Winning Horse Club ブロックチェーン技術を用いた世界初「一口馬主システム」の発表
Winning Horse Club Ltd
Winning Horse Club (www.winninghorseclub.com)は、2019年12月取引開始を目指した世界初馬主所有権システム(以下、一口馬主クラブシステム)を日中共同プロジェクトとして発表しました。当プロジェクトにおける馬主や取引に関連するあらゆる情報はブロックチェーン技術により管理・保護される仕組みとなっており、多くの注目が寄せられています。
中国の競馬市場
2018年4月に習近平国家首席は中国における競馬事業について重大発表を行いました。
1. 中国の海南省で世界一の競馬場を建設し、サラブレッド系レースを2019年からテスト開催する。同時に、地域限定で中国史上初の馬券システムを開発し、テスト販売を行う。
2. 海南省をスポーツギャンブル特区として設立し、関税などの優遇政策にて普及を促進する。
南シナ海に浮かぶ「中国のハワイ」こと海南島で現在、「国際リゾート建設」が進んでいます。中国本土ではご法度であった競馬解禁に対し、業界関係者含む競馬ファンの熱気と期待は高まりを見せています。
昨年の競馬解禁の発表を受け、広州にわずか8ヵ月で巨大な競馬場とトレーニングセンターが建設されました。
次に、中国の競馬市場の潜在ニーズについて言及していきますが、その前に日本の競馬市場について簡単に触れていきたいと思います。
日本は世界的に見ても競馬大国として位置付けられています。
G1レース、ジャパンカップでは約10万人の競馬ファンが会場に訪れ、わずか1レースでの掛け金は総額約200億円にもなります。(※これまでの最高売り上げは1996年に開催された有馬記念です。1レースのみの掛け金総額は875億円です。)
その後2016年の法改正により、海外G1レースの馬券も購入できるようになり、競馬人口も少しずつ増えるきっかけになりました。
ここで中国市場にフォーカスしていきます。
中国はこれまで競馬事業に関して、解禁と禁止が繰り返し行われてきた歴史があります。
「2017年中国馬術行業発展状況調査報告」という資料によれば、中国の馬術クラブ数は1452カ所、競走馬数6万984頭、競争や馬術活動のできる施設は200カ所も存在します。
変転を繰り返した現代中国競馬は、英米や日本のように定期開催の体制はまだ整っていません。
今回の、習近平国家主席の意向は「海南島」で競馬事業を強力に進めていこうというものです。
海南島は今年の春節にも大きな話題となり、リゾート地としての人気は非常に高く、中国の多くの富裕層もこの地を訪れます。
解禁される数年前は、富裕層の競馬ファンによる出資で世界中の名馬と騎手が招聘され、競馬の私用レースが開催されるほどです。
リゾート地「海南省」での競馬場整備が完了したのち、中国国内の多くの競馬ファンや世界中から訪れる観光客の招致で中国の競馬市場の期待が寄せられるのもご理解頂けるかと思います。
中国の人口は日本のおよそ11倍であることを考えてもそのポテンシャルは計り知れないものであると言えます。
プロジェクトのコンセプト
1. 競走馬所有権取引プラットフォーム
中国、インド、ほか東南アジア諸国の未だ競馬が展開されていない国の人々も馬主として当プロジェクトに参加することができます。また、日本の競馬ファンも海外馬の馬主になることも可能となり、これまでの競馬娯楽の選択肢が広がります。
2. ブロックチェーン「一口馬主クラブ」システム
ブロックチェーン技術を応用することで、ハードルの高い「馬主」資格を分割し、全世界の人が共有することが可能になります。さらに、競馬ビジネスエコシステムとして、競走馬の生産・育成・売買・馬券など一連のビジネスを集約します。細分化された競走馬所有権を取引する、P2P型の二次流通プラットフォームを立ち上げます。ERC-20をベースとしたスマートコントラクトにより、取引の自動化管理がされます。
3. 配当制度と価格システム
競走馬の出走成績に応じ、賞金を配当として所有権を保有する馬主オーナーに配分します。各競走馬の成績に従って、所有権の価格が変化します。
