AhrefsがAI連携「リモートMCPサーバー」提供、高度なSEO分析と戦略立案をノーコードで

AI駆動型の次世代SEO分析ソリューションがスタートアップや中小企業でも利用可能に

デジタルマーケティングとSEO(検索エンジン最適化)ソリューションを展開するシンガポールのAhrefs(エイチレフス)は、自然言語のプロンプト(指示文)で高度なSEO分析と戦略立案が可能な次世代分析ソリューション「AhrefsリモートMCPサーバー」の提供を始めたと10月1日に発表した(ライトプラン以上)。ノーコード(プログラム不要)で必要なデータを取得し、高度な解析からプランニングまで生成AI(人工知能)が自動実行する。

Ahrefs、リモート MCP サーバーを全プラン対応で正式リリース。サービスのイメージ画像

AhrefsのAI駆動型SEO分析はエンタープライズ企業に限定されていたが、MCP規格を活用してAhrefsがホスティングするリモートMCPサーバーはローカルサーバーが不要。スタートアップや中小企業、個人事業主などあらゆる規模のビジネスで利用可能になる。MCPは米国Anthropicが2024年に提唱したAI外部連携の標準化プロトコル。同社の「Claude」のほか「ChatGPT」「Microsoft Copilot」など主要AIツールと安全に連携できる。

リモートMCPサーバーに一度接続すればユーザーの複数デバイスで利用可能。主要AIツールのセットアップも大幅に簡易化され、幅広いユーザーがAIとSEOデータの融合の恩恵を受けられる。「競合他社の上位キーワードを教えて」「バック(被)リンクの傾向を分析して」など自然言葉で複雑なSEO分析を指示でき、Ahrefsの豊富なSEOデータベースからAIが最適なデータを自動選択して取得して戦略的なSEOプランニングまで提案する。

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