スタートアップの将来宇宙輸送システム(ISC)が宇宙旅行の先行予約アンケートを開始

回答すると宇宙旅行の情報を優先案内、三井住友海上の宇宙旅行保険の検討にISCも参画

宇宙往還を可能とする輸送システムの実現を目指すスタートアップの将来宇宙輸送システム(ISC)は、2040年の実現を目指す「宇宙旅行の先行予約(アンケート)」を始めた、と12月20日に発表した。先行予約に回答すると、宇宙旅行に関する情報を優先的に案内する。アンケートの回答情報を踏まえて宇宙旅行の事業検討を本格化する。

ISCは、「毎日、人や貨物が届けられる世界。そんな当たり前を、宇宙でも。」をビジョンに掲げ、完全再使用型の単段式宇宙往還機(SSTO)を用いた高頻度宇宙輸送の実現を目指している。宇宙旅行は、2030年代の本申込の受付開始と、2040年代の就航開始が目標。宇宙旅行の費用や旅程は特設サイトで確認できる。

宇宙旅行における補償・サービスの提供に向けて、三井住友海上火災保険が賛同者を募り、ISCも参画する意向を表明した。ISCを含めた宇宙業界、旅行業界、弁護士業界、医療業界、地方自治体など17の企業・団体から意向表明書を三井住友海上は受け取り、宇宙旅行の実現に不可欠な宇宙旅行保険の実現に向けて、さらに検討を進める。

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