他にも、一口馬主システムのプラットフォームには、専用アプリを通じ以下のコンテンツを利用することができます。
収益モデル
Winning Horse Clubは競馬に関する一連のサービスを提供することにより、安定的な収益モデルを実現します。
1. 賞金収入
クラブが所有する競走馬がレースに参加し、賞金を得た場合、その5%はクラブの収入になります。
2. 取引手数料
会員は自身で所有している一口馬主権を当プラットフォームで自由に売買することができます。競走馬のそれまでの成績や年齢の変化に伴ってその馬主権の価値も変動します。また競走馬は血統がとても重要視されますので、有名馬の血を引き継ぐ競走馬への取引注文が殺到することが予想されます。
プラットフォーム上での取引では、毎回の取引金額に応じて手数料が発生します。
3. 管理費
各会員は一口馬主として競走馬に出資する際に、その内の15%が管理費用(運営費)として計上されます。月2回出資会員に競走馬の最新映像や写真提供がなされ、直近の競走馬のコンディションを世界中どこにいても確認することが出来ます。
4. 広告収入
各国レースの海外放送権を得て、会員向けのオリジナルプログラムを配信します。
さらに今後は、スポンサー募集を行なっていく予定です。
ロードマップ
「一口馬主クラブ」は今後、以下のスケジュールでプロジェクトを進行していく予定となっています。
また、「競馬ブロックチェーン協会」を設立することを計画しています。競馬とブロックチェーンはそれぞれで国境を越えた世界共通のものです。中国をはじめ、東南アジア、欧米、豪州などの国々とブロックチェーンを使った一口馬主クラブシステムの普及促進を目的としています。
中国市場における競馬事業の解禁は、世界中の競馬ファンにとって大きな出来事になるでしょう。それに伴い、この一口馬主プロジェクトによって世界中の人々が馬主になることができ、馬主として競馬に参加できるようになる非常に画期的なプロジェクトとなっています。この機会に馬主になってみてはいかがでしょうか。
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Winning Horse Club (www.winninghorseclub.com)は、2019年12月取引開始を目指した世界初馬主所有権システム(以下、一口馬主クラブシステム)を日中共同プロジェクトとして発表しました。当プロジェクトにおける馬主や取引に関連するあらゆる情報はブロックチェーン技術により管理・保護される仕組みとなっており、多くの注目が寄せられています。
中国の競馬市場
2018年4月に習近平国家首席は中国における競馬事業について重大発表を行いました。
1. 中国の海南省で世界一の競馬場を建設し、サラブレッド系レースを2019年からテスト開催する。同時に、地域限定で中国史上初の馬券システムを開発し、テスト販売を行う。
2. 海南省をスポーツギャンブル特区として設立し、関税などの優遇政策にて普及を促進する。
南シナ海に浮かぶ「中国のハワイ」こと海南島で現在、「国際リゾート建設」が進んでいます。中国本土ではご法度であった競馬解禁に対し、業界関係者含む競馬ファンの熱気と期待は高まりを見せています。
昨年の競馬解禁の発表を受け、広州にわずか8ヵ月で巨大な競馬場とトレーニングセンターが建設されました。
次に、中国の競馬市場の潜在ニーズについて言及していきますが、その前に日本の競馬市場について簡単に触れていきたいと思います。
日本は世界的に見ても競馬大国として位置付けられています。
G1レース、ジャパンカップでは約10万人の競馬ファンが会場に訪れ、わずか1レースでの掛け金は総額約200億円にもなります。(※これまでの最高売り上げは1996年に開催された有馬記念です。1レースのみの掛け金総額は875億円です。)
その後2016年の法改正により、海外G1レースの馬券も購入できるようになり、競馬人口も少しずつ増えるきっかけになりました。
ここで中国市場にフォーカスしていきます。
中国はこれまで競馬事業に関して、解禁と禁止が繰り返し行われてきた歴史があります。
