TikTokの「いいね」と「セーブ」どう使い分けてる? 男女で違う“タブ”の使い方【エクスクリエ調べ】
TikTokでの購買行動、男性は「フォロー中」女性は「フォロー外」のインフルエンサーを参考に?
9/10 8:00 調査/リサーチ/統計 | 調査データ
クロス・マーケティンググループのグループ会社であるエクスクリエは、「SNSにおける購買行動~TikTok編~」のWebアンケート調査を実施した。全国15歳~69歳男女1,200人を対象に調べている。
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TikTokの「おすすめタブ」「いいね」「セーブ」の使い分けは?
まず、購買プロセスの各フェーズにおいて、TikTokのどの機能を利用しているかを性年代別で見ると、男性は比較的早い段階から「検索タブ」を使い、特定のブランドや商品を検索する傾向が見られた。また、「フォロー中タブ」や「友達タブ」を積極的に利用する点も特徴的だった。
一方で、女性は新商品の発見において「おすすめタブ」を中心に利用しており、「フォロー中タブ」や「友達タブ」の利用は男性よりも少なかった。
続いて、TikTokでの購買において参考にしている発信者を見ると、男女ともに「一般ユーザー」からの情報を最も重視していることがわかった。
また、女性は「フォロー外のインフルエンサー」からの情報を重視する傾向が強かった一方で、男性は「フォロー中のインフルエンサー」や「企業・ブランドの公式アカウント」を参考にしていた。商品の比較・検討段階においては、「友人・知人」の意見を参考にする割合が、男性の方が女性よりも10ポイント以上高かった。
最後に、投稿に対して「いいね」「セーブ(保存)」を押す理由を聞くと、「いいね」は「動画が面白い・楽しいという気持ちを表現するため」「投稿者への応援・支持を示すため」といった、感情的なエンゲージメントが深く関わっていた。
一方で、「セーブ」は「後で見返したい動画として記録するため」「参考にしたい情報として記録するため」など、記録としての役割が強いことがわかった。
調査概要
- 【調査期間】2025年8月21日(木)
- 【調査対象】全国に住む15歳〜69歳の男女で、普段TikTokを利用している人
- 【有効回答数】1,200人
- 【調査方法】クロス・マーケティング「QiQUMO」を利用した調査
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