2022年上半期SNSで話題になった料理ワード、2位は「麻薬たまご」。1位は?【アイランド調べ】
インスタやTwitter、ブログなどSNSで話題になった料理関連のワードを調査。
2022/7/2 8:00 調査/リサーチ/統計 | 調査データ
アイランドは、「2022年上半期のトレンド料理ワード大賞」を発表した。同社が運営する料理インフルエンサーネットワーク「フーディストサービス」のブログやInstagram、TwitterなどのSNSで話題になった料理関連のワードについて、ユーザーアンケートを実施。371人が回答している。
「多様化する健康志向」と「アジアグルメの日常化」がカギ
その結果、「2022年上半期のトレンド料理ワード大賞」グランプリは「オートミール」が獲得した。健康志向とアレンジのしやすさで急速に注目を集め、水と混ぜてレンチンする「米化」という新しい食べ方で市場が急拡大した。コンビニなどでも新商品の陳列が目立っている。
2位は韓国発の味付け卵「麻薬たまご」がランクイン。香辛料を大量に効かせた味は中毒性が高く、「麻薬」という単語が使われるが、そのために賛否が分かれる存在になった。一方でお試ししやすさが人気で、「合法卵」「○○風 味付け卵」といったネーミングでのSNS投稿も多い。
3位はこちらも韓国発の「ヤンニョム〇〇」。コチュジャンを使った合わせ調味料「ヤンニョム(薬念)」をベースとした味付けで、ヤンニョムチキンがメジャーになり、ヤンニョム肉団子、ヤンニョムちくわなど、チキン以外のものにも使う人が増えているという。
そのほか、トップ10のキーワードとして以下がランクインした。
- 1位:オートミール
- 2位:麻薬たまご
- 3位:ヤンニョム〇〇
- 4位:大量消費レシピ
- 5位:アラジントースター
- 6位:姜葱醤(ジャンツォンジャン)
- 7位:スイッチ一発!レシピ
- 8位:豆腐干・豆腐皮・トーカンスー
- 9位:ノンフライ機能付きオーブン
- 10位:別茹で不要
これらの結果について、フーディストサービス統括リーダーの久永千恵氏は、「多様化する健康志向」と「アジアグルメの日常化」という傾向を指摘している。
また2022年下半期における注目点としては、「米食の見直し」「ヨーロッパの郷土菓子」「ニッチ系の調理家電」といった潮流が指摘されている。
調査概要
- 【調査対象】フーディストサービスに参加するユーザー(10代~60代以上の男女)
- 【調査方法】同社が運営する「レシピブログ(ブログ)」「フーディーテーブル(Instagram)」「スグレピ(Twitter)」の各編集部が、期間中の検索数や投稿数などを基に2022年上半期に注目された料理関連ワードを選出してアンケートを実施
- 【調査対象時期】2021年12月1日~2022年4月30日
- 【アンケート実施期間】2022年5月19日~26日
- 【有効回答】371人
ソーシャルもやってます!