Ahrefsが「ブランドレーダー」をアップデート、Googleの「AIモード」に正式対応

「ブランドレーダー2.0」、GEO戦略ツールに、UI刷新・API提供・レポート強化も

山川 健(Web担 編集部)

9月10日 7:02

SEO(検索エンジン最適化)分析・AI(人工知能)検索解析・データ分析など包括的なマーケティングソリューションを展開するシンガポールAhrefs(エイチレフス)は、同社のプラットフォーム「ブランドレーダー」をアップデートした「ブランドレーダー2.0」を9月9日発表した。GoogleのAIによる検索サービス「AIモード」に正式対応するなど機能を強化した。

ブランドレーダーは、ブランドのAI、検索、ウェブでの存在感を一元的に可視化することでブランドの強い領域、見落としている領域、アクションが必要な領域が分かるプラットフォーム。ブランドレーダー2.0は、AIモードへの正式対応に加え、UI(ユーザーインターフェイス)刷新、API提供開始、レポート機能の強化を行った。日本語に完全対応している。

Ahrefsの「ブランドレーダー 2.0」がGoogle「AI モード」に正式対応

GoogleのAIモードと「ChatGPT」「Perplexity」「Gemini」「Copilot」「AI Overviews」の各AIエンジンの1億件以上のプロンプトデータとウェブ指標を一元化する。ブランドの露出状況が包括的に分かるGEO(生成エンジン最適化)戦略ツールと位置付けている。競合ブランドの言及やコミュニティ内の議論も把握でき、見逃していた露出機会が見付けられる。

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