電通アイソバーがスタッフの積極参加とCX重視の新しい店舗DX「One Tempo」を提供

DXプロジェクトの立ち上げ、課題抽出、設計、導入、運用支援までワンストップで実現

グローバルデジタルエージェンシーの電通アイソバーは、店舗DX(デジタル変革)ソリューションの新サービス「One Tempo(ワンテンポ)」の提供を始める、と6月4日に発表した。DXプロジェクトの立ち上げから課題抽出、設計、導入、運用支援をワンストップで実現する。EX(従業員体験)とCX(顧客体験)の2つを重視して、従業員がデジタルに積極的に取り組む仕組みと、顧客との新たな関係をオンラインとオフラインで構築する。

EXでは、スタッフの意欲を高めるため貢献度を数値化して評価。CXでは、強みのCXデザインを生かしてオンラインとオフラインを融合するDXソリューションを店舗に導入する。コマースプラットフォームの「Salesforce Commerce Cloud」や「Adobe Commerce」「Shopify」でECサイトを構築し、マルチチャネルで顧客データを活用するOne to Oneマーケティング(顧客の好みや属性に応じたマーケティング)を提供する。

提供するメニューには、リアル店舗内でデジタルを活用した双方向コミュニケーションの「3D空間ストア」や、販売員とオンラインで在宅顧客とつながる「オンライン接客」、店舗の壁をヴァーチャルの商品棚にする「サイネージコマース」がある。ソーシャル上でショッピング体験する「ライブコマース」や、手厚いサポートでロイヤルカスタマー(優良顧客)のエンゲージメント(つながり)を向上する「パーソナルコンシェルジュ」もある。

用語集CX / DX / EX
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