電通デジタルが次世代マーケティング活動をAI活用で支援する4つのサービスの提供を開始
デジタルマーケティング事業の電通デジタルは、企業の次世代のマーケティング活動をAI(人工知能)の活用で統合的に支援する4つのサービスの提供を10月5日に始めた、と同日発表した。3つのAIアプリケーションとそれらを支える基盤となるプラットフォームの計4つ。同社が展開するAIサービスブランドを新たに「∞AI(ムゲンエーアイ)」と定めた。
AIプリケーションは「∞AI Ads(ムゲンエーアイアズ)」「∞AI Chat(ムゲンエーアイチャット)」「∞AI Contents(ムゲンエーアイコンテンツ)」で、生活者が商品・ブランドを発見、理解してファンになることをサポート。プラットフォームは「∞AI Marketing Hub(ムゲンエーアイマーケティングハブ)」と呼び「データハブ」と「AIハブ」で構成する。
∞AI Adsはバナー広告や検索連動型広告の改善を助けるアプリケーションで、認知の獲得を図る。∞AI Chatは理解醸成が狙いとなり、ユーザーへのパーソナライズ対応を実現した対話型AI開発を支援する。∞AI Contentsはユーザーのロイヤリティ(愛着心)を高めるためのAI活用によるバーチャルヒューマン(仮想の人間)やオウンドメディア構築など。
∞AI Adsは、∞AIの名称で2022年12月に一部企業への先行導入を始めていた。今回、AIサービスブランドを∞AIにしたことで、∞AI Adsに改名するとともに、対応する広告配信プラットフォームや広告メニューを拡大するなどサービスを強化して提供する。先行導入では1件のコンバージョン(最終成果)獲得費用が50%以下に削減された事例もあるという。
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