2025卒学生が就職したい企業、文系「伊藤忠」理系「ソニー」がそれぞれ1位【産経×ワークス・ジャパン調べ・中間発表】

インターンシップの充実を評価する2025卒大学生が多い。

産経新聞社とワークス・ジャパンは、2025年3月卒業・修了予定の大学生、大学院生を対象に「就職希望先企業」の調査を実施し、中間結果を文系・理系それぞれのランキング形式で発表した。1,176人が回答している。

インターンシップが充実している企業が、就職したいランキング上位に

文系総合ランキング1位は「伊藤忠商事」。対面型での自社イベントに加え、SDGsの展開を学ぶ企画「ミライテラス」を朝日新聞社と共催で実施したことなどが評価された。2位「三菱商事」、3位「住友商事」はインターンシップ/ワークショップが評価されたという。トップ3を総合商社が占めているが、採用の早期化・学生のエントリー数減少といった動きを受け、地道な活動に注力したことが奏功したと見られる。

理系総合ランキングでは「ソニーグループ」が1位。2週間のインターンシップはコースの種類が100超におよび、充実した内容が支持された。2位「NTTデータ」もワークショップ型/プロジェクト型の2種類のインターンシップを用意し、約800名の参加者を募集していた。

評価理由についてインターンシップの充実をあげる声が多いが、「参加したインターンシップで良かったと思う内容」を聞くと、「実際の職場に入った業務体験」が特に多かった。

調査概要

  • 【調査対象】2025年3月卒業見込みの全国大学3年生、大学院1年生
  • 【調査方法】就職対策サイト「キャンパスキャリア」およびワークス・ジャパン主催の各種イベントでアンケート告知を行い、Webアンケートを実施
  • 【調査時期】2023年4月17日~7月17日
  • 【有効回答数】1,176人(文系総合706人、理系総合470人)
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