コロナ第6波でワクチン3回接種意向が拡大、「より多くの人が接種してほしい」【クロス・マーケティング調べ】
クロス・マーケティングは、「新型コロナウイルスワクチンに関する調査(第5回)」の結果を発表した。ワクチン接種状況と今後の接種意向、コロナ感染増に対して不安に思う点、国や自治体に望むコロナ対策などについて、全国20歳~69歳の男女1,100人から回答を得ている。
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コロナ感染増で心配しているのは経済状況の悪化
まず「ワクチンの接種状況(今後の接種意向も含む)」を聞くと、全体では「すでに3回接種済み」という人は2.8%ほどで、「2回接種済みで3回目接種意向あり」67.7%が最多となった。年代が上がるほど3回目接種意向は強くなり、60代では83.6%に達している。一方で、「2回接種済みだが3回目は接種したくない」という人も全体では10.6%ほど存在する。
「ワクチン接種に対する考え」としては、「より多くの人に接種してほしい」37.6%と「なるべく早く3回目を接種したい」37.2%が上位。自分も周りもワクチン接種することで予防を強めるという考え方が強い。また「重症化リスクの高い人、医療従事者の3回目接種を優先してほしい」という意見も多い。消極的な意見はいずれも1割程度に留まっている。
「コロナ感染増に対して、心配している点、不安に思う点」を聞くと、「経済状況が悪化しないか心配」43.5%が最多だった。これは個人的な経済状況と社会的な経済状況の両方が含まれた結果と思われる。2位以下には「医療従事者の感染者・濃厚接触者が増えて人手が足らなくなりそうで心配」39.4%、「重症者が増えて医療体制が逼迫しないか心配」35.5%と医療体制への不安があがった。
「コロナ対策として、国や自治体にしてほしいこと」については、「ワクチンの3回目接種を早く推進してほしい」39.2%が「オミクロン株の分析をもっと進めて情報発信してほしい」34.5%を上回って1位となっている。
調査概要
- 【調査対象】全国47都道府県20~69歳の男女
- 【調査方法】インターネットリサーチ(セルフ型アンケートツール「QiQUMO」使用)
- 【調査時期】2022年1月14日~16日
- 【有効回答数】1,100サンプル
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