電通がテレビ朝日などとメタバースのマーケティング活用を深める共同出資事業を開始

第1弾でテレビ番組連動型イベント「メタメタ大作戦」開催、テレビコンテンツが起点

電通は、メタバース(仮想空間)のマーケティング活用を深める事業を始める、と5月31日発表した。テレビ朝日、メタバースプラットフォーム開発・運営のクラスターとの共同出資事業となる。新たな体験型エンターテインメントの提供、個人が自らの表現で収入を得るクリエイターエコノミーの機会創出、企業によるマーケティングへの活用支援を目的にする。

メタバースのビジネス利用が注目されていることが背景。マスメディアとイマーシブ(没入型)メディアを組み合わせた新しいユーザー体験の提供と、メタバースをマーケティングに活用するテレビメディア連動型効果指標モデルの設計・トライアルを行う。第1弾で、テレビ番組連動型メタバースイベント「メタメタ大作戦」を7月20日~9月1日に毎日開催する。

メタメタ大作戦は、テレビ朝日のバーチャルタウン「光と星のメタバース六本木」内の特設会場で開き、テレビ番組連動ブースを展開。参加者同士が楽しめる企画を提供する。参加は無料。テレビのコンテンツを起点にすることで参加者を増やし、エンターテインメントの場を企業のコミュニケーションやマーケティングの場に活用するための環境を整備する。

 

「メタメタ大作戦」の特設会場  (C)金城宗幸・ノ村優介・講談社/「ブルーロック」製作委員会
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