イイダ靴下がMatterportの360度カメラで撮影した製品のバーチャル展示ルームを開設

ECサイトで平面で見せていた製品に回り込んだり、実際に目の前にあるように見せられる

小島昇(Web担編集部)

2022年5月12日 7:01

靴下・婦人インナー製造・販売のイイダ靴下(佐賀県江北町)は、製品を360度で見せられる仮想空間「THE360度空間・佐賀ファクトリーショップ」による閲覧を始めた、と5月11日に発表した。米国マターポート(Matterport)の360度撮影可能なカメラを使い、佐賀県江北町のみんなの公園内で撮影した。

展示場入口

コロナ禍で東京や大阪の展示会に出展したり、販売会を開催したりできないため、靴下やタイツで珍しいバーチャル展示場をMatterport内に開設した。店舗を歩くように床の白い丸をクリックして進み、さまざまな角度から見ることが出来る。商品にある赤色の2重丸をクリックすると拡大され、製品ページへのリンクが表示される。

室内

製品写真を載せる通常のECサイトでは、商品を並べて比較したり、立体感を確認したり出来ないが、バーチャル展示場では実店舗で見る様に360度から商品を見ることができる。タイツ商品比較で、アスリートランナー用で薄くオールシーズンに使える透け感か、透け感を抑えた商品かの違いが分かる。

ECサイト例
製品背面
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