「2017年中国馬術行業発展状況調査報告」という資料によれば、中国の馬術クラブ数は1452カ所、競走馬数6万984頭、競争や馬術活動のできる施設は200カ所も存在します。
変転を繰り返した現代中国競馬は、英米や日本のように定期開催の体制はまだ整っていません。
今回の、習近平国家主席の意向は「海南島」で競馬事業を強力に進めていこうというものです。
海南島は今年の春節にも大きな話題となり、リゾート地としての人気は非常に高く、中国の多くの富裕層もこの地を訪れます。
解禁される数年前は、富裕層の競馬ファンによる出資で世界中の名馬と騎手が招聘され、競馬の私用レースが開催されるほどです。
リゾート地「海南省」での競馬場整備が完了したのち、中国国内の多くの競馬ファンや世界中から訪れる観光客の招致で中国の競馬市場の期待が寄せられるのもご理解頂けるかと思います。
中国の人口は日本のおよそ11倍であることを考えてもそのポテンシャルは計り知れないものであると言えます。
プロジェクトのコンセプト
1. 競走馬所有権取引プラットフォーム
中国、インド、ほか東南アジア諸国の未だ競馬が展開されていない国の人々も馬主として当プロジェクトに参加することができます。また、日本の競馬ファンも海外馬の馬主になることも可能となり、これまでの競馬娯楽の選択肢が広がります。
2. ブロックチェーン「一口馬主クラブ」システム
ブロックチェーン技術を応用することで、ハードルの高い「馬主」資格を分割し、全世界の人が共有することが可能になります。さらに、競馬ビジネスエコシステムとして、競走馬の生産・育成・売買・馬券など一連のビジネスを集約します。細分化された競走馬所有権を取引する、P2P型の二次流通プラットフォームを立ち上げます。ERC-20をベースとしたスマートコントラクトにより、取引の自動化管理がされます。
3. 配当制度と価格システム
競走馬の出走成績に応じ、賞金を配当として所有権を保有する馬主オーナーに配分します。各競走馬の成績に従って、所有権の価格が変化します。
他にも、一口馬主システムのプラットフォームには、専用アプリを通じ以下のコンテンツを利用することができます。
収益モデル
Winning Horse Clubは競馬に関する一連のサービスを提供することにより、安定的な収益モデルを実現します。
1. 賞金収入
クラブが所有する競走馬がレースに参加し、賞金を得た場合、その5%はクラブの収入になります。
2. 取引手数料
会員は自身で所有している一口馬主権を当プラットフォームで自由に売買することができます。競走馬のそれまでの成績や年齢の変化に伴ってその馬主権の価値も変動します。また競走馬は血統がとても重要視されますので、有名馬の血を引き継ぐ競走馬への取引注文が殺到することが予想されます。
プラットフォーム上での取引では、毎回の取引金額に応じて手数料が発生します。
3. 管理費
各会員は一口馬主として競走馬に出資する際に、その内の15%が管理費用(運営費)として計上されます。月2回出資会員に競走馬の最新映像や写真提供がなされ、直近の競走馬のコンディションを世界中どこにいても確認することが出来ます。
4. 広告収入
各国レースの海外放送権を得て、会員向けのオリジナルプログラムを配信します。
さらに今後は、スポンサー募集を行なっていく予定です。
ロードマップ
「一口馬主クラブ」は今後、以下のスケジュールでプロジェクトを進行していく予定となっています。
また、「競馬ブロックチェーン協会」を設立することを計画しています。競馬とブロックチェーンはそれぞれで国境を越えた世界共通のものです。中国をはじめ、東南アジア、欧米、豪州などの国々とブロックチェーンを使った一口馬主クラブシステムの普及促進を目的としています。
中国市場における競馬事業の解禁は、世界中の競馬ファンにとって大きな出来事になるでしょう。それに伴い、この一口馬主プロジェクトによって世界中の人々が馬主になることができ、馬主として競馬に参加できるようになる非常に画期的なプロジェクトとなっています。この機会に馬主になってみてはいかがでしょうか。
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