時には少なからずではありますがコミュニケーションはできます。また、購入に至らなかった来店者に関しても「一体どんなお客様なのか」とその様子が目で見ることができます。そうすると「なぜ買ったか」「なぜ買わなかったか」などの意見を聞くことができるチャンスも当然増えるはずです。データの取得に関しては圧倒的にネットが有利ですが、顧客に対する詳細情報の取得はリアルなコミュニケーションが有利なのです。
残りの理由はこちらをご覧ください↓
https://www.marketingbank.jp/special/cat07/266.php
※制作協力; ECマーケティング人財育成
ソーシャルもやってます!