くふうカンパニーHDのくふう生活者総合研究所は、「福袋」に関する調査結果を発表した。家計簿サービス「くふうZaim」ユーザー、チラシ・買い物情報サービス「くふう トクバイ」ユーザーの計5403人が回答している。
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6割以上の人が「福袋の予算は1万円未満」
まず「くふう トクバイ」の契約企業35社に福袋について聞くと、7割を超える企業が年始の販促に福袋販売を予定していた。一方消費者側5403人に「福袋を購入するか/しないか」について聞くと、調査を行った2025年11月末~12月頭時点で、「購入する」と決めている人(購入済みを含む)が11.1%、「未定(これから検討する)」が20.5%。
「福袋の検討時期」を聞くと、「8月より前」4.2%を筆頭に「9月」1.1%、「10月」6.4%、「11月」20.0%となり、実際の商戦時期の12月~1月以前に、3割超の人が11月までに検討(さらには購入)が済んでいることがあきらかとなった。
「福袋の中身」(欲しいもの、入っていたらうれしいもの)については、「食料品」46.6%が最多だが、「割引チケット・商品引換券」45.8%がほぼそれに並んで2位。3位は「菓子・スイーツ」38.8%だった。
「福袋購入の予算」は、「5000円~1万円未満」27.7%がもっとも多く、「3000円未満」13.7%、「3000円~5000円未満」21.1%と合わせると、計6割超の人が「1万円未満」を予算としていた。
最後に「福袋購入時に重視すること」を聞くと、「価格」61.1%が大多数ながら、「好きなショップ・ブランドであること」50.6%、「中身がわかっていること」49.7%が多くあがる。価格の納得度に加え、何が当たるかわからないワクワク感以上に“好きなもの”“無駄にならないもの”が求められているようだ。
調査概要
- 【調査対象】家計簿サービス「くふうZaim」ユーザー、チラシ・買い物情報サービス「くふう トクバイ」ユーザー(「くふう トクバイ」導入企業35社)
- 【調査方法】インターネットによる調査
- 【調査時期】2025年11月28日~12月1日
- 【有効回答数】5403人