東南アジアで最も関心の高い日本製品は? 日本の伝統工芸品も意外な結果に【Koeeru調べ】
9割が食品に興味! 東南アジアが求める日本の本当の魅力。
3/21 8:00 調査/リサーチ/統計 | 調査データ
Koeeruは、東南アジア市場における日本の伝統工芸品への関心度や購買実態を把握するため、日本、シンガポール、ベトナムで調査を実施した。
関心が高い日本の商品カテゴリは「食品」
「関心が高い日本の商品カテゴリ」を聞いたところ、最も関心が高いのは「食品(お茶やお菓子など)」で、シンガポール 91.4%、ベトナム 79.3%だった。次に関心が高いカテゴリは、シンガポールでは「ファッション・アクセサリー」68.5%、ベトナムでは「テクノロジー」66.2%だった。
「日本の伝統工芸品」においては、シンガポール 54.3%、ベトナム 59.1%と、両国ともに半数を超えていた。

「伝統工芸品への興味がある」と回答した人に、「訪日経験があるか」を聞いたところ、シンガポールでは84.1%、ベトナムでは68.4%が「ある」と回答した。

伝統工芸品に興味が無い理由のトップは「日常生活で使う機会が少ない」
「日本の伝統工芸品に興味がない理由」を聞いたところ、両国共通で最も多いのは「日常生活で使う機会が少ない」との回答で、シンガポール 51.1%、ベトナム 45.7%だった。
次に多いのは「価格が高いと感じる」という理由で、シンガポール 27.8%、ベトナム 27.2%だった。

日本を含めた3カ国で「日本の伝統工芸品に魅力を感じる理由」を聞いたところ、いずれの国でも「美しいデザイン」に対する評価が高く、特にシンガポールやベトナムにおいては「高品質な素材」や「歴史や文化的価値」についても魅力として高く評価されていた。

調査概要
- 【対象国】日本、シンガポール、ベトナム
- 【サンプルサイズ】日本100名、シンガポール190名、ベトナム181名
- 【対象者】16歳以上:各国共通/日本の伝統工芸品関心層:シンガポール、ベトナム 各国100名/日本の伝統工芸品非関心層:シンガポール90名、ベトナム81名
- 【調査期間】2024年12月
- 【調査方法】オンライン調査(Koeeruによるグローバルリサーチ)
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